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番外編 クボタさんの魔物図鑑
クボタさんの魔物図鑑 その201 アレンシー
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No.225 アレンシー
魔人類スケビト科
体長 1.6~1.7m
体重 70~80kg
能力値(野生下での平均値)
『力』300~450
『魔力』2000~2500
『機動力』600~700
討伐依頼受諾可能最低ランク
E
・俺のまだ行った事のない地方に生息しているらしい。
・集会所兼酒場にてコイツの噂話を聞き、この魔物の存在を知った。
実はこの世界にもいる透明人間……それがこの魔物、アレンシーだ。今日はコイツを紹介しようと思う。
コイツは魔人類というだけあって、手足、胴体等は人間に近いものを持つ魔物だ。
だが、頭は何だか恐竜のようだし、尾は生えているし、鱗はあるしで……結構変な見た目をしている。
そして何故、そんな変な見た目をしているのかと言うと……どうやらコイツ、※『サウリマン』の近縁種であるようだ。
なるほど、だからアレと同じように、人と爬虫類が合体したかのような姿をしているのだろう。
アレンシーは俺のまだ行った事のない地方にて生息している。そこでは特定の棲家は持たずに色々な場所を移動し、夜には洞窟等で眠りにつくんだそうだ。
餌とするものは雑食性なので何でも良いそうだ。
ただ、どちらかと言えば他の魔物……つまり肉が好物であるのだと言う。
コイツ最大の特徴は勿論、最初にも言ったように『透明人間』とも称される程、身を隠すのが上手い事だろう。
そして、それは『単純に隠れるのが上手い』と言う事ではない。コイツは自身の魔力と鱗を使って身を隠すのだから、もっと正確に言えば『周囲の風景に溶け込むのが上手い』となるのだ。
それを今から説明しよう……
このアレンシーという魔物は、全身の鱗を自分の周囲にある物等と似たような色に変化させる、カメレオンのような芸当が出来るのだが……
そこから更に、コイツは光の反射を利用し、相手にあたかも『本当に消えた、透明になった』かのように錯覚させる事までもが可能なのだ。
ちなみにそれは頭が良いのではなく、本能的に行っているらしい。
なのである程度、そうする前の行動の予測は可能であるため、(光がこの角度から来ている時は大体コイツはしゃがむ……とかな)その行動パターンさえ頭に叩き込んでおけば、割と簡単に対処する事が出来るんだそうだ。
そしてもう一つちなみに言っておくと。
上記した通り透明(みたいな状態)になるためには、光が必須であるので……雨とか、曇りの日なんかは普通に見えるらしいぞ。
まあ、そんなんはどうでも良いとして……
コイツと戦闘する場合には、それ以外にも注意しなければならない事が沢山あるのだ。
一つは『その光の反射で目をやられる』事だ。
こうなるとコイツどころか世界全てが見えなくなるので気を付けよう。あまりアレンシーがいると思われる場所を注視し過ぎてはならないぞ。
もう一つは『大して力が強くない』事だ。
『それはむしろ都合が良いのでは?』と、思うだろうが……実際、〝コイツの力が弱いせいで〟敗北……最悪の場合は死んでしまう者は少なくないらしいのだ。
その理由は今から説明するので、とりあえず聞いて欲しい。
何でもコイツは、Eランクで討伐可能となる魔物としては力が弱いため。
初撃を喰らった者達は、『あれ?コイツ透明な事と、割とすばしっこい事が面倒なだけで攻撃は大して強くないから、頑張れば倒せるんじゃないか?』と、無意識のうちに油断してしまうのだと言う。
(そして、そのように油断してしまう者の殆どが『自身の力を過信している者』であるらしい。皆も自分の実力を見誤らないようにしよう)
それで深追いしたり、こちらの攻撃は当てられないのにアレンシーの攻撃ばかりが命中し、尚且つそれを下手に耐えてしまい、『何でこんな雑魚に一方的にやられなければならないんだ!』と激昂して冷戦な判断が出来なくなり……とかで敗北するのが、よくある〝負けパターン〟なんだそうだ。
しかし、これを知ってさえいればコイツは充分強く、危険な魔物である事は理解出来たはずだ。
だからもし、アレンシーと対峙する事になった場合のため、今の言葉は是非覚えておいて欲しい。必ず冷静に対処しよう。
最後に余談ではあるが、コイツは『透明っぽくなれる』という特徴があるせいか色々な噂話、創作話で登場するんだそうだ。
そして、そのジャンルは『ホラー』が最も多いのだと言う……
まあ、透明人間に襲われたりなんてしたら怖いからな、その気持ちは分かる。
※ サウリマン 『クボタさんの魔物図鑑 その139』にて紹介
魔人類スケビト科
体長 1.6~1.7m
体重 70~80kg
能力値(野生下での平均値)
『力』300~450
『魔力』2000~2500
『機動力』600~700
討伐依頼受諾可能最低ランク
E
・俺のまだ行った事のない地方に生息しているらしい。
・集会所兼酒場にてコイツの噂話を聞き、この魔物の存在を知った。
実はこの世界にもいる透明人間……それがこの魔物、アレンシーだ。今日はコイツを紹介しようと思う。
コイツは魔人類というだけあって、手足、胴体等は人間に近いものを持つ魔物だ。
だが、頭は何だか恐竜のようだし、尾は生えているし、鱗はあるしで……結構変な見た目をしている。
そして何故、そんな変な見た目をしているのかと言うと……どうやらコイツ、※『サウリマン』の近縁種であるようだ。
なるほど、だからアレと同じように、人と爬虫類が合体したかのような姿をしているのだろう。
アレンシーは俺のまだ行った事のない地方にて生息している。そこでは特定の棲家は持たずに色々な場所を移動し、夜には洞窟等で眠りにつくんだそうだ。
餌とするものは雑食性なので何でも良いそうだ。
ただ、どちらかと言えば他の魔物……つまり肉が好物であるのだと言う。
コイツ最大の特徴は勿論、最初にも言ったように『透明人間』とも称される程、身を隠すのが上手い事だろう。
そして、それは『単純に隠れるのが上手い』と言う事ではない。コイツは自身の魔力と鱗を使って身を隠すのだから、もっと正確に言えば『周囲の風景に溶け込むのが上手い』となるのだ。
それを今から説明しよう……
このアレンシーという魔物は、全身の鱗を自分の周囲にある物等と似たような色に変化させる、カメレオンのような芸当が出来るのだが……
そこから更に、コイツは光の反射を利用し、相手にあたかも『本当に消えた、透明になった』かのように錯覚させる事までもが可能なのだ。
ちなみにそれは頭が良いのではなく、本能的に行っているらしい。
なのである程度、そうする前の行動の予測は可能であるため、(光がこの角度から来ている時は大体コイツはしゃがむ……とかな)その行動パターンさえ頭に叩き込んでおけば、割と簡単に対処する事が出来るんだそうだ。
そしてもう一つちなみに言っておくと。
上記した通り透明(みたいな状態)になるためには、光が必須であるので……雨とか、曇りの日なんかは普通に見えるらしいぞ。
まあ、そんなんはどうでも良いとして……
コイツと戦闘する場合には、それ以外にも注意しなければならない事が沢山あるのだ。
一つは『その光の反射で目をやられる』事だ。
こうなるとコイツどころか世界全てが見えなくなるので気を付けよう。あまりアレンシーがいると思われる場所を注視し過ぎてはならないぞ。
もう一つは『大して力が強くない』事だ。
『それはむしろ都合が良いのでは?』と、思うだろうが……実際、〝コイツの力が弱いせいで〟敗北……最悪の場合は死んでしまう者は少なくないらしいのだ。
その理由は今から説明するので、とりあえず聞いて欲しい。
何でもコイツは、Eランクで討伐可能となる魔物としては力が弱いため。
初撃を喰らった者達は、『あれ?コイツ透明な事と、割とすばしっこい事が面倒なだけで攻撃は大して強くないから、頑張れば倒せるんじゃないか?』と、無意識のうちに油断してしまうのだと言う。
(そして、そのように油断してしまう者の殆どが『自身の力を過信している者』であるらしい。皆も自分の実力を見誤らないようにしよう)
それで深追いしたり、こちらの攻撃は当てられないのにアレンシーの攻撃ばかりが命中し、尚且つそれを下手に耐えてしまい、『何でこんな雑魚に一方的にやられなければならないんだ!』と激昂して冷戦な判断が出来なくなり……とかで敗北するのが、よくある〝負けパターン〟なんだそうだ。
しかし、これを知ってさえいればコイツは充分強く、危険な魔物である事は理解出来たはずだ。
だからもし、アレンシーと対峙する事になった場合のため、今の言葉は是非覚えておいて欲しい。必ず冷静に対処しよう。
最後に余談ではあるが、コイツは『透明っぽくなれる』という特徴があるせいか色々な噂話、創作話で登場するんだそうだ。
そして、そのジャンルは『ホラー』が最も多いのだと言う……
まあ、透明人間に襲われたりなんてしたら怖いからな、その気持ちは分かる。
※ サウリマン 『クボタさんの魔物図鑑 その139』にて紹介
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