異世界魔物大図鑑 転生したら魔物使いとかいう職業になった俺は、とりあえず魔物を育てながら図鑑的なモノを作る事にしました

おーるぼん

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番外編 クボタさんの魔物図鑑

クボタさんの魔物図鑑 その202 スクアーガ

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No.226 スクアーガ
魔鳥類ウロコドリ科

体長 1.2~1.5m
翼幅 3~3.3m
体重 13~17kg

能力値(野生下での平均値)
『力』800~930
『魔力』0
『機動力』500~660

討伐依頼受諾可能最低ランク
E

・ロシバ地方、他国等に生息。
・ロシバ地方訪問時に発見。

コイツは水辺で生活する魔鳥類の魔物、スクアーガだ。

スクアーガはロシバ地方に生息している。

ただ、たまに他の地方でも姿を確認される事があるようだが……個体数は少ないので、恐らくそういったものは餌を求めて一時的にやって来ただけなのだろう。

餌とするものは主に他の魔物だ。
その中でも魔獣類の魔物を特に好み、積極的に狙い、襲い掛かるのだと言う。

コイツは何と『羽根の部分以外が鱗で覆われている』という特徴を持っている。

 それも爬虫類のようなものではなく、魚が持つような鱗をだ。

そして、それは狩りにも、身を守る事にも役立つらしい。今から説明しよう。

まずは身を守る事についてだ。
スクアーガは普段羽を内側に折り畳み、そこが濡れないように保護した上で、水面に浮かび魔水類の魔物……それも魚系の魔物に擬態しているのだと言う。

そう、スクアーガはそうする事で身を守っているのだ。水中深くならともかく、水面付近にコイツを簡単に倒せるようなサイズ、戦闘能力を持った魔物などなかなかいないからな。

ただ、※『ツブレルガ』が浮上して来た時はやられてしまうようだが……

次に狩りについてだな。

先程も言ったが、スクアーガは魔獣類魔物を好む(勿論、餌としてな)……そう、周囲の魔水類魔物よりもな。

だからコイツは、そのような魔物を捕食するため狩りを行うのだが、これもまた水面から行われるのだ。

それも、〝擬態したまま〟だ。

コイツは地上を移動している魔物が自身の近くを通るとそれに狙いをつけ、すぐさま擬態を解除して襲い掛かる。

そうされた獲物は突然の事に驚き、反撃、逃走等に移るための行動が遅れてしまい、スクアーガはそれを……といった感じだ。

つまり、コイツは獲物に奇襲を掛ける事で狩りの成功確率を最大限にまで引き上げているのだ。

また、そのお陰かスクアーガの狩りは約60%もの確率で成功するのだと言う。

(我が国の研究者達が調べたようだ)

まあ、獲物として狙うのは自分よりも弱く、小さい魔物なんだろうし、この高確率にも納得だな。

それとコイツ、自分よりデカいからか人間は襲わないらしい。

(ただし子供は別だ。注意してくれ……ていうか何の目的、対策もなく魔物のいる場所に子供連れで行ってはいけないぞ)

だからこれを聞いても不安がる必要はないぞ。

それに……例えコイツがいなくとも。

ロシバ地方の水辺が危険な事には変わりないのだから、どの道警戒はしなければならないのだし……



注釈

※ ツブレルガ 『クボタさんの魔物図鑑 その38』にて紹介
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