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番外編 クボタさんの魔物図鑑
クボタさんの魔物図鑑 その203 パドバギン
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No.227 パドバギン
魔水類アゴウオ科
体長 7.1~8m
体重 15~20t
能力値(野生下での平均値)
『力』4450~5000
『魔力』0
『機動力』170~300
討伐依頼受諾可能最低ランク
C(B推奨)
・主な生息地は海。それと、ロシバ地方の水中深くにもいるようだが、数は少ないようだ。
・少し前にロシバ地方で漁業をしている人達が水面に浮上して来たコイツを目撃したらしい。そのような話を聞き、この魔物の存在を知った。
今回紹介するのはこの世界に結構多い弩級サイズの魔水類魔物の一つである、パドバギンだ。
(ただコイツは……弩級艦よりも小さいから弩級サイズというのは正確には違うかもしれないが、とりあえずデッカい魔物である事には変わりないからそれは気にしなくて良いのだ)
パドバギンは魔水類に属する、魚型の魔物である。
ではあるが……コイツは尾の方へとゆくに連れて肉体が、〝サイズ的な意味で尻すぼみ〟している。
つまり、顔のパーツはかなり大きいが、尾鰭は小さく、「そんなんで大丈夫か?」とでも言いたくなるようなものをしているのだ。そこは通常の魚型魔物とは異なる点であろう。
また、そのビッグな顔はどの個体もかなりの量の傷があり、かつ硬質化しているのでまるで本物の岩盤のようであるのだそうだ。
コイツは主に、海に生息している魔物だ。
ただロシバ地方にもいるらしいが、数は少ないし、深い場所に生息しているしで……そっちの方はあまり研究が進んでいないようだ。
餌とするものは他の魔物である。
だが、捕食するのは意外な事に※『ミズイル・ノカ』等の小さな生物ばかりであるらしい。
また、コイツは岩や流氷なんかも破壊して食べてしまうそうだ。
ただまあ、どうやらそれはやりたくてやっているワケではないようだが……
それはどう言う事かと言うと……
コイツは、パワーに進化の全てを捧げてしまった……このせいでこうなっている。
いや、こうするしかなくなっているのだ。
コイツは前述した通り、顔が大きく、尾が小さな魔物である。
そのお陰で噛み砕く力等、顔まわりのパワーは凄まじいものとなっているのだが……いかんせん下半身(?)が貧弱なので、移動、方向転換等が困難なのだ。
そう、だからコイツはプランクトン的な奴らよりも知恵があり、逃げ回る生物を追う事が出来ず、岩や流氷を避ける事も出来ずに、破壊するしかなかったのだ。
(ちなみに、機動力が低いのもこのせいである)
あと、顔に傷が多いのもこれが原因だ。
全てを顔で受け止めるしかないのだからな……
最期に余談ではあるが、パドバギンはそうして前方の障害物を破壊するしかそれから逃れる方法を持たず、またそれを破壊する際にその一部を飲み込んでしまう……つまり、体に異物を溜め込んでしまうためか、大きさの割には寿命の短い生物であるらしい。
で、その寿命とは……約15~20年くらいなんだそうだ。ちなみに、それは鯨の寿命よりも10年、ものによっては20年以上も短いぞ。
これを聞いた皆も、障害物等を破壊する際にはそれを誤飲してしまわぬよう、充分注意して欲しい。
注釈
※ ミズイル・ノカ 『クボタさんの魔物図鑑 その73』にて紹介
魔水類アゴウオ科
体長 7.1~8m
体重 15~20t
能力値(野生下での平均値)
『力』4450~5000
『魔力』0
『機動力』170~300
討伐依頼受諾可能最低ランク
C(B推奨)
・主な生息地は海。それと、ロシバ地方の水中深くにもいるようだが、数は少ないようだ。
・少し前にロシバ地方で漁業をしている人達が水面に浮上して来たコイツを目撃したらしい。そのような話を聞き、この魔物の存在を知った。
今回紹介するのはこの世界に結構多い弩級サイズの魔水類魔物の一つである、パドバギンだ。
(ただコイツは……弩級艦よりも小さいから弩級サイズというのは正確には違うかもしれないが、とりあえずデッカい魔物である事には変わりないからそれは気にしなくて良いのだ)
パドバギンは魔水類に属する、魚型の魔物である。
ではあるが……コイツは尾の方へとゆくに連れて肉体が、〝サイズ的な意味で尻すぼみ〟している。
つまり、顔のパーツはかなり大きいが、尾鰭は小さく、「そんなんで大丈夫か?」とでも言いたくなるようなものをしているのだ。そこは通常の魚型魔物とは異なる点であろう。
また、そのビッグな顔はどの個体もかなりの量の傷があり、かつ硬質化しているのでまるで本物の岩盤のようであるのだそうだ。
コイツは主に、海に生息している魔物だ。
ただロシバ地方にもいるらしいが、数は少ないし、深い場所に生息しているしで……そっちの方はあまり研究が進んでいないようだ。
餌とするものは他の魔物である。
だが、捕食するのは意外な事に※『ミズイル・ノカ』等の小さな生物ばかりであるらしい。
また、コイツは岩や流氷なんかも破壊して食べてしまうそうだ。
ただまあ、どうやらそれはやりたくてやっているワケではないようだが……
それはどう言う事かと言うと……
コイツは、パワーに進化の全てを捧げてしまった……このせいでこうなっている。
いや、こうするしかなくなっているのだ。
コイツは前述した通り、顔が大きく、尾が小さな魔物である。
そのお陰で噛み砕く力等、顔まわりのパワーは凄まじいものとなっているのだが……いかんせん下半身(?)が貧弱なので、移動、方向転換等が困難なのだ。
そう、だからコイツはプランクトン的な奴らよりも知恵があり、逃げ回る生物を追う事が出来ず、岩や流氷を避ける事も出来ずに、破壊するしかなかったのだ。
(ちなみに、機動力が低いのもこのせいである)
あと、顔に傷が多いのもこれが原因だ。
全てを顔で受け止めるしかないのだからな……
最期に余談ではあるが、パドバギンはそうして前方の障害物を破壊するしかそれから逃れる方法を持たず、またそれを破壊する際にその一部を飲み込んでしまう……つまり、体に異物を溜め込んでしまうためか、大きさの割には寿命の短い生物であるらしい。
で、その寿命とは……約15~20年くらいなんだそうだ。ちなみに、それは鯨の寿命よりも10年、ものによっては20年以上も短いぞ。
これを聞いた皆も、障害物等を破壊する際にはそれを誤飲してしまわぬよう、充分注意して欲しい。
注釈
※ ミズイル・ノカ 『クボタさんの魔物図鑑 その73』にて紹介
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