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あら、いいじゃない
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「純也くん 急いで着替えてっ!」
クラブ専属のスタイリスト スタッフが車内に待機していた。
「え、あ はい」
学生服を剥ぎ取られるように脱がされ、用意された服に着せ替えさせられる。
その様子を車内の後部座席に押し込められた華蓮がジッと見つめていた。
「純也くん 彼女? 」
スタイリストが急拵えのメイクさんに変身する。
「違いますよ クラスメートなんだけど
いろいろあって 家まで送っていいって
社長の許可貰ってます」
「あらっ 寄り道している時間ないわよ!
二時に澁谷のイベント会場だもの」
「えー! マジっすか⁈」
「そのあと港区で打ち上げあるから、彼女送って行く時間ないかも… 」
スタイリストは話しながら純也をモデル仕様に手早く整えていく。
「社長に相談してみるね」
スタッフが気を利かせる。
「ぁざーす!」
「社長が、麻布に居るから拾って行けって」
社長と電話していたスタッフが運転手に伝える。
湘山工業高校から1時間。
麻布で待つ双葉社長が車に乗り込んできた。
いつもは助手席に乗り込む社長は今日に限って華蓮の横に陣取り、華蓮をジロジロ見回した。
「純也ちゃん、恋愛は禁止!わかってる?」
ワンボックスカーの後ろから社長の声が響く。
「そんなんじゃ、 無いですから!」
派手な芸能界 それなりに誘惑は多いが純也は全く興味がなかった。
しかも この仕事も長く続けて行く気も無く
ほどほどで辞めるつもりだった。
「ま いいわ、この小汚い子どうしましょう… ねえ 純也の準備すんだらこの子ちょっと マシにできるか やってみて」
「いいですけどぉ 車内じゃ限界ありますよー社長」
「いいのよ まさか真夜中まで車に放置できないでしょ? いざとなればスタッフに紛れこませるわ 」
社長の双葉は頭の中で策を巡らすと、華蓮に向かって
「いい?貴女 今から行く先々で一切喋っちゃダメ 必ずお家に送ってあげるから、あ!マスク!マスクすれば良いわ」
スタイリストは、後部の三列シートの後ろまで器用に座席を跨いで 双葉社長と入れ替わりに華蓮の隣に座った。
「怖がらなくていいから 私に任せて」
スタイリストは身体をこわばらせている華蓮に優しく声をかけながら手早く彼女を変えていく。
今朝 校門前で生徒指導の教師が彼女を保険室に連れていった。
「先生、よろしくお願いします」
生徒指導教師は 薄汚れた制服にいつ入浴したかわからない粘ついてまとまりない髪の毛から異臭を放つ女子生徒を 保険室の保険指導女教師に押し付けるように 生徒指導業務に戻って行った。
「高さん 登校してきたのね さあお入りなさい。」
華蓮は唯一心を許せる教師に身を委ねる。
「高さん 制服は預かって置くから、とりあえず今日は予備の体操服で我慢してね」
女教師は慣れた様子で 彼女にデオドラントシートをケースごと渡して 自分で身体を拭いてお着替えなさい と指示した。
華蓮はカーテンを引いたベッドサイドで手渡された体操服に着替えてみた。
「せ、先生 着替えました」
「あらそう!カーテン開けてもいいかしら」
「はい」
着替えるには着替えたが 長い間入浴していなかったせいか、まだ華蓮から異臭が漂ってくる。
「高さん まだ背中とか拭けていないところありそうだから 先生手伝っていいかしら」
「…は、はい お願いします」
そうして とりあえず応急で華蓮の身体は
何とか清潔さを取り戻した。
仕上げに 衣類の除菌消臭スプレー
低価格のシャボンフレグランスを 吹きかけて
保険室内の籠った異臭は解消できた。
女教師のおかげで 狭い車内でも何とか我慢できる匂いだったが、
「社長 この子髪の毛ヤバいですよ!もう何日も洗って無いかんじ ベタつきと絡まりでコームが通りません!」
「何とかなさいよ!あなたもプロのはしくれでしょっ!」
…なんとかしろったって…
「そろそろ 到着です!」
運転手がイベント会場の関係者駐車場へ
車を滑り込ませる。
「純也、スタッフと先に楽屋入りしてっ、私は挨拶回りしてから行くわ、 後ろの
小汚い子 スタイリストのするようにまかせるのよ! マシになったら 連れてきて!
あっ マスク マスク忘れないでっ」
双葉社長の指示には、誰も逆らえない。
相当なブラック企業でもある。
車内には スタイリストと高 華蓮が取り残された。
「ねえ お願いって言うか、頼みあるんだけど、…」
「はい」
「貴女の髪の毛 私では手に負えない…でも
社長は何とかしろって… それで…いいにくいんだけど…」
スタイリストが口籠もると
「ここで切れるなら …切って…」
「い、いいの? 切っちゃうと 戻らないよ」
先にお願いしようとした事を目の前の女子高生がいいだした。
「はい、車内汚しちゃいますね…」
「あーそれはいいの よくある事だから
「よくあるんですか?」
「ええ モデルさんが 気に入らない跳ねっ毛を切ってとか、前髪ぱっつんの位置が毎日1ミリ伸びただけでも気になるモデルさんとか 楽屋入り前に何とかしてって よくお願いされるから…」
スタイリストは大型の仕事カバンからシザー&セニングのケース、コンパクトに折りたたんでいたヘアーエプロンを取り出した。
手早く準備すると、
「短く切ってしまっていい?」
「はい いらない髪の毛ですから…」
「要らないって… そう…じゃ、いくわよ」
華蓮の目の前に30センチ以上の長い毛束が見る間にヘアエプロンに積もっていく。
「気に入らないかもしれないけど、車内じゃこれが限界…」
スタイリストは申し訳無さそうな表情で華蓮の目の前に三面鏡を広げた。
うっ…
「ごめん 泣かないで でもほら 髪の毛が
こんなにネチョネチョでー…」
スタイリストは十代の女の子の髪の毛がどんなに大切かわかっているつもりだった。
「すごい…私じゃないみたい」
「え? ど、どう言う事 かなぁ~?」
スタイリストは華蓮の顔を覗き込んだ。
その表情は 穴の開くほど鏡を凝視して
心なしか、頬に赤みがさしてきた。
「私…?」
「そう! 貴女! 自信持っていいと思うよ
小顔だし、個性的な目鼻立ち、頭の形がめちゃくちゃいいし、手足も長いし背もたかい! モデルの為に生まれてきたような パーツばかり!」
この人 何言ってるの?
私 なんて 生きている価値すらない
最悪な 姿 なのに
スタイリストは手持ちの衣装を華蓮に着せると 素早く化粧を施しグロスを唇に差した。
「あなた 顔色すごく悪いから、少し赤みのある頬にしたら 立体感がでていいかんじ、唇は元から赤いから グロスだけにするね、
マスクしてろって社長の指示だけど万が一マスクはずしてすっぴんだと やばいからね」
「…」
「すごく 素敵だよ 」
スマホにメッセージが入った。
そろそろ ラストステージだから 貴女も彼女つれてきなさい。 私に恥かかせたら
貴女減俸だから 覚悟して来なさい
「はぁ あり得ない もう こんな会社辞めてやるぅ」
スタイリストは怒り心頭を発しながら
「さ、いくから ついて来て!」
先に車外に出て行った。
華蓮も言われた通り後から出る。
午後の柔らかな西陽が華蓮を照らした。
スタイリストに遅れないように関係者入り口から楽屋めざして急ぎ足でついていく。
細長い廊下の奥は光かがやき賑やかな話し声が漏れ聞こえ、華蓮は急に怖気て、歩みが止まってしまった。そうとは気づかないスタイリストは光の先へ入っていった。
「あら あの子は?」
「えっ? 」後ろを振り返っても華蓮がいない。
「いま後を着いてきていたはずなんですが、
ええー」
スタイリストが来た通路を引き返した。
細長い暗闇の先で、黒い影の塊を見つけて近寄り 「さぁ 行くわよ! っくう ちゃんと着いて来てよ お願いだから!」
無言で頷き スタイリストが居る華やかな場所まで行く。
「もう 全く! 何ぐずぐずしてるのよっ!」
双葉社長がイライラしながら華蓮を見た。
純也はイベントラストを飾っている。
モデルとデザイナー全員がステージ上で観客に向かって終演の挨拶をしている場所。
彼はポージングを決めて並んでいた。
「あ、ら いいじゃないの ちょっとぉ!」
「あ! す、すみません 社長っ
マスクっ! マスク忘れてましたー」
クラブ専属のスタイリスト スタッフが車内に待機していた。
「え、あ はい」
学生服を剥ぎ取られるように脱がされ、用意された服に着せ替えさせられる。
その様子を車内の後部座席に押し込められた華蓮がジッと見つめていた。
「純也くん 彼女? 」
スタイリストが急拵えのメイクさんに変身する。
「違いますよ クラスメートなんだけど
いろいろあって 家まで送っていいって
社長の許可貰ってます」
「あらっ 寄り道している時間ないわよ!
二時に澁谷のイベント会場だもの」
「えー! マジっすか⁈」
「そのあと港区で打ち上げあるから、彼女送って行く時間ないかも… 」
スタイリストは話しながら純也をモデル仕様に手早く整えていく。
「社長に相談してみるね」
スタッフが気を利かせる。
「ぁざーす!」
「社長が、麻布に居るから拾って行けって」
社長と電話していたスタッフが運転手に伝える。
湘山工業高校から1時間。
麻布で待つ双葉社長が車に乗り込んできた。
いつもは助手席に乗り込む社長は今日に限って華蓮の横に陣取り、華蓮をジロジロ見回した。
「純也ちゃん、恋愛は禁止!わかってる?」
ワンボックスカーの後ろから社長の声が響く。
「そんなんじゃ、 無いですから!」
派手な芸能界 それなりに誘惑は多いが純也は全く興味がなかった。
しかも この仕事も長く続けて行く気も無く
ほどほどで辞めるつもりだった。
「ま いいわ、この小汚い子どうしましょう… ねえ 純也の準備すんだらこの子ちょっと マシにできるか やってみて」
「いいですけどぉ 車内じゃ限界ありますよー社長」
「いいのよ まさか真夜中まで車に放置できないでしょ? いざとなればスタッフに紛れこませるわ 」
社長の双葉は頭の中で策を巡らすと、華蓮に向かって
「いい?貴女 今から行く先々で一切喋っちゃダメ 必ずお家に送ってあげるから、あ!マスク!マスクすれば良いわ」
スタイリストは、後部の三列シートの後ろまで器用に座席を跨いで 双葉社長と入れ替わりに華蓮の隣に座った。
「怖がらなくていいから 私に任せて」
スタイリストは身体をこわばらせている華蓮に優しく声をかけながら手早く彼女を変えていく。
今朝 校門前で生徒指導の教師が彼女を保険室に連れていった。
「先生、よろしくお願いします」
生徒指導教師は 薄汚れた制服にいつ入浴したかわからない粘ついてまとまりない髪の毛から異臭を放つ女子生徒を 保険室の保険指導女教師に押し付けるように 生徒指導業務に戻って行った。
「高さん 登校してきたのね さあお入りなさい。」
華蓮は唯一心を許せる教師に身を委ねる。
「高さん 制服は預かって置くから、とりあえず今日は予備の体操服で我慢してね」
女教師は慣れた様子で 彼女にデオドラントシートをケースごと渡して 自分で身体を拭いてお着替えなさい と指示した。
華蓮はカーテンを引いたベッドサイドで手渡された体操服に着替えてみた。
「せ、先生 着替えました」
「あらそう!カーテン開けてもいいかしら」
「はい」
着替えるには着替えたが 長い間入浴していなかったせいか、まだ華蓮から異臭が漂ってくる。
「高さん まだ背中とか拭けていないところありそうだから 先生手伝っていいかしら」
「…は、はい お願いします」
そうして とりあえず応急で華蓮の身体は
何とか清潔さを取り戻した。
仕上げに 衣類の除菌消臭スプレー
低価格のシャボンフレグランスを 吹きかけて
保険室内の籠った異臭は解消できた。
女教師のおかげで 狭い車内でも何とか我慢できる匂いだったが、
「社長 この子髪の毛ヤバいですよ!もう何日も洗って無いかんじ ベタつきと絡まりでコームが通りません!」
「何とかなさいよ!あなたもプロのはしくれでしょっ!」
…なんとかしろったって…
「そろそろ 到着です!」
運転手がイベント会場の関係者駐車場へ
車を滑り込ませる。
「純也、スタッフと先に楽屋入りしてっ、私は挨拶回りしてから行くわ、 後ろの
小汚い子 スタイリストのするようにまかせるのよ! マシになったら 連れてきて!
あっ マスク マスク忘れないでっ」
双葉社長の指示には、誰も逆らえない。
相当なブラック企業でもある。
車内には スタイリストと高 華蓮が取り残された。
「ねえ お願いって言うか、頼みあるんだけど、…」
「はい」
「貴女の髪の毛 私では手に負えない…でも
社長は何とかしろって… それで…いいにくいんだけど…」
スタイリストが口籠もると
「ここで切れるなら …切って…」
「い、いいの? 切っちゃうと 戻らないよ」
先にお願いしようとした事を目の前の女子高生がいいだした。
「はい、車内汚しちゃいますね…」
「あーそれはいいの よくある事だから
「よくあるんですか?」
「ええ モデルさんが 気に入らない跳ねっ毛を切ってとか、前髪ぱっつんの位置が毎日1ミリ伸びただけでも気になるモデルさんとか 楽屋入り前に何とかしてって よくお願いされるから…」
スタイリストは大型の仕事カバンからシザー&セニングのケース、コンパクトに折りたたんでいたヘアーエプロンを取り出した。
手早く準備すると、
「短く切ってしまっていい?」
「はい いらない髪の毛ですから…」
「要らないって… そう…じゃ、いくわよ」
華蓮の目の前に30センチ以上の長い毛束が見る間にヘアエプロンに積もっていく。
「気に入らないかもしれないけど、車内じゃこれが限界…」
スタイリストは申し訳無さそうな表情で華蓮の目の前に三面鏡を広げた。
うっ…
「ごめん 泣かないで でもほら 髪の毛が
こんなにネチョネチョでー…」
スタイリストは十代の女の子の髪の毛がどんなに大切かわかっているつもりだった。
「すごい…私じゃないみたい」
「え? ど、どう言う事 かなぁ~?」
スタイリストは華蓮の顔を覗き込んだ。
その表情は 穴の開くほど鏡を凝視して
心なしか、頬に赤みがさしてきた。
「私…?」
「そう! 貴女! 自信持っていいと思うよ
小顔だし、個性的な目鼻立ち、頭の形がめちゃくちゃいいし、手足も長いし背もたかい! モデルの為に生まれてきたような パーツばかり!」
この人 何言ってるの?
私 なんて 生きている価値すらない
最悪な 姿 なのに
スタイリストは手持ちの衣装を華蓮に着せると 素早く化粧を施しグロスを唇に差した。
「あなた 顔色すごく悪いから、少し赤みのある頬にしたら 立体感がでていいかんじ、唇は元から赤いから グロスだけにするね、
マスクしてろって社長の指示だけど万が一マスクはずしてすっぴんだと やばいからね」
「…」
「すごく 素敵だよ 」
スマホにメッセージが入った。
そろそろ ラストステージだから 貴女も彼女つれてきなさい。 私に恥かかせたら
貴女減俸だから 覚悟して来なさい
「はぁ あり得ない もう こんな会社辞めてやるぅ」
スタイリストは怒り心頭を発しながら
「さ、いくから ついて来て!」
先に車外に出て行った。
華蓮も言われた通り後から出る。
午後の柔らかな西陽が華蓮を照らした。
スタイリストに遅れないように関係者入り口から楽屋めざして急ぎ足でついていく。
細長い廊下の奥は光かがやき賑やかな話し声が漏れ聞こえ、華蓮は急に怖気て、歩みが止まってしまった。そうとは気づかないスタイリストは光の先へ入っていった。
「あら あの子は?」
「えっ? 」後ろを振り返っても華蓮がいない。
「いま後を着いてきていたはずなんですが、
ええー」
スタイリストが来た通路を引き返した。
細長い暗闇の先で、黒い影の塊を見つけて近寄り 「さぁ 行くわよ! っくう ちゃんと着いて来てよ お願いだから!」
無言で頷き スタイリストが居る華やかな場所まで行く。
「もう 全く! 何ぐずぐずしてるのよっ!」
双葉社長がイライラしながら華蓮を見た。
純也はイベントラストを飾っている。
モデルとデザイナー全員がステージ上で観客に向かって終演の挨拶をしている場所。
彼はポージングを決めて並んでいた。
「あ、ら いいじゃないの ちょっとぉ!」
「あ! す、すみません 社長っ
マスクっ! マスク忘れてましたー」
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