21 / 62
黒崎一族
※※※※※※※※※※※※
医師になった頃は、戸籍上 [早瀬ヒカル]を名乗っていた。
お母さんと先生は、 おお先生が生きている間は、物心両面の援助を受けていたが、死んだ後…本妻の黒崎アヤコから手切れ金の代わりに旅館の権利書を渡される。
本宅の病院は暫く代理の院長を雇っていたが 、義兄が 大学の医局を退職して 今の院長におさまった。 その時期を同じくして…院生だった先生の論文が国内外から評価されて 、アメリカに数年留学できる事になった。留学後先生は、アメリカで目覚ましい成果をを残し、その分野では、若き天才として一躍世界に名前が知られる外科医になっていた。
折しも日本は大学改革の真っ只中、学閥を度外視した大胆な人事が求められ…先生に白羽の矢が立った。
母校からのたっての要請で准教授として迎えられる事になるのだが、日本に帰国する前に、黒崎の本家から籍に入り、黒崎を名乗るように言われる。有名になった先生に、黒崎総合病院の広告塔になれとの命令…先生は強く拒んでいたが、これから日本の医学界で生き残る為の後ろ盾が必要だと…懇願するお母さんの頼みで…黒崎籍に入り【黒崎ヒカル】として母校で働くことになった。
その後も、本家の強引な縁談を受け入れた先生は…関西のO大学医学部長の娘と結婚して 一男をもうける。しかし愛のない結婚は、やがて破綻。妻が息子を連れて、かつて好き合っていた男の元へ駆け落ちすることで終わった。本家は先生に非が無いとの事で離婚を認める。それから暫くして、本妻黒崎アヤコが 脳梗塞で倒れ 後遺症で寝たきりとなり介護施設へ入所する。
最高裁では婚外子も、摘出子と同等の財産相続権を主張する裁判の判決が物議を醸している最中、本家の実権は義兄が握るなか、騒動を避けるべく、先生は早々に財産放棄の手続きをとった。同時に黒崎の単独戸籍を作り、戸籍上黒崎本家から離れた。
既に、先生は着々と日本での実績を証明し、本家の看板が無くても、先生自身の実力で押しも押されもしない第一人者となっていた。
5歳下の義妹も医師であり研究者だった。
妹の夫はK大学医学部の教授で、黒崎先生とは学生時代からの旧知の仲だった。 そのせいもあり義妹夫婦とは、一緒に学会に同行するなど、昔から良好な関係が続いているという。
※※※※※※※※※※※※※
先生とお互いの事を話しているうちに、東の空が白み始めていた。
「お前、大学は?」 先生は設えられた置き時計に目をやった。
「10時45分から…午後は休講だけど」
そう答えると、
「間に合うように送ってやるから、残りの原稿も見てくれ」
「いいけど…でも、先生は?」
「俺は…テロのおかげで足止めくったから、今週いっぱいは休みだ」
( ンな事言っても、緊急の手術が あったらすっ飛んで行くくせに…)
「やっぱり公務員って いいよねぇ~」
「ギャラは最低だけどな…」
あなたにおすすめの小説
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
月弥総合病院
僕君・御月様
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
【短編集】こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
白衣の下 研究者編 秀才理化女にまとわりつき(蝿)と揶揄されるトップセールスマンのイケナイ恋
高野マキ
キャラ文芸
ゲノム基礎研究に没頭するがあまり人付き合いも苦手。相手の気持ちを汲み取る事も出来ない未完成なアラフォー女性研究者 彼女と出会い運命の相手と勘違いする年下セールスマン。
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
私の主治医さん - 二人と一匹物語 -
鏡野ゆう
ライト文芸
とある病院の救命救急で働いている東出先生の元に運び込まれた急患は何故か川で溺れていた一人と一匹でした。救命救急で働くお医者さんと患者さん、そして小さな子猫の二人と一匹の恋の小話。
【本編完結】【小話】
※小説家になろうでも公開中※
(学園 + アイドル ÷ 未成年)× オッサン ≠ いちゃらぶ生活
まみ夜
キャラ文芸
年の差ラブコメ X 学園モノ X オッサン頭脳
様々な分野の専門家、様々な年齢を集め、それぞれ一芸をもっている学生が講師も務めて教え合う教育特区の学園へ出向した五十歳オッサンが、十七歳現役アイドルと同級生に。
子役出身の女優、芸能事務所社長、元セクシー女優なども登場し、学園の日常はハーレム展開?
第二巻は、ホラー風味です。
【ご注意ください】
※物語のキーワードとして、摂食障害が出てきます
※ヒロインの少女には、ストーカー気質があります
※主人公はいい年してるくせに、ぐちぐち悩みます
第二巻「夏は、夜」の改定版が完結いたしました。
この後、第三巻へ続くかはわかりませんが、万が一開始したときのために、「お気に入り」登録すると忘れたころに始まって、通知が意外とウザいと思われます。
表紙イラストはAI作成です。
(セミロング女性アイドルが彼氏の腕を抱く 茶色ブレザー制服 アニメ)
題名が「(同級生+アイドル÷未成年)×オッサン≠いちゃらぶ」から変更されております