26 / 62
神戸にて‥回想
しおりを挟む
今 思えば、先生とはあの日から、週末のほとんどを 一緒に暮らしているような自然な同居状態になっていた。
お互いの生活スタイルに合わせた 時間の共有。
大学に通う平日は、叔母の家に帰り 先生の帰宅メールがあった日や週末は 、先生と一緒に過ごした。先生の家は、受験生に最適な環境だった。 私が勉強に取り組めば、先生も研究論文や専門誌の原稿執筆に集中していた。 同じ空間に居て 会話の無い時間を過ごしていても、全く気にならい…私達…は、お互いの個を尊重していた。
その幸せな時間は司法書士受験までの短い期間だった。
7月の第一日曜日 司法書士試験を受けた。
合格発表を待つことなく、大学が夏期休業に入ると私は、父や弟と一緒に神戸の祖母の家に引っ越しした。
私が大学に残りたいと、弟に話した時は…
「姉ちゃんが来なくても 俺は行く…」
と、自立に向けた力強い宣言をしてくれたタダシ。
私の安心もつかの間。日に日に彼のモチベーションが下がってきているのが判ると、あの宣言は、弟の自立心からの選択ではなく
ただの 〝 強がり 〟…だったのだ。
“1時間半の距離逢いたい時はいつでも逢える”
先生の言葉が私に 遠距離恋愛を選択させた。
弟が ”姉離れ” できるまで…
先生は私の選択を ”好きにしろ“と素っ気なく返す。
離れ離れになる事など、全く気にしていない様子だった。
余りの淡泊な反応に、不信感が湧て私は拗ねてみた。
先生に、 「どうせっセフレ程度の存在だからっ」 などと悪態をついたりした。
先生も負けじと 「目障りだから グズグズしないでさっさと失せろっ」 と…酷い憎まれ口を叩く。
そんな絶望的な私の不安も… 引っ越しの後、すぐに解消した。私が東京を後にすると、先生は関西での学会を よほどの事が無い限り毎回出席した。産学合同研究には 関西の大学や企業 とチームを組む
など…神戸に来る機会を なにげに 増やしていた。
もちろん ‘俺様’ でツンデレな先生は、その事を指摘しても、“偶然”と言い張る。 先生が関西に来た時は、先生が時間を空けて小旅行に連れてくれたり、ホテルのスイートで甘い時間を過ごす。
つまりは…実質
[黒崎ヒカル先生] が‘通い夫’ を実践してくれているわけで 私の自尊心は 大いに満たされた。
高校時代の惨めな思い出が詰まった神戸。
先生が払拭してくれるかも知れない。 私は、K大学編入より現実的選択をすることにした。
大学の一年間休学を決める。
来年司法試験予備試験を受ける事にした。この選択を先生に報告しても、「ミチルの好きにしろよ」と、先生は素っ気ない。
もう少し甘い言葉をくれたなら…先生は、まさに完璧な私の王子サマになるはずなのに…
先生がどんどん私を、贅沢で我が儘な女に変えていく。
9月
弟は 、希望の附属中学に2学期から通い始めた。大抵の国公立大は8月初旬から9月末まで夏期休業が続く。 その期間を使ってサヤカと堺君が 関西旅行を兼ねて会いに来てくれた。元町中華街で待ち合せし、二人に神戸を案内し、北野のホテルで昼食を取った。
堺君によると、香川君は 最終学年であり…卒論と国家試験の準備に相当忙しいらしい。
( 香川君…頑張ってるんだ)
私の方も 司法書士試験の筆記試験は合格したと、彼らに報告した。来月の口述試験について、サヤカの言葉を借りれば
「あれに落ちた人は、いないらしいからさっ…ミチルはもう晴れて
【司法書士】の先生なわけじゃん !私ん家の土地問題ミチルに頼もうかなぁ」 相変わらずな強気発言。
「ダメだってぇ まだ難しい事出来ないし、それに…結果が出ないと」
「綾野さんうち親父の所で、政策秘書のバイトしない?」
堺君が会話に参戦してきた。
「堺君までぇ…冗談キツイよぉ」
(もし…このまま東京に戻れなかったら、大学を辞めても働ける)
そうすれば、一日中先生の事で不安になったり、悲しくなったり…逢いたいと 苦しまなくても たとえ別れても 一人で…生きてゆける。
急に昔の苦い思い出が蘇る…
「ミチルぅ 聞いてるのぉっ⁈ 」
「えっ あっ聞いてるよ」
「ミチルってば 、時々自分の世界に入っちゃって 突拍子もない行動にでちゃうからぁ…恐いんだけどぉ」
「そこが 危なっかしくて、男の保護本能を擽るんだな」
「堺君っ!冗談キツイよ…保護なんか求めてないしっ」
「まあ ミチルは、天然キャラだから 悪気はないのよ」サヤカは私を擁護してくれたつもりだろうが、彼女に対するコンプレックスのある私は、
「サヤカも今日は、私をからかいに来たのっ?私の事より貴女はどうするの?」
サヤカの方は、まだのんびりしたいので ロースクールに進学するつもりだと話してくれた。その後 司法試験に挑戦すると言う。
彼女なら一発合格する。
二人はこのあと 新神戸駅から京都に向かった。
恋人同士って、二人みたいな関係の事だと思う。
私達の場合は、黒崎先生は 離れて暮らすようになってからか、余程の事が無いかぎり週末の仕事をキャンセルしてでも、勤務を終えると夜には飛行機に飛び乗って会いに来てくれる。
神戸の夜景が一望できる 山手のホテルのスイ―トが先生の 定宿になっていた。そこで先生の予定に合わせて毎回逢っているが、まるで
愛人みたい。相手の都合に合わせ、会うとセックスする。
私達 まだ 体の関係とまではいってない。いつになったら一つになれるの? 私の中の小さな不満。二人の未来への大きな不安。
山手のホテルの一階にある フレンチレストランで、先生を待つ。
窓際の 神戸市内が一望できる席をリザーブしてくれている。
(…んと…何から何まで 抜かり無く…完璧な準備 )
文句のつけようがない。さぞかし 今まで、数々の女性を、惑わしてきたんだろうその行動・・・・・。神戸市内の景色は、あらためて 見なくても 別に…と思うが…よかれと思ってしてくれる事に ケチでもつけようものなら、その仕返しが… 怖い。
コーヒーを注文し、外の景色を見ながら 何時ものように、先生を待っていた。
「あれっ ミチル…ちゃうん?」
聞き覚えある懐かしいその声の方に顔を向ける。
…………!「タッチャン?」
目の前には、大人に成長を遂げた 元彼が 、立っていた。やや前屈みに 私の顔を覗き込む。お茶目な仕種は昔と変わっていない。
「やっぱ そう ちゃうかと おもたぁ…わ 久しぶりやんなぁ」
(…相川タツヤ…)
高校一年から、東京に引っ越すまでの二年間 、付き合っていた。
相川タツヤのやや後ろには 綺麗な女性が 佇む。
艶っぽく 余裕ある 微笑み…
(タッチャンらしい チョイス 私とは大違い… 少し劣等感。)
※※※※※※※※※※※※※※
高校に入学して 以来 いつも 学年成績を争って、勝ったり負けたりのいいライバル だったタッチャン。 始めは顔も知らず、ただ試験の席次を張り出す掲示板の中のライバル関係だった。
実力テストで 断トツのトップを奪った私は、一学期の定期テストで二敗した分を 取り返して ひそかに勝ち誇るような、がり勉でネ クラな堅物女子だった…。その掲示板の前で、しめしめと ほくそ笑んでいた私に…体育会系の乗りで 声をかけてきたのが “タッチャン ”貴方だった。 当時は 丸刈りの野球部員。
「綾野さん? 俺 一年G組の 相川なんやけど…」
私はびっくりした。名前だけは 忘れたことがない…
1‐Gの 相川君 入試トップ 中間、期末テスト… トップ。夏休み開けの実力テストで、やっと、負かした掲示板の中のライバルが名乗り出た。
私は、真っ赤になって俯く… 勝手にライバル視して…競っていた。後ろめたさで 恥ずかしかった。
その日から、意気投合して 二人で過ごす時間が増えた。野球の練習が終わる頃、近くのネカフェで待ち合わせして 勉強や将来の夢を語る幼い関係。初めてキスしたのも図書館の帰りだった。
軽いフレンチキス…私にとっては突然舞い降りた王子様
ずっと一緒に学び、お互いの夢を語り その先の結婚…を夢見る。
少女漫画のような 恋…付き合い出して二年目…
父親の東京転勤…私は躊躇いなく 遠距離恋愛をするものだと 思っていた。でも…タッチャンは違っていた。
…あの時の事は 今でも私の心のどこかに 刺さったトゲのように抜けていない気がしている。相手を信じる事が出来ず…傷つく事が恐い 私を真剣な恋愛から遠避けた。
父親の転勤で 東京にいくことを話した時…タッチャンは迷うことなく 別れを 選んだよね……“大学受験のため” と、でも 違ってた。
(大人っぽい 綺麗な一年生女子と仲良く手繋ぎして歩いてるところを見ちゃったんだよ…)
しかも、私と付き合いながら 彼女とも上手く付き合ってた。私はその日から タッチャンの事は 心の中から追い出そうと決めた。結果的に東京への引っ越しは、ちょうどよかった。
※※※※※※※※※※※※※※※
お互いの生活スタイルに合わせた 時間の共有。
大学に通う平日は、叔母の家に帰り 先生の帰宅メールがあった日や週末は 、先生と一緒に過ごした。先生の家は、受験生に最適な環境だった。 私が勉強に取り組めば、先生も研究論文や専門誌の原稿執筆に集中していた。 同じ空間に居て 会話の無い時間を過ごしていても、全く気にならい…私達…は、お互いの個を尊重していた。
その幸せな時間は司法書士受験までの短い期間だった。
7月の第一日曜日 司法書士試験を受けた。
合格発表を待つことなく、大学が夏期休業に入ると私は、父や弟と一緒に神戸の祖母の家に引っ越しした。
私が大学に残りたいと、弟に話した時は…
「姉ちゃんが来なくても 俺は行く…」
と、自立に向けた力強い宣言をしてくれたタダシ。
私の安心もつかの間。日に日に彼のモチベーションが下がってきているのが判ると、あの宣言は、弟の自立心からの選択ではなく
ただの 〝 強がり 〟…だったのだ。
“1時間半の距離逢いたい時はいつでも逢える”
先生の言葉が私に 遠距離恋愛を選択させた。
弟が ”姉離れ” できるまで…
先生は私の選択を ”好きにしろ“と素っ気なく返す。
離れ離れになる事など、全く気にしていない様子だった。
余りの淡泊な反応に、不信感が湧て私は拗ねてみた。
先生に、 「どうせっセフレ程度の存在だからっ」 などと悪態をついたりした。
先生も負けじと 「目障りだから グズグズしないでさっさと失せろっ」 と…酷い憎まれ口を叩く。
そんな絶望的な私の不安も… 引っ越しの後、すぐに解消した。私が東京を後にすると、先生は関西での学会を よほどの事が無い限り毎回出席した。産学合同研究には 関西の大学や企業 とチームを組む
など…神戸に来る機会を なにげに 増やしていた。
もちろん ‘俺様’ でツンデレな先生は、その事を指摘しても、“偶然”と言い張る。 先生が関西に来た時は、先生が時間を空けて小旅行に連れてくれたり、ホテルのスイートで甘い時間を過ごす。
つまりは…実質
[黒崎ヒカル先生] が‘通い夫’ を実践してくれているわけで 私の自尊心は 大いに満たされた。
高校時代の惨めな思い出が詰まった神戸。
先生が払拭してくれるかも知れない。 私は、K大学編入より現実的選択をすることにした。
大学の一年間休学を決める。
来年司法試験予備試験を受ける事にした。この選択を先生に報告しても、「ミチルの好きにしろよ」と、先生は素っ気ない。
もう少し甘い言葉をくれたなら…先生は、まさに完璧な私の王子サマになるはずなのに…
先生がどんどん私を、贅沢で我が儘な女に変えていく。
9月
弟は 、希望の附属中学に2学期から通い始めた。大抵の国公立大は8月初旬から9月末まで夏期休業が続く。 その期間を使ってサヤカと堺君が 関西旅行を兼ねて会いに来てくれた。元町中華街で待ち合せし、二人に神戸を案内し、北野のホテルで昼食を取った。
堺君によると、香川君は 最終学年であり…卒論と国家試験の準備に相当忙しいらしい。
( 香川君…頑張ってるんだ)
私の方も 司法書士試験の筆記試験は合格したと、彼らに報告した。来月の口述試験について、サヤカの言葉を借りれば
「あれに落ちた人は、いないらしいからさっ…ミチルはもう晴れて
【司法書士】の先生なわけじゃん !私ん家の土地問題ミチルに頼もうかなぁ」 相変わらずな強気発言。
「ダメだってぇ まだ難しい事出来ないし、それに…結果が出ないと」
「綾野さんうち親父の所で、政策秘書のバイトしない?」
堺君が会話に参戦してきた。
「堺君までぇ…冗談キツイよぉ」
(もし…このまま東京に戻れなかったら、大学を辞めても働ける)
そうすれば、一日中先生の事で不安になったり、悲しくなったり…逢いたいと 苦しまなくても たとえ別れても 一人で…生きてゆける。
急に昔の苦い思い出が蘇る…
「ミチルぅ 聞いてるのぉっ⁈ 」
「えっ あっ聞いてるよ」
「ミチルってば 、時々自分の世界に入っちゃって 突拍子もない行動にでちゃうからぁ…恐いんだけどぉ」
「そこが 危なっかしくて、男の保護本能を擽るんだな」
「堺君っ!冗談キツイよ…保護なんか求めてないしっ」
「まあ ミチルは、天然キャラだから 悪気はないのよ」サヤカは私を擁護してくれたつもりだろうが、彼女に対するコンプレックスのある私は、
「サヤカも今日は、私をからかいに来たのっ?私の事より貴女はどうするの?」
サヤカの方は、まだのんびりしたいので ロースクールに進学するつもりだと話してくれた。その後 司法試験に挑戦すると言う。
彼女なら一発合格する。
二人はこのあと 新神戸駅から京都に向かった。
恋人同士って、二人みたいな関係の事だと思う。
私達の場合は、黒崎先生は 離れて暮らすようになってからか、余程の事が無いかぎり週末の仕事をキャンセルしてでも、勤務を終えると夜には飛行機に飛び乗って会いに来てくれる。
神戸の夜景が一望できる 山手のホテルのスイ―トが先生の 定宿になっていた。そこで先生の予定に合わせて毎回逢っているが、まるで
愛人みたい。相手の都合に合わせ、会うとセックスする。
私達 まだ 体の関係とまではいってない。いつになったら一つになれるの? 私の中の小さな不満。二人の未来への大きな不安。
山手のホテルの一階にある フレンチレストランで、先生を待つ。
窓際の 神戸市内が一望できる席をリザーブしてくれている。
(…んと…何から何まで 抜かり無く…完璧な準備 )
文句のつけようがない。さぞかし 今まで、数々の女性を、惑わしてきたんだろうその行動・・・・・。神戸市内の景色は、あらためて 見なくても 別に…と思うが…よかれと思ってしてくれる事に ケチでもつけようものなら、その仕返しが… 怖い。
コーヒーを注文し、外の景色を見ながら 何時ものように、先生を待っていた。
「あれっ ミチル…ちゃうん?」
聞き覚えある懐かしいその声の方に顔を向ける。
…………!「タッチャン?」
目の前には、大人に成長を遂げた 元彼が 、立っていた。やや前屈みに 私の顔を覗き込む。お茶目な仕種は昔と変わっていない。
「やっぱ そう ちゃうかと おもたぁ…わ 久しぶりやんなぁ」
(…相川タツヤ…)
高校一年から、東京に引っ越すまでの二年間 、付き合っていた。
相川タツヤのやや後ろには 綺麗な女性が 佇む。
艶っぽく 余裕ある 微笑み…
(タッチャンらしい チョイス 私とは大違い… 少し劣等感。)
※※※※※※※※※※※※※※
高校に入学して 以来 いつも 学年成績を争って、勝ったり負けたりのいいライバル だったタッチャン。 始めは顔も知らず、ただ試験の席次を張り出す掲示板の中のライバル関係だった。
実力テストで 断トツのトップを奪った私は、一学期の定期テストで二敗した分を 取り返して ひそかに勝ち誇るような、がり勉でネ クラな堅物女子だった…。その掲示板の前で、しめしめと ほくそ笑んでいた私に…体育会系の乗りで 声をかけてきたのが “タッチャン ”貴方だった。 当時は 丸刈りの野球部員。
「綾野さん? 俺 一年G組の 相川なんやけど…」
私はびっくりした。名前だけは 忘れたことがない…
1‐Gの 相川君 入試トップ 中間、期末テスト… トップ。夏休み開けの実力テストで、やっと、負かした掲示板の中のライバルが名乗り出た。
私は、真っ赤になって俯く… 勝手にライバル視して…競っていた。後ろめたさで 恥ずかしかった。
その日から、意気投合して 二人で過ごす時間が増えた。野球の練習が終わる頃、近くのネカフェで待ち合わせして 勉強や将来の夢を語る幼い関係。初めてキスしたのも図書館の帰りだった。
軽いフレンチキス…私にとっては突然舞い降りた王子様
ずっと一緒に学び、お互いの夢を語り その先の結婚…を夢見る。
少女漫画のような 恋…付き合い出して二年目…
父親の東京転勤…私は躊躇いなく 遠距離恋愛をするものだと 思っていた。でも…タッチャンは違っていた。
…あの時の事は 今でも私の心のどこかに 刺さったトゲのように抜けていない気がしている。相手を信じる事が出来ず…傷つく事が恐い 私を真剣な恋愛から遠避けた。
父親の転勤で 東京にいくことを話した時…タッチャンは迷うことなく 別れを 選んだよね……“大学受験のため” と、でも 違ってた。
(大人っぽい 綺麗な一年生女子と仲良く手繋ぎして歩いてるところを見ちゃったんだよ…)
しかも、私と付き合いながら 彼女とも上手く付き合ってた。私はその日から タッチャンの事は 心の中から追い出そうと決めた。結果的に東京への引っ越しは、ちょうどよかった。
※※※※※※※※※※※※※※※
0
あなたにおすすめの小説
白衣の下 第二章 妻を亡くした黒崎先生、田舎暮らしを満喫していたやさき、1人娘がやばい男に入れ込んだ。先生どうする⁈
高野マキ
恋愛
その後の先生 相変わらずの破茶滅茶ぶり、そんな先生を慕う人々、先生を愛してやまない人々とのホッコリしたエピソードの数々‥‥‥ 先生無茶振りやめてください‼️
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
僕の主治医さん
鏡野ゆう
ライト文芸
研修医の北川雛子先生が担当することになったのは、救急車で運び込まれた南山裕章さんという若き外務官僚さんでした。研修医さんと救急車で運ばれてきた患者さんとの恋の小話とちょっと不思議なあひるちゃんのお話。
【本編】+【アヒル事件簿】【事件です!】
※小説家になろう、カクヨムでも公開中※
私の主治医さん - 二人と一匹物語 -
鏡野ゆう
ライト文芸
とある病院の救命救急で働いている東出先生の元に運び込まれた急患は何故か川で溺れていた一人と一匹でした。救命救急で働くお医者さんと患者さん、そして小さな子猫の二人と一匹の恋の小話。
【本編完結】【小話】
※小説家になろうでも公開中※
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる