白衣の下 第一章 悪魔的破天荒な医者と超真面目な女子大生の愛情物語り。先生無茶振りはやめてください‼️

高野マキ

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入院

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今年の年末年始は、病院の中だろうと覚悟した。
12月の半ばまで、 二度の輸血をして体調が安定して来た。  K大学病院から母校のT大病院へ転院する日、黒崎先生は、平日にも関わらず神戸まで迎えに来てくれた。 父は、黒崎先生に私を嫁がせると決めた後、私の事は、先生に任せっきりだった。  さんざん世話が大変だとケチを付けて反対していたくせに、家族がわりが 見つかると、自分の子供の事は他力本願になる 手前勝手な人だ。

私達は、羽田に着くと、そのままタクシーで大学病院へ向かった。


 「個室は、もったいないよ…一人も寂しいし」  先生に訴えた。

 「駄目だ  !俺も仕事に使う…」

 「しっ、仕事って⁈ 」 いつもながら先生中心で物事が決まる。仕事に使えるわけがない…そこまでT大学病院も甘いはずがないと思った。

こんな有様で、司法書士口述試験は受験する事が出来なかった。 私の学業―どこまでも運がない。  先生は、私との結婚を私に一言の断りもなく 進めて 頑固な父親の同意も得た。  祖母は手放しで喜び、弟も

「黒崎先生 なら」   と承知する。


    (私の承諾が まだなんですけど…)


弟を連れて、初めてこの病院を尋ねてから一年半。   信じられない展開。 私自身がお世話になるとは…   私の横には、将来の夫候補が寄り添っている。  その候補は、弟の元主治医。


  「ちょっとぉ…先生と一緒って、格好悪い…と思うし、1人で入院の手続きくらい 出来るからぁ…‼︎ 」

先生は、冷たい視線を私に落として無視する。私の”お願い”は呆気なく却下された。  師走の巨大病院は 様々な事情を抱えた 患者や家族でごった返していた。  先生は、私にマスクを手渡し、自分も目の下まで深くマスクする。

    (これなら、顔が知られている先生でも、普段着だし大丈夫だ)
入院手続きも、先生が全て済ませた。


【  8階東血液内科病棟  】

先生の後をトコトコついて行く。

  「おっ  リノか  今着いた。これから病棟に行くから…」
先生は、院内携帯で笠原先生に連絡を入れた。


8階東病棟の入口は二重扉になっている。

「黒崎だ…」
インターホンで 呼ぶと… 中から 施錠が外される。
最初の扉が開くと手消毒 を済ませ 滅菌された マスク 、キャップ 、ガウンを羽織る。この厳重な行程が、私の病気は普通ではないと思い知らされて、気分が一気に滅入った。
(ここから 二度と 出られないかも…)

二つ目の扉を開けると、ナースステーションの角を境に 廊下が左右に別れている。左側は再び扉で締め切られていた。私達はナースステーションの前で 笠原先生を待つ。


「黒崎ぃ  ゴメン 待ったぁ」笠原先生は 左側扉から出てきた。

マスク 、キャップ 、グローブ  手術着の上から 首まで覆う割烹着のようなビニール製のガウンを羽織り…完全防備。

私は 映画の中にいるような錯覚を 覚える。

笠原先生は、ビニールの上着を脱ぐと 、付き添うナースにそれを手渡した。ステーションの ナースには、

「綾野さんを病室に案内してきます」
  丁寧な声かけを 忘れない。


「 疲れていない?」
笠原先生の小さな顔は、大方がマスクで覆われてはいたが 、二重瞼のクルッとした瞳が優しげに見つめる。私は、頷き  「大丈夫です」と返事する。

案内された病室は、手前に応接間を配置し、奥にベッド…シャワー、ミニキッチンが配置され、ベッド周りの医療設備が無ければ、ホテ ルの一室と言っても遜色ない。

家族が付き添うには 十分過ぎる広さに、先生が仕事に使うと言った意味が理解できた。

    (一泊  いくらだろう?)




「綾野さん 検査着に着替えて 待っててくれる?」
転院してから数日は、辛い検査が続いていた。

時々“もう嫌ぁ!”と掛け布団を頭から被り外に聞こえないように叫んだりした。  先生は、忙しくても院内に居る時は、1日1回は必ず様子を見に来てくれた。 
毎晩夜遅く、病室に  “帰って”  来て二人で朝まで過ごす。  とはいえ…先生の場合は、差し迫った仕事に追いかけられて、私の病室でも仕事。  パソコンと睨めっこしている。

手伝う事も出来ない私は、音楽を聴いたり、体調がいい時は六法全書を愛読している。先生がそこに居るだけで…穏やかで満ち足りた気分になれた。   〃時間よ止まれ〃  この呪文を心の中で唱える。


先生は時々、パソコンから離れ…私に幼稚な悪戯をしかけて、退屈している私のご機嫌を伺ってくれる。スキンシップは  すぐに内出血して紫斑が浮き出た。  壊れ物に触るように用心深く、耳から頬にかけて私の髪を梳きながらキスをくれる。

    「ふぅ…ん ステキ…あ…いい気もち…」

 エッチな気分に なってしまう―

先生が、積極的に触れられないぶん 私が顔を先生に向けて その唇を奪う。先生は私が発病して以来 ずっと受け身でいる。私が主導権を握って 先生の体を弄ぶ。私はずっと  物足りなくて早く先生と体を一つにしたいと、強く願った。

            “欲求不満”

そんな私の気持ちを察してか、先生も同じ気持ちでいてくれるのか 優しく抱きしめてくれる。

頬と頬、唇と唇 そして 指と指‥ 密着出来るところを重ねながら お互いの鼓動を確認しながら 生きている事を実感していた。



笠原先生は、土曜日にも関わらず、検査の結果を伝えに病室まで来てくれた。 
〝この調子ならお正月は、一時帰宅もできる” と…笠原先生もやや安堵した様子で説明してくれる。

 「黒崎ぃ、クリスマスイヴさ…ダブルデートしない?」
私のベッドの横で、私の検査データに目を通していた先生は、笠原先生の方に視線を向ける。

  「はっ? 何言ってんだよ、お前にそんな暇あんのか…」

厭味な先生の態度も笠原先生には 通じない。

  「ふふん♪  大丈夫だよ、最近 “ハルヒくん” が、結構協力的なんだよね…だから論文も教授に褒められちゃったよ…♪」



救命医の不足に苦慮する大学は、各診療科教室へ協力を依頼していた     。  救命センターは ハードなスケジュールと、全ての疾患に対応できる知力と体力が 同時に必要な 究極の医療現場ともいえる。
胸部外科でも救命センターへの異動希望を 募っていた。  手が足らない時は、各診療科の応援を要請するが、その要請に否もなく答えてくれるのは稀…その稀有な存在に黒崎先生がいた。
消化器外科のスペシャリストでありながら、常に医療の最先端の現場で腕を振るい、彼の理論を実践して見せた。


三浦ハルヒは胸部外科医局に回ってきた救命医募集に心が揺れていた。
 
  「黒崎先生は、研修医時代からずっと救命医を目指して、初めはセンターで仕事してたのよ」

笠原先生から憧れの黒崎の話しを良く聞かされる。  世界的にも有名な外科医。その理論と実践力、緊急手術でみせた黒崎先生の的確な判断、それに瞬時に答えられる笠原先生…素晴らしい現場に参加できた事が、彼を救命の現場へ駆り立てた。

三浦の実家は地方の限界集落にあり、親は林業と農業で生計を立てている。俗に言われる 親族に医療従事者がいない  “雑種” 。    家からの“ 縛り“がない。


       ガラガラーッ

突然病室の扉が勢いよく開き、先生と私は 何事かと、病室の入口に視線を向ける。そこには…血相を変えた笠原先生が 突っ立ていた  。
顔は歪み 、手には握り拳…
私は何時もカラッとして 、落ち着き払っている先生しか見た事がなかったので…ドギマギしてしまう。黒崎先生は 平然とキーボードを打ちながら、

「リノ… ドア 閉めろよっ」低い命令口調で指図する。
笠原先生は 飼い主に命令された犬みたいに 従順に指示に従う。
つかつかと 私のベッドまで 近づくと、

「綾野さん お水貰っていい?」笠原先生の顔は、泣いたと思われる涙の跡…眉間に縦シワを寄せて 苦悶の表情は変わらない。

「どうぞ  先生 、ゆっくりして下さい」

私が起きて 冷蔵庫を開ければいいのだが、今は 点滴が三本ぶら下がり すぐに動けない…無視を決め込む 黒崎先生に、

「センセッ センセ~ッ、お水取って下さいっ」
私は黒崎先生にお願いしたが…

( ったくう…)
先生は知らん顔で聞こえない振りを決め込んでいた。


「セッンセイーッ」

私は枕元のティッシュ箱を 先生目掛けて投げつける。
バッン! 箱の角が命中した。


「痛ぇ~ っ!なんだっ!」テーブルを ゴンと叩き 立ち上がった。

(…大魔神 …♪)

「なんだ じゃないわよっ 冷蔵庫から水取ってよ!」

( お客様無視するってどんだけ~っ)
私が 点滴のチュウブを引きちぎらんばかりに、ベッドから起き上がろうとしたので、先生は私の肩を押し止め …「 寝てろ……よ 」と
囁くと ソファーに座り顔を両手で覆う 笠原先生に

「おいっ!」
ミネラルウォーターのペットボトルを突き出した。


笠原先生は、突き出された水を ぐいと飲むと、

「あ~あ っ すっきりしたっわ!」大きく背伸びをした。

先生は論文作成に没頭し、周りの事など気にも留めない。笠原先生は、黒崎先生の打ち込む 文字を目で追って行くうちに 居眠りしだす。

( お疲れなんだ…昨日は ダブルデートだと はしゃいでいたのに)

私は、発病した時は      “死”    ばかりを考えた。どんな励ましも…心に響く事はなかった。しかし 体調が安定すると、来年復学したいと希望が湧く。今はベッドの上でも、二人を見ながら 生きている事を実感している。


コツ コツ と扉をノックする音。看護士さんなら  “どうぞ~” と、返事をする前に扉が開いている。



「はい…どうぞ」   静かに入ってきた男性は、滅菌服を着ている。

       (ドクター?)

「…やっと 見つけた」   男性が呟く。

先生は キーを打つ手を止めて その男性を見上げた。

「なんだ― ⁈ お前っ、誰だ…」   凄みある 声…。

 (怖っ…いよぉ)


 「先生 すみません…勝手に来ました」
その男性は、マスクの下から申し訳なさげに謝る。

「 っ― !お前っ ‼︎どっかで…?」

「胸部外科の 三浦です」
         ……!…

 「おぉぉ―‼︎‼︎   “裁縫部”か !」
先生は思い出せて喜色ばむ…

「さいほうって…」  三浦先生は俯く…

(気にしないで下さい   覚えているって事は、印象あるって事ですから…印象に残って無ければ 先生は、相手の存在を抹殺しますから…)

 私は心で応援する。
( 頑張って 三浦先生っ)



笠原先生は、胸部外科若手有望株の三浦先生と何度かデートした。
一緒に医療論を戦わせ 朝まで過ごした事もある。三浦先生は、笠原先生を尊敬し 笠原先生は、三浦先生の将来に自分の将来を重ねて描き 彼女が諦めた夢を託したかった。今までは、黒崎先生に将来を重ねていたが それが無理だとわかると、黒崎先生のダミーとして白羽の矢が三浦先生に当たった。 ところが …三浦先生は 救命に異動希望を提出した。それを知った 笠原先生は激怒したらしい。


「せっかくの才能を、“なんでもや”  に埋もれさすつもりなのぉっ」
と………。救命センターは 命の最後の砦でもある半面 、大学病院という 研究に特化した機関では 研究論文の成果主義が主流で 、現場軽視の風潮が無いとは言えない。
三浦先生は、笠原先生に「先生は僕を認めているのでは無く 医大の花形  心臓外科のブランドを求めていたんですね?」と 聴いたら 、
突然怒り出して その場を飛び出した とのこと…


「ったくぅ  いつ迄たっても、学習出来ない馬鹿な女…だ」
黒崎先生は 唾を吐き捨てるように言った。

「三浦先生、こんな馬鹿女に関わってるのは 時間の無駄だよ。大体 ブランドと見たら餌に群がるハエか? 男のケツ追い回して“やりマン ”もいいとこ…」

       (ちょッ…と!)  
私が制止しようとした時、

「先生っ  それは言い過ぎだ! 笠原先生は、先生が思っているような女性ではないです…しっかりしたビジョン持ってます!ただ…」

三浦先生が言葉に詰まる。


「ただ …なんだっ? 言ってみろっ!」  先生はニヤつく。

三浦先生は あくまでも真面目に、

「ただ…僕の異動についても、彼女なりに僕の将来を考えての事ですから…彼女はけっして 黒崎先生がっ…思っているよ…う   」

突然背後から三浦先生の体を抱きしめる 笠原先生…

「うわっ」  三浦先生がたじろいだ。
笠原先生は「もう いいよ ハルヒっ 大好きだよ」

    (…はぁ…この流れ…)


「あーぁ うぜー   とんだ痴話喧嘩じゃねぇのかよ ! お前らさ 邪魔だから失せろっ    バカが‼︎ 」

先生は わめき立てるけど目が笑ってる。

「黒崎ぃ!覚えてらっしゃい… 私のハルヒが、あんたなんかメッタメッタのずたずたにしちゃうんだからっ!!」  

三浦先生は 顔を左右に振り 
「黒崎先生 お騒がせしました すみません」  頭を下げた。 

「笠原先生  行きますよ…」と、笠原先生の手を握り部屋を出て行った。



「  ったくぅ 何なんだ! ここを何処だと思ってんだぁ!……」
先生はブツブツ文句を言いながら、また パソコンに向かう。


( 先生… あなたって人は、 いともたやすく目の前のトラブル解決して…二人をくっつけちゃったよ…♪  二人が どうなろうが、先生にとって知ったこっちゃない~んでしょ…?。邪魔者を 追い返しただけ…今は仕事第一なんだよね…先生…?  私が自由に動けたら、目前の愛のキューピットを抱きしめてたかも…ね  あの二人幸せになるよね…  ねぇ先生   私達も幸せに なろうね…)


体調は安定し、貧血はあるが 神戸へ引っ越しする前にした検査の数値にほぼ戻っている。


12月24日クリスマスイヴ…笠原先生が外泊許可を出してくれた。
笠原先生の提案のダブルデートは……却下…。


先生曰く…“ ガキみたいなことできるか!” とのこと。
午前中に 笠原先生の診察を受ける。

“免疫機能が 低下しているから人混みは避け、 マスクは常着すると!  できるだけ 屋内で過ごす事! ”  

黒崎先生が約束させられた。二人の 仲良しっぷりが 見ている私をなごませてくれる。


先生は 外泊許可届けの行き先に

【  鎌倉  自宅 】  と記入した。


   












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