51 / 62
アクシデント2
しおりを挟むホテルの窓の下、消防車 や パトカーが止まり人垣が 二重 三重と増え出す。狭いケアンズの町のビルの合間を縫って 救急車が走り回り回転灯の赤い光がビルの壁面に反射している。夜空にヘリコプターの小さなライトが点滅しながら近づいてくる。
香川君の部屋に連絡取れないかフロントに電話する。
-----------------------------------------------------------
( ダメだ どうしよう…) 扉を開け廊下に出てみた。
エレベーターの前で宿泊客の女性二人とすれ違う。すれ違い様、
『あっ 貴女 一階はダメよ!』
背の高い外国人女性を見上げる。
『なぜですか』
『あ~、もう戦場っ!次々怪我人が運び込まれてるのよ!』
二人は十字を胸で切り 首を左右にふる。
( どうなっちゃってるの…?)
〝ドック ドック 〟鼓動が高鳴る。
エレベーターが止まり、扉が左右に開く。エレベーターに乗り込んだものの 一階のボタンが押せない…。バタバタと白人男性二人がパジャマ姿でエレベーターに乗り込んできた。口々に “ 相当ひどいらしいぜー ” と、話しながら一階のボタンを押す。二人が入って来て隅に追いやられた私に二人が気付き、
『君 一階だよ 大丈夫…?止めときなよ』
と、忠告しつつ困った顔を向けるがエレベーターは構わず静かに降下を続ける。客室専用エレベーターは、正面玄関から左側に広くロビースペースが割かれ その奥に二基ある。到着音が響く。両開きの扉が開くと同時に 外国人男性二人は飛び出していった。エレベーターから出ると、ホテルの玄関がまるでテレビニュースの災害現場さながらの光景が広がった。その光景を直ぐには理解出来なかった。
ロビーの床にブルーシートが敷き詰められ 何人もの人が寝かされていた。 うめき声 悲鳴、怒号に 泣き声…
次々に 怪我人を救急隊員や警察が運び込んでくる。眼を疑う。
(ここは病院じゃない…)
いろいろな国の言葉の怒号が飛び交う。
(だめ…ここにいちゃあ 邪魔だ)
私は振り返りエレベーターの上昇ボタンを押そうとしたその時 !
“ かっかがわぁAEDもって来いっ”
“早くしろっ”
( 先生 ! だっ!)
私は咄嗟に振り返った。
ロビー中 動き回る人を、一人一人眼で追いかけても先生は見当たらない。
『バッカヤローッ!なにが トリアージだぁっ、くそったれぇっ うろたえやがってぇーーっ、こんな数 トリアージのひつようねえーっ! 全員助けるんだよっ‼︎ 』
「せっせんせぇー!やっ、止めて ―くださいっ」
―――!
「先生っ」
「いいんだよっ 現場で御託並べる間があったら“ 動け ” だっ、おまえも覚えとけっ!」
(居た…!)
〝 あ あ あ! 〟先生は外国人男性を 殴って気絶させていた。
私の視線は先生一人に集中した。
『ここに運ばれた怪我人、運がいいよっ! 昨日MCSで医者の集まりがあったらしくて帰国せずに観光で残ってたドクター達が応急処置してるって!』
『こらぁっ !エレベーター前のあんた達ぃっ!ぼーっと突っ立てないで運ぶの手伝って!』
三機のエレベーターの先は黄色い規制線が張り巡らされていた。それを潜って有志はパジャマ姿のままでも負傷者を運ぶのを躊躇せず手伝いだす。
『お嬢ちゃんっ 危ないから部屋へ戻って!』
…………
『先生っ、こっちお願いしますっ』
救急隊員が 誰とは言わずドクターを呼んでいる。私は柱の陰に隠れて成り行きを凝視する。 怒号とサイレン音の喧噪の中、耳を研ぎ澄まし聴き慣れた先生の声だけを追っていた。 耳が雑音に慣れて必要な会話を聞き分けられてきた。
『よっし もう病院搬送して』
パジャマ姿のドクターらしき欧米人が立ち上がる。欧米人は救急隊員の呼ぶ方へ行く。
『除細動器っ (AED) 』と、叫ぶと心臓マッサージを始めだした。
(だれかぁーっ 除細動器早くぅっお願いっ神様っ!)
私も 思わず 神様にお願いしてしまう。心臓が張り裂けそうなほど私の心拍が上昇する。
先生は私から一番遠いロビーの端にいた。先生は横たわる人の脚の方で何かに集中してしている。私の位置からはよく見えない。先のドクターは心臓マッサージを救急隊員と交替し別の怪我人の治療を始める。
『早く除細動器! はやくぅっ』
『アルコールっ 足らないぞぉっ‼︎ 』
『服切って 』
『ヒカルゥ! 肺気胸だわっ チアノーゼ出てきてるぅっ 』
横たわる男性の近くの白人女性が叫ぶ。
『バーバラァ 慌てるなぁっ、 落ち着け! すぐに行くから、気道確保してろーっ』
(先生の声だ)
『わかったぁっ』
先生は立ち上がりぐるりと周辺の状況を見回している。表情は厳しいけれど全く動じていない。 走り回る事もせず状況を冷静に見ている。
『救急隊員っ ここだっ、二次救急へ搬送してくれっ』
足元の応急処置した怪我人の搬送を救急隊員に託し先生は再び立ち上がると、大股でゆっくり白人女性ドクターに近づく。横たわる男性の胸を触診している。
…
『肋骨 折れてるかもな…』
……
『バーバラ ドレンするぞ』
『そこの ナースゥっ! チューブ と キシロカインあるか?』
『はい ドクター お持ちしますっ』
『わたしっ、穿刺するわっ』
『そうかっ……じゃ、俺が身体支えるから… 落ち着いて位置を確認しろ』
白人女性が男性の胸部から脇の辺りを触診している。針の先端を
穿刺すると、中に貯まっていたガス(酸素、二酸化炭素) が漏れ出し圧縮されていた肺の負担が和らぐ。
『オケっ チューブ入れるぞ』
……
『救急ぅっ!ここも二次搬送してくれっ』
………
『よしっー、あとたのんだよ バーバラ!』
『わかった! ヒカルがいて助かっわ 愛してる!』
『俺もだっ!』
先生がニヤついている。
(全然余裕あるっ)
先生は、再び立ち上がると 横たわる負傷者の間を縫ってこちらに近づいてきた。
ドキ…ドキドキ
私は柱に隠れた。
『おううーッ 神さまぁぁーー』
白人男性が 心臓マッサージを受けている女性の傍らで頭を抱えうずくまっている。
『ヤバイ! Vf (心室細動)だっ』
『代わってっ』
( かっがわくん!)
香川君が 救急隊員と交代し心臓マッサージを始める。マウストゥマウスを救急隊員が行う。
『AEDッ早くしろっ』
『チャージ 出来てます!』
〝…ドンッ…〟
横たわる女性の身体が跳ねる。
『聴診器貸してっ』
救急隊員の聴診器で心音を確認してる。
( 香川君が…まだ…お医者さんでもない…かっ、かがわくん)
『だっダメですっ』
香川君の顔から 苦悩の表情が滲む。香川君は女性に馬乗りになり心臓マッサージを続ける。
『生きてっ 頑張れっ!生きるんだよぉぉっ 頑張れっ』
『チャージ出来ましたっ』
『よしっ もう一回!』
“ 離れて ”
『…ダメ』
救急隊員が、頭を左右に振る…
「どけっ 香川ぁっ」
(…先生)
先生のパジャマが 血糊でどす黒く汚れ 元の生地の色すら判らない。黒崎先生は 香川君を押しのけた。 香川君が黒崎先生の心臓マッサージの間合いに合わせマウストゥマウスで息を送る。
『チャージ 出来ました!』
『手伝うわっ ! ヒカルッ』
『クラリス.ファインか…?』
小柄な白人女性ドクターがAEDの電極を持つ。
『離れて下さい!』
…ドンッ…
“ 戻ってこいっ――!”
……………
/√--/---/-------------√---------∨--/---------√--------------------------------------------------
クラリスが聴診器で女性の心臓の拍動を確認する。
『CPA(心停止)です』
ファイン医師はペンライトで瞳孔確認し首を左右に振った。
『うおおおーーっ』
泣き崩れる女性の夫の肩を抱き抱え、クラリスが慰めの言葉をかけている。
『そっ、そんなっはずっないですっ!』
(かっかがわくん!)
香川君は再び心臓マッサージを始めようと、女性に被さろうとした。先生は、香川君の胸元をひねりあげ立ち上がらせる。
「目ぇ覚ませ!香川っ まだ他に苦しんでる患者がいるんだっ」
「せっ、せんせぇっ! 彼女はまだ温かいんですよっ‼︎ 見殺しにするんですかぁっ」
「バカヤローーッ! 目ん玉ひんむいてっ 、 現実見やがれぇーっ」
〝 がっつぅぅーん 〟
黒崎先生は容赦なく渾身の力で香川君の顔面を殴った……。 その場に吹っ飛んだ香川君は無惨にも床に転がる。 先生は、転がった香川君へ冷ややかな視線を落とす。
「たっくぅ…仏さんの肋骨 …何本折ったら気がすむんだっ! そこで頭冷やして考えてろっ 青二才っ!」
先生はうずくまる香川君に構わず、次の負傷者の対応に戻ってしまった。
私は 先生より香川君の方が心配で、彼を見続けた。
(かっ香川君…起き上がれない? きっと泣いている)
『ごめんなさい…ヒカルすぐに乱暴するけど 悪い人じゃないの』
ファイン医師が転がる香川君の背中を摩っている。
(…あっ、香川君起き上がれる!)
女性医師は 起き上がった香川君の泣き顔と鼻血をハンカチで拭いている。
「ッデ」
『ああぁ~ 貴方、鼻が折れてるかもよ…』
ファイン医師が 変顔して香川君を和ませている。
『黒崎先生の事、ご存知なんですか?』
香川君もわずかに口角が上がった。
『ウフッ ♪ ご存知なんてもんじゃないわ~』
ファイン医師は、香川君の鼻骨の位置を確認する。
『君はヒカルの助手?』
『いえ…まだ 学生です。』
そう言うと、僅かに俯いた。 香川君はきっと まだ学生の立場を歯痒いと思っている。
『学生を連れてきたのぉ…? ヒカルがぁ! 信じらんない 』
「うっ…痛っ」
『ゴメンっ 痛かったね ちょっと整復したから、ここが済んだらもう一度診せてっ!ヒカルはね、スタ○○○ードのラボの先生だったのよ…』
『先生のっ!? アメリカ時代…』
『そっ! ヒカルが私の指導医だった』
クラリス.ファイン医師は 屈託ない笑顔を向ける。
『はぁ…スタ○○○ードの ラボ⁉︎…凄い 』
『破天荒でさ 敵も多かったけど、凄い人気教員だったわ…♪』
(えっ )
クラリス.ファインが香川君をじっと見つめている。 香川君の頬が薄桃色に染まった。
『ほらっ、笑顔だよっ♪ クールガイ!』
いきなり ファイン医師は、素敵な笑顔で香川君の口角を 指先で突っつく。 香川君はファイン医師の後頭部を引き寄せると頬にキスした。
『ありがとう 助かりました…』
香川君がゆっくり立ち上がった。
(かっ、香川君たら やるぅ―っ!)
私の目にやっと、何時ものクールな香川君が映った。 ファイン医師は、香川君の仕種に頬を染める。
『貴方 名前は?』
立ち上がり 振り返った香川君。もう眩しいくらいの ‘怪我’ が無ければ完璧。イケメン笑顔で、
『香川です香川タカシ』
Drクラリスは離れがたいとばかりに、
『タカシっ、ちょっと待って 私を手伝って!』
『…喜んで』
『後でゆっくり タカシの綺麗な鼻が、曲がちゃって魔法使いの ‘お兄さん’ にならないように治療してあげるぅ…』
(香川君…顔が赤いよっ)
午前5時過ぎ…ホテルの中にいた怪我人も、重症者は大都市近郊の総合病院や 大学病院へ運ばれ、大半がケアンズ市内の病院へ無事搬送されていた。
『うわあああん 痛いぃ ~ うえ~ん』
むずがる小さな男の子抱いた母親がホテルに入って来た。
落ち着きを取り戻して来た ホテルのロビーを 歩き回りながら見渡す先生を見つけた 母親が男の子を診て欲しいと訴える。
『そこへ 座らせて…』
先生が指した男の子の椅子は、階段の二段目だった。
『何処が痛い?ん‐言ってみ 』
先生が 男の子の顔を覗き込む。
『うわぁあ~~んぎゃあ~~痛いぃ~~~』
(こんな 泣かれちゃぁ 診れねぇな--)
『お母さん、悪いが抱っこして貰えますか?』
お母さんに 向き合って、抱っこされた形でバイタルをチェックする
“…! ”
『お母さん 何処か狭い所へ 挟まれてませんでしたか?』
『転倒したバスで 私の下でなんとか無傷ですんだのですが…ぐずつくし痛い と泣きずめで…』
『どれぐらい 挟まれてましたか? 隙間は?』
『クラリス―ッ!ちょっと来てくれぇっ 』
『ごめ―ん ヒカルぅ 今、手が離せない!タカシ行かすぅ―』
「先生っ、さっきは すみ…」
「バカヤロー、んっな事より 今すぐ透析出来る病院あたれ!」
「クラッシュ症候群ですか?」
「疑いあるっ 、まだガキだっ」
香川君は歳を聴きすぐにタブレットで検索する。
「先生ヒットしました 連絡いれます」
「たのむ…」
救急車が男の子を乗せケアンズの小児総合病院に到着したのは診断から15分後 …。その後、男の子は黒崎先生の素早い判断で一命を取り留めることができた。
…
『しかし よっ、香川っ お前その顔っ…! 腫れちゃってさっ
“ コアラ ” だよっ イヒヒヒィー』
『ヒカルッ!貴方が殴ったからでしょっ⁉︎ 乱暴オヤジっ』
『相変わらずお前もうるせー女だよなっ 、お前ら白人は、ユーモアでなんぼ じゃねぇのかよ~ 冗談もかわせねぇから 男の一人も 出来ないんだよ…へへへ~』
『ヒカルっ!今のはセクハラっ………さあ…タカシ♪ ゆっくり治療してあげるから…誰かさんみたいに、汚ならしい中年にならないようにぃ!』
Drファインが、香川君の鼻をその場で治療し始める。
『ハハァ―ン♪ ふんっ、クラリス~ お前の魂胆、見え見えだぜぇ…治療は鼻柱だけじやあないなっ? 違う“ 太い柱” の治療も…てか~』
「先生っ、止めて下さいよっ 酔っ払いみたいに 下品なこと言うの は!」
香川君の股間が心なしか膨張している。
「“ 香川くんっ” お前さ…大学で何勉強してんだっけっ―?」
「勉強って…」
「これだけの怪我人 治療してさぁ ランナーズハイにならない訳無いだろっ!」
「β―エンドルフィンの多量分泌…」
「そうだっ! そのべ―タ何とかで酔っ払わねぇとやってらんねぇ…よ っ 、こんなクソ仕事っ」
( 俺が…誰一人死なせねぇって 根性入れても、まだまだ力足らずなんだ…よ )
「今日はバカ言って、明日からまた根性入れ直しっ だ …死なせねぇぞ!」
「じゃな…俺は寝るっ」
“クサイ台詞” なのに…
香川君には、先生の後ろ姿が格好良く見えた。
( 先生…)
『ヒカルは アメリカにいた頃から、ちっとも変わってないわね』
( 黒崎先生…先生はやっぱハンパなく凄いです)
香川君にとっては、先生を心から尊敬するきっかけとなったケアンズの旅だった。
そして…私はというと、当の昔に部屋に戻って夢の中だった。
7
あなたにおすすめの小説
白衣の下 第二章 妻を亡くした黒崎先生、田舎暮らしを満喫していたやさき、1人娘がやばい男に入れ込んだ。先生どうする⁈
高野マキ
恋愛
その後の先生 相変わらずの破茶滅茶ぶり、そんな先生を慕う人々、先生を愛してやまない人々とのホッコリしたエピソードの数々‥‥‥ 先生無茶振りやめてください‼️
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
僕の主治医さん
鏡野ゆう
ライト文芸
研修医の北川雛子先生が担当することになったのは、救急車で運び込まれた南山裕章さんという若き外務官僚さんでした。研修医さんと救急車で運ばれてきた患者さんとの恋の小話とちょっと不思議なあひるちゃんのお話。
【本編】+【アヒル事件簿】【事件です!】
※小説家になろう、カクヨムでも公開中※
私の主治医さん - 二人と一匹物語 -
鏡野ゆう
ライト文芸
とある病院の救命救急で働いている東出先生の元に運び込まれた急患は何故か川で溺れていた一人と一匹でした。救命救急で働くお医者さんと患者さん、そして小さな子猫の二人と一匹の恋の小話。
【本編完結】【小話】
※小説家になろうでも公開中※
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる