彼女がやってたのBLゲームでした

ゅーな

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攻略8

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黒瀬先輩の家は高層マンションだった。高級そうなロビーを通過し着いた黒瀬先輩の部屋は黒と白のモノトーンでまた高そうな家具や装飾品が置いてある。

そんな部屋の黒の絨毯にちょこんと縮こまって座る俺。

(よくよく考えたら泊めて貰えるってお金とか請求されるのが当たり前では……?)

「なんでそんなとこ座ってんだ?ソファー座ってていいのに」

黒瀬先輩はそう言って俺の手を引きソファーへ座らせた。

(見た目より結構力強いよな……)

ところで黒瀬先輩は何者なんだろうか。ゲームの中では同じ大学生のはずだがなんでこんないい家に住めるのか……

歳を偽ったってのが妥当だろう。社会人だとしてもここに住めるって凄いけど。

「あの、俺実は高校生じゃなくて大学生なんですけど…黒瀬先輩はその社会人なんですかね?」

「やっぱり陽成大学生だったのか。そんな気がしてたんだよ。俺は~社会人てかその……」

変に口ごもる先輩。

(もしかして無職で親が凄い人だったりするんだろうか。親のスネかじりってのはちょっと格好つかないよな)


「俺ヤクザの次期組長なんだけど」


俺の想像は全くの的外れだったようだ。

(……はい?ヤクザってあれですか?あの怖い人達?ヤのつく職業の方??)

全然そうは見えない……

「……全然そうは見えないですね…」

ポロッと本音が漏れてしまった。

(だって黒瀬先輩って肌白いし綺麗な顔立ちしてるからなぁ……)

黒瀬先輩の顔にはキズひとつ無い。でも着付けているものは高級そうなものばかりだ。

例えば胸元から覗くシルバーのネックレスとか。

細腕の手首に光る同じくシルバーの時計とか。

そんなマジマジと先輩を見ていたからか先輩が照れ隠しなのか俺の頬に触れた。

「全然そうは見えないなんて油断するなよ……お前の目の前にいんのは次期組長だぞ分かってんのか?」

黒瀬先輩の指は長くて綺麗で何だかいい香りもする。

いや、いい香りは先輩の付けてる香水なのだろう。バニラっぽい好きな香りだ。

「先輩っていい香りしますね」

そう言って黒瀬先輩へ少しだけ身を寄せた。


「え?何?誘ってんの?」

(……はい?)

「……ッ!」

よく分からず顔を上げた俺の唇は黒瀬先輩の唇に塞がれた
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