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攻略30
起きたら隣に先輩がいた。
「……先輩、おはようご、っ」
挨拶をしようとするも頭にくる頭痛に耐えきれず思わず目を閉じた。
ガンガンと頭の奥で盛大なライブでもやってるみたいに頭が殴られてるように痛む。
(立派な二日酔い……)
昨日ワインを飲んで酔ったことを思い出す。
(昨日…ベットまで来た記憶ないんだけど……)
昨日は……昨日のことを思い出そうとするも恐ろしいことにほとんどぼやけるような曖昧な記憶しかない。
そこで頭痛に耐え目を開けるとやっとそこで自分が着ているシャツが大きく乱れていることに気がついた。
少し遠くにある鏡に写る俺はシャツの前が全開でほぼ脱げていると言ってもいいくらいだ。
(えーと……これは一体なぜ??)
頭の中にクエスチョンマークが浮かび上がる。
昨日俺は自分で脱いだなんてそんな記憶ないし、いくら酔っていたとはいえ自分で脱ぐなんてありえないだろう。
ふらつきながらも冷えた床に足を降ろして鏡の前でもう一度自分の状態を確認した。
(ん?この首とか鎖骨辺りの赤いやつなんだ?)
首や鎖骨にいくつか赤いマークのようなものが点在していた。
(これってまさか……)
それは中々濃いめのキスマークであり、なおかつシャツをちゃんと着ても隠せないところについていた。
俺はベッドに寝ている先輩を見やる。
(これ……俺もしかして記憶ないだけで昨日襲われた?!?!)
「…ん……あれ陽成…?」
そこでタイミング悪く先輩が目を覚ました。
先輩も頭が痛そうに顔をしかめる。
「ぁ?陽成何やってんの?」
先輩はいたた…と少し呻いてから鏡の前にいる俺を見てそう聞いた。
「あ…えっと……」
俺は戸惑い、返答できない。
(昨日記憶無い時に襲われたとしたら…現実でも呆気なく処女喪失…?)
「あの…黒瀬先輩……昨日ってなにか…ありました……?」
恐る恐る先輩に尋ねた。
(どうしよう初めてなのに記憶ありませんなんて言えないし……)
そんな俺に先輩は
「あ?あ~昨日の陽成…めっちゃ可愛かった……」
と目を逸らしたのだった。
俺は現実でも呆気なく処女を喪失したことに呆然とするしか無かった。
まぁ俺が覚えてなかっただけなんだけど。
「……先輩、おはようご、っ」
挨拶をしようとするも頭にくる頭痛に耐えきれず思わず目を閉じた。
ガンガンと頭の奥で盛大なライブでもやってるみたいに頭が殴られてるように痛む。
(立派な二日酔い……)
昨日ワインを飲んで酔ったことを思い出す。
(昨日…ベットまで来た記憶ないんだけど……)
昨日は……昨日のことを思い出そうとするも恐ろしいことにほとんどぼやけるような曖昧な記憶しかない。
そこで頭痛に耐え目を開けるとやっとそこで自分が着ているシャツが大きく乱れていることに気がついた。
少し遠くにある鏡に写る俺はシャツの前が全開でほぼ脱げていると言ってもいいくらいだ。
(えーと……これは一体なぜ??)
頭の中にクエスチョンマークが浮かび上がる。
昨日俺は自分で脱いだなんてそんな記憶ないし、いくら酔っていたとはいえ自分で脱ぐなんてありえないだろう。
ふらつきながらも冷えた床に足を降ろして鏡の前でもう一度自分の状態を確認した。
(ん?この首とか鎖骨辺りの赤いやつなんだ?)
首や鎖骨にいくつか赤いマークのようなものが点在していた。
(これってまさか……)
それは中々濃いめのキスマークであり、なおかつシャツをちゃんと着ても隠せないところについていた。
俺はベッドに寝ている先輩を見やる。
(これ……俺もしかして記憶ないだけで昨日襲われた?!?!)
「…ん……あれ陽成…?」
そこでタイミング悪く先輩が目を覚ました。
先輩も頭が痛そうに顔をしかめる。
「ぁ?陽成何やってんの?」
先輩はいたた…と少し呻いてから鏡の前にいる俺を見てそう聞いた。
「あ…えっと……」
俺は戸惑い、返答できない。
(昨日記憶無い時に襲われたとしたら…現実でも呆気なく処女喪失…?)
「あの…黒瀬先輩……昨日ってなにか…ありました……?」
恐る恐る先輩に尋ねた。
(どうしよう初めてなのに記憶ありませんなんて言えないし……)
そんな俺に先輩は
「あ?あ~昨日の陽成…めっちゃ可愛かった……」
と目を逸らしたのだった。
俺は現実でも呆気なく処女を喪失したことに呆然とするしか無かった。
まぁ俺が覚えてなかっただけなんだけど。
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