おもちゃ大戦

ノン・タロー

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機械の女神、メカニカ・2

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 ミサイルの直撃こそ免れたものの、その爆風に吹き飛ばされた俺は、プラモの身体だから痛みこそ無いものの、楓の手脚が壊れ、身動きが取れなくされてしまった……。

『匠海さん……!このままでは……っ!』

「分かってる……!レーニア、『神スキル』だ!」

『は……はいっ!神スキル「リペア」っ!』

 レーニアのリペアによってボロボロだった楓の身体が元の姿へと戻り、同時にバックパックもまた背中へと装着された。

 これは嬉しい誤算だっ!

 俺は背中のスラスターを使って空を飛ぶとメカニカへと向かう。

 うおぉぉぉーー……!
 飛んでる……!俺は今空を飛んでいるぜぇぇぇーー……っ!

 おもちゃの体とは言え、自分で空を飛べる日が来るとは思わなかったため、俺のテンションは最高潮にあった。

 そして、メカニカが飛び去った方へと飛んでいくと、前方にメカニカの戦闘機の姿を捉えた!

「メカニカ!今度はこっちの番だっ!」

 俺はとある有名な作品のような撃ち方みたいなポーズを取ると、レーザーライフルを数発メカニカへと撃つ!

 しかしその殆どが外れたものの、その内の一発がメカニカへと掠る。

『ぐ……、小癪な……!まさかその玩具が空まで飛べるとはね……!』

「どうだ驚いたか!空はお前だけのものじゃないって事だっ!」

『いいですよ匠海さん!やっちゃえ、やっちゃえっ!』

 人が決めポーズを取っていると、やけにノリノリなレーニアがハイテンションテンションで騒いていた。

 こいつ、うるせぇ……。

「……こいつだ!くらえっ!」

 俺は気を取り直してバックパックのスラスターを吹かすとメカニカへと急接近する。

 そしてそのまま勢いに任せてキックを放つ!

「うおぉぉ……!ダイナマイト・キーックっ!」

『あが……っ!?』

 スラスターの勢いと、楓の体重を乗せたキックがメカニカへと直撃する!

 しかし、プラモデルの楓の体重と言うのが相手にどれだけダメージを与えているのかは謎ではあるが……。

 少なくともスラスターの勢いだけでもそれなりにダメージは与えられている……と思いたい。

「どうだ!俺の攻撃はっ!お前は戦闘機だから近付かれたら手も足も出ないだろっ!?」

『おのれ……!人間がこのアタイをここまでコケにするとはっ!神スキル発動!「トランス・フォーム」っ!』

 メカニカは神スキルを発動させると、戦闘機が人型へと変形をした!

「人型に変形しただと……っ!?」

 変形したメカニカに俺は思わず度肝を抜かされた!

『匠海さん!メカニカの神スキルは好きな形に変形出来る能力なんです!』

『どうだい、驚いたかいっ!?さっきはアタイに大層なことを言っていたけど今度はアタイが言ってやるよ!人型はあんただけのものじゃないんだよっ!』

 メカニカは俺へとビシッと指差しながら言い放った!

 ぐう……!なんか悔しい……っ!

「だ……だが、人型になったからって俺に勝てると思うなよ……っ!」

『ならこれならどうだいっ!?』

 突然メカニカの両腕から機関砲が現れると攻撃をして来た!

「な……っ!?」

『匠海さん!』

「くっ……!」

 俺はスラスターを使って左右に避けようとするが、避けられる数よりも多いため、何発か被弾してしまう。

『アハハハハハ!人型というのも良いもんだねぇ!どうだい、レーニア!手も足も出ないとはこの事じゃないかっ!』

 メカニカは高笑いをしながら機関砲をばら撒くように撃ちまくる。

「クソ……!このままじゃマジで何も出来ないままやられちまう……っ!」

 何か……何か手はないか……っ!?

『いつまで逃げ回る気だいっ!?』

 今度はメカニカは脚から複数のミサイルを出現させると俺に向けて撃ち放つ!

「クソ……っ!」

 俺はスラスターを吹かしてミサイルを次々と躱していく。

『なかなかやるじゃないか、ならこれはどうだいっ!?』

 メカニカはまた脚からミサイルを出現させると再び俺へと撃ち放つ!

「く……!」

 俺は回避をしようとするも、今度は追尾性のあるミサイルなのか振り切ることが出来ない……!

『今度のは追尾ミサイルだよ!中々楽しめたけど、これで終いかねぇ……!』

 く……!こ……このままでは……っ!

「こうなったら一か八かだ……っ!レーニア覚悟決めろよっ!」

『な……何をする気なんですか……っ!?』

「こうするんだよっ!」

『え……?き……きゃあぁぁぁぁーーーー……っ!?』

 俺はレーザーブレードを抜くとレーニアの悲鳴と共にミサイルへと向かって飛ぶ!

『な……!万策尽き果てたと言うのかい……っ!?』

 メカニカの驚きと共に俺へと追尾していたミサイルがレーザーブレードによって次々と爆発を起こすと、俺は爆炎に包まれた。

『や……やったのかい……っ!?』

「まだまだだーーっ!!」

 ミサイルの爆炎を突き抜けた俺は多少ダメージを負いながらもメカニカへと向かうとレーザーブレードでメカニカの胴を斬り裂いた!

『ば……バカな……!ミサイルの爆炎を突き抜けて来るなんて……っ!?』

「これぞ肉を切らせて骨を断つ作戦だっ!」

『このアタイが……!このアタイがぁぁーー……っ!』

 メカニカはそれだけを言い、爆散すると同時に頭の中に聞こえてきた「4,000スキルポイントを入手しました」と言う声と共に俺は光へと包まれ、ドームへと戻ったのだった。


 ◆◆◆


 ドームへと戻ってきた俺はメイン画面を開いてスキルポイントを確認すると、5,500ポイントになっていた。

「さて……次は何を取るか……」

 残っているのはプラズマナックルと大口径エネルギーキャノンの二つ。

 ふむ……。

「エネルギーキャノンにするか……。」

 少し考えた結果、大口径エネルギーキャノンを選択することにした。


 ◆◆◆


 残りスキルポイント

 5,500pt→500pt

 大口径エネルギーキャノン -5,000pt


 獲得スキル

 レーザーライフル
 レーザーブレード
 飛行能力
 大口径エネルギーキャノン NEW
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