9 / 34
機械の女神、メカニカ・2
しおりを挟む
ミサイルの直撃こそ免れたものの、その爆風に吹き飛ばされた俺は、プラモの身体だから痛みこそ無いものの、楓の手脚が壊れ、身動きが取れなくされてしまった……。
『匠海さん……!このままでは……っ!』
「分かってる……!レーニア、『神スキル』だ!」
『は……はいっ!神スキル「リペア」っ!』
レーニアのリペアによってボロボロだった楓の身体が元の姿へと戻り、同時にバックパックもまた背中へと装着された。
これは嬉しい誤算だっ!
俺は背中のスラスターを使って空を飛ぶとメカニカへと向かう。
うおぉぉぉーー……!
飛んでる……!俺は今空を飛んでいるぜぇぇぇーー……っ!
おもちゃの体とは言え、自分で空を飛べる日が来るとは思わなかったため、俺のテンションは最高潮にあった。
そして、メカニカが飛び去った方へと飛んでいくと、前方にメカニカの戦闘機の姿を捉えた!
「メカニカ!今度はこっちの番だっ!」
俺はとある有名な作品のような撃ち方みたいなポーズを取ると、レーザーライフルを数発メカニカへと撃つ!
しかしその殆どが外れたものの、その内の一発がメカニカへと掠る。
『ぐ……、小癪な……!まさかその玩具が空まで飛べるとはね……!』
「どうだ驚いたか!空はお前だけのものじゃないって事だっ!」
『いいですよ匠海さん!やっちゃえ、やっちゃえっ!』
人が決めポーズを取っていると、やけにノリノリなレーニアがハイテンションテンションで騒いていた。
こいつ、うるせぇ……。
「……こいつだ!くらえっ!」
俺は気を取り直してバックパックのスラスターを吹かすとメカニカへと急接近する。
そしてそのまま勢いに任せてキックを放つ!
「うおぉぉ……!ダイナマイト・キーックっ!」
『あが……っ!?』
スラスターの勢いと、楓の体重を乗せたキックがメカニカへと直撃する!
しかし、プラモデルの楓の体重と言うのが相手にどれだけダメージを与えているのかは謎ではあるが……。
少なくともスラスターの勢いだけでもそれなりにダメージは与えられている……と思いたい。
「どうだ!俺の攻撃はっ!お前は戦闘機だから近付かれたら手も足も出ないだろっ!?」
『おのれ……!人間がこのアタイをここまでコケにするとはっ!神スキル発動!「トランス・フォーム」っ!』
メカニカは神スキルを発動させると、戦闘機が人型へと変形をした!
「人型に変形しただと……っ!?」
変形したメカニカに俺は思わず度肝を抜かされた!
『匠海さん!メカニカの神スキルは好きな形に変形出来る能力なんです!』
『どうだい、驚いたかいっ!?さっきはアタイに大層なことを言っていたけど今度はアタイが言ってやるよ!人型はあんただけのものじゃないんだよっ!』
メカニカは俺へとビシッと指差しながら言い放った!
ぐう……!なんか悔しい……っ!
「だ……だが、人型になったからって俺に勝てると思うなよ……っ!」
『ならこれならどうだいっ!?』
突然メカニカの両腕から機関砲が現れると攻撃をして来た!
「な……っ!?」
『匠海さん!』
「くっ……!」
俺はスラスターを使って左右に避けようとするが、避けられる数よりも多いため、何発か被弾してしまう。
『アハハハハハ!人型というのも良いもんだねぇ!どうだい、レーニア!手も足も出ないとはこの事じゃないかっ!』
メカニカは高笑いをしながら機関砲をばら撒くように撃ちまくる。
「クソ……!このままじゃマジで何も出来ないままやられちまう……っ!」
何か……何か手はないか……っ!?
『いつまで逃げ回る気だいっ!?』
今度はメカニカは脚から複数のミサイルを出現させると俺に向けて撃ち放つ!
「クソ……っ!」
俺はスラスターを吹かしてミサイルを次々と躱していく。
『なかなかやるじゃないか、ならこれはどうだいっ!?』
メカニカはまた脚からミサイルを出現させると再び俺へと撃ち放つ!
「く……!」
俺は回避をしようとするも、今度は追尾性のあるミサイルなのか振り切ることが出来ない……!
『今度のは追尾ミサイルだよ!中々楽しめたけど、これで終いかねぇ……!』
く……!こ……このままでは……っ!
「こうなったら一か八かだ……っ!レーニア覚悟決めろよっ!」
『な……何をする気なんですか……っ!?』
「こうするんだよっ!」
『え……?き……きゃあぁぁぁぁーーーー……っ!?』
俺はレーザーブレードを抜くとレーニアの悲鳴と共にミサイルへと向かって飛ぶ!
『な……!万策尽き果てたと言うのかい……っ!?』
メカニカの驚きと共に俺へと追尾していたミサイルがレーザーブレードによって次々と爆発を起こすと、俺は爆炎に包まれた。
『や……やったのかい……っ!?』
「まだまだだーーっ!!」
ミサイルの爆炎を突き抜けた俺は多少ダメージを負いながらもメカニカへと向かうとレーザーブレードでメカニカの胴を斬り裂いた!
『ば……バカな……!ミサイルの爆炎を突き抜けて来るなんて……っ!?』
「これぞ肉を切らせて骨を断つ作戦だっ!」
『このアタイが……!このアタイがぁぁーー……っ!』
メカニカはそれだけを言い、爆散すると同時に頭の中に聞こえてきた「4,000スキルポイントを入手しました」と言う声と共に俺は光へと包まれ、ドームへと戻ったのだった。
◆◆◆
ドームへと戻ってきた俺はメイン画面を開いてスキルポイントを確認すると、5,500ポイントになっていた。
「さて……次は何を取るか……」
残っているのはプラズマナックルと大口径エネルギーキャノンの二つ。
ふむ……。
「エネルギーキャノンにするか……。」
少し考えた結果、大口径エネルギーキャノンを選択することにした。
◆◆◆
残りスキルポイント
5,500pt→500pt
大口径エネルギーキャノン -5,000pt
獲得スキル
レーザーライフル
レーザーブレード
飛行能力
大口径エネルギーキャノン NEW
『匠海さん……!このままでは……っ!』
「分かってる……!レーニア、『神スキル』だ!」
『は……はいっ!神スキル「リペア」っ!』
レーニアのリペアによってボロボロだった楓の身体が元の姿へと戻り、同時にバックパックもまた背中へと装着された。
これは嬉しい誤算だっ!
俺は背中のスラスターを使って空を飛ぶとメカニカへと向かう。
うおぉぉぉーー……!
飛んでる……!俺は今空を飛んでいるぜぇぇぇーー……っ!
おもちゃの体とは言え、自分で空を飛べる日が来るとは思わなかったため、俺のテンションは最高潮にあった。
そして、メカニカが飛び去った方へと飛んでいくと、前方にメカニカの戦闘機の姿を捉えた!
「メカニカ!今度はこっちの番だっ!」
俺はとある有名な作品のような撃ち方みたいなポーズを取ると、レーザーライフルを数発メカニカへと撃つ!
しかしその殆どが外れたものの、その内の一発がメカニカへと掠る。
『ぐ……、小癪な……!まさかその玩具が空まで飛べるとはね……!』
「どうだ驚いたか!空はお前だけのものじゃないって事だっ!」
『いいですよ匠海さん!やっちゃえ、やっちゃえっ!』
人が決めポーズを取っていると、やけにノリノリなレーニアがハイテンションテンションで騒いていた。
こいつ、うるせぇ……。
「……こいつだ!くらえっ!」
俺は気を取り直してバックパックのスラスターを吹かすとメカニカへと急接近する。
そしてそのまま勢いに任せてキックを放つ!
「うおぉぉ……!ダイナマイト・キーックっ!」
『あが……っ!?』
スラスターの勢いと、楓の体重を乗せたキックがメカニカへと直撃する!
しかし、プラモデルの楓の体重と言うのが相手にどれだけダメージを与えているのかは謎ではあるが……。
少なくともスラスターの勢いだけでもそれなりにダメージは与えられている……と思いたい。
「どうだ!俺の攻撃はっ!お前は戦闘機だから近付かれたら手も足も出ないだろっ!?」
『おのれ……!人間がこのアタイをここまでコケにするとはっ!神スキル発動!「トランス・フォーム」っ!』
メカニカは神スキルを発動させると、戦闘機が人型へと変形をした!
「人型に変形しただと……っ!?」
変形したメカニカに俺は思わず度肝を抜かされた!
『匠海さん!メカニカの神スキルは好きな形に変形出来る能力なんです!』
『どうだい、驚いたかいっ!?さっきはアタイに大層なことを言っていたけど今度はアタイが言ってやるよ!人型はあんただけのものじゃないんだよっ!』
メカニカは俺へとビシッと指差しながら言い放った!
ぐう……!なんか悔しい……っ!
「だ……だが、人型になったからって俺に勝てると思うなよ……っ!」
『ならこれならどうだいっ!?』
突然メカニカの両腕から機関砲が現れると攻撃をして来た!
「な……っ!?」
『匠海さん!』
「くっ……!」
俺はスラスターを使って左右に避けようとするが、避けられる数よりも多いため、何発か被弾してしまう。
『アハハハハハ!人型というのも良いもんだねぇ!どうだい、レーニア!手も足も出ないとはこの事じゃないかっ!』
メカニカは高笑いをしながら機関砲をばら撒くように撃ちまくる。
「クソ……!このままじゃマジで何も出来ないままやられちまう……っ!」
何か……何か手はないか……っ!?
『いつまで逃げ回る気だいっ!?』
今度はメカニカは脚から複数のミサイルを出現させると俺に向けて撃ち放つ!
「クソ……っ!」
俺はスラスターを吹かしてミサイルを次々と躱していく。
『なかなかやるじゃないか、ならこれはどうだいっ!?』
メカニカはまた脚からミサイルを出現させると再び俺へと撃ち放つ!
「く……!」
俺は回避をしようとするも、今度は追尾性のあるミサイルなのか振り切ることが出来ない……!
『今度のは追尾ミサイルだよ!中々楽しめたけど、これで終いかねぇ……!』
く……!こ……このままでは……っ!
「こうなったら一か八かだ……っ!レーニア覚悟決めろよっ!」
『な……何をする気なんですか……っ!?』
「こうするんだよっ!」
『え……?き……きゃあぁぁぁぁーーーー……っ!?』
俺はレーザーブレードを抜くとレーニアの悲鳴と共にミサイルへと向かって飛ぶ!
『な……!万策尽き果てたと言うのかい……っ!?』
メカニカの驚きと共に俺へと追尾していたミサイルがレーザーブレードによって次々と爆発を起こすと、俺は爆炎に包まれた。
『や……やったのかい……っ!?』
「まだまだだーーっ!!」
ミサイルの爆炎を突き抜けた俺は多少ダメージを負いながらもメカニカへと向かうとレーザーブレードでメカニカの胴を斬り裂いた!
『ば……バカな……!ミサイルの爆炎を突き抜けて来るなんて……っ!?』
「これぞ肉を切らせて骨を断つ作戦だっ!」
『このアタイが……!このアタイがぁぁーー……っ!』
メカニカはそれだけを言い、爆散すると同時に頭の中に聞こえてきた「4,000スキルポイントを入手しました」と言う声と共に俺は光へと包まれ、ドームへと戻ったのだった。
◆◆◆
ドームへと戻ってきた俺はメイン画面を開いてスキルポイントを確認すると、5,500ポイントになっていた。
「さて……次は何を取るか……」
残っているのはプラズマナックルと大口径エネルギーキャノンの二つ。
ふむ……。
「エネルギーキャノンにするか……。」
少し考えた結果、大口径エネルギーキャノンを選択することにした。
◆◆◆
残りスキルポイント
5,500pt→500pt
大口径エネルギーキャノン -5,000pt
獲得スキル
レーザーライフル
レーザーブレード
飛行能力
大口径エネルギーキャノン NEW
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる