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トリスタの怪奇事件
北門のスケルトン
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翌朝、あたしはアリアと共に北門へとやって来ていた。
昨晩はどういう訳か、ゴースト騒動はなくグッスリと眠ることが出来た。
「確か北側にはスケルトンが出るのだったかしら?」
「はい、ルーナ様。先日の冒険者たちの話ではその様に記憶しております」
確か鎧を着たスケルトンとか、巨大なスケルトンが出るんだっけ?
あたしとアリアは意を決して北門から外へと出るとそこにはただ平原が広がっているだけだった。
「あれ……、何もいない……?」
「そうですね……」
別に門を出たらすぐにスケルトンの大群と戦いたかったと言う訳じゃないけど、何もいないというのも何とも拍子抜けな気分だ。
「まぁ、いないならいないで、とりあえずはこの辺りをもう少し調べてみるわよ」
「そうですね」
あたしとアリアは周囲の様子をうかがいながら平原を北へと進む。
「何もいませんね」
「そうね……」
それからしばらく平原を歩き回ったけど、スケルトンどころか動物すら一匹もいなかった。
「別の場所を探してみましょうか……」
「……そうですね」
この場を離れようとすると突然泥人形の時と同じ様に地面から手の骨が出てきたかと思ったらそこら中からスケルトン達が地面から姿を現す。
現れたスケルトン達は手に剣や盾を持ち、中にはスケルトンナイトと呼べばいいのだろうか、鎧を着たスケルトンまでいた。
「アリア!」
「はい!」
スケルトン達はあっという間にあたし達の周りを取り囲んでいた。
スケルトン達はあっという間にあたし達の周りを取り囲んでいた。
あたしは聖なる眼鏡でスケルトン達を見ると、やはりこれらのスケルトンにも魔力の糸が繋がっていた。
「アリアは行くわよっ!」
「はいっ!」
あたしは剣を、アリアはツインダガーを構えるとスケルトン達は一斉にあたし達に向かって襲い掛かって来る!
「はぁ!」
あたしは剣を振り、スケルトン達を斬り伏せる。
破邪の腕輪の効果であたしが倒したスケルトンは骨がバラバラになって燃えて消えるが、アリアの攻撃ではバラバラにこそなるものの、魔力の糸によって再び元の姿へと組み上がっていた。
しかし、あたしが倒したスケルトンも斬っても斬ってもスケルトン達は次々と地面から這い出て来る。
「ルーナ様、このままでは……」
「分かってる!『地を這う炎』っ!」
あたしはスケルトン達に向かって炎の中級魔法、ブレイズを放つ。
あたしの放ったブレイズは地面を這いながらスケルトンやスケルトンナイト達を数体まとめて焼き払う。
しかし、それでもまだ多くのスケルトン達があたし達の周りを囲んでいた。
さらにそんなあたし達に絶望を与えるかのように身の丈にして三メートル程の巨人のようなスケルトンが数体現れた!
「く……!」
「ルーナ様……!」
次第にあたし達を取り囲むスケルトン達の包囲が狭まっていく。
このままでは……!
最悪の展開が頭をよぎり、冷や汗が流れる……。
と、その時何者かが、現れ凄まじい速さで周囲を取り囲んでいた巨人のスケルトンを始めとした他のスケルトン達を纏めて倒していく。
一体何が起こったと言うの……っ!?
あたしとアリアが戸惑っていると、目の前に一体のスケルトンナイトが立っていたのだった。
昨晩はどういう訳か、ゴースト騒動はなくグッスリと眠ることが出来た。
「確か北側にはスケルトンが出るのだったかしら?」
「はい、ルーナ様。先日の冒険者たちの話ではその様に記憶しております」
確か鎧を着たスケルトンとか、巨大なスケルトンが出るんだっけ?
あたしとアリアは意を決して北門から外へと出るとそこにはただ平原が広がっているだけだった。
「あれ……、何もいない……?」
「そうですね……」
別に門を出たらすぐにスケルトンの大群と戦いたかったと言う訳じゃないけど、何もいないというのも何とも拍子抜けな気分だ。
「まぁ、いないならいないで、とりあえずはこの辺りをもう少し調べてみるわよ」
「そうですね」
あたしとアリアは周囲の様子をうかがいながら平原を北へと進む。
「何もいませんね」
「そうね……」
それからしばらく平原を歩き回ったけど、スケルトンどころか動物すら一匹もいなかった。
「別の場所を探してみましょうか……」
「……そうですね」
この場を離れようとすると突然泥人形の時と同じ様に地面から手の骨が出てきたかと思ったらそこら中からスケルトン達が地面から姿を現す。
現れたスケルトン達は手に剣や盾を持ち、中にはスケルトンナイトと呼べばいいのだろうか、鎧を着たスケルトンまでいた。
「アリア!」
「はい!」
スケルトン達はあっという間にあたし達の周りを取り囲んでいた。
スケルトン達はあっという間にあたし達の周りを取り囲んでいた。
あたしは聖なる眼鏡でスケルトン達を見ると、やはりこれらのスケルトンにも魔力の糸が繋がっていた。
「アリアは行くわよっ!」
「はいっ!」
あたしは剣を、アリアはツインダガーを構えるとスケルトン達は一斉にあたし達に向かって襲い掛かって来る!
「はぁ!」
あたしは剣を振り、スケルトン達を斬り伏せる。
破邪の腕輪の効果であたしが倒したスケルトンは骨がバラバラになって燃えて消えるが、アリアの攻撃ではバラバラにこそなるものの、魔力の糸によって再び元の姿へと組み上がっていた。
しかし、あたしが倒したスケルトンも斬っても斬ってもスケルトン達は次々と地面から這い出て来る。
「ルーナ様、このままでは……」
「分かってる!『地を這う炎』っ!」
あたしはスケルトン達に向かって炎の中級魔法、ブレイズを放つ。
あたしの放ったブレイズは地面を這いながらスケルトンやスケルトンナイト達を数体まとめて焼き払う。
しかし、それでもまだ多くのスケルトン達があたし達の周りを囲んでいた。
さらにそんなあたし達に絶望を与えるかのように身の丈にして三メートル程の巨人のようなスケルトンが数体現れた!
「く……!」
「ルーナ様……!」
次第にあたし達を取り囲むスケルトン達の包囲が狭まっていく。
このままでは……!
最悪の展開が頭をよぎり、冷や汗が流れる……。
と、その時何者かが、現れ凄まじい速さで周囲を取り囲んでいた巨人のスケルトンを始めとした他のスケルトン達を纏めて倒していく。
一体何が起こったと言うの……っ!?
あたしとアリアが戸惑っていると、目の前に一体のスケルトンナイトが立っていたのだった。
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