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終章 愛する人と生きる少女
ハチャメチャな披露宴
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マーゼを経ってから数カ月後……、私とザクスはラウルの教会にいた。
別にお祈りに来た訳ではなく、その……今日は私とザクスの結婚式だったりする。
私はウエディングに身を包み、ザクスは白のタキシードを着ていた。
私はバージンロードを父親代行を買って出てくれたグレンさんに手を引かれ歩いていく。
その時、ふとグレンさんの顔を見ると号泣しながら歩いており、それを見た私や他の参列者は思わず苦笑していた。
参列者は父親代行のグレンさんの他にはにフェナさん、ディンさん、アルトさん、セーラさん、サラさん、ミリアさんにジェストさんだけでなく、他の街からも親交があった人達が来てくれた。
リーツェからはミーナとミシェルさん、ムイスからはバッシュとケイトさん。
サンドラからはフィーリエとジョンソンさん、ガイラスからはカレンが来てくれた。
ヤパーニからは玉藻と宗真さんが来る予定だったが、産まれたばかりの赤ちゃんがいるという事で、辞退するという連絡を受けた。
そして、これら別々の街に住んでいる人をラウルへと集めてくれたのは他でもない、マーゼのアルアナとマーロウさんだ。
アルアナは「今回だけ特別だからな。」といい、お布施と称して手数料5万エントを取られた……。
まあ、無理を言ったのだから仕方がないのだが、マーロウさんは苦笑していた。
そして、そのマーロウさんはと言うと……。
「新郎となる者ザクスよ。貴方は妻であるカナを健やかなる時も病める時も生涯愛し、共に支え生きていくとこを誓いますか?」
「誓いますっ!」
「では、新婦カナよ。貴女は夫であるザクスを健やかなる時も病める時も生涯愛し、共に支え生きていくとこを誓いますか?」
「はい、誓います」
マーロウさんは私達の結婚式を取り仕切る神父をやっていた。
別にマーロウさんが自分から買って出た訳ではなく、このラウルの教会にも神父さんはいるのだが、アルアナ教の聖地、マーゼから来たマーロウさんを差し置いて自分がやるわけには……!と言い辞退してしまったのだ。
本当はラウルの神父さんはアルアナにしてほしかったらしいが、彼女は面倒くさいの一言で一蹴、結果的マーロウさんになったのだ。
「では、お二方誓いの口づけを」
私とザクスは誓いの口づけをすると割れんばかりの拍手を贈られた。
しかし、大変なのはここからだった……。
◆◆◆
「それでは、ザクスとカナちゃんの結婚を祝って……カンパーイっ!!」
式が終わったあと、ラウルの冒険者ギルドで披露宴と言う名の宴会がグレンさんの掛け声で幕を開いた!
「いや、カナ良かったね!好きな人を助けられてっ!」
「その話ボクにも詳しく聞かせてよっ!」
「いやいや、まずは二人の馴れ初めからでしょ……!それで、まずは告白はどっちからしたのかしら?」
「それは興味深いな。ぜひとも私にも聞かせてもらいたい」
「カナ、私を足代わりに使ったんだ。色々と話してもらうぞ?」
「そうよ、カナちゃん。私達にぜ~んぶ喋ってもらうからね~♪」
「そう言えばその辺りアタイは何も聞いてなかったな。カナ、全部話しやがれ!」
私の周りにはフィーリエ、ミーナ、ファナさん、ミシェルさん、アルアナ、ミリアさん、カレンの順で女性陣が寄ってきては根掘り葉掘り聞き出そうと目を輝かせている。
「あ、それあたしも聞きたい!ね、最初のキスはどこっ!?」
「確か最初にザクスとエッチしたのがリーツェの宿屋だったよね?」
「ああ、言ってたな。私とミーナが煽ったら思いのほか早くヤッてたな」
「確か付き合い出したのはカナちゃんが奴隷から開放されてから……だったわよね?」
「んふふ~、その時のセリフはこの私、ファナがぜ~んぶ聞いてたんだ~!」
「えっ!?うそ!教えて教えてっ!!」
「確かね~、私はザクスが好き!助けてもらったときから……ううん、もしかしたらひと目見たときから好きだったかも……っ!て言ってたんだよね~!」
ファナさんはジェスチャーを交えながら私がザクスに言った告白のセリフを真似していた。
それを聞いた私は恥ずかしさのあまり顔から火が出そうにっていた……。
「きゃー!カナやるー!」
「ひと目見た時から……あなたの事が好きで……胸が苦しいの……!ってかっ!?あはははっ!乙女だなカナっ!!」
「それでその後キスしたの……っ!?」
「いや~、それがさ~……。タイミング悪くてさ、キスする前に部屋に入っちゃったんだよね……」
「はあ……っ!?ファナさん!あんたバカじゃないの……っ!?」
「ああ~……、ごめんね~。あの時、ボクとミシェルさんが押しかけたから……」
「それで?この後どうするの?勿論今夜は子作りよね?」
「な……ななななな……なにを……っ!?」
唐突な事を言われ、私は顔を真赤にしていた。
こ……子作り……っ!?
いや……!いつかは作るかも知れないけどさ……!
そんな今言わなくてもさ……!
私は助けを求めるようにザクスへと目を向けるが、彼も男性陣に囲まれ同じような目に合っていた……。
「カナちゃん、ちゃ~んとザクスの種で妊娠できるように妊娠魔法、教えてあげようか~?」
「ふ……ふえ……っ!?」
「二人は何人子供を作るんだ?」
「目指すは大家族か?」
「こう、愛する彼に抱きしめられて……身も心も貴方の物に……!ザクス……っ!ああ……、私の全てをあなたの物にしてぇぇ……!私に愛するあなたの子供を妊娠させてぇぇぇぇーー……っ!!」
変に寸劇を交えてからかって来るファナさんやみんなに対して次第に腹が立ってくる……!
「いい加減に……!」
「ん……?」
「カナちゃん……?」
「やば……!やり過ぎた……っ!!」
「いい加減にしろーーーー………っ!!!」
「げ……!カナちゃんがキレたっ!?」
「逃げるぞ……!」
うがーーーーー……っ!!!
ブチ切れた私は目の前にあったテーブルを掴んで持ち上げたのだった……!!
別にお祈りに来た訳ではなく、その……今日は私とザクスの結婚式だったりする。
私はウエディングに身を包み、ザクスは白のタキシードを着ていた。
私はバージンロードを父親代行を買って出てくれたグレンさんに手を引かれ歩いていく。
その時、ふとグレンさんの顔を見ると号泣しながら歩いており、それを見た私や他の参列者は思わず苦笑していた。
参列者は父親代行のグレンさんの他にはにフェナさん、ディンさん、アルトさん、セーラさん、サラさん、ミリアさんにジェストさんだけでなく、他の街からも親交があった人達が来てくれた。
リーツェからはミーナとミシェルさん、ムイスからはバッシュとケイトさん。
サンドラからはフィーリエとジョンソンさん、ガイラスからはカレンが来てくれた。
ヤパーニからは玉藻と宗真さんが来る予定だったが、産まれたばかりの赤ちゃんがいるという事で、辞退するという連絡を受けた。
そして、これら別々の街に住んでいる人をラウルへと集めてくれたのは他でもない、マーゼのアルアナとマーロウさんだ。
アルアナは「今回だけ特別だからな。」といい、お布施と称して手数料5万エントを取られた……。
まあ、無理を言ったのだから仕方がないのだが、マーロウさんは苦笑していた。
そして、そのマーロウさんはと言うと……。
「新郎となる者ザクスよ。貴方は妻であるカナを健やかなる時も病める時も生涯愛し、共に支え生きていくとこを誓いますか?」
「誓いますっ!」
「では、新婦カナよ。貴女は夫であるザクスを健やかなる時も病める時も生涯愛し、共に支え生きていくとこを誓いますか?」
「はい、誓います」
マーロウさんは私達の結婚式を取り仕切る神父をやっていた。
別にマーロウさんが自分から買って出た訳ではなく、このラウルの教会にも神父さんはいるのだが、アルアナ教の聖地、マーゼから来たマーロウさんを差し置いて自分がやるわけには……!と言い辞退してしまったのだ。
本当はラウルの神父さんはアルアナにしてほしかったらしいが、彼女は面倒くさいの一言で一蹴、結果的マーロウさんになったのだ。
「では、お二方誓いの口づけを」
私とザクスは誓いの口づけをすると割れんばかりの拍手を贈られた。
しかし、大変なのはここからだった……。
◆◆◆
「それでは、ザクスとカナちゃんの結婚を祝って……カンパーイっ!!」
式が終わったあと、ラウルの冒険者ギルドで披露宴と言う名の宴会がグレンさんの掛け声で幕を開いた!
「いや、カナ良かったね!好きな人を助けられてっ!」
「その話ボクにも詳しく聞かせてよっ!」
「いやいや、まずは二人の馴れ初めからでしょ……!それで、まずは告白はどっちからしたのかしら?」
「それは興味深いな。ぜひとも私にも聞かせてもらいたい」
「カナ、私を足代わりに使ったんだ。色々と話してもらうぞ?」
「そうよ、カナちゃん。私達にぜ~んぶ喋ってもらうからね~♪」
「そう言えばその辺りアタイは何も聞いてなかったな。カナ、全部話しやがれ!」
私の周りにはフィーリエ、ミーナ、ファナさん、ミシェルさん、アルアナ、ミリアさん、カレンの順で女性陣が寄ってきては根掘り葉掘り聞き出そうと目を輝かせている。
「あ、それあたしも聞きたい!ね、最初のキスはどこっ!?」
「確か最初にザクスとエッチしたのがリーツェの宿屋だったよね?」
「ああ、言ってたな。私とミーナが煽ったら思いのほか早くヤッてたな」
「確か付き合い出したのはカナちゃんが奴隷から開放されてから……だったわよね?」
「んふふ~、その時のセリフはこの私、ファナがぜ~んぶ聞いてたんだ~!」
「えっ!?うそ!教えて教えてっ!!」
「確かね~、私はザクスが好き!助けてもらったときから……ううん、もしかしたらひと目見たときから好きだったかも……っ!て言ってたんだよね~!」
ファナさんはジェスチャーを交えながら私がザクスに言った告白のセリフを真似していた。
それを聞いた私は恥ずかしさのあまり顔から火が出そうにっていた……。
「きゃー!カナやるー!」
「ひと目見た時から……あなたの事が好きで……胸が苦しいの……!ってかっ!?あはははっ!乙女だなカナっ!!」
「それでその後キスしたの……っ!?」
「いや~、それがさ~……。タイミング悪くてさ、キスする前に部屋に入っちゃったんだよね……」
「はあ……っ!?ファナさん!あんたバカじゃないの……っ!?」
「ああ~……、ごめんね~。あの時、ボクとミシェルさんが押しかけたから……」
「それで?この後どうするの?勿論今夜は子作りよね?」
「な……ななななな……なにを……っ!?」
唐突な事を言われ、私は顔を真赤にしていた。
こ……子作り……っ!?
いや……!いつかは作るかも知れないけどさ……!
そんな今言わなくてもさ……!
私は助けを求めるようにザクスへと目を向けるが、彼も男性陣に囲まれ同じような目に合っていた……。
「カナちゃん、ちゃ~んとザクスの種で妊娠できるように妊娠魔法、教えてあげようか~?」
「ふ……ふえ……っ!?」
「二人は何人子供を作るんだ?」
「目指すは大家族か?」
「こう、愛する彼に抱きしめられて……身も心も貴方の物に……!ザクス……っ!ああ……、私の全てをあなたの物にしてぇぇ……!私に愛するあなたの子供を妊娠させてぇぇぇぇーー……っ!!」
変に寸劇を交えてからかって来るファナさんやみんなに対して次第に腹が立ってくる……!
「いい加減に……!」
「ん……?」
「カナちゃん……?」
「やば……!やり過ぎた……っ!!」
「いい加減にしろーーーー………っ!!!」
「げ……!カナちゃんがキレたっ!?」
「逃げるぞ……!」
うがーーーーー……っ!!!
ブチ切れた私は目の前にあったテーブルを掴んで持ち上げたのだった……!!
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