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教育実習前日
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明日から、いよいよ教育実習が始まる。
自宅のマンションの屋上に上がり、星空と眼下の街の明かりを眺めながら、大きく深呼吸をする。
165センチの小柄な体躯は、器械体操で磨き抜かれた筋肉の塊で覆われている。
肩は丸く盛り上がり、胸板は厚く、腕はまるで鋼のケーブルが絡み合ったように隆起していた。
腹筋が鋭く刻まれていることはTシャツの上からも見て取ることができる。
おそらく彫刻刀で削り出されたかのような筋肉の瘤が並んでいるのだろう。
明日から、教育実習生として、教壇に、グラウンドに、体育館に立ち、生徒と接する。
その事実を胸の奥で反芻するたび、孝太の心臓は小さく跳ねた。
教師になるという夢の、子供の頃から憧れ続けてきた第一歩。
思えば、小学生の頃から体育の授業が一番好きで、真剣に取り組む自分に「よく頑張ったな」と微笑んでくれた先生の姿が、心に焼き付いている。
汗だくになりながらも、励ましと導きを与えてくれたその背中は、孝太にとって「大人の理想像」そのものだった。
自分もいつか、あの人のように誰かの支えになりたい、、、
そう願ってきた年月が、いまようやく形になろうとしている。
明日、体育館の扉を開ければ、そこに待つのは「後輩」ではなく「生徒たち」だ。
自分を頼りにするかもしれない若者たち。
彼らの前で恥ずかしくない教師でありたい、、、
その想いが、胸の奥に爽やかな緊張を灯す。
授業を通して、体を動かす楽しさを伝えたい。
技術だけでなく、努力を積み重ねる大切さや仲間と支え合う喜びも知ってもらいたい。
生徒たちの笑顔を想像すると、不思議と心が軽くなり、自然と口元に微笑みが浮かんだ。
けれど同時に、不安も消えない。
自分に務まるだろうか。
言葉につまったらどうしよう。
教師としての自分の姿は、生徒たちにどう映されるのだろう。
不安は押し殺しても膨らむ。
だからこそ、孝太は思う。
「真剣であればきっと伝わる。飾らない自分でいよう」と。
そして、もうひとつ。
安心できるのは、母校で体育教師として働くあの人だ。
忙しいのか、前ほどにはメッセージに返信はない。
さらに素っ気ない。
きっと忙しいのだろう。
佐藤晴真、、、
大学の先輩で、サッカー選手だった。
長身で、男性神の彫刻のような均整のとれた体格に、爽やかで男らしい風貌。
が、決して己の容姿を誇ることなく気さくに接してくれたOB。
大学附属の高校時代、教育課程を目指そうとする生徒向けに学校が招聘した新任先輩教師との懇談会で知り合った。
一目でその容姿に惹かれた。
そして、その男らしい性格。
接すれば接するほど佐藤への尊敬と憧憬は増していった。
長身でしなやかな体躯、グラウンドを駆ける野生のカモシカのような肢体。
けれど人柄は柔らかく、後輩に気さくに声をかける温かさも併せ持っていた。
佐藤が大学のサッカー部に顔を出すと聞くと、孝太は何をおいても駆けつけ、そんな孝太を可愛がってくれた。
その男らしく優しい笑顔を、明日ふたたび目の前で見ることになる。
嬉しい。
だから、教育実習の赴任先の希望を迷わず、佐藤のいる高校にした。
それを伝えて喜んでくれるかと思ったが、返事は素っ気なかった。
そう言えば、専門外のレスリング部の顧問に任命され、教師に批判的な生徒達を相手にしなければならないというメッセージがあったな。
きっとそれで忙しいんだ。
メッセージが少なくても、明日、直接会える。
もし、レスリング部の生徒達に手こずっているなら、俺も少しは手伝いできるかな、、、
レスリングは専門外だったけど、、、
その生徒達が手強かったらどうしよう、、、
また不安が増す。
「……落ち着け、俺」
もう深夜と言って良い時間に屋上に来たのは理由がある。
胸を締め付ける緊張と不安を解き放つための誰にも言わず、見せない秘密のルーティンが孝太にはあった。
孝太は静かにTシャツを脱ぎ捨てた。
布が筋肉の稜線をなぞるように離れ、肌が夜の冷えた空気に晒される。
ジャージのズボンに手を掛ける。
布がするすると肌から離れ、器械体操で鍛え上げた肉体が露わになっていく。
厚い胸板、板のように割れた腹筋、引き締まった腰回り。肩から腕にかけては瘤のような筋肉が浮き上がり、まるで彫刻のように陰影を描く。
ただ硬質なだけではなく、皮膚の下に淡く走る血管や、にじみ始めた汗の光沢が、若さ特有の艶やかさを帯びていた。
靴と靴下を脱ぎ捨てると最後に残った紺のボクサーブリーフに手を掛ける。
脱ぎ捨てたボクサーブリーフが屋上のコンクリートに落ちると、彼は生まれたままの姿となる。
普段は隠しているニョキッと健やかに伸びたイチモツ。
孝太はふと股間の自身の分身に目を落とした。
人からはデカい、馬並みとからかわれるイチモツ。
けど、あの先輩、佐藤晴真の長く太いイチモツには敵わないんだよな、、、
と、数度、風呂やシャワー室で垣間見た佐藤のイチモツを思い出し、頬が紅くなる。
オシッ!
孝太は気合の声を上げる。
すっくと仁王立ちになる。
美しく逞しいシルエット。
太腿は岩のように硬く、ふくらはぎはしなやかなバネのよう。
汗ばんだ肌が、微かな光を反射して輝く。
静かに息を吸い込んだ。
秘密のルーティン、、、
昔から、不安を晴らすための一人で行っていた儀式。
裸になり、基礎的な運動を一つずつ積み重ね、体の奥から力を呼び覚ますのだ。
孝太は屋上のコンクリートに手をつき、軽やかに逆立ちをする。
肩の三角筋が膨らみ、腕の二頭筋と三頭筋がくっきりと浮かび上がる。
微動だにしない倒立。
ゆっくりと左右に足を開く。
180度に届くかというほどの開脚。
鍛えられた双丘が開いた大腿に引かれ、美しいラインを描く。
逆さになった視界の中で、首筋から滲み出た汗が顎、頬を伝い、額を濡らす。
表情は真剣で、険しくも凛々しい。
だがその唇の震えに、まだ消えない幼さがのぞく。
続いて、腕立て伏せ。
コンクリートに根が生えたように置かれたガッシリとした腕が規則正しく動く。
一回ごとに、上腕が膨張し、血管が浮き上がる。
背中の広背筋が波打ち、腹筋が収縮する。
胸板が床に近づくたび、大胸筋が隆起しては沈み、肩と上腕が弾けるように動く。
汗が胸の谷間を伝い落ち、光を反射して艶やかに輝いた。
真剣に結ばれた視線、、、
そこには若さの純粋さが宿っていた。
腕立てを終えると、今度は背を弓なりに反らす。
ブリッジだ。
腹筋が硬く浮かび上がる。
腿の筋肉が緊張し、鎖骨から胸を伝って汗が床へと滴る。
苦しい姿勢に歪む顔は、凛々しさと幼さが入り混じっていた。
続いて、腹筋、スクワット、、、
そして最後に屋上の端から端までバク転を鮮やかに決める。
汗にまみれた孝太は、その汗を拭うこともせず、屋上の手摺の脇に立つ。
「……大丈夫だ。俺は、やれる」
荒い息の合間に落とした言葉が、夜の静けさに吸い込まれていく。
そのとき、夜風が汗に濡れた肌を撫でた。
火照った体を冷やすその感触は、まるで見えない指先が筋肉の隆起をなぞるかのようだった。
肩の丸みを撫で、盛り上がった上腕を滑り、胸板の溝に溜まった汗をひやりと冷やす。
腹筋の割れ目に忍び込み、張り詰めた腿とふくらはぎを包み込み、硬く震える熱を優しく洗い流していく。
凛々しく引き締まった瞳。
その奥に残る幼さが夜に照らされ、清々しく輝いていた。
明日、俺は夢に前進する。
ルーティンを終えた孝太は心地良い筋肉の疲れの中で、希望に燃えた。
明日からの教育実習期間に何が待ち受けているかも知らず、、、
自宅のマンションの屋上に上がり、星空と眼下の街の明かりを眺めながら、大きく深呼吸をする。
165センチの小柄な体躯は、器械体操で磨き抜かれた筋肉の塊で覆われている。
肩は丸く盛り上がり、胸板は厚く、腕はまるで鋼のケーブルが絡み合ったように隆起していた。
腹筋が鋭く刻まれていることはTシャツの上からも見て取ることができる。
おそらく彫刻刀で削り出されたかのような筋肉の瘤が並んでいるのだろう。
明日から、教育実習生として、教壇に、グラウンドに、体育館に立ち、生徒と接する。
その事実を胸の奥で反芻するたび、孝太の心臓は小さく跳ねた。
教師になるという夢の、子供の頃から憧れ続けてきた第一歩。
思えば、小学生の頃から体育の授業が一番好きで、真剣に取り組む自分に「よく頑張ったな」と微笑んでくれた先生の姿が、心に焼き付いている。
汗だくになりながらも、励ましと導きを与えてくれたその背中は、孝太にとって「大人の理想像」そのものだった。
自分もいつか、あの人のように誰かの支えになりたい、、、
そう願ってきた年月が、いまようやく形になろうとしている。
明日、体育館の扉を開ければ、そこに待つのは「後輩」ではなく「生徒たち」だ。
自分を頼りにするかもしれない若者たち。
彼らの前で恥ずかしくない教師でありたい、、、
その想いが、胸の奥に爽やかな緊張を灯す。
授業を通して、体を動かす楽しさを伝えたい。
技術だけでなく、努力を積み重ねる大切さや仲間と支え合う喜びも知ってもらいたい。
生徒たちの笑顔を想像すると、不思議と心が軽くなり、自然と口元に微笑みが浮かんだ。
けれど同時に、不安も消えない。
自分に務まるだろうか。
言葉につまったらどうしよう。
教師としての自分の姿は、生徒たちにどう映されるのだろう。
不安は押し殺しても膨らむ。
だからこそ、孝太は思う。
「真剣であればきっと伝わる。飾らない自分でいよう」と。
そして、もうひとつ。
安心できるのは、母校で体育教師として働くあの人だ。
忙しいのか、前ほどにはメッセージに返信はない。
さらに素っ気ない。
きっと忙しいのだろう。
佐藤晴真、、、
大学の先輩で、サッカー選手だった。
長身で、男性神の彫刻のような均整のとれた体格に、爽やかで男らしい風貌。
が、決して己の容姿を誇ることなく気さくに接してくれたOB。
大学附属の高校時代、教育課程を目指そうとする生徒向けに学校が招聘した新任先輩教師との懇談会で知り合った。
一目でその容姿に惹かれた。
そして、その男らしい性格。
接すれば接するほど佐藤への尊敬と憧憬は増していった。
長身でしなやかな体躯、グラウンドを駆ける野生のカモシカのような肢体。
けれど人柄は柔らかく、後輩に気さくに声をかける温かさも併せ持っていた。
佐藤が大学のサッカー部に顔を出すと聞くと、孝太は何をおいても駆けつけ、そんな孝太を可愛がってくれた。
その男らしく優しい笑顔を、明日ふたたび目の前で見ることになる。
嬉しい。
だから、教育実習の赴任先の希望を迷わず、佐藤のいる高校にした。
それを伝えて喜んでくれるかと思ったが、返事は素っ気なかった。
そう言えば、専門外のレスリング部の顧問に任命され、教師に批判的な生徒達を相手にしなければならないというメッセージがあったな。
きっとそれで忙しいんだ。
メッセージが少なくても、明日、直接会える。
もし、レスリング部の生徒達に手こずっているなら、俺も少しは手伝いできるかな、、、
レスリングは専門外だったけど、、、
その生徒達が手強かったらどうしよう、、、
また不安が増す。
「……落ち着け、俺」
もう深夜と言って良い時間に屋上に来たのは理由がある。
胸を締め付ける緊張と不安を解き放つための誰にも言わず、見せない秘密のルーティンが孝太にはあった。
孝太は静かにTシャツを脱ぎ捨てた。
布が筋肉の稜線をなぞるように離れ、肌が夜の冷えた空気に晒される。
ジャージのズボンに手を掛ける。
布がするすると肌から離れ、器械体操で鍛え上げた肉体が露わになっていく。
厚い胸板、板のように割れた腹筋、引き締まった腰回り。肩から腕にかけては瘤のような筋肉が浮き上がり、まるで彫刻のように陰影を描く。
ただ硬質なだけではなく、皮膚の下に淡く走る血管や、にじみ始めた汗の光沢が、若さ特有の艶やかさを帯びていた。
靴と靴下を脱ぎ捨てると最後に残った紺のボクサーブリーフに手を掛ける。
脱ぎ捨てたボクサーブリーフが屋上のコンクリートに落ちると、彼は生まれたままの姿となる。
普段は隠しているニョキッと健やかに伸びたイチモツ。
孝太はふと股間の自身の分身に目を落とした。
人からはデカい、馬並みとからかわれるイチモツ。
けど、あの先輩、佐藤晴真の長く太いイチモツには敵わないんだよな、、、
と、数度、風呂やシャワー室で垣間見た佐藤のイチモツを思い出し、頬が紅くなる。
オシッ!
孝太は気合の声を上げる。
すっくと仁王立ちになる。
美しく逞しいシルエット。
太腿は岩のように硬く、ふくらはぎはしなやかなバネのよう。
汗ばんだ肌が、微かな光を反射して輝く。
静かに息を吸い込んだ。
秘密のルーティン、、、
昔から、不安を晴らすための一人で行っていた儀式。
裸になり、基礎的な運動を一つずつ積み重ね、体の奥から力を呼び覚ますのだ。
孝太は屋上のコンクリートに手をつき、軽やかに逆立ちをする。
肩の三角筋が膨らみ、腕の二頭筋と三頭筋がくっきりと浮かび上がる。
微動だにしない倒立。
ゆっくりと左右に足を開く。
180度に届くかというほどの開脚。
鍛えられた双丘が開いた大腿に引かれ、美しいラインを描く。
逆さになった視界の中で、首筋から滲み出た汗が顎、頬を伝い、額を濡らす。
表情は真剣で、険しくも凛々しい。
だがその唇の震えに、まだ消えない幼さがのぞく。
続いて、腕立て伏せ。
コンクリートに根が生えたように置かれたガッシリとした腕が規則正しく動く。
一回ごとに、上腕が膨張し、血管が浮き上がる。
背中の広背筋が波打ち、腹筋が収縮する。
胸板が床に近づくたび、大胸筋が隆起しては沈み、肩と上腕が弾けるように動く。
汗が胸の谷間を伝い落ち、光を反射して艶やかに輝いた。
真剣に結ばれた視線、、、
そこには若さの純粋さが宿っていた。
腕立てを終えると、今度は背を弓なりに反らす。
ブリッジだ。
腹筋が硬く浮かび上がる。
腿の筋肉が緊張し、鎖骨から胸を伝って汗が床へと滴る。
苦しい姿勢に歪む顔は、凛々しさと幼さが入り混じっていた。
続いて、腹筋、スクワット、、、
そして最後に屋上の端から端までバク転を鮮やかに決める。
汗にまみれた孝太は、その汗を拭うこともせず、屋上の手摺の脇に立つ。
「……大丈夫だ。俺は、やれる」
荒い息の合間に落とした言葉が、夜の静けさに吸い込まれていく。
そのとき、夜風が汗に濡れた肌を撫でた。
火照った体を冷やすその感触は、まるで見えない指先が筋肉の隆起をなぞるかのようだった。
肩の丸みを撫で、盛り上がった上腕を滑り、胸板の溝に溜まった汗をひやりと冷やす。
腹筋の割れ目に忍び込み、張り詰めた腿とふくらはぎを包み込み、硬く震える熱を優しく洗い流していく。
凛々しく引き締まった瞳。
その奥に残る幼さが夜に照らされ、清々しく輝いていた。
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