聖域で狩られた教師 和彦の場合

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狩人の独白 2

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素っ裸のまま、狩人はスマホを操作する。

窓際の椅子には、虚ろな目をした若い学生ボクサー、狩人の猟犬の一人が四肢をぐったりと投げ出すようにぐったりと座っている。

スマホに次々に現れる白黒の粗い画像。

映っているのは寮内。

防犯カメラの映像だ。

高齢の寮夫さんは機器の操作に疎い。

だから、寮夫さんの部屋に置かれたモニターに映しだされる映像を狩人のスマホに転送するように細工するのは簡単だった。

映像が次々に切り替わる。

画面がカラーになり、画質もきれいになる。

狩人はそこで操作の手を止める。

映ったのは教師の宿泊室。

狩人が設置した隠しカメラの映像だ。

設置したのは4ヶ所。

その宿泊室のどこに獲物がいようとしっかりとその姿をとらえられるようになっている。

その映像には獲物の姿は映っていなかった。

狩人は眉を潜めると他の映像をチェックしだす。

居た、、、

談話室だ。

ラグビー部の主将を先頭に3年生と獲物が対峙している。

チッ、、、

舌打ち。

これじゃ、せっかくの顔が拝めないじゃないか、、、

カメラは獲物を後ろから捉えている。

責めるような主将達の顔は見えるが、責められている獲物の表情が見えない。

主将が糾弾するように人差し指を獲物に向かって突き出す。

獲物がたじろいだのが後ろ姿でも分かる。

これは、追い込まれてるな、、、

狩人は、ほくそ笑む。

主将は梶山に惚れてるからな、、、

ククッ、、、

狩人は思い出す。

最上の獲物を狩るための準備。

猟犬の調教。

“お前、ヤツのこと、イケルだろう、、、”

頬を染めた猟犬、、、梶山。

狩人も猟犬も裸でベッドに横たわっている。。

猟犬はでかい図体を丸めるようにして狩人に添い寝している。

頭は狩人の肩に乗せている。

“ヤツを好きにしたくないか?俺達の性処理係に育てるんだ、、、”

猟犬の目が輝く。

猟犬はラガーマンらしい筋骨粒々としたがっしりとした体格。

だが、どネコだった。

獲物の逸物がデカイと最初に気付き、影で馬並み先生と呼んでいた。

あの逸物で尻を掘られたいとよく言っていた。

忠実な猟犬の長となった結城らと共に、休み時間や放課後に獲物を取り囲む親衛隊の一人となっていた。

獲物も親しく寄ってくる親衛隊の生徒達を心から可愛がっていた。

近しい者の裏切りが精神に与える影響、、、

面白い、、、

狩人は考える。

そして、狩人は猟犬に指示を与える。

猟犬に惚れている上級生は多い。

猟犬に、彼らの獲物に対する反感を増させるのだ。

まずは、獲物のことを過剰に誉めさせて嫉妬心を煽る。

次に、獲物の非道を過剰に彼らに訴え、猟犬の代わりに獲物を追い込ませる。

どうやら上手くやったようだ。

3年生に背を向けトボトボと力なく談話室を去ろうとする獲物。

その辛そうな表情、力なく歩く姿、、、

ゾクゾクするぜ。

廊下に、そして、宿泊室に画像を切り替える。

部屋に入るなりスーツを着替えることもなく体育座りになり、膝に顔を埋める獲物。

可愛いじゃないか、、、

今すぐ駆けつけてその身体を抱きしめ、メチャクチャにしたい衝動に駆られる。

が、まだ、早い、、、、

狩人はその時間を待つ。

夕食を取る間も回りにばれないようチラチラと隠しカメラの映像をチェックする。

獲物は踞ったまま動いていない。

精神的な打撃は予想以上に効いているようだ。

あまり追い込みすぎるのもまずい、、、そろそろエサも与えなきゃな、、、

寮夫さんが食堂へ姿を見せない獲物への愚痴を言い出した。

下級生に獲物用の食事を乗せたトレイを運ばせようとしている。

この機会を逃す手はない。

狩人は寮夫さんを上手く丸め込み、炊飯ジャーから取ったご飯でお握りをむすぶ。

おかずは食べ盛りの下級生に食べさせる。

就寝時間が近付き、生徒達が部屋に戻った頃を見計らい玄関脇にある教師用宿泊室に向かう。


ノック、、、

扉が開く。

憔悴しきった獲物が顔を出す。

狩人は満面の笑みを浮かべる。

作り笑顔ではない。

追い込まれた獲物の姿に心から微笑んでしまったのだ。

戸惑いが獲物の顔に浮かぶ。

「カズ先生、暇してると思って。差し入れ持ってきました。入っていいですよね?」

朗らかに言うとさっと部屋に入る。

入室を断らせる隙は与えてはならない。

だが、獲物の顔に生気が戻る。

扉を開けたときの絶望を滲ませた表情が少し晴れる。

それを見て、狩人は狩りが一歩進んだ感触を得る。

「カズ先生、飯食ってないでしょ」

名前を連呼し、獲物の心に狩人の存在を強く埋め込む。

ペットボトルとお握り、、、

他愛のない道具だが、獲物の心には響いているようだ。

何も知らない振りを装い、屈託ない表情で獲物の心に踏み込んでいく。

獲物に軽く笑顔が浮かぶ。

狩人を縋るような目で見始める。

いいぞ、、、いい、、、

お前はそうやって俺の顔色だけを伺って生きていけばいいんだ、、、

ゾクゾクした感覚が狩人の内に生まれる。

しかし、スーツ姿と言うのは面白くない。

せっかく来たのだから少しはその身体も楽しみたい。

“部屋にいるときもスーツなの?くつろげないでしょ”

シレッと着替えることを勧める。

獲物の思考は単純だ。

疑うこともせず、すぐに着替えようとする。

その素直さも狩人には、可愛く思える。

可愛い獲物、、、

俺の玩具になる獲物、、、

逃がしちゃいけない、、、

確実に俺のペットとして、俺の玩具として仕留めなきゃ、、、

着替え始めた獲物の後ろ姿を眺める。

ジャケットを脱ぐ、、、

そして、スーツのズボン、、、

狩人はジッと見つめている。

カチャカチャとベルトを外す音。

そして、ズボンが下に降りる。

クッ、、、

白シャツに生足かよ、、、

エロいじゃないか、、、

鍛えられてる脚だぜ、、、

むしゃぶりつきたいぜ、、、

続いてYシャツも脱いだ。

紺の野暮ったいボクサーブリーフ、、、

チッ、、、

つまんねーな、、、やっぱり、普通の下着か、、、まぁ、いつもエロビキニを履いている自己陶酔野郎じゃないってことが確認できただけいいか、、、

猟犬の一人に撮影させていた動画で獲物が紫のエロブーメランを履いているのを見た時は軽く引いたが、やはり何か事情があるようだ。

獲物が普段どんな下着なのかは、前の泊まり込みの時、部屋と風呂の脱衣所に仕掛けた隠しカメラで確認していた。

だが、いいケツしてるぜ、、、プリケツって言うのはこのケツだな、、、

ボクサーブリーフを引き降ろしてやりてぇ、、、

ヤツのケツを画像じゃなく生で見てぇ、、、

下着を後ろから引き降ろしたらコイツはどんな反応をするだろうか、、、

狩人は湧いてくる衝動を耐える。

1日に2度も生徒に下着を引き剥がされたら、さすがにコイツの精神もおかしくなるだろう、、、

壊れた玩具はいらない、、、

コイツは今の上質なまま俺の玩具に仕立てないと、、、

鍛えられた肩の動き、太い腕、張った尻、がっしりとした脚、、、

狩人は堪能する。

そして冗談目かして昼間履いていたエロビキニのことを口にする。

振り向いた獲物の頬を染めた顔の初々しさ、、、

いつもは普通の下着を着けているとバカ正直に説明する。

いいぜ、、、

ペースは俺のものだぜ、、、

獲物がボクサーブリーフとタンクトップのまま狩人の方を向く。

くっ、、、近くで見るとボリュームがスゴいな、、、馬並みと言われるだけあるぜ、、、馬並み先生、、、

タンクトップ越しの胸の厚みも良い、、、

乳首が浮かび上がっている。

コリコリとして弄り甲斐が有りそうだぜ、、、

猟犬の調査によれば、乳首を摘まんだり、擦られたりすると、明らかに反応が違うらしい、、、

待ってろよ、俺が開発してやるぜ、、、

そして、獲物の清々しく男らしい顔立ち、、、

いいぜ、、、

紺の野暮ったいボクサーブリーフとありふれた白のタンクトップは興醒めだが、堕としたら俺の着せ替え人形にしてやるよ、、、

着せ替え人形ごっこか、、、

そんな遊びしたことがなかったがコイツの身体ならあれこれ色々な格好をさせるのも面白そうだ、、、

どんな色の生地が似合うのか、どんなデザインの下着が一番このいかした身体に似合うのか、、、

器械体操だけでなくラグビー、柔道、競泳、剣道、、、いろんなコスプレも楽しそうだぜ、、、

そんなことを考えながら狩人はスウェットを履かせないように他愛もない話を続ける。

エロビキニを履いていた理由も知れた。

あまり、話を長引かせて疑われるのも困る。

スウェットを履かせて、自分のとなりに座るように誘導する。

獲物の熱い体温が感じられる。

また、ゾクゾクとした感覚を狩人は憶える。

筋肉の塊が真横にいる。

思わず押し倒したくなる。

ここらで筋肉を誉めて、脱がせるように持っていくか?

が、その身体を誉めた途端に獲物の顔に暗さが戻る。

話題を間違えたようだ。

狩人は状況を把握して、脱がせるのは諦める。

だが、落ち込んでいる獲物を励ます振りをして肩に手を回すことには成功した。

固く分厚い筋肉の感触、そして、肌の熱い感触。

自分の上半身と密着した獲物の身体を楽しむ。

そして、近くで見る獲物のキリッとした爽やかな顔立ち。

そして、精気を失いかけていた瞳が狩人の目を見て、吸い寄せられるように輝きを取り戻していく。

刷り込んでやるぜ、、、

俺のことだけを見るように刷り込んでやるぜ、、、

狩人は獲物を励ます。

それは獲物に力を取り戻させるためではなく、狩人への精神依存を強めるためだ。

捨てられた子犬のような目を浮かべて、、、

すがるように俺を見て、、、

なんて可愛い目なんだよ、コイツは、、、

狩人は獲物の髪の毛をクシャクシャにし、そのまま唇を奪いたかった。

まだ、早い、、、

まだ、堕ちきっていない、、、

もっとコイツの心に俺を刻み込まなくちゃ、、、

けれど、少し位さわるのはいいか、、、

不自然にならないよう、腕を誉め、障らせて貰う。

この力瘤、スゲェ、塊だ、、、

このぶっとい腕を床につけさせ、ケツを突きださせる。

そして、ケツを掘るんだ。

その時、この腕にはどんな筋肉の筋が浮かび上がるんだろう。

楽しみだ。

そして、他愛のなさを装い、布越しに他の筋肉も触る。

唯一、腹筋だけは獲物がタンクトップをあげ、生で触らせてくれた。

この腹筋、そして、肌、いいぜ、、、

これを俺のものにする、、、

やるぜ、、、

見てろよ、ハマっち、、、

お前のペットに負けない玩具を、お前に見せてやるぜ!
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