50 / 55
47. 『剛』の極致
しおりを挟む
青紫に揺らめく炎へと足を踏み入れた瞬間、地面から伝わる感触が変わった。土ではない。岩でもない。もっと冷たく、もっと無機質で、もっと『重いもの』だった。
ヴィーノ、トレセル、ホリーの三人が目を凝らすと、それが果てしなく続く金属の荒野だと気づく。
ホリーが具足で地面を軽く蹴った。巨大な鉄塊を殴ったような音が空間に反響する。
「この感じ、間違いねぇ。物質系のテリトリーだ」
「物質系……じゃあここにいるんだね、あいつが」
ヴィーノの声に緊張が走る。
と、彼の言葉が終わるか終わらないかのうち、『それ』は現れた。
地鳴りではない、地そのものの軋み。空間に亀裂が走り、金属質の巨体がせり出してくる。目も口もない。ただ、山岳を削り出したような、見上げるほどに巨大な直方体の物体だけが、そこに存在していた。
「メタ……!」
ホリーが呟いたその瞬間、空気が震えた。
メタは一切の予備動作なく、目の前から消えた。
轟音。山脈が真上から落ちてくるような圧。自らの上に急速に広がる黒い影。上空からの轟音に三人は反射的に飛び退いた。巨大質量によるボディ・プレス。彼らのいた場所は地盤ごと沈み込み、地面が押しつぶされ、波打つ。
「くっ、な、何あれ……!?」
「質量が……大きすぎる!」
それは物質系の極致、『存在すること』による圧力そのものであった。メタの巨体は、動きこそ鈍い。だが少し動くだけで『圧殺の衝撃波』が奔り、天が裂け地が爆発する。
「もう一度来るぞ!回避!」
メタによるボディ・プレスに、三人は散開して避け続けるだけで精一杯だった。
「こんのぉ!」
ホリーが回り込み、ヴォーパルトゥースを突き立てる。
ガキィィィン!
影の軌跡がメタの背に走ったが、
「……無傷……?」
ホリーの目が見開かれる。
(いや、傷は『ついた』。でも……)
ヴィーノは見ていた。ついた傷は、瞬時に金属が溶けて再び固まるように塞がった。
(こいつも再生スピードが常軌を逸してる……これじゃダメージにならない!)
「見た目通り物理には強い、だったら!」
ヴィーノは腕輪を外し、トレセルを取り込むと跳躍する。
「エンチャント!ファイヤー・トルネード!」
炎の竜巻がメタを直撃した。
だが、炎がやんだとき、メタは赤熱していたが、やはり傷はなかった。
「くっ、無敵か……!」
と、次の瞬間、メタが浮いた。
巨体が飛翔するなどありえない。しかし現実に、数十トンはあるはずのメタが先ほどとは比べものにならないくらいの高高度へと浮かび、
「うそ、でしょ……ッ!」
ホリーが絶句した。
影が落ちる。風を切る轟音。
大地が悲鳴をあげ、地平線までひび割れが走った。
二人は風圧に吹き飛ばされ、硬質の床に叩きつけられる。
「ぐっ……!」
「くそ、あれが本気ってわけかよ!」
メタはじりじりと近づいてくる。進むごとに大地が砕け、爆音が耳をつんざく。
逃げ場はない。
反撃手段も、ない。
このままでは、ジリ貧で全滅する。
(考えろ、トレセル)
トレセルは歯を食いしばった。
(物理は効かない……炎は表面を赤熱させただけ……再生が速い……じゃあ……)
メタ本体の横にオベリスクが出現した。以前見たものより、ずっと巨大な塔。それが勢いに任せて倒れかかってくる。
絶望的な状況の中、トレセルの脳裏にひとつの理屈が閃いた。
「……熱して、冷やす……!」
(トレセル?)
脳内にヴィーノの声が響く。
「ホリー、援護を!一瞬でいい、足を止めてくれ!」
ホリーが飛び上がり、全力の蹴りでメタの上部を打つ。
メタの動きがわずかに揺らいだ。
「エンチャント……フルチャージ……!!」
魔力が右腕に集まり、熱で空気が揺らめく。
「ファイヤー・ランスッッ!!」
トレセルの投げた灼炎の柱がメタの中心を貫き、装甲を真紅に染めた。
その熱量は常識外れで、周囲の地面が溶岩のように赤くなる。
トレセルはすぐ左手を掲げた。
「つづけて、これだ!フリーズ・ランス!!」
同じ場所に今度は氷柱を打ち込む。白煙が広がり、灼熱の装甲が急激に冷えた。
「うおりゃあ!」
トレセルは炎と氷の槍を、高速で交互に打ち込む。
メタの巨体が鳴る。熱で伸び、氷で収縮されることが何度も繰り返され、やがて……
ピシ……ッ
初めて、メタの体にひび割れが入った。
「いける……今なら……!」
「ホリー! お前の出番だ!」
「任せて!!」
ホリーが駆ける。
ひび割れを狙い、手甲剣を打ち込んだ。
「ヴォーパルトゥース!!」
刃がメタに深々と入り込んだ。メタの巨体に比べると、あまりにも小さな一撃。だが逆に言うと巨体である分、その小さなヒビは全身へ、クモの巣状に加速度的に広がっていった。
「やった!確実にダメージを与えてる!いいぞホリー!」
ヴィーノが快哉を叫ぶ。
だが――
砕けた破片が宙で「逆再生」し、形を取り戻し始めた。
「ま、まだ再生するの……!?」
「破壊と再生が互角……! こいつ、壊れながら治ってやがる!」
メタはバキバキと砕けながら、同じ速度で自らを修復し続ける。
それは壮絶なせめぎ合いだった。
破壊が一瞬遅れれば、完全体に戻ってしまう。
「ホリー! もう一撃だ!」
「行くよ!」
二人は走って、さらに近づく。
メタは再生が追いつかず、動きが鈍っていた。
トレセルが最後の魔力を込めた。
「ウィンド・バーストッ!」
風の爆発がメタをぐらつかせ、再生プロセスがコンマ数秒、遅れる。
「とどめぇぇぇッ!!」
ホリーのヴォーパルトゥースが、最後のひびを深く、深く切り裂いた。
その瞬間、再生が止まった。
メタの巨体が光の結晶になり、静かに砕け散っていく。
金属の原野を渡る風が、三人の汗と焦げた匂いを運んだ。
「……勝ったの?」
「ああ……どうやら、な」
トレセルがヴィーノの体から出てくる。
「やれやれ、今回はマジで死ぬかと思ったぜ」
残響のように、メタの粒子が空へ消えていく。
物質系の頂点、撃破。
「行こう」
三人は次の七災禍に向け、物質空間を脱出した。
ヴィーノ、トレセル、ホリーの三人が目を凝らすと、それが果てしなく続く金属の荒野だと気づく。
ホリーが具足で地面を軽く蹴った。巨大な鉄塊を殴ったような音が空間に反響する。
「この感じ、間違いねぇ。物質系のテリトリーだ」
「物質系……じゃあここにいるんだね、あいつが」
ヴィーノの声に緊張が走る。
と、彼の言葉が終わるか終わらないかのうち、『それ』は現れた。
地鳴りではない、地そのものの軋み。空間に亀裂が走り、金属質の巨体がせり出してくる。目も口もない。ただ、山岳を削り出したような、見上げるほどに巨大な直方体の物体だけが、そこに存在していた。
「メタ……!」
ホリーが呟いたその瞬間、空気が震えた。
メタは一切の予備動作なく、目の前から消えた。
轟音。山脈が真上から落ちてくるような圧。自らの上に急速に広がる黒い影。上空からの轟音に三人は反射的に飛び退いた。巨大質量によるボディ・プレス。彼らのいた場所は地盤ごと沈み込み、地面が押しつぶされ、波打つ。
「くっ、な、何あれ……!?」
「質量が……大きすぎる!」
それは物質系の極致、『存在すること』による圧力そのものであった。メタの巨体は、動きこそ鈍い。だが少し動くだけで『圧殺の衝撃波』が奔り、天が裂け地が爆発する。
「もう一度来るぞ!回避!」
メタによるボディ・プレスに、三人は散開して避け続けるだけで精一杯だった。
「こんのぉ!」
ホリーが回り込み、ヴォーパルトゥースを突き立てる。
ガキィィィン!
影の軌跡がメタの背に走ったが、
「……無傷……?」
ホリーの目が見開かれる。
(いや、傷は『ついた』。でも……)
ヴィーノは見ていた。ついた傷は、瞬時に金属が溶けて再び固まるように塞がった。
(こいつも再生スピードが常軌を逸してる……これじゃダメージにならない!)
「見た目通り物理には強い、だったら!」
ヴィーノは腕輪を外し、トレセルを取り込むと跳躍する。
「エンチャント!ファイヤー・トルネード!」
炎の竜巻がメタを直撃した。
だが、炎がやんだとき、メタは赤熱していたが、やはり傷はなかった。
「くっ、無敵か……!」
と、次の瞬間、メタが浮いた。
巨体が飛翔するなどありえない。しかし現実に、数十トンはあるはずのメタが先ほどとは比べものにならないくらいの高高度へと浮かび、
「うそ、でしょ……ッ!」
ホリーが絶句した。
影が落ちる。風を切る轟音。
大地が悲鳴をあげ、地平線までひび割れが走った。
二人は風圧に吹き飛ばされ、硬質の床に叩きつけられる。
「ぐっ……!」
「くそ、あれが本気ってわけかよ!」
メタはじりじりと近づいてくる。進むごとに大地が砕け、爆音が耳をつんざく。
逃げ場はない。
反撃手段も、ない。
このままでは、ジリ貧で全滅する。
(考えろ、トレセル)
トレセルは歯を食いしばった。
(物理は効かない……炎は表面を赤熱させただけ……再生が速い……じゃあ……)
メタ本体の横にオベリスクが出現した。以前見たものより、ずっと巨大な塔。それが勢いに任せて倒れかかってくる。
絶望的な状況の中、トレセルの脳裏にひとつの理屈が閃いた。
「……熱して、冷やす……!」
(トレセル?)
脳内にヴィーノの声が響く。
「ホリー、援護を!一瞬でいい、足を止めてくれ!」
ホリーが飛び上がり、全力の蹴りでメタの上部を打つ。
メタの動きがわずかに揺らいだ。
「エンチャント……フルチャージ……!!」
魔力が右腕に集まり、熱で空気が揺らめく。
「ファイヤー・ランスッッ!!」
トレセルの投げた灼炎の柱がメタの中心を貫き、装甲を真紅に染めた。
その熱量は常識外れで、周囲の地面が溶岩のように赤くなる。
トレセルはすぐ左手を掲げた。
「つづけて、これだ!フリーズ・ランス!!」
同じ場所に今度は氷柱を打ち込む。白煙が広がり、灼熱の装甲が急激に冷えた。
「うおりゃあ!」
トレセルは炎と氷の槍を、高速で交互に打ち込む。
メタの巨体が鳴る。熱で伸び、氷で収縮されることが何度も繰り返され、やがて……
ピシ……ッ
初めて、メタの体にひび割れが入った。
「いける……今なら……!」
「ホリー! お前の出番だ!」
「任せて!!」
ホリーが駆ける。
ひび割れを狙い、手甲剣を打ち込んだ。
「ヴォーパルトゥース!!」
刃がメタに深々と入り込んだ。メタの巨体に比べると、あまりにも小さな一撃。だが逆に言うと巨体である分、その小さなヒビは全身へ、クモの巣状に加速度的に広がっていった。
「やった!確実にダメージを与えてる!いいぞホリー!」
ヴィーノが快哉を叫ぶ。
だが――
砕けた破片が宙で「逆再生」し、形を取り戻し始めた。
「ま、まだ再生するの……!?」
「破壊と再生が互角……! こいつ、壊れながら治ってやがる!」
メタはバキバキと砕けながら、同じ速度で自らを修復し続ける。
それは壮絶なせめぎ合いだった。
破壊が一瞬遅れれば、完全体に戻ってしまう。
「ホリー! もう一撃だ!」
「行くよ!」
二人は走って、さらに近づく。
メタは再生が追いつかず、動きが鈍っていた。
トレセルが最後の魔力を込めた。
「ウィンド・バーストッ!」
風の爆発がメタをぐらつかせ、再生プロセスがコンマ数秒、遅れる。
「とどめぇぇぇッ!!」
ホリーのヴォーパルトゥースが、最後のひびを深く、深く切り裂いた。
その瞬間、再生が止まった。
メタの巨体が光の結晶になり、静かに砕け散っていく。
金属の原野を渡る風が、三人の汗と焦げた匂いを運んだ。
「……勝ったの?」
「ああ……どうやら、な」
トレセルがヴィーノの体から出てくる。
「やれやれ、今回はマジで死ぬかと思ったぜ」
残響のように、メタの粒子が空へ消えていく。
物質系の頂点、撃破。
「行こう」
三人は次の七災禍に向け、物質空間を脱出した。
10
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
追放された万能聖魔導師、辺境で無自覚に神を超える ~俺を無能と言った奴ら、まだ息してる?~
たまごころ
ファンタジー
王国一の聖魔導師アレンは、嫉妬した王子の策略で「無能」と断じられ、国を追放された。
辿り着いた辺境の村で、アレンは「ただの治癒師」として静かに暮らそうとするが――。
壊れた街を再生し、疫病を一晩で根絶し、魔王の眷属まで癒しながら、本人はただの村医者のつもり。
その結果、「あの無能が神を超えた」と噂が広がり、王と勇者は頭を抱えることに。
ざまぁとスカッとが止まらない、無自覚最強転生ファンタジー開幕!
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。
死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。
命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。
自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる