5 / 296
イージー:偽兎の草原 工藤俊朗2
しおりを挟む
途中までは良かった。
俊朗は部屋の中で目をきょろきょろと落ち着きなく走らせながらそう思った。
あぁ、あああぁ、と言語にはならない恐怖の叫びをあげたつもりになっている。
あげているつもりで、小さく呟くように漏れただけに過ぎない。
「どうして。なんで」
途中までは良かったのに。
思い返しても思い返しても、俊朗はそう思うのだ。
簡単だった。
力をこの場所出ることができるシステムであるらしい、スキルというポイントとやらを全く振っていなくてファンタジーな力を手に入れずとも、体も神経も感覚も人間としてはありえないレベルで強化されていた。
知らないうちに改造とでもいうべき事象が起きていても、俊朗たちは違和感なく、扱ったことのない、出したこともない出力の力を十全に、気分良く扱っていたのだ。
飛ぶようにジャンプし、大地を砕くように鋭い一撃を叩きつける。
まるで、ヒーローになった心地だった。
敵は兎に近いといえば近い何かしかいなかったが、それでも気分は良かったのだ。
一方的に、咎められることもない状態で振るわれる暴力。
平和な時代に必要ないそれ。一方的どころか、暴力というもの自体目にしない人間だって多い。
これが、俊朗がいたいつもの日常なら戸惑っただろう。
俊朗は普段、所謂不良ぶってはいた。高校デビューと呼ばれる類のものである。
自分はたくさん喧嘩をするし、それを趣味のように楽しめる人間であると。
自分は学校なんてものは気にしてなく、嫌々来ているに過ぎないのだと。
実際には喧嘩をしたこともないし、実際は自分が入れる学校を血眼で探した経緯があるのにもかかわらずそういって虚勢を張った。
自己顕示欲があった。
その年相応に、褒められたいという、認められたいという気持ちがあった。
他人に弱く見られることが異常に恥だと思う、思春期に思いがちな思想もあった。
しかし、根底にあったのは輪から外れる恐怖。
自分も同じ場所にいれてくれと。そういう安堵が欲しかった。
だから、暴力など本当は誰に対しても振るったことはない。
憧れは確かに持っている。
創作物を見て、そういう風に強い人間で、賞賛される人間で、仲間が集まる自分で居たい。
そういう憧れがある。
だがそれは憧れだ。誰しもが持つような、淡い憧れだ。
日常生活で、俊朗という人間は暴力を振るおうとする、振るえてしまえる人間ではなかったのだ。
虚勢を張るし、鶏のようにとさかを立てていて、誰にでも喧嘩を売るような態度で。
しかし、悪人でもなければ、他者を傷つけたいと率先して思いもしなかった。
(出る。出る……? だめだ。だめだ。だめだ! 共有スペースは常減ってきたけどまだまだいる。見つかったらまた……! なんで残ってるんだ。殺すためにか)
タイミングも、状況も悪かったのかもしれない。
現実感、というものを俊朗を含めた3人は全員持っていなかったのだ。
無理やり連れてこられて、超常的な力を与えられて、生活に不自由がなく、倒しても文句を言わない化け物のような存在が力なく存在している。
日常なら、不快に思い、ためらい、震えるはずの、俊朗にとって短い人生の中での初めての、異常状態での暴力行為は――いともたやすく、快感に結びついたのだ。子供のような無邪気さで。子供のそのもの無邪気さで。それが誘導されたのかどうかすら考えることさえなく。
火がつけば早かった。
自分たちの状況を調べ、すぐに『クリア状態』に持っていくのはたやすい状況だと知って、クリア手前まで進んで確信を持った。そこまでも容易で、何の苦労もない。
すぐに出よう。
そんなことは誰も言わなかった。
楽しかったからだ。
余裕を持ってしまったからだ。
そして、クリアするということの先への補償もなかったからだ。
(クリア、クリアだって、本当に)
楽しむだけ楽しんでから、と一日、二日、三日と重ねていく日々。
人は減っているが、同じく残っている人間もそこそこの数がいるようで不安も少なく。
イージーという難易度だからなのか、スキルというファンタジーに通じる力へのポイントというものは腐るほどあって、それらを一つ試すたびに馬鹿みたいに騒ぐのがたまらなく楽しかったのだ。
俊朗という人間は、基本的に悪人ではない。
むしろ、その根底から言えば流される状況がない一人なら、むしろ善人よりの人間だった。
力を得て。簡単に違和感なく使えるようになっていて。でも、力に酔っている状態でもそれが他人の迷惑にならないように自分なりに気を付けようと自然に考えて実行する程度にはささやかに善人よりだった。迷惑だと言われたならば、つっかかるよりも素直にどうしたらいいのか改善点を考える程度には善人だったのだ。
だから――自分の持っている力を、ここにいる全員が持っていて、その全員の中の誰かが悪意を向けてくることを想像もしなかったし、できなかったのだ。
これを人間に振るおうなどという発想する人間がいるなどという事は。
(死にたくない。死にたくない……! あれはもう嫌だ! 真っ暗な苦痛に閉ざされて、溶かされていく擦り潰されていく、消えていくのは嫌だ!)
楽しい日々は、あっけなく死ぬという結果を持って終わった。
唐突な後ろからの衝撃。
遅れてくる痛み。
そして、いとも簡単に苦痛の中訪れた死。
死んでも部屋で蘇る。
だからといって、それは死を経験しないという事ではない。同じ死なのかは誰にもわからないが、少なくともここで俊朗が体験した死というものは――二度と、経験したくはないものだった。
いや、本来なら一度きりでも無理だったのだ。
発狂できるのならしていただろう。
戻されるのだ。
戻されたのだ。
一定の範囲まで、精神状態だけが。
中途半端に。
(どうせなら、記憶ごと消しておいてくれよ……!!! 無理だ。無理だよ。こんなことを経験するかもしれないって思って、外に行くなんて無理だ。いつも通り暮らしていくなんて無理だ)
心が折れたのだ。
部屋の隅でガタガタ震えるだけになるのも時間がかかったのだ。
トラウマになって、廃人になって、発狂して――全てある程度まで戻る。
掲示板の検証している人間によれば、イージーの自室は『傷つけることが不可能』な保護機能がついている。
イージーの自室は『病気もなく食べなくとも不自由のない状態』になる機能もついている。
部屋のものも、傷一つたりともつかない。
現実的でない機能の数々。
しかしその中に、精神を常に正常な状態にというものはないようだった。
色々とやろうとして、それを実感して――こうして、震えているしかなくなった。
恐怖はリセットされない。
記憶もなくなってくれない。
死の経験もなくなってくれない。
ただ狂って楽になることはできない。
自室は安全だ。友人でさえ、勝手に入ってくることはできない。
誰かが入ってきても、誰も傷つけることができない。
いつ終わりがくるか、変化がくるかわからぬ恐怖にも震え、ただただ自室で震える。
それは、どこか牢獄にも似ていることにも気づいていても、俊朗は震えるしかできなかった。
粘着質な液体が絡みついているような不快なものを、振り払って立てる気にどうしてもなれなかった。
俊朗は部屋の中で目をきょろきょろと落ち着きなく走らせながらそう思った。
あぁ、あああぁ、と言語にはならない恐怖の叫びをあげたつもりになっている。
あげているつもりで、小さく呟くように漏れただけに過ぎない。
「どうして。なんで」
途中までは良かったのに。
思い返しても思い返しても、俊朗はそう思うのだ。
簡単だった。
力をこの場所出ることができるシステムであるらしい、スキルというポイントとやらを全く振っていなくてファンタジーな力を手に入れずとも、体も神経も感覚も人間としてはありえないレベルで強化されていた。
知らないうちに改造とでもいうべき事象が起きていても、俊朗たちは違和感なく、扱ったことのない、出したこともない出力の力を十全に、気分良く扱っていたのだ。
飛ぶようにジャンプし、大地を砕くように鋭い一撃を叩きつける。
まるで、ヒーローになった心地だった。
敵は兎に近いといえば近い何かしかいなかったが、それでも気分は良かったのだ。
一方的に、咎められることもない状態で振るわれる暴力。
平和な時代に必要ないそれ。一方的どころか、暴力というもの自体目にしない人間だって多い。
これが、俊朗がいたいつもの日常なら戸惑っただろう。
俊朗は普段、所謂不良ぶってはいた。高校デビューと呼ばれる類のものである。
自分はたくさん喧嘩をするし、それを趣味のように楽しめる人間であると。
自分は学校なんてものは気にしてなく、嫌々来ているに過ぎないのだと。
実際には喧嘩をしたこともないし、実際は自分が入れる学校を血眼で探した経緯があるのにもかかわらずそういって虚勢を張った。
自己顕示欲があった。
その年相応に、褒められたいという、認められたいという気持ちがあった。
他人に弱く見られることが異常に恥だと思う、思春期に思いがちな思想もあった。
しかし、根底にあったのは輪から外れる恐怖。
自分も同じ場所にいれてくれと。そういう安堵が欲しかった。
だから、暴力など本当は誰に対しても振るったことはない。
憧れは確かに持っている。
創作物を見て、そういう風に強い人間で、賞賛される人間で、仲間が集まる自分で居たい。
そういう憧れがある。
だがそれは憧れだ。誰しもが持つような、淡い憧れだ。
日常生活で、俊朗という人間は暴力を振るおうとする、振るえてしまえる人間ではなかったのだ。
虚勢を張るし、鶏のようにとさかを立てていて、誰にでも喧嘩を売るような態度で。
しかし、悪人でもなければ、他者を傷つけたいと率先して思いもしなかった。
(出る。出る……? だめだ。だめだ。だめだ! 共有スペースは常減ってきたけどまだまだいる。見つかったらまた……! なんで残ってるんだ。殺すためにか)
タイミングも、状況も悪かったのかもしれない。
現実感、というものを俊朗を含めた3人は全員持っていなかったのだ。
無理やり連れてこられて、超常的な力を与えられて、生活に不自由がなく、倒しても文句を言わない化け物のような存在が力なく存在している。
日常なら、不快に思い、ためらい、震えるはずの、俊朗にとって短い人生の中での初めての、異常状態での暴力行為は――いともたやすく、快感に結びついたのだ。子供のような無邪気さで。子供のそのもの無邪気さで。それが誘導されたのかどうかすら考えることさえなく。
火がつけば早かった。
自分たちの状況を調べ、すぐに『クリア状態』に持っていくのはたやすい状況だと知って、クリア手前まで進んで確信を持った。そこまでも容易で、何の苦労もない。
すぐに出よう。
そんなことは誰も言わなかった。
楽しかったからだ。
余裕を持ってしまったからだ。
そして、クリアするということの先への補償もなかったからだ。
(クリア、クリアだって、本当に)
楽しむだけ楽しんでから、と一日、二日、三日と重ねていく日々。
人は減っているが、同じく残っている人間もそこそこの数がいるようで不安も少なく。
イージーという難易度だからなのか、スキルというファンタジーに通じる力へのポイントというものは腐るほどあって、それらを一つ試すたびに馬鹿みたいに騒ぐのがたまらなく楽しかったのだ。
俊朗という人間は、基本的に悪人ではない。
むしろ、その根底から言えば流される状況がない一人なら、むしろ善人よりの人間だった。
力を得て。簡単に違和感なく使えるようになっていて。でも、力に酔っている状態でもそれが他人の迷惑にならないように自分なりに気を付けようと自然に考えて実行する程度にはささやかに善人よりだった。迷惑だと言われたならば、つっかかるよりも素直にどうしたらいいのか改善点を考える程度には善人だったのだ。
だから――自分の持っている力を、ここにいる全員が持っていて、その全員の中の誰かが悪意を向けてくることを想像もしなかったし、できなかったのだ。
これを人間に振るおうなどという発想する人間がいるなどという事は。
(死にたくない。死にたくない……! あれはもう嫌だ! 真っ暗な苦痛に閉ざされて、溶かされていく擦り潰されていく、消えていくのは嫌だ!)
楽しい日々は、あっけなく死ぬという結果を持って終わった。
唐突な後ろからの衝撃。
遅れてくる痛み。
そして、いとも簡単に苦痛の中訪れた死。
死んでも部屋で蘇る。
だからといって、それは死を経験しないという事ではない。同じ死なのかは誰にもわからないが、少なくともここで俊朗が体験した死というものは――二度と、経験したくはないものだった。
いや、本来なら一度きりでも無理だったのだ。
発狂できるのならしていただろう。
戻されるのだ。
戻されたのだ。
一定の範囲まで、精神状態だけが。
中途半端に。
(どうせなら、記憶ごと消しておいてくれよ……!!! 無理だ。無理だよ。こんなことを経験するかもしれないって思って、外に行くなんて無理だ。いつも通り暮らしていくなんて無理だ)
心が折れたのだ。
部屋の隅でガタガタ震えるだけになるのも時間がかかったのだ。
トラウマになって、廃人になって、発狂して――全てある程度まで戻る。
掲示板の検証している人間によれば、イージーの自室は『傷つけることが不可能』な保護機能がついている。
イージーの自室は『病気もなく食べなくとも不自由のない状態』になる機能もついている。
部屋のものも、傷一つたりともつかない。
現実的でない機能の数々。
しかしその中に、精神を常に正常な状態にというものはないようだった。
色々とやろうとして、それを実感して――こうして、震えているしかなくなった。
恐怖はリセットされない。
記憶もなくなってくれない。
死の経験もなくなってくれない。
ただ狂って楽になることはできない。
自室は安全だ。友人でさえ、勝手に入ってくることはできない。
誰かが入ってきても、誰も傷つけることができない。
いつ終わりがくるか、変化がくるかわからぬ恐怖にも震え、ただただ自室で震える。
それは、どこか牢獄にも似ていることにも気づいていても、俊朗は震えるしかできなかった。
粘着質な液体が絡みついているような不快なものを、振り払って立てる気にどうしてもなれなかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
催眠術師は眠りたい ~洗脳されなかった俺は、クラスメイトを見捨ててまったりします~
山田 武
ファンタジー
テンプレのように異世界にクラスごと召喚された主人公──イム。
与えられた力は面倒臭がりな彼に合った能力──睡眠に関するもの……そして催眠魔法。
そんな力を使いこなし、のらりくらりと異世界を生きていく。
「──誰か、養ってくれない?」
この物語は催眠の力をR18指定……ではなく自身の自堕落ライフのために使う、一人の少年の引き籠もり譚。
最初から最強ぼっちの俺は英雄になります
総長ヒューガ
ファンタジー
いつも通りに一人ぼっちでゲームをしていた、そして疲れて寝ていたら、人々の驚きの声が聞こえた、目を開けてみるとそこにはゲームの世界だった、これから待ち受ける敵にも勝たないといけない、予想外の敵にも勝たないといけないぼっちはゲーム内の英雄になれるのか!
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
勇者の隣に住んでいただけの村人の話。
カモミール
ファンタジー
とある村に住んでいた英雄にあこがれて勇者を目指すレオという少年がいた。
だが、勇者に選ばれたのはレオの幼馴染である少女ソフィだった。
その事実にレオは打ちのめされ、自堕落な生活を送ることになる。
だがそんなある日、勇者となったソフィが死んだという知らせが届き…?
才能のない村びとである少年が、幼馴染で、好きな人でもあった勇者の少女を救うために勇気を出す物語。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる