五人の賢者 〜白の王と黒い竜〜

玉美-tamami-

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第8章:明らかになる真の敵

2:黒竜

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 マンマチャックの作り上げた白の魔法陣が、顔を失くした茶色い岩の塊にみるみる吸い込まれていったかと思うと、次の瞬間、ビキビキっという鈍い音を立てながら、岩肌に幾本も亀裂が走った。
 そしてそのままガラガラと音を立て、土埃を上げながら、豪快に崩れ行く巨大な岩。
 そして、ようやく五人の視界が開けた時、そこには洞窟が現れていた。

「これは……。この先に、黒竜ダーテアスが……、いえ、魔導師ロドネスが、いるのでしょうか?」

 穴に一番近い場所にいるマンマチャックが、中を覗き込み言った。

「とりあえず、入ってみようぜ」

 ジークが促す。

「リオ、先頭を言ってちょうだい」

 エナルカがリオを小突く。

「いいけど……、どうして?」

 嬉しそうな顔をしながらも、首を傾げるリオ。

「洞窟内は暗く、足元が見えない……。リオの炎が必要なのです。これを」

 そう言って、テスラは荷物の中から小さなランプを取り出した。

「なるほど、そういう事か! 任せて!」

 リオは、テスラからランプを受け取って、すぐさま赤い炎を灯した。

「よし! さぁっ! 行くよぉっ!」

 意気揚々と、洞窟に歩き出すリオ。
 その後ろを、緊張した面持ちのマンマチャックと、ズボンのポケットに手を突っ込んだまま歩くジーク。
 その更に後ろを、ロッドを握りしめるエナルカと、辺りを警戒するテスラが続いた。

 洞窟内は、生ぬるい空気が満ちていて、生き物の気配が全くしない。
 ただ、時折どこからか、ポトン、ポトン、と、水滴の滴る音だけが聞こえてきた。
 テスラが言ったように、辺りは真っ暗で、足元はゴツゴツとした岩の地面であるからして、とても歩き辛い。
 そして、その暗く狭い洞窟は、少しずつ、緩やかな下り坂になっていた。

 歩くこと数十分。
 先頭を行くリオが、その視界に何かを捉えた。
 前方、暗闇の中にあって、暗闇の一部ではない、ランプの炎の光を反射する、黒い何かだ。
 リオは歩みを止めて、手を広げ、四人に合図した。

「リオ、どうしましたか?」

 リオの行動の意味を瞬時に理解したマンマチャックは、小さな小さな声で、そう問いかけた。

「あそこ……、何か、いるかも知れない……」

 リオも、小さな小さな声で返答する。
 リオの言葉に四人は、リオの指さす先を見つめる。
 そこにあるものは、明らかに、これまで見てきたどんな物とも違う、異質な黒い壁。
 光沢があるその壁は、人の顔ほどある大きさの尖ったガラスのようなものが、魚の鱗のように何枚も重なって出来ている。
 それらは一定のリズムで、上下に大きく揺れている。
 まるで、呼吸しているかのように……、鼓動しているかのように……
 大きな大きなその黒い壁に、五人は五人とも、その正体に気付いていた。
 間違いなくあれが……、黒竜。
 しかし、辺りは暗闇であるが為に、その全容は明らかではない。

「眠って……、いるのかしら?」

 ジークの後ろに隠れながら、エナルカが呟く。

「そのようだな。俺達になんて全く気付いてないぜ、きっと」

 さて、どうしたもんかね……、という風に、息を吐くジーク。

「どう、致しましょうか? その……、まず、眠っているかいないか以前に、話し合うと言ってもその……、何を? どのように?」

 テスラの言葉に、マンマチャック、ジーク、エナルカは、腕組みをしてう~んと考える。

 ……と、そこで、マンマチャックが気付いた。
 リオが……、いない?
 先ほどまでそこにいたはずのリオは、明かりの灯ったランプを地面に置いて、どこかに消えてしまっているではないか。
 マンマチャックは、サーっと青褪める。

「み、皆さん……、落ち着いて聞いてください……。その、リオが……」

 と、マンマチャックが言いかけたところで、

「こんにちわ! 僕! 魔導師クレイマンさんの弟子で、リオと言います! あなたが、五大賢者の一人、常闇の主、魔導師ロドネスさんですか!?」

 暗闇の中に、リオの元気な大声が響き渡った。
 マンマチャックは頭を抱えて苦悶し、ジークは目を見開いて額に青筋を立て、エナルカは顔面蒼白となって震え始める。
 そしてテスラは……

「なんて事を……」
 あまりに浅はかなリオの行いに、唖然として目の前の暗闇を見つめた。

 すぐさまマンマチャックは、足元にあったランプに火を消す。
 もし、今のリオの声で黒竜ダーテアスが目覚めたとしたら、光がある方へと視線を向けるはず……、そうなると自分達が危ない! そう判断したのだ。
 その考えは、他の三人にも伝わった。
 ジークは身をかがめて、前にいるマンマチャックの服の裾を引っ張ってゆっくりと引き寄せる。

「離れるな」

 静かにそう言って、マンマチャックにも身をかがめるようにと、その頭を優しく押さえた。
 エナルカは既に、かがんだジークの背にぴったりとくっついているし、テスラも身をかがめて、その手でジークの肩を掴んでいた。
 四人は息を潜めて、暗闇でこれから起こるであろう事に身構える。
 ただ、リオだけは違っていて……

「あれ? 明かりが消えたよ? みんな、どうしたの?」

 間抜けな声でそう問いかけてきた。
 頼むから、これ以上馬鹿な事はしないでくれ、と願うマンマチャック。
 あいつ、ここを出たらみっちり叱ってやる、と怒るジーク。
 馬鹿馬鹿馬鹿! と、エナルカは心の中で叫び、テスラは呆れかえってしまっていて心の声さえ無言になっていた。 

『そこに、誰かいるのか?』

 低く、唸るような声が、暗闇の中で響いた。
 それと同時に、ガガガガガ、という、岩と岩がこすれ合うような音がして、四人の頭上に、大きな赤い光が二つ、現れた。
 それは紛れもなく、黒竜のその瞳である。
 暗闇の中で、大きな赤い二つの瞳が、声の主を探そうと怪しく揺れ動く。

「あ、こっちです! こっち!」

 どこか、四人とは離れた場所で、リオが声を出す。

『どこだ? どこにいる?』

 どうやら、暗闇の中では目が全く効かないらしい黒竜は、ガガガッ、ガガガガッ、と、体を地面に擦りつけながら、大きく体を動かした。
 その反動で、黒光りする巨大な長い尾が、マンマチャックたち四人の頭上を、ザンッ、と通りずぎていった。
 四人は四人とも、かがんでいて良かったぁ~と、肝を冷やす。

「見えないんですね? じゃあこれで……、見えますかぁ?」

 リオは、わざわざ魔法陣を発動させて、手の平の上に大きな赤い炎を作り出し、自らの存在を暗闇の中に明らかにした。
 リオの行動に四人は四人とも、もう、あんな奴と旅をするなんて、金輪際お断りだ……、と思っていた。

『ほう? 小さき人の子か? 何故そのような所にいる?』

 黒竜の低い声が、暗闇に響く。
 リオの赤い炎に照らされて、黒竜がそこにいるという事は、四人にも見て取れるのだが……
 その体が大きすぎる為に、頭上で光っていた赤い瞳のある顔まではハッキリとは見えずにいる。

「僕はリオです、リオ・クレイマン! 五大賢者の一人、紅蓮の覇者、魔導師クレイマンさんの弟子です! あなたは魔導師ロドネスさんですよね!?」

 黒竜の質問には答えずに、先ほどと同じ質問を繰り返すリオ。

『……魔導師? ロドネス? そのような者は知らぬ。五大賢者? 何だそれは? もう一度聞こう、お前は何故、そこにいる? ここが、我の住処と知っての無礼か?』

 黒竜の言葉に、マンマチャックたち四人は、瞬時に事の重大さを理解した。
 黒竜はもう、その昔、自分が魔導師ロドネスであった事を忘れている。
 オエンド山の意思が危惧していたように、あまりに長い歳月を黒竜として生きてきたために、もはや手遅れだったのだ……
 となれば……、リオが危ないっ!?

「覚えていませんか? あなたはずっと昔、五大賢者と呼ばれたとても強い魔導師、ロドネス・ブラデイロという人だったんです。それがどうしてか、今のような黒竜ダーテアスの姿になってしまったんです。覚えていませんか!?」

『黒竜ダーテアス? そやつは何者だ? いったい、何の話をしている、人の子よ……。三度目だ、次はないぞ? もう一度聞く、お前は何故そこにいるのだ?』

 猛獣の如く、低く唸るかのようなその声に、黒竜が怒りを感じているのだという事を、四人は感じ取っていた。
 これにはリオも、少しばかり気圧されて……
 質問に答えねばならないと思い直し、リオはこう言った。

「僕は……。魔導師ロドネスさんを……、テスラのお母さんを、助けに来ました!」

 その言葉が、マンマチャック、ジーク、エナルカの中にある、先ほどまでリオに感じていた苛立ちを消し去って行った。
 そしてテスラは、心の中に、柔らかな温もりを感じたのだった。
 すると、黒竜は……

『何を……、言っているんだ……? テスラ……、テスラ……、その名前には聞き覚えがあるぞ。しかし……、思い出せぬ。テスラ……、テスラ……、我はその子を知っている……。世界で一番、愛しい子……、しかし、我は……、何だ、これは? 何が起きている? 我は、誰だ……? お前は誰だ……?』

 ぶつぶつと、独り言を言っているかのように、低く唸り続ける黒竜。
 体を小刻みに左右に揺らして、その長く強靭な尾を、ドーン、ドーンと、岩壁にぶつけている。
 明らかにその動きは、苛立っている。

「テスラはあなたの娘です! あなたは、テスラのお母さんなんです! だから、話し合いに来ました! 僕は、あなたを助ける為に、ここにいますっ!」

 リオは、思いつくままに、必死に訴え続ける。
 しかしそれは明らかに、身も心も黒竜と化してしまったロドネスには、逆効果だった。

『うるさい……、分からぬ……、黙れ……、うるさい……。テスラ……? どこへ行ったんだ……? 我は……、私は……、いったい……。あぁ、思い出せない。思い出せない……、思い出せない思い出せないっ! 私はぁあぁっ!?』

 黒竜の咆哮が、洞窟中に響き渡った。
 そのあまりの声の大きさに、衝撃波のような振動を体に感じたリオと四人は、思わず足元がふらついて、その場に尻餅をつき、倒れ込む。
 そして……

『私の……、うぅ……、違う、違う違うっ! 我は黒竜っ! 我の心を惑わせし人の子よ! その罪は重いぞっ!? 消え失せるがいいっ!』

 コォオォ~、という、聞き慣れぬ音が五人の耳に届く。
 それと同時に、黒竜の赤い二つの瞳より少し下の暗闇に、黒い光を放つ炎がちらつき始める。

「あれは……、黒竜の炎!?」

 思わずマンマチャックが声を出すも、怒りに我を忘れている黒竜が、マンマチャック達に気付く気配はない。

「あんなの喰らったら一溜りもねぇぞっ!?」

 何かできはしないかと、魔方陣を発動させるも、何をすればいいのかもわからずに、焦るだけのジーク。

「リオ! 逃げてっ!」

 叫ぶエナルカ。
 その隣で、テスラは静かに、その手の平の中に、紫色に光る魔法陣を浮かび上がらせていた。
 そして、黒竜の敵意を真正面から受け、倒れたままだったリオは……

「僕は決めたんだ……、クレイマンさんの願いを叶えるって……、定められた運命を見つけるって……。だから僕は、こんな場所で、倒れているわけにはいかないんだ」

 みんなは、離れた場所にいるし、あそこからじゃ何も出来はしないだろう。
 助けてくれる者は、いない……
 だったら……

 リオはサッと立ち上がり、呟いた。

「僕しか、いないじゃないか」

 黒竜の黒い炎を迎え打とうと、両手に魔法陣を発動させる。
 最大魔力でもって、紅の炎を生成する為の、大きな大きな、赤い光を帯びた魔法陣だ。
 黒竜が、その口から黒い炎を吐くのが速いか、それとも、リオが紅の炎を生成する方が速いか……
 まさに、両者が攻撃を仕掛けようと、睨み遭ったその瞬間だった。

「導きの、光よ」

 テスラが、紫色に光る魔法陣を発動させ、目映いばかりの白い光を洞窟内に発生にさせた。
 あまりの輝き、あまりの眩しさに、そこにいた全員が目を閉じて……
 辺りは静寂に包まれた。 
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