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★ピタラス諸島第二、コトコ島編★
347:蛇神
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『到着~♪』
薄ピンク色の半透明な体をふわふわと漂わせながら、風の精霊シルフのリーシェがニコリと笑う。
「ふぅ。ありがとうリーシェ!」
『お安い御用よ、モッモちゃん♪ じゃあまたね、キャハハ♪』
そう言うとリーシェは、青い空へと消えていった。
「さて……。ここにいるのかしらね?」
「いるんじゃな~い? 勉坐のとこにも戻ってないし……。泉の方角へ駆けていく砂里が目撃されているんだしね」
「そうね。行きましょう!」
昼食を済ませた後、俺はグレコと一緒に、再度勉坐の家へと向かった。
しかし、そこに袮笛と砂里の姿はなく、まだ帰っていないとの事だった。
ただ、村の外れで、亡くなった鬼達の埋葬を手伝っていた騎士団の飼育師であるヤーリュが、山の麓へと走っていく砂里の姿を目撃したらしい。
なので、俺とグレコはリーシェに頼んで、古の獣が住まうという聖なる泉へとやって来たのだ。
「だけど、本当にここが無事だなんて……。奇跡としか言いようがないわね」
隣を歩くグレコの言葉に、俺は無言のままで頷く。
噴火によって、山頂より流れ出た大量のマグマは、どう考えても泉にぶつかるはずだった。
なのに今、俺たちが立っているこの場所は、全くの無傷なのだ。
マグマの流れは、泉を囲う林の直前で、不自然に東西へと枝分かれしていた。
まるで、この聖なる泉を避けたかのように……
林を通り抜けると、薄紫色をした、恐ろしく澄んだ泉が目の前に現れた。
以前と同じように周囲には、泉の水と同じ色をした可愛らしい花が咲き乱れている。
そして不思議な事に、この辺りには全く火山灰が積もっていなかった。
「あ……、サリ!?」
砂里の姿を捉えたグレコと俺が駆け出す。
砂里は、泉守りの小屋のすぐそばにある切り株に腰掛けて、ジッとあるものを見つめていた。
「え? あ、グレコさん……」
こちらに気付いた砂里は、何やらボンヤリとした様子で俺たちを見た。
「もぅ、心配したんだから! ネフェはど……、何あれ??」
砂里が見つめていた先にあるものに対し、グレコは固まった。
何だろう? と、俺も視線を向けると……
「うっ、わ……。本当にいたんだ……」
そこにあるもの……、いや、そこにいるものに、俺は全身の毛がサーッと逆立つのを感じた。
泉守りの小屋の向こう側、泉のすぐ側に腰を下ろし、座禅を組む袮笛。
その袮笛の真ん前、泉の中から頭を出しているのは、巨大な白い蛇だ。
それは、以前見た幻影ではなく、生き物として、実体を持った大蛇である。
白い鱗は日の光を浴びてキラキラと輝き、つぶらな金色の瞳が……、え? 金色??
「ね、ねぇグレコ……。あの蛇、目が金色じゃない?」
「そう、よね……。え? まさか?? ちょっとモッモ、世界地図!」
俺は慌てて鞄を漁り、神様から貰った金属製の世界地図を取り出した。
急いで広げてみると、ピタラス諸島の中でも南西に位置するこのコトコ島の、真ん中より少し北側に、小さな黄色の光が一つ……
「なっ!? 前はなかったよこれっ!??」
「そうよね? ここへ辿り着いた時に確認したもの。なのにどうして……??」
なんで!? どうしてっ!??
まさか……、この神様世界地図、不良品っ!?!?
俺とグレコが二人でワサワサしていると……
「あ……、姉様が……」
砂里に言われて、袮笛と大蛇の方を見る俺とグレコ。
すると、袮笛と大蛇の顔は完全にこちらを向いていて……、袮笛が俺たちに手招きしていた。
『我が名は白。永年に渡り、人ならざる者を異界より導く役目を負いし、蛇神である』
じゃっ!? 邪神っ!??
……あ、いや、蛇神かっ!?!?
その呼び方、紛らわしいわっ!!!!!
袮笛と大蛇の元へ、ゆっくりと歩いて行った俺とグレコに対し、話しかけてきたのは袮笛ではなく大蛇の方だった。
袮笛は、事の成り行きを見守るかのように、静観している。
近付いてみて分かった事は、この大蛇はかなりの老齢であるという事。
こう、なんていうか、雰囲気というか……、威厳は凄まじくあるのだが、どこかくたびれた感じがするのだ。
声なんて、まんまお婆ちゃんって感じ。
「蛇神って……、神様という事ですか?」
『如何にも』
……当たり前な質問をするなよグレコ。
『お前が今世の調停者だな、小さき者よ』
白と名乗った蛇神は、俺の事を真っ直ぐに見てそう言った。
調停者って……、あれ? ちょっと待てよ。
なんかそれ、どっかで聞いた言葉だぞ??
『数百年の前世に現れし調停者は、かの悪しき者共の力に敵わず、無理矢理に大陸を分かつ事で、なんとか奴等の侵攻を防いだようだが……。お前はどうする? 小さき者よ』
……え? は?? うんっ???
「あの……、ごめんなさい、話がちょっと……。ここにいるモッモは、時の神の使者ではありますが、調停者という者では……?」
そう言って、チラリと俺を見るグレコ。
俺はというと、背中に嫌~な汗が伝うのを感じていた。
なんか、ヤバくないか?
調停者って確か、イゲンザ島のモゴ族の所で言われた言葉だよな??
神様に確認したところによると、なってもならなくてもいい、みたいな???
けど、最終的には、使命を果たしておいで、とかなんとか言われた気がするんだけども……
『お前の手の中にあるその神の瞳。それを手にしている事が、何よりの証。お前は調停者だ、小さき者よ』
げげげっ!?
マジかよっ!??
やっぱりそうなるのっ!???
……えっ、どうなるのっ!?!??
『くくくくく。さて、覚悟のないお前が、この先をどう生きていくのか……、見ものだな』
蛇神は、あからさまに焦った顔をしているであろう俺に向かって、まるで嘲笑うかのようにそう言ったかと思うと、ズルズルと長い体を引きずりながら、泉の中へと潜っていってしまった。
「な、何だったの……? 蛇神って……、モッモが探さなきゃならない神様の一人だったのかしら??」
「わ、かんない……、けど……。ん? あ……、えっ??」
まだ手に持ったままだった神様世界地図を不意に見た俺は、目をパチクリさせた。
先程までそこにあったはずの、コトコ島の黄色の光が、綺麗さっぱり無くなっていた。
薄ピンク色の半透明な体をふわふわと漂わせながら、風の精霊シルフのリーシェがニコリと笑う。
「ふぅ。ありがとうリーシェ!」
『お安い御用よ、モッモちゃん♪ じゃあまたね、キャハハ♪』
そう言うとリーシェは、青い空へと消えていった。
「さて……。ここにいるのかしらね?」
「いるんじゃな~い? 勉坐のとこにも戻ってないし……。泉の方角へ駆けていく砂里が目撃されているんだしね」
「そうね。行きましょう!」
昼食を済ませた後、俺はグレコと一緒に、再度勉坐の家へと向かった。
しかし、そこに袮笛と砂里の姿はなく、まだ帰っていないとの事だった。
ただ、村の外れで、亡くなった鬼達の埋葬を手伝っていた騎士団の飼育師であるヤーリュが、山の麓へと走っていく砂里の姿を目撃したらしい。
なので、俺とグレコはリーシェに頼んで、古の獣が住まうという聖なる泉へとやって来たのだ。
「だけど、本当にここが無事だなんて……。奇跡としか言いようがないわね」
隣を歩くグレコの言葉に、俺は無言のままで頷く。
噴火によって、山頂より流れ出た大量のマグマは、どう考えても泉にぶつかるはずだった。
なのに今、俺たちが立っているこの場所は、全くの無傷なのだ。
マグマの流れは、泉を囲う林の直前で、不自然に東西へと枝分かれしていた。
まるで、この聖なる泉を避けたかのように……
林を通り抜けると、薄紫色をした、恐ろしく澄んだ泉が目の前に現れた。
以前と同じように周囲には、泉の水と同じ色をした可愛らしい花が咲き乱れている。
そして不思議な事に、この辺りには全く火山灰が積もっていなかった。
「あ……、サリ!?」
砂里の姿を捉えたグレコと俺が駆け出す。
砂里は、泉守りの小屋のすぐそばにある切り株に腰掛けて、ジッとあるものを見つめていた。
「え? あ、グレコさん……」
こちらに気付いた砂里は、何やらボンヤリとした様子で俺たちを見た。
「もぅ、心配したんだから! ネフェはど……、何あれ??」
砂里が見つめていた先にあるものに対し、グレコは固まった。
何だろう? と、俺も視線を向けると……
「うっ、わ……。本当にいたんだ……」
そこにあるもの……、いや、そこにいるものに、俺は全身の毛がサーッと逆立つのを感じた。
泉守りの小屋の向こう側、泉のすぐ側に腰を下ろし、座禅を組む袮笛。
その袮笛の真ん前、泉の中から頭を出しているのは、巨大な白い蛇だ。
それは、以前見た幻影ではなく、生き物として、実体を持った大蛇である。
白い鱗は日の光を浴びてキラキラと輝き、つぶらな金色の瞳が……、え? 金色??
「ね、ねぇグレコ……。あの蛇、目が金色じゃない?」
「そう、よね……。え? まさか?? ちょっとモッモ、世界地図!」
俺は慌てて鞄を漁り、神様から貰った金属製の世界地図を取り出した。
急いで広げてみると、ピタラス諸島の中でも南西に位置するこのコトコ島の、真ん中より少し北側に、小さな黄色の光が一つ……
「なっ!? 前はなかったよこれっ!??」
「そうよね? ここへ辿り着いた時に確認したもの。なのにどうして……??」
なんで!? どうしてっ!??
まさか……、この神様世界地図、不良品っ!?!?
俺とグレコが二人でワサワサしていると……
「あ……、姉様が……」
砂里に言われて、袮笛と大蛇の方を見る俺とグレコ。
すると、袮笛と大蛇の顔は完全にこちらを向いていて……、袮笛が俺たちに手招きしていた。
『我が名は白。永年に渡り、人ならざる者を異界より導く役目を負いし、蛇神である』
じゃっ!? 邪神っ!??
……あ、いや、蛇神かっ!?!?
その呼び方、紛らわしいわっ!!!!!
袮笛と大蛇の元へ、ゆっくりと歩いて行った俺とグレコに対し、話しかけてきたのは袮笛ではなく大蛇の方だった。
袮笛は、事の成り行きを見守るかのように、静観している。
近付いてみて分かった事は、この大蛇はかなりの老齢であるという事。
こう、なんていうか、雰囲気というか……、威厳は凄まじくあるのだが、どこかくたびれた感じがするのだ。
声なんて、まんまお婆ちゃんって感じ。
「蛇神って……、神様という事ですか?」
『如何にも』
……当たり前な質問をするなよグレコ。
『お前が今世の調停者だな、小さき者よ』
白と名乗った蛇神は、俺の事を真っ直ぐに見てそう言った。
調停者って……、あれ? ちょっと待てよ。
なんかそれ、どっかで聞いた言葉だぞ??
『数百年の前世に現れし調停者は、かの悪しき者共の力に敵わず、無理矢理に大陸を分かつ事で、なんとか奴等の侵攻を防いだようだが……。お前はどうする? 小さき者よ』
……え? は?? うんっ???
「あの……、ごめんなさい、話がちょっと……。ここにいるモッモは、時の神の使者ではありますが、調停者という者では……?」
そう言って、チラリと俺を見るグレコ。
俺はというと、背中に嫌~な汗が伝うのを感じていた。
なんか、ヤバくないか?
調停者って確か、イゲンザ島のモゴ族の所で言われた言葉だよな??
神様に確認したところによると、なってもならなくてもいい、みたいな???
けど、最終的には、使命を果たしておいで、とかなんとか言われた気がするんだけども……
『お前の手の中にあるその神の瞳。それを手にしている事が、何よりの証。お前は調停者だ、小さき者よ』
げげげっ!?
マジかよっ!??
やっぱりそうなるのっ!???
……えっ、どうなるのっ!?!??
『くくくくく。さて、覚悟のないお前が、この先をどう生きていくのか……、見ものだな』
蛇神は、あからさまに焦った顔をしているであろう俺に向かって、まるで嘲笑うかのようにそう言ったかと思うと、ズルズルと長い体を引きずりながら、泉の中へと潜っていってしまった。
「な、何だったの……? 蛇神って……、モッモが探さなきゃならない神様の一人だったのかしら??」
「わ、かんない……、けど……。ん? あ……、えっ??」
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