554 / 804
★ピタラス諸島第四、ロリアン島編★
541:一番悪いのはあいつだ
しおりを挟む
「あっ!? ティカさんっ!! 今まで何処にっ!??」
チャイロの部屋の黒い扉の前で見張りをしている二人の兵士のうち一人が、ティカを見るなり血相を変えて駆け寄ってきた。
「地下牢の見張りを交代したはずなのに、いつの間にか居なくなられていたって……、みんなで大騒ぎしてたんですよ!? 何処に行っていたんですか!??」
ティカより幾分か若く見えるその兵士は、細身で背が低く、身につけている兜や鎧が少々ぶかっとしている。
表情にも幼さが残る彼は、たぶん新米の兵士なのだろう。
かなり焦った様子でそう言った。
「いや……、見張り中ではあったのだが、突然大臣に呼ばれてな。代わりの者が見つからなかった故、仕方なくその場を離れてしまったのだ」
さも申し訳なさそうな雰囲気を醸し出しながら、サラッと嘘をつくティカ。
スラスラと嘘を述べるその様子に、こいつは敵にしたら厄介だなと俺は思う。
「そ、そうでしたか。実は、さっき知らせが入って……、あの鼠、地下牢から脱走したらしいです」
深刻な様子で、声をひそめる新米兵士。
「何!? それは本当か!?? しまった、持ち場を離れた自分のせいだな……」
さも悔しそうな顔をして、反省している風を装うティカ。
そんな演技も出来るのか!? なかなかにやるな、ティカめ。
「そんな! ティカさんの責任ではありませんよ!! こう言っちゃなんですが……、今回の事は、全てイカーブ様の責任ですよ。あの鼠……、俺は最初から怪しいと思っていたんです。鼠のくせに服なんか着ているし、島外から来たっていうのに俺達の言葉を話せるし。挙げ句の果てには、王宮内を勝手に歩き回りやがるし!!!」
憤慨し、顔を歪ませる新米兵士。
おうおうおう……、酷い言い草だな新米くんよ。
鼠のくせにって言うけどさ、俺からしたら君達こそ、トカゲのくせに、なんですよ。
トカゲのくせにデカ過ぎるんだよ、バーカ。
「何故イカーブ様は、あんな奴をチャイロ様の世話役にしたんでしょう? もしチャイロ様に何かあったら大変なのに!……あ、あぁでも、そうか」
新米兵士はそこまで言って、ハッと我に返ったかのように悲しい顔つきになる。
恐らく、チャイロが明日、蝕の儀式の生贄となる事が決まった事を思い出したのだろう。
視線を下へと向け、肩を落とし、分かりやすく落ち込んでいる。
「イカーブ様の事を悪く言ってはいけない。あの方は実に聡明な国王の第一家臣であらせられるのだ。自分達の知り及ばぬ何か深い理由があったのだろう。そうでなければ……、誰もあのような薄汚い鼠に、チャイロ様の世話役を任せたりはしない」
ティカは、かなりのドヤ顔でそう言うが……
おうおうおうおう……、二枚舌のティカさんよ。
なんちゅう言い草だよおい。
そもそもが、あんたが俺をチャイロの世話役にオススメした張本人ですよねぇえっ!?
新米くんがその事実を知らないのを良い事に、何をめちゃくちゃ言っとるんですかぁあっ!!?
薄汚い鼠とはまぁ、なんたる侮辱……
今あんたの肩に乗っているの、その薄汚い鼠なんですけどぉおぉぉっ!!!?
俺は苛つくあまり、すぐ隣にあるティカの耳の穴に指を突っ込んでやろうかと考えたが、ここで俺の存在がバレてしまえば大事になること間違いなしなので、なんとか理性を保ってグッと堪えた。
「そう……、ですよね。すみません、俺……、チャイロ様が生贄になられると知って、とてもショックで……。お姿こそ見た事はないんですけど、やっぱり次に国を背負われるお方だから……、兵士になったからには守らなきゃって、思ってたんですけど……。こんな事になったのも全部、あの薄汚い鼠のせいですよね。一番悪いのはあいつだ。見つけたら、ただじゃおかないぞ……」
新米兵士は、その小柄な体格には似合わない気迫に満ちた顔でそう言って、悔しそうにギリギリと歯軋りをする。
心底俺の事を憎んでいるかのようなその様子に、俺は……
うぉおおおおいぃっ!
ちょっと待てぃえええいぃっ!!
俺のせいじゃないからね!?
ほんと、全然俺のせいじゃないからっ!!!
まぁ確かに……、チャイロの夜言を聞いて、その内容をトエトに教えてしまったのは俺だけどもさ。
けど違うから!!!!
一番悪いのは俺じゃ無いからっ!!!!!
ただじゃおかないとか……、おっかなすぎるからやめてぇえっ!!!!!!
小さな体をカタカタと震わせながら、知らず知らずのうちに俺は、ティカの逞しく太い首に抱き着いていた。
「んん……、ごほんっ! それで……、チャイロ様のご様子はどうだ? 変わりないか??」
抱き着かれたのが不愉快だったらしいティカは、不自然に咳払いをしながら、新米兵士に尋ねた。
「あ、はい。特には……。物音も聞こえないので、まだお目覚めになられてないご様子です」
新米兵士の返事に、俺は軽く眉間に皺を寄せる。
物音も聞こえないのでって……、そりゃ聞こえないだろうさ。
あの黒い扉の先には、世話役をする侍女の待機部屋があって、その奥に何にもない狭い中部屋があって、更にその奥がチャイロの部屋なのだから。
扉三枚も隔てられている部屋の物音なんて、そうそう聞こえるわけ無いじゃないか。
こいつ、部屋の構造を知らないのか?
それに、ただでさえもチャイロはおとなしい子だ。
まぁ、夜言はちょっとヤバかったけど……
昼間なら起きていたって、叫んだり暴れたりしないだろうよ。
物音が聞こえなくても、チャイロは既に起きているかもしれない。
「ふむ。ならば一度、自分が中に入って様子を見てこよう」
「えぇっ!? また中に入られるのですかっ!!?」
ティカの言葉に、新米兵士はビクビクっと体を震わせて驚く。
「仕方がないだろう。チャイロ様は明日の夜、蝕の儀式の生贄となる事が決まった大事な御身なのだから、それまでに何かあっては大変だ」
「で、ですがっ!? ……あまりその、無闇に中に入られるのは危険では??」
新米兵士は、真っ赤な鱗で覆われた顔を薄っすらと青くして、かなり怯えている様子だ。
「なに、一度や二度で呪いを貰うわけは無いだろう。侍女の者とて最短でも二週間は平気だったのだ。心身共に鍛え上げた自分なら、何の問題もなかろう」
ティカは、ちょっぴり気になる事を口走った。
一度や二度で呪いを貰うわけでは無い、とはどういう事なのだろう……?
「そこまで仰るのなら……。分かりました」
新米兵士はティカに一礼して、元いた黒い扉の横に戻った。
ティカは、黒い扉の横に立っているもう一人の兵士に軽く目配せした後、鍵が開いたままの扉をゆっくりと開く。
目の前に真っ暗闇が広がって、俺とティカは、チャイロの部屋へと続く侍女の待機部屋へと戻ったのだった。
チャイロの部屋の黒い扉の前で見張りをしている二人の兵士のうち一人が、ティカを見るなり血相を変えて駆け寄ってきた。
「地下牢の見張りを交代したはずなのに、いつの間にか居なくなられていたって……、みんなで大騒ぎしてたんですよ!? 何処に行っていたんですか!??」
ティカより幾分か若く見えるその兵士は、細身で背が低く、身につけている兜や鎧が少々ぶかっとしている。
表情にも幼さが残る彼は、たぶん新米の兵士なのだろう。
かなり焦った様子でそう言った。
「いや……、見張り中ではあったのだが、突然大臣に呼ばれてな。代わりの者が見つからなかった故、仕方なくその場を離れてしまったのだ」
さも申し訳なさそうな雰囲気を醸し出しながら、サラッと嘘をつくティカ。
スラスラと嘘を述べるその様子に、こいつは敵にしたら厄介だなと俺は思う。
「そ、そうでしたか。実は、さっき知らせが入って……、あの鼠、地下牢から脱走したらしいです」
深刻な様子で、声をひそめる新米兵士。
「何!? それは本当か!?? しまった、持ち場を離れた自分のせいだな……」
さも悔しそうな顔をして、反省している風を装うティカ。
そんな演技も出来るのか!? なかなかにやるな、ティカめ。
「そんな! ティカさんの責任ではありませんよ!! こう言っちゃなんですが……、今回の事は、全てイカーブ様の責任ですよ。あの鼠……、俺は最初から怪しいと思っていたんです。鼠のくせに服なんか着ているし、島外から来たっていうのに俺達の言葉を話せるし。挙げ句の果てには、王宮内を勝手に歩き回りやがるし!!!」
憤慨し、顔を歪ませる新米兵士。
おうおうおう……、酷い言い草だな新米くんよ。
鼠のくせにって言うけどさ、俺からしたら君達こそ、トカゲのくせに、なんですよ。
トカゲのくせにデカ過ぎるんだよ、バーカ。
「何故イカーブ様は、あんな奴をチャイロ様の世話役にしたんでしょう? もしチャイロ様に何かあったら大変なのに!……あ、あぁでも、そうか」
新米兵士はそこまで言って、ハッと我に返ったかのように悲しい顔つきになる。
恐らく、チャイロが明日、蝕の儀式の生贄となる事が決まった事を思い出したのだろう。
視線を下へと向け、肩を落とし、分かりやすく落ち込んでいる。
「イカーブ様の事を悪く言ってはいけない。あの方は実に聡明な国王の第一家臣であらせられるのだ。自分達の知り及ばぬ何か深い理由があったのだろう。そうでなければ……、誰もあのような薄汚い鼠に、チャイロ様の世話役を任せたりはしない」
ティカは、かなりのドヤ顔でそう言うが……
おうおうおうおう……、二枚舌のティカさんよ。
なんちゅう言い草だよおい。
そもそもが、あんたが俺をチャイロの世話役にオススメした張本人ですよねぇえっ!?
新米くんがその事実を知らないのを良い事に、何をめちゃくちゃ言っとるんですかぁあっ!!?
薄汚い鼠とはまぁ、なんたる侮辱……
今あんたの肩に乗っているの、その薄汚い鼠なんですけどぉおぉぉっ!!!?
俺は苛つくあまり、すぐ隣にあるティカの耳の穴に指を突っ込んでやろうかと考えたが、ここで俺の存在がバレてしまえば大事になること間違いなしなので、なんとか理性を保ってグッと堪えた。
「そう……、ですよね。すみません、俺……、チャイロ様が生贄になられると知って、とてもショックで……。お姿こそ見た事はないんですけど、やっぱり次に国を背負われるお方だから……、兵士になったからには守らなきゃって、思ってたんですけど……。こんな事になったのも全部、あの薄汚い鼠のせいですよね。一番悪いのはあいつだ。見つけたら、ただじゃおかないぞ……」
新米兵士は、その小柄な体格には似合わない気迫に満ちた顔でそう言って、悔しそうにギリギリと歯軋りをする。
心底俺の事を憎んでいるかのようなその様子に、俺は……
うぉおおおおいぃっ!
ちょっと待てぃえええいぃっ!!
俺のせいじゃないからね!?
ほんと、全然俺のせいじゃないからっ!!!
まぁ確かに……、チャイロの夜言を聞いて、その内容をトエトに教えてしまったのは俺だけどもさ。
けど違うから!!!!
一番悪いのは俺じゃ無いからっ!!!!!
ただじゃおかないとか……、おっかなすぎるからやめてぇえっ!!!!!!
小さな体をカタカタと震わせながら、知らず知らずのうちに俺は、ティカの逞しく太い首に抱き着いていた。
「んん……、ごほんっ! それで……、チャイロ様のご様子はどうだ? 変わりないか??」
抱き着かれたのが不愉快だったらしいティカは、不自然に咳払いをしながら、新米兵士に尋ねた。
「あ、はい。特には……。物音も聞こえないので、まだお目覚めになられてないご様子です」
新米兵士の返事に、俺は軽く眉間に皺を寄せる。
物音も聞こえないのでって……、そりゃ聞こえないだろうさ。
あの黒い扉の先には、世話役をする侍女の待機部屋があって、その奥に何にもない狭い中部屋があって、更にその奥がチャイロの部屋なのだから。
扉三枚も隔てられている部屋の物音なんて、そうそう聞こえるわけ無いじゃないか。
こいつ、部屋の構造を知らないのか?
それに、ただでさえもチャイロはおとなしい子だ。
まぁ、夜言はちょっとヤバかったけど……
昼間なら起きていたって、叫んだり暴れたりしないだろうよ。
物音が聞こえなくても、チャイロは既に起きているかもしれない。
「ふむ。ならば一度、自分が中に入って様子を見てこよう」
「えぇっ!? また中に入られるのですかっ!!?」
ティカの言葉に、新米兵士はビクビクっと体を震わせて驚く。
「仕方がないだろう。チャイロ様は明日の夜、蝕の儀式の生贄となる事が決まった大事な御身なのだから、それまでに何かあっては大変だ」
「で、ですがっ!? ……あまりその、無闇に中に入られるのは危険では??」
新米兵士は、真っ赤な鱗で覆われた顔を薄っすらと青くして、かなり怯えている様子だ。
「なに、一度や二度で呪いを貰うわけは無いだろう。侍女の者とて最短でも二週間は平気だったのだ。心身共に鍛え上げた自分なら、何の問題もなかろう」
ティカは、ちょっぴり気になる事を口走った。
一度や二度で呪いを貰うわけでは無い、とはどういう事なのだろう……?
「そこまで仰るのなら……。分かりました」
新米兵士はティカに一礼して、元いた黒い扉の横に戻った。
ティカは、黒い扉の横に立っているもう一人の兵士に軽く目配せした後、鍵が開いたままの扉をゆっくりと開く。
目の前に真っ暗闇が広がって、俺とティカは、チャイロの部屋へと続く侍女の待機部屋へと戻ったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる