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【再び王宮へ】
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あの事件から3日後の朝。
プータンはランスと共に学校に興味があるとかでランスについていった。
そして俺はというと、父さんと書斎にいる。
「えーと。じゃぁ王都までいくよ。」
「ほ、本当に行けるのかい?」
「大丈夫。昨日出来るかためちたらいけたから。」
「え!?」
俺がそう言うと、父さんは苦笑いを浮かべた。
【テレポート】
〇〇〇〇
一瞬で視界が変わり、俺と父さんは玉座の間の真ん中に来た。
すると着くなり喚き声が玉座の間に響く。
「「うわぁぁぁぁあお!!!!!」」
振り向くと、王と鶯が化け物でも見たかの様に口を大きく開け、目を見開き飛び上がっていた。
〇〇〇〇
応接室。
広い部屋の中央にテーブルがあり、その対面に俺、父さん、王と鶯が茶色のソファに腰掛ける。
「まったく!来るなら来ると連絡して置いてくれ!心臓が破裂しそうになったぞ。」
「「行きます」と書状には書いてはいたんですけどね。」
苦笑い気味に父さんが王にそう言うと「限度があるわ!そんな唐突に来るとは思わんだろう?‥全く。驚き疲れたわ!死ぬかと思ったわ!。」とキレのあるツッコミを返してくる。
王ってなかなか芸人向きな性格なのか?
地味にその様子が面白くてプッと吹き出してしまうと、鶯が俺の方に目を向ける。
妙に真面目な顔なくせに鶯ボ〇ルみたいな頭しやがって!っつかこっちを見るな!わざとだろ!?
髪を切れ!w
俺は咳き込む様に後ろへと振り返る。
ゴホッ。ゴホッ。
「して本題に入るが、ハルよ。本当にコメットを使ったというのか?」
「あ、はい。二発。まさかあんな自体になるとは思いましぇんでちたが。それにあの魔法書がましゃか古代魔法書とも知りませんでちたので‥。」
俺がそう言うと真っ先に反応したのは鶯だった。
「な!?古代魔法書!!?何故ハル様がそれを持って居られるので!?」
その慌てようは半端じゃなかった。
そんなに重要な書物だったのか?
「王!!いくらなんでも古代魔法書の貸し出しをするなんてありえませぬぞ!あれは国の宝ですぞ!!」
宝ぁ!!!?
「やっぱりですか。」
父さんは分かっていたようだ。
鶯が王に迫ると、王は苦笑いしながら答える。
「ま、まさか、こんな事になるとは思わなかったんだよ。魔法書とは言え、扱える者がいなくては何の価値にもならんだろ?それに渡す相手が使徒となれば、貸しても事は起きんと思ってたんだよ。」
「お戯れにも程がありますぞ!!!現に起きたではありませんか!たまたま今回は民に被害は無かったものの、知らずに街中でハル様がコメットなどという馬鹿げた魔法を放てばどうなると思っておいでなのですか!!?少しはお考えください!!」
鶯はすごい形相で王に詰め寄ると、王が少しずつ小さくなっていく様に見えた。
ってか俺が怒られるかと思いきや、王がめちゃくちゃ怒られているこの光景に唖然とする俺。
それを見た父さんが、俺に小声で耳打ちする。
「凄い光景だろ?宰相様は昔、王の指導役だったんだ。だからあんな凛々しい王でも宰相様には少し頭が上がらないんだよ。しかしこれだと‥罰則は免れそうだし、良かったかもだね。」
しばらくして。
古代魔法書を王に返し、罰則も設けられず帰る事となった。
ちゃっかり俺の天才的頭脳で書いてある事は全てコンプリートしているがね。へへん!
さて、ここの用事はすんだことだし俺は直ぐに父さんを連れてテレポートを唱えようとすると、応接室の扉が勢いよくバンッと開かれる。
「ハル!!」
この声は間違いない。シスカだ。
シスカの左手の薬指にはキラキラと輝くターコイズ色指輪をはめていた。
「やぁ、シスカ。」
俺がそう言うとシスカは顔を膨らませ俺に言う。
「来るなら来るっていいなさいよね。」
「ま、まぁ、ちょっとした報告だけだったからね。」
苦笑い気味にそう言うと鶯が目を光らせる。
「ちょっとした?」
ヤバイ!発言が軽かったか?
鶯は眉をヒクつかせる。
「ま、まぁ、重要な報告に来ただけなんだ。直ぐに帰るからさ。」
「え!?もう帰っちゃうの?」
「え?う、うん。それ以外に特に用事は無いからね。」
俺がそう言うと、シスカは口を膨らませ眉間にシワを寄せた。
え?俺何かマズい事言ったか?
首を傾げると、王が父さんに話しかけた。
「ホッホン。ところでネイブルよ。それ程急ぎでもないだろう?夕食だけでも食べていかんか?」
「え?良いんですか!?」
王の発言に父さんは驚きの表情を見せる。
「良い。毎晩酒の相手が居ないというのは寂しいものでな。付き合ってはくれぬか?」
「あ、はい。是非!。」
父さんがそう言うなら俺も断る理由はないな。
ふとシスカを見るとシスカの表情は花が咲いたように明るくなっていた。
なんだぁ?と首を傾げると、王が俺の目線に合わせて屈む。
「夕飯にはまだ時間がある。シスカと遊んでやってくれ。」
そう言うと王はニッコリと笑顔を俺にむけ、何故か親指を立てた。
何?
そして振り返るとシスカは目線を逸らし頬を赤く染めていた。
なんなのいったい?
「さ、ハル。行くわよ。」
シスカは俺の手を握ると、俺を連れ去るが如く応接室から飛び出した。
〇〇〇〇
連れられたのは王宮の庭だった。
相変わらず花々が咲き誇り美しい庭だ。天気も良いことも重なり輝いて見える。
そして俺とシスカはというと、ベンチに座っていて、沈黙を保っていた。
何?さっきからコレばっかり言ってるけど、何なのこれ?
強引に連れてこられてこれは無いだろ?
ん~、気まずい。
と、とりあえず何か喋ってみるか。
「「ねぇ、!!?」」
2人同時に言葉を発する。
「え、えっと、何?」
俺がそう言うと、シスカは「な、なんでもないわよ!!」と強い口調で返された。
何故怒るの!?
子供はわからん。
いや、俺も子供のうちにはいるのか?
まぁいいや。ここは大人の対応で…。
えーと、…話題になりそうなのは…。
頭の中で色んな引き出しを引っ張りだす。
「あっ!」
思いついたと同時に言葉がもれ、その声にシスカがビクっと反応して俺をみる。
「な、なに!?」
「あ、あぁごめん。シスカが前に使ってた魔法って誰に習ったのかな?。って思って。」
「あ、あぁ、あれね。あれはこのレイドクスの魔導剣騎士団長、カルラから教わったのよ。」
ほう。魔導騎士団長か。
王宮には雑破に説明すると3つの騎士団がある。
【魔道剣騎士団】
魔法と剣を扱う騎士団。
青い鎧。胸あたりにレイドクスの紋章が刻まれている。
【魔道騎士団】
魔術のみが特化した騎士団。
黒いローブの背中にレイドクスの紋章が刺繍されている。
【剣騎士団】
剣術に特化した騎士団
白銀の鎧。胸あたりにレイドクスの紋章が刻まれている。
とまぁ、こんな感じだ。
それの団長とは興味深い。
「その人は今どこに?」
シスカにそう尋ねるとコテっと首を傾げる。
「え?えーと、今日は確か演習場で自分の部下達の訓練をするって言っていたわ。何故?」
「…あそこか。ねぇ、今から見に行こうよ。」
「え?べ、別に良いけど…」
「やり!じゃぁ行こう!」
俺はルンルンでシスカの手を握ると、シスカはまた顔を赤くしたが、御構い無しに演習場の方へと引っ張った。
「あっ!ちょっ、ちょっとぉ!」
プータンはランスと共に学校に興味があるとかでランスについていった。
そして俺はというと、父さんと書斎にいる。
「えーと。じゃぁ王都までいくよ。」
「ほ、本当に行けるのかい?」
「大丈夫。昨日出来るかためちたらいけたから。」
「え!?」
俺がそう言うと、父さんは苦笑いを浮かべた。
【テレポート】
〇〇〇〇
一瞬で視界が変わり、俺と父さんは玉座の間の真ん中に来た。
すると着くなり喚き声が玉座の間に響く。
「「うわぁぁぁぁあお!!!!!」」
振り向くと、王と鶯が化け物でも見たかの様に口を大きく開け、目を見開き飛び上がっていた。
〇〇〇〇
応接室。
広い部屋の中央にテーブルがあり、その対面に俺、父さん、王と鶯が茶色のソファに腰掛ける。
「まったく!来るなら来ると連絡して置いてくれ!心臓が破裂しそうになったぞ。」
「「行きます」と書状には書いてはいたんですけどね。」
苦笑い気味に父さんが王にそう言うと「限度があるわ!そんな唐突に来るとは思わんだろう?‥全く。驚き疲れたわ!死ぬかと思ったわ!。」とキレのあるツッコミを返してくる。
王ってなかなか芸人向きな性格なのか?
地味にその様子が面白くてプッと吹き出してしまうと、鶯が俺の方に目を向ける。
妙に真面目な顔なくせに鶯ボ〇ルみたいな頭しやがって!っつかこっちを見るな!わざとだろ!?
髪を切れ!w
俺は咳き込む様に後ろへと振り返る。
ゴホッ。ゴホッ。
「して本題に入るが、ハルよ。本当にコメットを使ったというのか?」
「あ、はい。二発。まさかあんな自体になるとは思いましぇんでちたが。それにあの魔法書がましゃか古代魔法書とも知りませんでちたので‥。」
俺がそう言うと真っ先に反応したのは鶯だった。
「な!?古代魔法書!!?何故ハル様がそれを持って居られるので!?」
その慌てようは半端じゃなかった。
そんなに重要な書物だったのか?
「王!!いくらなんでも古代魔法書の貸し出しをするなんてありえませぬぞ!あれは国の宝ですぞ!!」
宝ぁ!!!?
「やっぱりですか。」
父さんは分かっていたようだ。
鶯が王に迫ると、王は苦笑いしながら答える。
「ま、まさか、こんな事になるとは思わなかったんだよ。魔法書とは言え、扱える者がいなくては何の価値にもならんだろ?それに渡す相手が使徒となれば、貸しても事は起きんと思ってたんだよ。」
「お戯れにも程がありますぞ!!!現に起きたではありませんか!たまたま今回は民に被害は無かったものの、知らずに街中でハル様がコメットなどという馬鹿げた魔法を放てばどうなると思っておいでなのですか!!?少しはお考えください!!」
鶯はすごい形相で王に詰め寄ると、王が少しずつ小さくなっていく様に見えた。
ってか俺が怒られるかと思いきや、王がめちゃくちゃ怒られているこの光景に唖然とする俺。
それを見た父さんが、俺に小声で耳打ちする。
「凄い光景だろ?宰相様は昔、王の指導役だったんだ。だからあんな凛々しい王でも宰相様には少し頭が上がらないんだよ。しかしこれだと‥罰則は免れそうだし、良かったかもだね。」
しばらくして。
古代魔法書を王に返し、罰則も設けられず帰る事となった。
ちゃっかり俺の天才的頭脳で書いてある事は全てコンプリートしているがね。へへん!
さて、ここの用事はすんだことだし俺は直ぐに父さんを連れてテレポートを唱えようとすると、応接室の扉が勢いよくバンッと開かれる。
「ハル!!」
この声は間違いない。シスカだ。
シスカの左手の薬指にはキラキラと輝くターコイズ色指輪をはめていた。
「やぁ、シスカ。」
俺がそう言うとシスカは顔を膨らませ俺に言う。
「来るなら来るっていいなさいよね。」
「ま、まぁ、ちょっとした報告だけだったからね。」
苦笑い気味にそう言うと鶯が目を光らせる。
「ちょっとした?」
ヤバイ!発言が軽かったか?
鶯は眉をヒクつかせる。
「ま、まぁ、重要な報告に来ただけなんだ。直ぐに帰るからさ。」
「え!?もう帰っちゃうの?」
「え?う、うん。それ以外に特に用事は無いからね。」
俺がそう言うと、シスカは口を膨らませ眉間にシワを寄せた。
え?俺何かマズい事言ったか?
首を傾げると、王が父さんに話しかけた。
「ホッホン。ところでネイブルよ。それ程急ぎでもないだろう?夕食だけでも食べていかんか?」
「え?良いんですか!?」
王の発言に父さんは驚きの表情を見せる。
「良い。毎晩酒の相手が居ないというのは寂しいものでな。付き合ってはくれぬか?」
「あ、はい。是非!。」
父さんがそう言うなら俺も断る理由はないな。
ふとシスカを見るとシスカの表情は花が咲いたように明るくなっていた。
なんだぁ?と首を傾げると、王が俺の目線に合わせて屈む。
「夕飯にはまだ時間がある。シスカと遊んでやってくれ。」
そう言うと王はニッコリと笑顔を俺にむけ、何故か親指を立てた。
何?
そして振り返るとシスカは目線を逸らし頬を赤く染めていた。
なんなのいったい?
「さ、ハル。行くわよ。」
シスカは俺の手を握ると、俺を連れ去るが如く応接室から飛び出した。
〇〇〇〇
連れられたのは王宮の庭だった。
相変わらず花々が咲き誇り美しい庭だ。天気も良いことも重なり輝いて見える。
そして俺とシスカはというと、ベンチに座っていて、沈黙を保っていた。
何?さっきからコレばっかり言ってるけど、何なのこれ?
強引に連れてこられてこれは無いだろ?
ん~、気まずい。
と、とりあえず何か喋ってみるか。
「「ねぇ、!!?」」
2人同時に言葉を発する。
「え、えっと、何?」
俺がそう言うと、シスカは「な、なんでもないわよ!!」と強い口調で返された。
何故怒るの!?
子供はわからん。
いや、俺も子供のうちにはいるのか?
まぁいいや。ここは大人の対応で…。
えーと、…話題になりそうなのは…。
頭の中で色んな引き出しを引っ張りだす。
「あっ!」
思いついたと同時に言葉がもれ、その声にシスカがビクっと反応して俺をみる。
「な、なに!?」
「あ、あぁごめん。シスカが前に使ってた魔法って誰に習ったのかな?。って思って。」
「あ、あぁ、あれね。あれはこのレイドクスの魔導剣騎士団長、カルラから教わったのよ。」
ほう。魔導騎士団長か。
王宮には雑破に説明すると3つの騎士団がある。
【魔道剣騎士団】
魔法と剣を扱う騎士団。
青い鎧。胸あたりにレイドクスの紋章が刻まれている。
【魔道騎士団】
魔術のみが特化した騎士団。
黒いローブの背中にレイドクスの紋章が刺繍されている。
【剣騎士団】
剣術に特化した騎士団
白銀の鎧。胸あたりにレイドクスの紋章が刻まれている。
とまぁ、こんな感じだ。
それの団長とは興味深い。
「その人は今どこに?」
シスカにそう尋ねるとコテっと首を傾げる。
「え?えーと、今日は確か演習場で自分の部下達の訓練をするって言っていたわ。何故?」
「…あそこか。ねぇ、今から見に行こうよ。」
「え?べ、別に良いけど…」
「やり!じゃぁ行こう!」
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