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二章
ふざけんじゃねぇ
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目を開くと俺は再び白い空間に戻っていて、俺の前には重蔵爺とガン鉄が立っていた。
「よく頑張ったの。」
重蔵が髭を触りながら笑顔でそう言うと、ガン鉄は俺の肩に手を回してガサツに俺の頭を撫でた。
「おう。まさか子供とはいえ神獣ザメを倒しちまうたぁ、てぇしたもんだ。あの時はもう死んだと思ったんだかなぁ。」
アレで子供だったのかよ!?
「っつかアレが試練だったのか?」
疑問に思った事を投げかけてみると重蔵が答えた。
「うむ。じゃがまさかあの神獣のいる場所に落ちるとは思わなんだ。予定ではトラップを回避した先にもう一つのクリスタルの場所に行ける予定じゃったのだが、お主はバカがつく程悉く罠にハマるで、予定がくるったわい。」
「悪かったな!バカでよ!」
「じゃがその反面。戦いをさせれば知恵や手に持つ道具、環境を利用し少しでも自分の生にしがみつこうとするお主の健闘は誠、見事であった。これで晴れてお主には魔力が授けられた。」
俺は手や体を見てみるが特に変わった様子はない。
それを見たガン鉄が「ガハハ」と笑う。
「見て分かるもんじゃねえよ。身体で感じるもんだ。」
ガン鉄は陽気に軽く言い、重蔵もそれを微笑ましくみている。
正直笑えない。
「いったいお前達は何が面白いんだよ!?全然面白くないんですけど!!いこなり訳の分からん所に飛ばされて?死にかけて?の繰り返しにいい加減怒ってんだよ!」
怒り口調で言うと、2人は急に真顔に戻る。
なので逆に戸惑った。
「な、なんだよ急に?」
たじろぎながら問う。
「いや。確かに悪かったと思ってな。‥ってのはウソで‥」「ウソかよ!!」
重蔵に思わず本気で突っ込む俺をラルフが「ガハハハハハ!!まぁそう怒るな」と宥めると重蔵が何事もなかったように俺の肩に手を置き親指を立ててニカっとした。
「ふざけんじゃねぇ!」
「そらそろ時間じゃ、お主を元の場所に戻す。」
「って!お。オイ!こ、これもなかなか急だな!色々聞きたい事があるんだがね!」
「まぁそれは、おいおいじゃな。」
「勝手だな!」
突っ込む所が多すぎて、怒る気も失せてきた。
「あ、戻す前に忠告しておくが、お主が得たのは魔法を使う魔力を得ただけで魔力量は凡人と変わらん。それを忘れぬ様にな。」
「え?どういう‥」
俺が言葉を発しようとすると同時に俺はまた光に包まれた。
ーーーー
意識を取り戻すように目覚めると、俺はまた首を傾げる事となる。
「何処だここ?」
「よく頑張ったの。」
重蔵が髭を触りながら笑顔でそう言うと、ガン鉄は俺の肩に手を回してガサツに俺の頭を撫でた。
「おう。まさか子供とはいえ神獣ザメを倒しちまうたぁ、てぇしたもんだ。あの時はもう死んだと思ったんだかなぁ。」
アレで子供だったのかよ!?
「っつかアレが試練だったのか?」
疑問に思った事を投げかけてみると重蔵が答えた。
「うむ。じゃがまさかあの神獣のいる場所に落ちるとは思わなんだ。予定ではトラップを回避した先にもう一つのクリスタルの場所に行ける予定じゃったのだが、お主はバカがつく程悉く罠にハマるで、予定がくるったわい。」
「悪かったな!バカでよ!」
「じゃがその反面。戦いをさせれば知恵や手に持つ道具、環境を利用し少しでも自分の生にしがみつこうとするお主の健闘は誠、見事であった。これで晴れてお主には魔力が授けられた。」
俺は手や体を見てみるが特に変わった様子はない。
それを見たガン鉄が「ガハハ」と笑う。
「見て分かるもんじゃねえよ。身体で感じるもんだ。」
ガン鉄は陽気に軽く言い、重蔵もそれを微笑ましくみている。
正直笑えない。
「いったいお前達は何が面白いんだよ!?全然面白くないんですけど!!いこなり訳の分からん所に飛ばされて?死にかけて?の繰り返しにいい加減怒ってんだよ!」
怒り口調で言うと、2人は急に真顔に戻る。
なので逆に戸惑った。
「な、なんだよ急に?」
たじろぎながら問う。
「いや。確かに悪かったと思ってな。‥ってのはウソで‥」「ウソかよ!!」
重蔵に思わず本気で突っ込む俺をラルフが「ガハハハハハ!!まぁそう怒るな」と宥めると重蔵が何事もなかったように俺の肩に手を置き親指を立ててニカっとした。
「ふざけんじゃねぇ!」
「そらそろ時間じゃ、お主を元の場所に戻す。」
「って!お。オイ!こ、これもなかなか急だな!色々聞きたい事があるんだがね!」
「まぁそれは、おいおいじゃな。」
「勝手だな!」
突っ込む所が多すぎて、怒る気も失せてきた。
「あ、戻す前に忠告しておくが、お主が得たのは魔法を使う魔力を得ただけで魔力量は凡人と変わらん。それを忘れぬ様にな。」
「え?どういう‥」
俺が言葉を発しようとすると同時に俺はまた光に包まれた。
ーーーー
意識を取り戻すように目覚めると、俺はまた首を傾げる事となる。
「何処だここ?」
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