サーシェ

天山敬法

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第十三章 戦いの終わり

169話 神様と新しい約束を交わそう

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 目まぐるしく進んでいく時間の中で、何もかもの実感が湧かない中で、それでもひとつひとつ、けじめを付けていかなければならない。
 この胸に走る痛みも、迷いも、言葉にもしがたい謎のわだかまりの数々も……、それら全てを抱えたままでも、それでも。
 今日のことは、前から心に決めていたことだから……けじめをつけなければいけない。

 丸一日遅れでシドリンから出発していた非戦闘員の一行は、翌日の昼にはベルタスへと難なく到着していたようだ。
 晴れて帰省を果たしたグロリアは、しかし彼女にとってはせいぜいが半年少しぶりの帰省だ、私ほど胸打たれるような感慨はないらしかった。
 それでも戦いが終わった後の、ベルタスの地を踏む彼女は呆気にとられたような様子だった。とにかくしばらくもぬけの殻になっていたフォス・カディアル家の邸宅に戻って、家財道具の整理をこれからするらしい。
 そして初めてトレンティアにやってくるズミ人達は、皆が皆それぞれのやり方でおおはしゃぎしていた。
 いつもは落ち着いているアルドさえも、見たことのないものを見るたびに興奮した様子で指をさしてあれこれと仲間たちと言い合っている。
 アザルなどは年若いこともあって余計に興奮が激しいようだったが、彼はヨハンの従者という仕事がまだ続く。はしゃいでばかりいられませんぞ、なんてジルに言われて仕事に引っ張られていった。
 そして私が呼んだリョドルは……しかし存外に、他の面々と比べると元気が無さそうだった。こういうのにははしゃぐたちだと思っていたが……。教官長という立場に無理を言わせて来たのだ、国に残してきた仕事が心配なのかもしれない。
 市街の戦闘はほとんど落ち着いていて、ギルバートの配下だった近衛兵の処刑も大方は片付いた。まだしぶとく逃げ延びている者がいるかもしれないから捜索は継続するが……。
 こそこそと隠れている者であれば戦闘を起こす心配は少ない。ズミ人の非戦闘員である彼らの身もただちに危険にはならないだろう。
 どうやらベルタス内部では、新聞などの刊行物を含め情報が統制され、私の生存は発覚した当初から全く市民に知らされていなかったようだ。
 その反乱の実態も一部の貴族と軍人だけがひっそりと知る機密事項だったらしい。まあギルバートの立場からすれば、そんな情報統制をするのも当然のことだっただろうが。
 そういうわけで何も知らされないまま反乱軍の襲撃を迎えた市民は、目の前で起こった戦いが何だったのかさえ分からないままでいた。ギルバートとイグノール、どちらに味方をするか……なんて選択をする余地すらなく、戦闘後もギルバートへの支持を叫んで暴動を起こすような民は一人としていなかった。
 そうでなくてもギルバートは、長く続くズミへの出兵やトレントの戦争利用のために治世者として不評だったらしい。顧みる者も多くなかっただろう。
 そんな中での市街戦を終えた後、王としてせねばならない戦後処理にすぐに忙殺される……かと思いきや、その直後においては時間の融通が存外に効いた。
 なにせ事前のクラネルト家の工作によって、上流貴族達はこの反乱戦から一斉に逃げ去っていた。政治に関わる官僚や家臣達も王都を離れ、戻って来るまでにそれぞれまちまちの時間を要する。一段落するまでは、謁見も夜会も中止である。
 手元にいる兵士と、ずっと王城で頑張っていたロードだけで進められるようなことはあまりない。あったとしても後回しでいい。
 私は冠だけでなく服とマントまですっかり国王になりきった装いに身を包ながらも……いそいそとトレントに光を灯す準備にとりかかっていた。
 トレントの管理に当たっては、それ専用の魔道士会がある。所属する魔道士達は皆学者でもあり、貴族と言っても階級はまちまちだし、他の学会と兼ねて所属している者が大半だ。
 反乱戦には関わってもいない市民も多く、私が招集をかけると十人程の人数が、目を丸くしながらもすぐに集まった。
 まずイグノールと名乗ると、それが生きていたことすら知らなかった者達が仰天して騒ぎ出す、話はそこからだ……。
 彼らの中には、私が原因でトレントの種が失われたために私に恨みじみたものを抱いている者もあったが、今は王冠の権威で無理矢理にことを進める。
 種を母体に還し、魔力回路を整え、宗教上の儀礼を簡略化してしまえば光らせるぐらいの準備はすぐに整った。
 何せ私自身がギルバートなんぞよりよっぽど優秀な魔道士なのだ、直接トレントを弄って指示をすれば話は早い。
 日が暮れて街路樹が光り出す頃には準備を終えて、なんとかヨハンに言った通りの最短時間、今日の夜からそれを光らせることにする。
 その準備が整った頃には、最初は戸惑っていた学者達も上機嫌そうだった。そうだろうそうだろう、ギルバートなんかと比べれば私の方が、トレントの世話を預かる王としては相応しいに決まっている。
 そう悦に浸りながら、私は急いで居住へと戻った。今日から住まいは当然王城、その庭園の奥に構えるルエット宮殿である。……昨日までギルバートが住んでいた場所だと思うと少しばかり胸糞は悪いが、住み心地のいい家であることには違いない。
 残されていた彼の妃と使用人は別の適当な離宮へ追いやってしまった。当分は恨まれるだろうが、私がさっさと退位した後は彼女の娘が国王となるのだから、すぐに待遇もよくなるだろう。それまで我慢してもらうことにする。
 しかしこちらの自前の使用人はまだ準備ができていないので、無駄にでかい宮殿だが世話をしてくれる者は私の直の従者であるヘルマンとロイぐらいしかいない。
 しかし今夜は彼らさえも休暇を与えて街に放つ。
 ヘルマンはベルタスに家族があったはずだから、さすがに会いに行きたいことだろう。
 ロイも言わずともがな実家がある。ジャックはまだ忙しそうだが、家で片付けをしているグロリアや、兄とは違ってひたすら前線で大暴れする役回りだったカルロスももう退屈になっている、彼らとゆっくりしてきてもらおう。
 使用人の一人もいなくなった屋敷に、国王手ずから酒と食べ物を運び込んで……そしてズミ軍の駐屯所に一緒に紛れている恋人を……リョドルをやっと呼び付けた。既に夕方も過ぎて暗くなっていく時間になってしまった。

 私は彼女を寝室に案内し、しかし部屋に入る前に、ズミで仕入れてきた服を彼女に与えた。
 靴も一緒くたにして布で包んだ状態で、それでは何か分からなかったらしく、彼女は変な顔をして私を見つめる。
「これ着てほしい。着替えたら出てきてくれ」
 言うと、はあ、なんて相槌を打って着替えに行った。しかしすぐに何か分かったらしい、まだ着替えてない状態で勢いよく扉を開けて飛び出してきた。
「なんだよこれ! こんなの着させようなんて何のつもりだ、この変態!」
 酷い言われようである。私は呆れた顔でため息をつく。
「いいから着てくれよ。お前だって好きだろ? クスダンの部屋に同じものが隠してあったのを見たぞ」
「ばっ……」
 リョドルは顔を真っ赤にして焦り始めたが、バレていることを悟ると大人しく受け入れるらしい。大きなため息をついた。
「好きだけど、自分で着て遊ぶだけの趣味みたいなもので……酷く見苦しいぞ?」
「見苦しくなんかないよ。絶対似合うって確信している」
 そう力強く微笑んでやると、観念したようでまた部屋に引っ込んでいった。着替え自体はすぐに済んで、今度はこわごわと震えるような仕草で扉を開けてきた。
 よほど恥ずかしがっているらしく、自分から出てこようともしない。
 仕方なく私が部屋の中に入ると、やっぱり真っ赤な顔でもじもじしながらその服を着て立っていた。……なんてことはない、ズミ人の女が着る、ごく一般的な普段着だ。
 私はそれを見て、後ろを振り向かせて壁に立てかけている姿見にその姿を映す。
「ほら、可愛い」
 後ろから抱き締めてそう言ってやるが、リョドルは照れているだけで何も言わない。
 恥ずかしがるだろうと思って露出は極力少ないものを選んだ……首元もきっちりと留められていて、当然冬物だから布地は厚く、ゆったりとした袖は指先まで隠れるほどに長く、腰紐は水面を泳ぐ魚の意匠を縫い込んだ上品なもの……そしてその下からゆるりと足首まで降りた、膨らみの少ないスカート。
 刺繍の趣や裾の布地の色こそ男物より華やかだが、正直トレンティア人の感覚から言えばズミ人の服なんて男も女も大差ない。せいぜい下半身の股が分かれているか筒になっているかというだけである。
 しかも男物でさえ、貴族が着る服などはぱっと見て股が分かれてるのかどうか見分けがつかないぐらいゆったりとした形のものが多い。
 それだけの違いでそんなに恥ずかしがるようなことではないと思うのだが……、ズミ人の目にはこれも見苦しいのだろうか?
「じゃ、行こう」
 そう言って彼女の手を取ってやんわりと引いた。リョドルはまた素っ頓狂な声を上げる。
「はあ? 行くってどこに……えっ、この格好で外出するの!?」
「城の中歩くだけだから外出じゃないよ」
「こんなでかい城、屋外も同然だろ! 冗談じゃない! 人に見られたらどうするんだ!」
「大丈夫だ。これは本当のことだが、トレンティア人はズミ人の服の男女の見分けなんてつかない」
 そこは真剣に声色を強めて言ってやる。衣服の文化が違うのは彼女の目にも一目瞭然だ、それは理解できるのだろうか……ぐっと苦しげに言葉を詰まらせた。
 その手を引けば強く抵抗することはない。ぶつぶつ文句を言いながらも来てくれるようだ。
「せめて顔……隠すやつほしい。何でもいいから布……」
 そう言って服を包んでいた風呂敷を頭の上から被ってしまった。
 そう言えばズミの女は時々そうして布を被って顔を隠して歩いている。それはそれで女らしくていい。
 布を被っているせいで視界も悪いだろうに、恥ずかしいあまりかほとんど自分の足元に視線を落として歩く……私がエスコートしていなければすぐに壁にぶつかりそうだった。
 そんな状態でなんとか導き、屋敷から出て庭園に出ると、すでに手筈通りにトレントに光が灯っている姿が見えた。
 いつもは夜のとばりに隠れてしまうそれが、白い輝きの群れに包まれて壮麗に浮かび上がっている……その景色を、足元しか見ていない彼女は見つけることもないらしい。
 そんな子どもみたいな様子のリョドルを私は微笑ましく見守りながら、ただ静かに導いていく。
「……というか、城の中って言ってたけど、どこに何しにいくんだ。こんな夜に……」
 下を向いたまま今更のことを聞いてきた。
「それは着いてからのお楽しみ」
 そう悪戯に言いながら、私は進む。庭からまた城の中に入るとトレントは見えなくなった。
 城内のひと気は少なかったが、当然無人というわけではない。まだ警戒を張っている兵士の姿はもちろん、貴族の中にもすぐに戻って王城の様子を見に来ている者もいるし、逆に貴族がいない間にと掃除などの仕事をしようとする使用人の姿が目立っていたりもする。
 人目を感じてリョドルは私と繋いでいた手を解いてしまった。それでも隣に並んで、小さな歩幅でちょこちょこと歩く……何かにぶつからないようにだけ気を配って私はそれを横目で見ていた。
 すれ違う人は皆私の頭の上に乗っているものを見て驚き、敬礼をしたり、逃げたり、逆にへらへらとおべっかを言いながら近寄ってきたりする者もいる。適当にあしらって追い払う。誰も隣で歩いている謎のズミ人に声を掛ける者はいない。
 それでもやっぱり人が近くに来る度に怯える、リョドルの足取りはどんどん弱々しくなった。
「大丈夫だって。みんな俺様の威厳と麗しい姿に目を奪われいて、お前のことなんか誰も見てない」
 そう冗談を言うとリョドルはまた力が抜けたように背中を丸めた。実際皆が目を奪われているのは私の凛々しい顔ではなくその上に乗っている王冠でしかないわけだが……まあ、この際はどうでもいい。
「着てる服が男物か女物かなんて分からないし、顔を隠さなくったって、誰もお前のことなんか知らないよ」
 そう言うと、少しだけ顔を上げて、布の下から片目で私を見つめてきた。不安そうな目で……。
「名乗ったって分からない。その名前が男のものか女のものかも分からないし、バルダム家なんて言っても全然通じない。青声なんて言葉ももちろん知らない。ここではお前は何の肩書きもない、本当にただ一人のズミ人でしかない」
 続けて語る。その声にこめた力を感じ取って、次第に彼女の視線は上がっていった。だけど口では何も言わない。
 やがて狭い通路へと入り、その奥から入り組んでいく幅の狭い階段を上がる。……前に来た時も、同じところを通った気がする。あの時はここで敵と戦って血を浴びた……。
 今はただの女一人を連れて上がる。狭い階段を登らされた彼女は少し不満そうだったが、すっかり大人しくなっていて文句も言わなかった。
 やがてぱっと、冷たい空気が顔を撫でる。高い所に上がると、こころなしか地上よりも寒い気がする。
 その風の中で二人して身震いしながらも、私はやっとそこに立った。
「この景色を見てほしくて連れてきたんだ」
 そう言うと、促されてリョドルも顔を上げる。こんなところまで見に来ている貴族は誰もいない……高い城壁の上で、私と彼女だけが立っている。
 そしてこの目前には……白い輝きに包まれた聖樹の姿が、今も美しく……この世界の何よりも美しく聳えている。
 その時初めて彼女はトレントが光っていることに気が付いたのだ。……生まれてから以来、今日初めて目にした聖樹を、この澄み切った冬の空の下で、この間近の距離から……その輝きを確かに、黒い瞳に映したのだ。
 どんな心地だろうか、なんてことは想像するまでもない。この美しさを目の当たりにして思うことなど……そんなの国家も民族も性別も、信仰さえも、何も関係なく、同じに決まっているのだから。
 呆気にとられて顔を上げていた彼女の所へ、ひゅうと身を切るような冷たい風が吹き付けて、その頭の上に乗っていた風呂敷を攫っていった。
「あ……」
 呆けたように呟いて、咄嗟に手でそれを追うが、風呂敷はまたたく間に風に乗って王都の夜空に消えてしまった。
 追いかけようとするような動作を、私はその体を抱き寄せて留める。驚いて彼女が振り向くと、その愛らしい顔が、艷やかな黒髪が、トレントの光に照らされて、やっと、よく見えた。
「……もう、もっとちゃんとした顔隠しの布まで用意してくれたらよかったのに」
 そんな不平を、むすと口を尖らせて言い出した。付き合いもそれなりの長さになるからもう分かっている。この文句の言い方は、嬉しい時のやつだ。
 私も嬉しくなってその体を抱き締める腕をまた強くする。自分とほとんど背丈の変わらない彼女は、抱き締めるだけで息がかかるほどに顔が近くなる。
 恥ずかしそうに目を逸らして、何やらまだ文句を言うつもりらしい。
「あんな階段ばっかり登らされて、足痛いし……。靴、ちょっと小さくて歩きにくいし……」
 しかし体は逃げる様子もない。もう、人目もない所では「外で触るな」とも言わないらしい。
 それもそうだろう、この空の下ではくっついていないと寒いし、何よりも幻想的なトレントの姿が、私達の心を既に奪っている。
「女物だからしょうがないだろ。足に合うかどうかなんて分かんなかったし……」
「前もって私に相談してくれたら、服も靴も、好きな色柄選んで、ちゃんと合わせた奴準備できたのに。もっと可愛い柄の服もいっぱい持ってるし」
「前もって相談って……、これから王位かけて戦いに行くって時に、俺達が女服の相談なんかしてたらさすがにひんしゅくを買うだろう。お互いなかなか二人だけで会える立場でもないんだしさ。一人でこっそりやるしかなかったの」
 私もむすっとして言うが、その事情は実際のところ真実だった。リョドルは呆れたため息をつく。
「そうじゃん、この服、ズミから持ってきてるってことは……勝てるかどうかも分からない内から用意してたの? 馬鹿じゃないか君は?」
 そう、勝てるかどうかも分からないし、その時はクラウスからの報告も距離の遠さゆえの不明瞭さがあったから、戦況の優劣すら曖昧だった。
 それでも、もしこのまま勝てたらと……その可能性にかけて、用意していた。
「だってもし戦争が終わったら……お前、そのまま俺のこと諦めようと思ってただろ」
 体を抱き締めた間近から、そう言い当ててやる。確かに彼女の目が見開かれた。
「だから今しかなかったんだ。戦争が終わってから……なんて言って手放したら、お前はもう俺の元からいなくなってしまう」
「……それは、しょうがないだろう。実際会いたくても会えなくなるんじゃないか。私達はもうお互いにいい歳したおっさんだ、残された時間なんてたくさんは無いのに……たまの旅行で年に何度か顔を見れる……なんて、そんな恋人は嫌だよ」
 寂しそうに、今にも泣きそうな声で言う。私も同じだ。
「俺だってそんなの嫌だ。だからさ、リョーネ」
 はっきりと名前を呼んで見つめる。今は王冠も自ら下げ、胸の前で抱える。国王としてではなく、ただのパウル・イグノールとして。
 この願いを届けるために、服も、トレントの光も用意したのだ。この日のために。
「俺と結婚してくれ」
 まだ戦いも終わらないうちから男にうつつをぬかし、国境を跨いで周到な準備をして、ただこの瞬間のためにトレントに光まで灯して、その願いのために新たな妃をとることも断念して王位さえ放り捨てていく、それはあるいは、史上類を見ない大馬鹿者の国王だったかもしれない。
 だけど私は決めたのだ。この戦いが終わったら、今度こそ、生まれて初めて、自分自身の幸せというものを探すのだ、と。
 リョドルはひりつくような冷たい空気の中で頬を赤らめて、その目には今にも零れそうな涙を浮かべていた。
「本当に君は馬鹿で……調子の良い男だな。何をふざけているんだ、男と男で結婚できるわけがないだろう」
「それでもしてくれ。一生隣にいるって誓ってくれ。お互いにいい歳のおっさんでも、お互いよぼよぼのじいさんになっても、一緒に幸せになるって言ってくれ。約束は絶対に守るって、神聖なるトレントのもとで、神に誓うよ」
 その言葉を私が口にする、その重みをこの異国の人が理解することはないのかもしれない。だけどそれが私が紡げる言葉の最大限だから。そこにある言葉の溝を、これから少しずつ、時間をかけて埋めていきたいから。
 きっと私達ならできる。こうして重ねた唇の温かさに、そこにやがて伝ってくる涙の味に思うことなんて、そんなの国家も民族も性別も、信仰さえも、何も関係なく、同じに決まっているのだから。
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