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運命の人
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"車がない。金がない。車が買えない。これじゃやっと彼女ができたのにデートに行けないじゃないか❗️"
大学生の長谷部淳は困っていた。
淳の住んでいる田舎町では彼女とデートするにはマイカーが必須である。しかしバイトの給料で学費と生活費を支払うと手元に金は残らず、マイカーなど買えようはずがない。
"免許は親の金でとらせてもらえたけど、車までは買ってもらえるわけないし、なんか割りのいいバイトでもないもんか…"
そう思って住んでいるオンボロなアパートの郵便受けをあけると、
"あなたの時(人生)買います。あなたの時(人生)と引き換えにあなたの望む契約・物・こと(経験)が手に入る店。"
というチラシが入っていた。
"商店街のこの店に、チラシをもっていくと取引してくれるみたいだな。"
明らかにあやしいとは思ったが、面白そうだという興味の方が勝ったので行ってみることにした。
歩いて商店街に到着し、一軒一軒商店をチェックしたが、どこにもそれらしい店は見当たらない。いたずらだったのかと思い、帰ろうとすると、
"時(人生)買います。"
と書いてある札の着いた今までなかった屋台がそばにあることに気付いたので、寄ってみた。
「いらっしゃい。この店はあなたの時(人生)・健康を売って、それに見合った契約、物、こと(経験)が手に入る店だよ。」
店員がそう話しかけて来たので、淳は
「彼女とドライブデートがしたいので、車がほしい。どんな車かは問わないので、今から一ヶ月間の人生を売って車は手に入るだろうか?」
と尋ねると、
「一ヶ月間の人生ではたいした車は手に入らないけどそれでもいいかい?」
との店員の問いにたいして淳は
「かまいませんよ。」
と答えたので、店員が
「売ってしまった人生の期間中に起こった出来事は、一切思い出に残らないことに同意するならこの契約書にサインして契約成立です。」
と言って契約書を出してきたので、淳がサインすると自分自身が彼女と自動車でデートをしていることに気付いた。
"車は走行距離が30万キロ以上走っているようだけど、問題なく動くし、彼女とも別れてないようだから、あやしい店だったけど契約してよかった。"
と車を運転しながら思っていると、
「ウー」
というサイレンが鳴り響き
「そこの車両止まりなさい」
とパトカーからの声で呼び止められてしまった。
"まさかこの車、盗難車か?"
と思いビクビクしていると、しばらくして警察官が車両の方に向かってきて
「また、あんたかね。ここは一方通行だから通ったらダメだって一週間前も言ったばかりなのにもう忘れたのかね」
とこっぴどくしかられた。
この事件は彼女にフラれるキッカケにもなっただが、その運命の人(警察官)の影響で淳は大学卒業後警察官になったそうな。
大学生の長谷部淳は困っていた。
淳の住んでいる田舎町では彼女とデートするにはマイカーが必須である。しかしバイトの給料で学費と生活費を支払うと手元に金は残らず、マイカーなど買えようはずがない。
"免許は親の金でとらせてもらえたけど、車までは買ってもらえるわけないし、なんか割りのいいバイトでもないもんか…"
そう思って住んでいるオンボロなアパートの郵便受けをあけると、
"あなたの時(人生)買います。あなたの時(人生)と引き換えにあなたの望む契約・物・こと(経験)が手に入る店。"
というチラシが入っていた。
"商店街のこの店に、チラシをもっていくと取引してくれるみたいだな。"
明らかにあやしいとは思ったが、面白そうだという興味の方が勝ったので行ってみることにした。
歩いて商店街に到着し、一軒一軒商店をチェックしたが、どこにもそれらしい店は見当たらない。いたずらだったのかと思い、帰ろうとすると、
"時(人生)買います。"
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「いらっしゃい。この店はあなたの時(人生)・健康を売って、それに見合った契約、物、こと(経験)が手に入る店だよ。」
店員がそう話しかけて来たので、淳は
「彼女とドライブデートがしたいので、車がほしい。どんな車かは問わないので、今から一ヶ月間の人生を売って車は手に入るだろうか?」
と尋ねると、
「一ヶ月間の人生ではたいした車は手に入らないけどそれでもいいかい?」
との店員の問いにたいして淳は
「かまいませんよ。」
と答えたので、店員が
「売ってしまった人生の期間中に起こった出来事は、一切思い出に残らないことに同意するならこの契約書にサインして契約成立です。」
と言って契約書を出してきたので、淳がサインすると自分自身が彼女と自動車でデートをしていることに気付いた。
"車は走行距離が30万キロ以上走っているようだけど、問題なく動くし、彼女とも別れてないようだから、あやしい店だったけど契約してよかった。"
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「ウー」
というサイレンが鳴り響き
「そこの車両止まりなさい」
とパトカーからの声で呼び止められてしまった。
"まさかこの車、盗難車か?"
と思いビクビクしていると、しばらくして警察官が車両の方に向かってきて
「また、あんたかね。ここは一方通行だから通ったらダメだって一週間前も言ったばかりなのにもう忘れたのかね」
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