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8 フェルリーは覚えてた
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さて、みんな忘れてそうだけど
『そういえば⋯⋯』
「『ふぇるるん?』」ぴた
『何がそういえばなの?』ぴた
私を中心にくるくる回っていたフィリーたちが、どうしたの?と、止まった。
『ねぇ?アレクさん。あのバカが言ってたのはどういう意味なの?』
フィリーにより、お仕置続行中のドラゴン。抜けがけしたとか、卑怯だとか、色々言ってたわよね?
『ああ、あれか。あのバカはこの里の中では器用な方でな。魔法の覚えだけは速いんだ』
『『『「だ(ら)け?」』』』
ダメな予感しかしない単語ね
『そうなのよ。仲間内で一番にそこそこ出来ちゃうから、そこから練習するとか、研鑽を積むとかしない子でね』
『でも、最初に他のやつより出来てるし、威力もそこそこだから、自信だけはあるから、いつも偉そうにしててな』
『『『「つ(ちゅ)まり?」』』』
まあ、だいたい想像つくけど
『『『『『いきがってるだけで、大したことないヤツ』』』』』
まあ、大合唱ね。ということは、
『周りのドラゴンさん達はちゃんと努力を重ねて、おバカさんより強いわけよね』
『そうだな』
『『『『『うんうん』』』』』
『あの感じじゃ、他のドラゴンさんたちに勝負をふっかけるけど、相手にされないと⋯⋯』
『そうだな』
『『『『『うんうん』』』』』
そんな厄介な場面に
『レイリーが居合わせて、いいかもが来たとばかりに勝負をふっかけた?』
『『「あ~⋯⋯」』』
『『『『『その通り』』』』』
やっぱり⋯⋯そりゃーレイリーなら
『十中八九⋯⋯』
『『「ママ、買っちゃったんだ(ら)⋯⋯」』』
ほら、子どもたちにも分かっちゃったじゃない
『『『『『その通り』』』』』
はぁ、このおバカさん、本当のバカね
『他の人の実力わかる人なら』
「じぇっちゃい!ままにけんかにゃんか」
『うりゃにゃいにょ』
『『「ね(にぇ)ぇ~」』』
ほら、子どもたちの方がわかってるじゃないの。
『その通りだ』
『明らかに只者じゃないものね』
『『『『『うんうん!』』』』』
あら、今までで一番の力強さね。
「ふぇるるん」つんつん
『フィリー、何かしら?』
首を傾げて、困った顔してるわね
「あにょ、わりゅもにょ、わりゅもにょじゃにゃい?たじゃにょ、おばかしゃん?」
『『『『『ぶふっ』』』』』
『わははははははっ!』
『こほん。⋯フィリー、そうね、ただのおばかさんかもね』
大真面目に聞いてくるから、なおのこと笑いそうになるわね。既にアレクさんは大笑いしてるけど
「どうちよう⋯⋯やりしゅぎ?おにゃおちしゅりゅ?」
『そうねぇ』
どうしたものかしらねぇ
『フィリー、「おなおし」とはどういう意味だい?』
あ、そうよね。この言い方だと物を直すみたいだものね。
「えちょ、おけが、にゃおちて~」
『『『『『えっ!?』』』』』
『フィリーは治癒魔法も使えるのかい?』
あ、やっぱり驚くわよね。
「うん。みんにゃ、できりゅのら」
『『『『『えええっ!?』』』』』
『みんなと言うのは、ルゥリーとミュリーもかい?』
「うん。ふぇるるんみょなのら!」えっへん!
『なんでもありだな⋯⋯』
『『『『『⋯⋯』』』』』
あら、皆さん、今度はぽかんとしちゃったのね。せっかくフィリーが可愛らしく胸を張ってるのにね。それより、フィリーのあの言い方は続きがあるわね
『フィリー、おなおししてどうするの?』
「うにゅ?」こてん
『忘れちゃったかしら?おバカさんのことよ』
「ふあっ」ぺふっ
思い出したみたいね。手を打ってるつもりが空振りしてるけど
「えっちょ、おにゃおちちて~、おちおきみょ、おにゃおちしゅるのら!」ふんっ
『『『『『んん?』』』』』
あらら、皆さん、ワケわからないってお顔ね。
『それは、あのおバカさんが反省していなかったら、お仕置を一からやり直すってことかしら?』
「うにゅ?ううん」ふるふる
『あら、ちがうの?』
「ちがうのら。おにゃおちしゅりゅのら!」ふんすっ!
あらら、これは⋯⋯
『反省してなくても、してても、お仕置をやり直すのね?』
「しょうなのら!みゅりーにゃかちて、ねぇたまちょ、ままいじめちゃ、ちゅみ、おもょいのら!!」ぷんぷん
『フィリー~』うるうる
『にぃたま~』うりゅうりゅ
『そうね⋯⋯』
おバカさん、まだまだおしおきは終わらないみたいよ⋯⋯
『あ、あははは』
『『『『『⋯⋯』』』』』
あぁあ、アレクさんたちもかなり困惑してるわね
『⋯⋯っ』カリカリ
『ん?』
何か聞こえたような?
『⋯⋯からっ、はんせいしたから、たすけてぇ~、あにき、あねご~』カリカリカリ
『はい?』
あにき?あねご?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。更新遅くてすみません。
休暇とはなんなのか⋯まったく自分の時間がなかった⋯⋯
そんな中、お気に入り登録や、エール、いいね、感想などに救われております。ありがとうございます。
『そういえば⋯⋯』
「『ふぇるるん?』」ぴた
『何がそういえばなの?』ぴた
私を中心にくるくる回っていたフィリーたちが、どうしたの?と、止まった。
『ねぇ?アレクさん。あのバカが言ってたのはどういう意味なの?』
フィリーにより、お仕置続行中のドラゴン。抜けがけしたとか、卑怯だとか、色々言ってたわよね?
『ああ、あれか。あのバカはこの里の中では器用な方でな。魔法の覚えだけは速いんだ』
『『『「だ(ら)け?」』』』
ダメな予感しかしない単語ね
『そうなのよ。仲間内で一番にそこそこ出来ちゃうから、そこから練習するとか、研鑽を積むとかしない子でね』
『でも、最初に他のやつより出来てるし、威力もそこそこだから、自信だけはあるから、いつも偉そうにしててな』
『『『「つ(ちゅ)まり?」』』』
まあ、だいたい想像つくけど
『『『『『いきがってるだけで、大したことないヤツ』』』』』
まあ、大合唱ね。ということは、
『周りのドラゴンさん達はちゃんと努力を重ねて、おバカさんより強いわけよね』
『そうだな』
『『『『『うんうん』』』』』
『あの感じじゃ、他のドラゴンさんたちに勝負をふっかけるけど、相手にされないと⋯⋯』
『そうだな』
『『『『『うんうん』』』』』
そんな厄介な場面に
『レイリーが居合わせて、いいかもが来たとばかりに勝負をふっかけた?』
『『「あ~⋯⋯」』』
『『『『『その通り』』』』』
やっぱり⋯⋯そりゃーレイリーなら
『十中八九⋯⋯』
『『「ママ、買っちゃったんだ(ら)⋯⋯」』』
ほら、子どもたちにも分かっちゃったじゃない
『『『『『その通り』』』』』
はぁ、このおバカさん、本当のバカね
『他の人の実力わかる人なら』
「じぇっちゃい!ままにけんかにゃんか」
『うりゃにゃいにょ』
『『「ね(にぇ)ぇ~」』』
ほら、子どもたちの方がわかってるじゃないの。
『その通りだ』
『明らかに只者じゃないものね』
『『『『『うんうん!』』』』』
あら、今までで一番の力強さね。
「ふぇるるん」つんつん
『フィリー、何かしら?』
首を傾げて、困った顔してるわね
「あにょ、わりゅもにょ、わりゅもにょじゃにゃい?たじゃにょ、おばかしゃん?」
『『『『『ぶふっ』』』』』
『わははははははっ!』
『こほん。⋯フィリー、そうね、ただのおばかさんかもね』
大真面目に聞いてくるから、なおのこと笑いそうになるわね。既にアレクさんは大笑いしてるけど
「どうちよう⋯⋯やりしゅぎ?おにゃおちしゅりゅ?」
『そうねぇ』
どうしたものかしらねぇ
『フィリー、「おなおし」とはどういう意味だい?』
あ、そうよね。この言い方だと物を直すみたいだものね。
「えちょ、おけが、にゃおちて~」
『『『『『えっ!?』』』』』
『フィリーは治癒魔法も使えるのかい?』
あ、やっぱり驚くわよね。
「うん。みんにゃ、できりゅのら」
『『『『『えええっ!?』』』』』
『みんなと言うのは、ルゥリーとミュリーもかい?』
「うん。ふぇるるんみょなのら!」えっへん!
『なんでもありだな⋯⋯』
『『『『『⋯⋯』』』』』
あら、皆さん、今度はぽかんとしちゃったのね。せっかくフィリーが可愛らしく胸を張ってるのにね。それより、フィリーのあの言い方は続きがあるわね
『フィリー、おなおししてどうするの?』
「うにゅ?」こてん
『忘れちゃったかしら?おバカさんのことよ』
「ふあっ」ぺふっ
思い出したみたいね。手を打ってるつもりが空振りしてるけど
「えっちょ、おにゃおちちて~、おちおきみょ、おにゃおちしゅるのら!」ふんっ
『『『『『んん?』』』』』
あらら、皆さん、ワケわからないってお顔ね。
『それは、あのおバカさんが反省していなかったら、お仕置を一からやり直すってことかしら?』
「うにゅ?ううん」ふるふる
『あら、ちがうの?』
「ちがうのら。おにゃおちしゅりゅのら!」ふんすっ!
あらら、これは⋯⋯
『反省してなくても、してても、お仕置をやり直すのね?』
「しょうなのら!みゅりーにゃかちて、ねぇたまちょ、ままいじめちゃ、ちゅみ、おもょいのら!!」ぷんぷん
『フィリー~』うるうる
『にぃたま~』うりゅうりゅ
『そうね⋯⋯』
おバカさん、まだまだおしおきは終わらないみたいよ⋯⋯
『あ、あははは』
『『『『『⋯⋯』』』』』
あぁあ、アレクさんたちもかなり困惑してるわね
『⋯⋯っ』カリカリ
『ん?』
何か聞こえたような?
『⋯⋯からっ、はんせいしたから、たすけてぇ~、あにき、あねご~』カリカリカリ
『はい?』
あにき?あねご?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
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