小さな小さな花うさぎさん達に誘われて、異世界で今度こそ楽しく生きます!もふもふも来た!

ひより のどか

文字の大きさ
87 / 97

77 焼き芋なのです!

しおりを挟む
『い~しや~きいも~♪です!』
『や~きたて~♪です!』
『蜜たっぷりねっとりなのです!』
『それとも落ち葉で焼いたのがいいです?』
『落葉焚き~♪なのです!』
『ほくほくなのです!』

家妖精さんたちが、どこかで聞いたことあるフレーズでお知らせしてくれてます。
さっき畑で収穫?したおイモさん。さっきまでお話して、お手手があって、よちよちあんよで歩いてたおイモさん。最期に
『お好きになさって』ころん
『優しくしてね』ころん
と、お風呂上がりにカゴに横になったおイモさん。

『仲良くみんなでわけっこするです?』
『包丁で切るです!』すとんすとん
『はい!召し上がれ♪です!』

『『『『わ~♪美味しそう♪いい匂い~♪』』』』
家妖精さんたちが用意してくれた焼き芋に、ねぇねたちのお顔もほくほく。

ねっとり、ほくほく、どちらもとっても美味しそう。
でも⋯

「ありちひにょ、おいもしゃんにょ、しゅがたが⋯ちりゃちりゃ」
さっきまでニコニコでお話して元気に歩いてたのです。

『『『きゅう~ん(うん。ちりゃちりゃ)』』』
〖そうじゃのぉ。ちょっと複雑な気持ちじゃの⋯。それにしても、のんちゃん、在りし日のとは、難しい言葉よく知っとたのぉ〗
「にゃんとにゃく?」
〖何となくかの~〗
とにかく、ちょっと複雑です。

『なんだい?まだ気にしてるのかい?難儀だねぇ』

「ママ、だっちぇ⋯」
『『『きゅうん⋯(だってぇ)』』』
〖まさかこちらの世界の野菜か、話して動くとは思わなかったんじゃよ〗
「あい」
『『『きゅうん⋯(うん)』』』
食べたらかわいそうって思っちゃうよ

『そっかぁ、私たちは生まれた時からこれが普通だったからなぁ』
『そうね。抵抗はないわね。しっかり畑に戻ってるしね』
パパとまぁまはこれが普通だから気にならないんだね。

「おしゃべり、にんげんだけにゃの」
『『『きゅうん(そうなの)』』』
〖そうじゃの。もちろん動物であれば鳴いたりはするがの。人間と同じように喋るのはオウムとか声真似をする鶏がいるくらいで、あとは喋らんからの〗
「あい」
器用にお喋りする鳥さんすごいよね。おじいちゃんのお家で見たテレビに出てた鳥さん。のんちゃんより円周率すらすらたくさん言えてて、ガーンってなったことあった気がするよ。

『『『『え?動物もしゃべらないの!?』』』』
これに今度はねぇねたちが反応!

〖喋らんのぉ⋯ん?まさか、こちらの肉や魚は!?〗
「ほあっ?」びくっ
『『『きゅっ?』』』びくっ
ま、まさか、朝食べた玉子焼きの玉子さんとか、昨夜のお肉とかも?

『いやいや、さすがに食用になる肉や魚は喋らないよ。ただ』
『妖精や精霊に好かれて長生きした動物とかは進化して人語を話したりするね~』
『あと上位の魔物とかね』

『それに私たちとかね』
『『『そうそう』』』

「ふお~」
そ、そうなんだね。

〖な、なんじゃ、そういうことかのぉ。ちょっと驚いたぞい〗どきどき
「あい。のんちゃんも、どっきどっき」
『『『きゅん(びっくりちた)』』』
ねぇ~びっくりしたね。でもお肉は安心して食べられるね。

〖あはは。のんちゃんたちがいた世界って、神様ものすごくたくさんいるのに、見えることも話せることもないって言ってたもんね。あと、妖精や精霊もお話はあるのに見えないんでしょ?〗

『『『『そうなんです!?』』』』
『『『『そうなの!?』』』』
家妖精さんと妖精さんたちが全身でびっくり!!

「あい」
会ったことないね。この世界に来て初めて会ったよ。魔法もないしね。

〖そうじゃの。普通は見えんの。聖一朗のような特別な家系の一部の者でも最近は見える者はすくなくなっとるしの。突然見えるようになる者もおるにはおるが、稀じゃのぉ〗
なんか、グランパちょっと寂しそう。

「ぐりゃんぱ?」
大丈夫?

〖ああ、すまんの。つい昔はもう少し見えていた者がおったのにと思っての。でも今日からはかわいい孫もその家族もおるからの。わくわくしておるよ〗

「わくわく?」
ほんと?
〖ホントじゃよ。わくわくじゃ〗
「あい!わくわく!」
良かった!

『はいはい。とにかく、神獣様たちのお菓子が揃うまでにはまだ時間かかるから、冷めないうちに芋食べな』
『のんちゃん、感謝して食べるのは一緒だよ。『いただきます』ってそういう意味でしょ?』

「ふおっ!」
いただきます!
『『『ぴゅいっ(しょうだったっ)』』』
〖そうじゃの。ワシらは全ての命に感謝して頂かなくてはの。もちろん、世話をしてくれた妖精たちや、料理してくれたママたちにもの〗

『ふふん。当然だよ』
『召し上がれです!』にこにこ
『おいしいなのです!』にこにこ

「あい!ありがちょ!いちゃらきましゅ!」
『『『きゅんっ(いただきます!)』』』
〖いただきますじゃ〗

『『『『はい、あ~ん!なのです!』』』』
家妖精さんたちが、のんちゃんとちびちゃん達に食べさせてくれます。

まずは~ほくほく!
「あ~ん」ぱくっ
「んん~おいちい~♪」
『『『きゅんっ(おいちい~♪)』』』
ほくほく!お芋のお味、濃いかも!
〖んん、美味しいのぉ。煮物にしても美味しいこと間違いなしじゃ〗
「あい!あまいにょ!」
蜂蜜で煮てもおいしそう!あ、でもお芋が甘いから控えめがいいかな?
〖そうじゃの。味噌汁やほうとううどんにも合いそうじゃ〗
「あい!てんぷりゃ!」
〖おお、良いのぉ〗
『きゅ!(ほちいも、わしゅれてりゅ!)』
「〖おお~〗」
〖さすが甘味好きのあんみつじゃの〗
「あい!」
干し芋美味しいよね!ちょっと炙って、焼き目がついてトロッとして~
「えへへ⋯」じゅる
絶対おいしいやつ~♪

〖のんちゃん、お顔がとろけてるね~〗
『お口、拭こうね』ふきふき
「う?ありゃ?」
『ちびちゃん達もね』ふきふき
『『『きゅ』』』

『わかったよ。お土産用に用意するよ』
〖それは嬉しいのぉ。どれ、次はこちらも〗ぱくっ

『『『『はい、あ~ん♪なのです!』』』』

「あ~ん♪」ぱくっ
『『『きゅん(あ~ん♪)』』』ぱくっ

「ほああああっ」
『『『きゅぅ~ん(うわあ~)』』』
「とりょけりゅ~♪」
『『『きゅうん♪(あま~い♪)』』』
〖こちらも美味しいのぉ〗

「あい~♪」
ねっとり、あまあま~♪
『『『きゅんっ(しゅき~)』』』
ほっぺおちちゃう~。もう焼いただけでスイーツだけど~

「あいしゅ、のっけちゃい。りんごちょいっちょ、ぱい。ちーじゅけーきみょ」
『きゅんっ(あんこかけりゅっ)』
「ふあああっ」きらきら
もう、絶対絶対おいしいやつ~♪
〖あんやクリームにしてパンに塗ってもよいかもの。生クリームとも合いそうじゃ〗
ハッ!
「ぐりゃんぱ」
『『『きゅん(てんしゃい~♪)』』』
〖そうかの?そうかの?〗

『ふむ。それはちょっと思いつかなかったね。やってみようかね』
「やっちゃあ♪」
『『『きゅんっ(わ~い!)』』』
ママありがとう!

〖ママ〗
『分かってるよ。土産追加だね』
〖ありがとうの〗にこにこ
グランパもほくほくだね!あれ?そういえば

「ねぇねちゃちは⋯ほああ?」
『『『きゅん?(わあ?)』』』
いつの間にか静かだなと思ったら

『『『『⋯⋯っ』』』』がつがつがつがつ

『さすがの食べっぷりなのです!』
『お気に召して良かったなのです!』

「ほああ~しゅご~」
『『『きゅん(すごいね~)』』』
〖そんなに食べてこれから来るお菓子が食べられるのかの?〗
だよね?ねぇねたち、すごい勢いでお芋食べてるよ。家妖精さんたちがリレーみたいにして、ねっとりとほくほくかわりばんこにお皿に乗っけてます。あれみたい

「わんこしょば」
お蕎麦じゃないから、わんこ焼き芋?
〖わんこ焼き芋⋯ちょっと胸焼けしそうじゃの〗
ねぇ?そうだよね

『大丈夫よ』がふがふ
『うん。僕たちのホントの大きさ見たでしょ?』がつがつ
『この位、朝飯前ですよ』ばくばく
『だよね!いくらでも食べられるよ!』がつがつ

「しょ、しょっか~」
そういえば、お家の屋根くらいまで大っきかったもんね。
〖じゃが、今の小さい体で見せられると、どこに入っていくんじゃろうと思うの〗
「あい」
『『『きゅん(うん)』』』
すごすぎる~掃除機みたい?

〖あはは、のんちゃんたちはこんなところも慣れないとだね~〗

「しょだね⋯」
なれるかな?
『『『きゅ~ん?(かなぁ?)』』』

異世界食事事情は日本とはだいぶ違うみたいです。色々と

☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
やっと確定申告書ひと段落~うううっ。あとは日付入れて、税務署まで行って~。算数でつまづいた私には辛い時期です。
算数脳が欲しい!!
しおりを挟む
感想 104

あなたにおすすめの小説

祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活

空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。 最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。 ――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に…… どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。 顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。 魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。 こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す―― ※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。

転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ

幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化! 転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。 どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。 - カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました! - アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました! - この話はフィクションです。

猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める

遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】 猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。 そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。 まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

ギルドの小さな看板娘さん~実はモンスターを完全回避できちゃいます。夢はたくさんのもふもふ幻獣と暮らすことです~

うみ
ファンタジー
「魔法のリンゴあります! いかがですか!」 探索者ギルドで満面の笑みを浮かべ、元気よく魔法のリンゴを売る幼い少女チハル。 探索者たちから可愛がられ、魔法のリンゴは毎日完売御礼! 単に彼女が愛らしいから売り切れているわけではなく、魔法のリンゴはなかなかのものなのだ。 そんな彼女には「夜」の仕事もあった。それは、迷宮で迷子になった探索者をこっそり助け出すこと。 小さな彼女には秘密があった。 彼女の奏でる「魔曲」を聞いたモンスターは借りてきた猫のように大人しくなる。 魔曲の力で彼女は安全に探索者を救い出すことができるのだ。 そんな彼女の夢は「魔晶石」を集め、幻獣を喚び一緒に暮らすこと。 たくさんのもふもふ幻獣と暮らすことを夢見て今日もチハルは「魔法のリンゴ」を売りに行く。 実は彼女は人間ではなく――その正体は。 チハルを中心としたほのぼの、柔らかなおはなしをどうぞお楽しみください。

才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!

にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。 そう、ノエールは転生者だったのだ。 そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。

もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜

双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」 授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。 途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。 ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。 駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。 しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。 毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。 翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。 使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった! 一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。 その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。 この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。 次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。 悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。 ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった! <第一部:疫病編> 一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24 二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29 三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31 四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4 五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8 六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11 七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18

若返った老騎士の食道楽~英雄は銀狼と共に自由気ままな旅をする~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
あるところに、数百年周期で現れる魔王がいた。 人族から生まれ、闇に魅入られし者、妖魔を統べる魔王と呼ばれる存在。 度々現れては、人々を恐怖のどん底に貶めてきた。 此度、その魔王との戦いに終止符を打った男がいた。 名をシグルド卿といい、六十歳を迎えた老人の男だ。 元平民にも関わらず、爵位を得て史上初の将軍にまで上り詰めた英雄である。 しかし、魔王と一騎討ちの末に相打ちになった……と世間では言われていた。 当の本人は実は生きており、しかも若返っていた。 そして自分が生きていることが知られると、色々と面倒なことになると悟った。 それにどうせなら、自由の身になって世界を旅したいと。 これは役目を終えた英雄が旅をし、様々な人と出会い、美味い物を食べていく物語。

処理中です...