664 / 694
連載
604 サーヤたちの、番!
しおりを挟む
ハクたちがゴールしたその頃、天界では⋯
『離してたも!凛!魔神様!』うぐぐぐっ
〖ダメよ!今は行かせないわ!〗ずる~
『ずるいわ!天界樹様!私に付き合って一緒に待ってくれるって約束したじゃないの~』うるうる ずり~
『それはそれ、これはこれじゃ!可愛い愛し子が妾に会いたいと申してくれておるのじゃ!この天女で姫のような妾に!』うぐぐぐっ
『『『お姫様は本物のお姫様でございます!』』』
『ありがとうの。ほれ、皆も妾を姫と言うてくれとるのじゃ!愛し子の元に行くのじゃ!』
〖ダメよ!あなたが今行ったらこれから出番のサーヤたちがそれどころじゃなくなっちゃうじゃないの!(それに私だって行きたいのよっ!)〗ずるずる~
『ひどいわ!実の祖母の私が会えないのに!先に会うなんて~』ぐすぐす ずりずり~
『離してたもぉぉ』うぐぐ
細い体のどこにそんな力があるのか、天界樹様がジーニ様とおばあちゃん二人を腰にぶら下げてずるずると引きずっていた。そして、もう一人
『離せ!武神様!龍!』があっ
〖ダメだぞ!今お前が行ったらパニックになるだろ!〗ガシッ
『凛だって黙ってないぞ!』ぎゅう~
『離せ~!』んがあっ
〖きゅう~〗
〖きゃあ!お父様っ!〗
〖うぅ~ん〗
『しっかりしろよ!主神様!主も!』
主神様と工芸神様、筋骨隆々脳筋な料理長さんに吹き飛ばされて早々に戦線離脱!
『愛し子が俺のこの素晴らしい筋肉を見たいと言ったんだ!行くしかないだろうが!』ぶんぶんっ
〖違うよな?そんな風には言ってなかったよな?(それに筋肉なら俺が上だぞ!)〗がしっ
『マッチョな料理が気になっただけだよな!?』ぎゅう~
『離せーっ!』んがああっ
〖お前がいなくなったら俺たちの飯どうなんだよ!?〗がっちり
『俺たちもチビたちも泣くぞ!』ぎちち
『弟子たちの飯で十分だろっ』
武神様が背後から羽交い締め、龍は足を締め付け、暴れる料理長を抑え込む···
どうなる?天界⋯
そして、聖域では
『サーヤ、頑張るんだぞ』
『ケガしないようにね』
「あい!」びしっ!
元気に敬礼!今度はサーヤたちの番です。
「がんばりゅ!」ふんすっ
でも、おトイレみたいに流されちゃうかもしれないから
「ちょっちょ、こわこわ」ぶるる
サーヤ流れちゃう?あ~れ~?
『ああ、白雪さんとハクが流されたアレな』
『まさかの仕掛けだったわよね。ね?白雪さん、ハクちゃん』
『ええ。みんな気をつけるのよ』
『ぼく、もう流されたくないな~』
ハクがしみじみと⋯
「さーやみょ、あ~りぇ~はちょっちょ~」ぷるぷる
ぴゅいきゅい『『いや~ん』』ぷるぷる
『あれはみんな嫌だと思うんだな』
『『そうなんだな』』
『かにょこもや~でしゅ』
『『『⋯』』』こくこくこく
『『『『『い~や~』』』』』
ほら、みんなもやっぱりヤダって言ってるよ。
〖大丈夫ですよ。水で流すのはありませんから〗ぷしゅー
『ええ。水で流すのは、ないですよ』ぷしゅー
にこにこ
「ふおお?」
頭、なんか、へん?
『エル様、バートさん、どうしたの~?』
ぴゅいきゅい『『おだんご?』』
『『モモ、スイ違うよ』』
『『『あれはタンコブ!』』』
みゃあ『ゆげでてるにゃ?』
『中々立派なタンコブなのだ』
そう。二人の頭から大きなタンコブが生えて、ぷしゅーって湯気出てるんだよ。痛そう~。でも、笑ってるから大丈夫なのかな?
〖ったく、やりすぎなんだよ〗ふりふり
『みんな安心しろ。水に流されることはなくなったぞ』
〖設定を変えさせたからな〗ふっ
どうやらヴァル様がお仕置してくれたみたいです。手をふりふりして、ふって息で払ってます。あれ?でも?
『ただ、無くすことは出来なかったんだよな』はぁっ
〖どう変えたかも教えないしな〗うぐぐ
「ふえ?」
そ、それは
『知らない分かえって~』
ぴゅいきゅい『『こあい~』』ぷるぷる
〖だよな〗
『力及ばず』
〖『すまん』〗ぺっこーっ
ヴァル様たち直角にお辞儀!
「『『『『『えええ~っ』』』』』」
ちびっこたち、全員ムンクの叫び⋯
〖『ふふふふ』〗
不敵な笑いを漏らすエル様とバートさん。
『だからタンコブ作ってんのに笑ってたのか』ひく
『あらあらまあまあ⋯』ぶる
『恐ろしいですね⋯』ふるる
おいちゃんは顔がひきつって、おばあちゃんと白雪さんは震えてます。
「さーやちゃち、ろろろろうにゃっちゃう?」
『フゥ、クゥどうしよう~』
ぴゅいきゅい『『ゆすらちゃん、はるひくん』』
『『どうしよう~』』
『『『『どうしよう~』』』』
みんなでビタビタと、フゥたちに張り付きます。そんでもって必殺
うるうるうる
『『『『うっ!』』』』
『そ、そんなこと言われてもな』
『わたしたちにも分かんないわよぉ』
『それにどうやら僕たちも』
『参加みたいなんです』
『『『『応援側だと思ったのにぃ』』』』しくしく
「うにゃ?」
『そうなの~?』
ぴゅいきゅい『『え~』』
どうしよう?みんなでおめめ合わせて無言で相談⋯
こくり
「がんばりょ」ぽん
『あきらめよ~』ぽん
ぴゅいきゅい『『みんな』』
「『『『『『なかまだよ~』』』』』」きゅっ
『『『『うううっ』』』』
『そうだよな』
『みんな、怖いけど』
『とってもとってもこわいですけど』
『がんばりましょう』
うるうるうる
「あい」
『『『『『うん』』』』』
しくしくしくしく⋯
『あらあらまあまあ⋯』
『なんか、戦いにでもいくみたいだな⋯』
『かわいそうに⋯』
妙な連帯感と哀愁を漂わせるちびっことフゥたちにおいちゃんたちなんとも言えない表情
〖『すまんっ』〗がばっ
ヴァル様たちはまた頭下げてるし。
だがしかし、そんなもので済む訳もなく⋯
〖フゥたちも参加させるなら青葉たちも参加させた方が⋯〗にこにこ
『そうですね。呼びましょうか』にこにこ
『『『『えっ』』』』
『『『『『『せっかく隠れてたのにッ』』』』』』
例のごとく小さくなってじぃじの鬣の中から応援していた青葉ちゃんたち。
『ああ、だめじゃったのぉ』
まぁ、いつもそこにいるからのぉ
『観念して行っておいで』
サーヤ達風に言うと、ばればれ~ではあるの。
『『『『そんなぁ~』』』』
『『『『『『あっ!青葉たちだけでいいんじゃないかな?』』』』』』
水の妖精さんたち、自分たちは沢山いるから、代表で青葉たち泉の精霊がいけばいいと⋯
『『『『そんなのずるいっ』』』』
青葉ちゃんたちは反論するけど
〖ふむ。そうですね〗
『今回はそれでいいのでは?』
〖そうですね。どの道、訓練はしてもらいますしね〗
『『『『『『やった~♪』』』』』』
『『『『ええ~ひどい~』』』』
『『『『『『ふぁいとぉ!』』』』』』
青葉ちゃんたち強制参加決定!
と、言うわけで
『そういえばぁ、薄花、月草、千草はサーヤと同じくらいだったわよねぇ~』
『そうだったにゃ。いつも妖精サイズの小さい姿だから忘れてたにゃ』
「おしょりょい♪」
『だね~♪』
『『『なんかてれるね~』』』
ぽぽちゃんたちはもちろん、薄花ちゃんたちもお揃い♪
『いや~ん♪サーヤちゃん、ハクくん、ポポちゃん兄弟に、子鬼ちゃんたちに、ちびっこ同盟だけでも可愛いのに、お腹ぽんぽこりんのぽってりかぼちゃパンツがたくさん!可愛いすぎですわ~♪』ツー
『お姉様、同感ですわ!』ツー
ぎゅうっと、抱き合って喜び合うリノ様とアイナ様
『同感にゃ。同感だけどにゃ、今からそれじゃ大変にゃ』
『う~ん、アイナちゃん、あんまりリノちゃんに染まっちゃダメよぉ』
『はっ!そうですわね。しっかりしませんと!』きりっ
『どういう意味ですの!?』
『『『そのまんまの意味』』』
『よねぇ?』
『ですわねぇ』
『そうにゃ!』
『ひどいですわ!』
リノ様、今日は簀巻きにされないといいね。
『なんで私まで』
『まあまあ、青葉ちゃん。似合ってるわよ』
『そうそう。おれは仲間が増えて嬉しい』
『『はい!』』
『みんな⋯』うるうる
きっと何かあるから分かち合える仲間は多い方が!!と、フゥたちは思っているけど、純粋な青葉ちゃんは気づかない。
青葉ちゃんはフゥたちとお揃い。体操着だけどさすがにかぼちゃパンツじゃなくて紺の短パン。だけど、みんなのお目目と同じ色のラインが両脇に入ってます。もこもこプロテクターはお揃いだよ!
何はともあれ
『始めるぞ~』
『あらあらまあまあ、みんなまとめて?みんな大きさ違うのに大丈夫なの?』
おばあちゃんが心配すると、おいちゃんが
『出だしからサイズ合わせしてるから大丈夫だろ。みんな、初めから走りだからな。飛ぶのは禁止な』
「あ~い」
『『『『『は~い』』』』』
『妖精に飛ぶなと言うのもどうなんだ?』
〖まあ、飛べない状況もあるかもしれないしな〗
『なるほど?』牙王様、その辺で気になってたら多分、この後大変⋯
『さあ、じゃあ、始めるぞ~位置について、用~意』
「ふにゅう~」
『がんばるよ~』
ぴゅいきゅい『『うん!』』
『ドン!』パーン
ついにちびっこたちスタート!
『さあ!いよいよ始まりました!』
『実況は引き続き私たち精霊が努めるわよ』
『みんながんばって~』
氷花ちゃんは完全に応援だね。
「んっちょうんちょっ」ぽてぽてぽて
『ぼく先いくね~』ててて~
『かにょこもでしゅ~』たたた
『『お先に行きます!』』ぴゅんっ
「ほあ~」
風が~
ぴゅいきゅい『『すご~い』』
あっという間に行っちゃったのはハクと鹿の子ちゃんと山桜桃ちゃんと春陽くん。
サーヤたちのゴールは、サーヤの五十メートルを基準に、基本は体の大きさに合わせてゴールの長さが変えてあるけど、走るの得意なハクと山桜桃ちゃん達はなんかゴールが見えないね?
とにかくサーヤたちは
「んっちょよいちょ」ぽてぽて
『『『よいしょよいしょ』』』
『みんながんばるだよ』
「あい」
『『『『『は~い』』』』』
がんばって走る走る。おしりのメーメーさんが揺れる揺れる
『『いや~ん♪かわい~ですわ~♪』』だばー
『ご主人、リノ様、ドレスが赤く染ってるにゃ』
『もう~いやぁねぇ~。エル様、もしもの時はお願いねぇ。原因を計画したのはエル様よねぇ?』
〖⋯ものすごく嫌ですが分かりました〗
『お願いねぇ』
ちゃっかり約束を取り付けた結葉様。
そんな外野を後目にがんばって走って走ってもうすぐ
「ごー」
カチッ
「りゅ?」
なんか踏んだ?
ぱぁぁぁっ
「ほああ?」
光ったよ~ぉ
『『『え?みんなも?』』』
サーヤがなにか踏んだ途端に、みんな光った!実況のランちゃんたちもびっくり!
『『『『『うわあああっ』』』』』
『『『ふぎゃあっ』』』
あ、そこらじゅうから悲鳴が
『『『あっ!ぽぽちゃんたちは!?』』』ぐりっ
『『『きゅう~』』』ばたんっ
『『『きゃあああっ救護班~っ』』』
光に弱いぽぽちゃん兄弟、倒れた!
〖『あっしまった』〗
『エル様』じと
『バートさん』じと
『『『忘れてたでしょ』』』じとー
怖いもの知らずの揚羽ちゃん、牡丹ちゃん、月花ちゃん。
〖『申し訳ありません』〗ぺこ
ひゅるるん
今回救護班のサーヤの護衛ゴーレム戦隊ゴーちゃん、レーちゃん、ムーちゃん。
頭を下げるエル様たちの前に、早く治せとぽぽちゃんたちを運んできた。
〖直ちに治療させていただきましょう〗ほわっ
『『『当然』』』ふんっ
揚羽ちゃんたち、すごい
『『『う~ん⋯』』』
ぽぽちゃんたち、がんばれ!
そして
「ふにゅ~」
おさまった~?
『いらっしゃい』
『よく来たな』
「ふお?」
おかみさんと親方コーナーにどうやら転移したみたいです。何するのかな?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
お気に入り登録、感想、エールなどもありがとうございます!
『離してたも!凛!魔神様!』うぐぐぐっ
〖ダメよ!今は行かせないわ!〗ずる~
『ずるいわ!天界樹様!私に付き合って一緒に待ってくれるって約束したじゃないの~』うるうる ずり~
『それはそれ、これはこれじゃ!可愛い愛し子が妾に会いたいと申してくれておるのじゃ!この天女で姫のような妾に!』うぐぐぐっ
『『『お姫様は本物のお姫様でございます!』』』
『ありがとうの。ほれ、皆も妾を姫と言うてくれとるのじゃ!愛し子の元に行くのじゃ!』
〖ダメよ!あなたが今行ったらこれから出番のサーヤたちがそれどころじゃなくなっちゃうじゃないの!(それに私だって行きたいのよっ!)〗ずるずる~
『ひどいわ!実の祖母の私が会えないのに!先に会うなんて~』ぐすぐす ずりずり~
『離してたもぉぉ』うぐぐ
細い体のどこにそんな力があるのか、天界樹様がジーニ様とおばあちゃん二人を腰にぶら下げてずるずると引きずっていた。そして、もう一人
『離せ!武神様!龍!』があっ
〖ダメだぞ!今お前が行ったらパニックになるだろ!〗ガシッ
『凛だって黙ってないぞ!』ぎゅう~
『離せ~!』んがあっ
〖きゅう~〗
〖きゃあ!お父様っ!〗
〖うぅ~ん〗
『しっかりしろよ!主神様!主も!』
主神様と工芸神様、筋骨隆々脳筋な料理長さんに吹き飛ばされて早々に戦線離脱!
『愛し子が俺のこの素晴らしい筋肉を見たいと言ったんだ!行くしかないだろうが!』ぶんぶんっ
〖違うよな?そんな風には言ってなかったよな?(それに筋肉なら俺が上だぞ!)〗がしっ
『マッチョな料理が気になっただけだよな!?』ぎゅう~
『離せーっ!』んがああっ
〖お前がいなくなったら俺たちの飯どうなんだよ!?〗がっちり
『俺たちもチビたちも泣くぞ!』ぎちち
『弟子たちの飯で十分だろっ』
武神様が背後から羽交い締め、龍は足を締め付け、暴れる料理長を抑え込む···
どうなる?天界⋯
そして、聖域では
『サーヤ、頑張るんだぞ』
『ケガしないようにね』
「あい!」びしっ!
元気に敬礼!今度はサーヤたちの番です。
「がんばりゅ!」ふんすっ
でも、おトイレみたいに流されちゃうかもしれないから
「ちょっちょ、こわこわ」ぶるる
サーヤ流れちゃう?あ~れ~?
『ああ、白雪さんとハクが流されたアレな』
『まさかの仕掛けだったわよね。ね?白雪さん、ハクちゃん』
『ええ。みんな気をつけるのよ』
『ぼく、もう流されたくないな~』
ハクがしみじみと⋯
「さーやみょ、あ~りぇ~はちょっちょ~」ぷるぷる
ぴゅいきゅい『『いや~ん』』ぷるぷる
『あれはみんな嫌だと思うんだな』
『『そうなんだな』』
『かにょこもや~でしゅ』
『『『⋯』』』こくこくこく
『『『『『い~や~』』』』』
ほら、みんなもやっぱりヤダって言ってるよ。
〖大丈夫ですよ。水で流すのはありませんから〗ぷしゅー
『ええ。水で流すのは、ないですよ』ぷしゅー
にこにこ
「ふおお?」
頭、なんか、へん?
『エル様、バートさん、どうしたの~?』
ぴゅいきゅい『『おだんご?』』
『『モモ、スイ違うよ』』
『『『あれはタンコブ!』』』
みゃあ『ゆげでてるにゃ?』
『中々立派なタンコブなのだ』
そう。二人の頭から大きなタンコブが生えて、ぷしゅーって湯気出てるんだよ。痛そう~。でも、笑ってるから大丈夫なのかな?
〖ったく、やりすぎなんだよ〗ふりふり
『みんな安心しろ。水に流されることはなくなったぞ』
〖設定を変えさせたからな〗ふっ
どうやらヴァル様がお仕置してくれたみたいです。手をふりふりして、ふって息で払ってます。あれ?でも?
『ただ、無くすことは出来なかったんだよな』はぁっ
〖どう変えたかも教えないしな〗うぐぐ
「ふえ?」
そ、それは
『知らない分かえって~』
ぴゅいきゅい『『こあい~』』ぷるぷる
〖だよな〗
『力及ばず』
〖『すまん』〗ぺっこーっ
ヴァル様たち直角にお辞儀!
「『『『『『えええ~っ』』』』』」
ちびっこたち、全員ムンクの叫び⋯
〖『ふふふふ』〗
不敵な笑いを漏らすエル様とバートさん。
『だからタンコブ作ってんのに笑ってたのか』ひく
『あらあらまあまあ⋯』ぶる
『恐ろしいですね⋯』ふるる
おいちゃんは顔がひきつって、おばあちゃんと白雪さんは震えてます。
「さーやちゃち、ろろろろうにゃっちゃう?」
『フゥ、クゥどうしよう~』
ぴゅいきゅい『『ゆすらちゃん、はるひくん』』
『『どうしよう~』』
『『『『どうしよう~』』』』
みんなでビタビタと、フゥたちに張り付きます。そんでもって必殺
うるうるうる
『『『『うっ!』』』』
『そ、そんなこと言われてもな』
『わたしたちにも分かんないわよぉ』
『それにどうやら僕たちも』
『参加みたいなんです』
『『『『応援側だと思ったのにぃ』』』』しくしく
「うにゃ?」
『そうなの~?』
ぴゅいきゅい『『え~』』
どうしよう?みんなでおめめ合わせて無言で相談⋯
こくり
「がんばりょ」ぽん
『あきらめよ~』ぽん
ぴゅいきゅい『『みんな』』
「『『『『『なかまだよ~』』』』』」きゅっ
『『『『うううっ』』』』
『そうだよな』
『みんな、怖いけど』
『とってもとってもこわいですけど』
『がんばりましょう』
うるうるうる
「あい」
『『『『『うん』』』』』
しくしくしくしく⋯
『あらあらまあまあ⋯』
『なんか、戦いにでもいくみたいだな⋯』
『かわいそうに⋯』
妙な連帯感と哀愁を漂わせるちびっことフゥたちにおいちゃんたちなんとも言えない表情
〖『すまんっ』〗がばっ
ヴァル様たちはまた頭下げてるし。
だがしかし、そんなもので済む訳もなく⋯
〖フゥたちも参加させるなら青葉たちも参加させた方が⋯〗にこにこ
『そうですね。呼びましょうか』にこにこ
『『『『えっ』』』』
『『『『『『せっかく隠れてたのにッ』』』』』』
例のごとく小さくなってじぃじの鬣の中から応援していた青葉ちゃんたち。
『ああ、だめじゃったのぉ』
まぁ、いつもそこにいるからのぉ
『観念して行っておいで』
サーヤ達風に言うと、ばればれ~ではあるの。
『『『『そんなぁ~』』』』
『『『『『『あっ!青葉たちだけでいいんじゃないかな?』』』』』』
水の妖精さんたち、自分たちは沢山いるから、代表で青葉たち泉の精霊がいけばいいと⋯
『『『『そんなのずるいっ』』』』
青葉ちゃんたちは反論するけど
〖ふむ。そうですね〗
『今回はそれでいいのでは?』
〖そうですね。どの道、訓練はしてもらいますしね〗
『『『『『『やった~♪』』』』』』
『『『『ええ~ひどい~』』』』
『『『『『『ふぁいとぉ!』』』』』』
青葉ちゃんたち強制参加決定!
と、言うわけで
『そういえばぁ、薄花、月草、千草はサーヤと同じくらいだったわよねぇ~』
『そうだったにゃ。いつも妖精サイズの小さい姿だから忘れてたにゃ』
「おしょりょい♪」
『だね~♪』
『『『なんかてれるね~』』』
ぽぽちゃんたちはもちろん、薄花ちゃんたちもお揃い♪
『いや~ん♪サーヤちゃん、ハクくん、ポポちゃん兄弟に、子鬼ちゃんたちに、ちびっこ同盟だけでも可愛いのに、お腹ぽんぽこりんのぽってりかぼちゃパンツがたくさん!可愛いすぎですわ~♪』ツー
『お姉様、同感ですわ!』ツー
ぎゅうっと、抱き合って喜び合うリノ様とアイナ様
『同感にゃ。同感だけどにゃ、今からそれじゃ大変にゃ』
『う~ん、アイナちゃん、あんまりリノちゃんに染まっちゃダメよぉ』
『はっ!そうですわね。しっかりしませんと!』きりっ
『どういう意味ですの!?』
『『『そのまんまの意味』』』
『よねぇ?』
『ですわねぇ』
『そうにゃ!』
『ひどいですわ!』
リノ様、今日は簀巻きにされないといいね。
『なんで私まで』
『まあまあ、青葉ちゃん。似合ってるわよ』
『そうそう。おれは仲間が増えて嬉しい』
『『はい!』』
『みんな⋯』うるうる
きっと何かあるから分かち合える仲間は多い方が!!と、フゥたちは思っているけど、純粋な青葉ちゃんは気づかない。
青葉ちゃんはフゥたちとお揃い。体操着だけどさすがにかぼちゃパンツじゃなくて紺の短パン。だけど、みんなのお目目と同じ色のラインが両脇に入ってます。もこもこプロテクターはお揃いだよ!
何はともあれ
『始めるぞ~』
『あらあらまあまあ、みんなまとめて?みんな大きさ違うのに大丈夫なの?』
おばあちゃんが心配すると、おいちゃんが
『出だしからサイズ合わせしてるから大丈夫だろ。みんな、初めから走りだからな。飛ぶのは禁止な』
「あ~い」
『『『『『は~い』』』』』
『妖精に飛ぶなと言うのもどうなんだ?』
〖まあ、飛べない状況もあるかもしれないしな〗
『なるほど?』牙王様、その辺で気になってたら多分、この後大変⋯
『さあ、じゃあ、始めるぞ~位置について、用~意』
「ふにゅう~」
『がんばるよ~』
ぴゅいきゅい『『うん!』』
『ドン!』パーン
ついにちびっこたちスタート!
『さあ!いよいよ始まりました!』
『実況は引き続き私たち精霊が努めるわよ』
『みんながんばって~』
氷花ちゃんは完全に応援だね。
「んっちょうんちょっ」ぽてぽてぽて
『ぼく先いくね~』ててて~
『かにょこもでしゅ~』たたた
『『お先に行きます!』』ぴゅんっ
「ほあ~」
風が~
ぴゅいきゅい『『すご~い』』
あっという間に行っちゃったのはハクと鹿の子ちゃんと山桜桃ちゃんと春陽くん。
サーヤたちのゴールは、サーヤの五十メートルを基準に、基本は体の大きさに合わせてゴールの長さが変えてあるけど、走るの得意なハクと山桜桃ちゃん達はなんかゴールが見えないね?
とにかくサーヤたちは
「んっちょよいちょ」ぽてぽて
『『『よいしょよいしょ』』』
『みんながんばるだよ』
「あい」
『『『『『は~い』』』』』
がんばって走る走る。おしりのメーメーさんが揺れる揺れる
『『いや~ん♪かわい~ですわ~♪』』だばー
『ご主人、リノ様、ドレスが赤く染ってるにゃ』
『もう~いやぁねぇ~。エル様、もしもの時はお願いねぇ。原因を計画したのはエル様よねぇ?』
〖⋯ものすごく嫌ですが分かりました〗
『お願いねぇ』
ちゃっかり約束を取り付けた結葉様。
そんな外野を後目にがんばって走って走ってもうすぐ
「ごー」
カチッ
「りゅ?」
なんか踏んだ?
ぱぁぁぁっ
「ほああ?」
光ったよ~ぉ
『『『え?みんなも?』』』
サーヤがなにか踏んだ途端に、みんな光った!実況のランちゃんたちもびっくり!
『『『『『うわあああっ』』』』』
『『『ふぎゃあっ』』』
あ、そこらじゅうから悲鳴が
『『『あっ!ぽぽちゃんたちは!?』』』ぐりっ
『『『きゅう~』』』ばたんっ
『『『きゃあああっ救護班~っ』』』
光に弱いぽぽちゃん兄弟、倒れた!
〖『あっしまった』〗
『エル様』じと
『バートさん』じと
『『『忘れてたでしょ』』』じとー
怖いもの知らずの揚羽ちゃん、牡丹ちゃん、月花ちゃん。
〖『申し訳ありません』〗ぺこ
ひゅるるん
今回救護班のサーヤの護衛ゴーレム戦隊ゴーちゃん、レーちゃん、ムーちゃん。
頭を下げるエル様たちの前に、早く治せとぽぽちゃんたちを運んできた。
〖直ちに治療させていただきましょう〗ほわっ
『『『当然』』』ふんっ
揚羽ちゃんたち、すごい
『『『う~ん⋯』』』
ぽぽちゃんたち、がんばれ!
そして
「ふにゅ~」
おさまった~?
『いらっしゃい』
『よく来たな』
「ふお?」
おかみさんと親方コーナーにどうやら転移したみたいです。何するのかな?
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
お気に入り登録、感想、エールなどもありがとうございます!
55
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結保証】
星森 永羽
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
精霊に愛された錬金術師、チートすぎてもはや無敵!?
あーもんど
ファンタジー
精霊の愛し子で、帝国唯一の錬金術師である公爵令嬢プリシラ。
彼女は今日もマイペースに、精霊達と楽しくモノ作りに励む。
ときどき、悪人を断罪したり人々を救ったりしながら。
◆小説家になろう様にて、先行公開中◆
◆三人称視点で本格的に書くのは初めてなので、温かい目で見守っていただけますと幸いです◆
転生幼子は生きのびたい
えぞぎんぎつね
ファンタジー
大貴族の次男として生まれたノエルは、生後八か月で誘拐されて、凶悪な魔物が跋扈する死の山に捨てられてしまった。
だが、ノエルには前世の記憶がある。それに優れた魔法の才能も。
神獣の猫シルヴァに拾われたノエルは、親を亡くした赤ちゃんの聖獣犬と一緒に、神獣のお乳を飲んで大きくなる。
たくましく育ったノエルはでかい赤ちゃん犬と一緒に、元気に楽しく暮らしていくのだった。
一方、ノエルの生存を信じている両親はノエルを救出するために様々な手段を講じていくのだった。
※ネオページ、カクヨムにも掲載しています
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。