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一章
07 次の獲物は…だれ?3/5
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葛西さんって喜美華さんって名前だったんだな♡
こんど二人っきりの時は名前で呼んで欲しいって言ってくれたけど…
喜美華さんの反応を基準として見れば、女性の性意識ってそんなにぶっ飛んでるレベルで変になってる訳でもないのかもしれないな。
ただ、前の世界の感覚なら俺レベルの男を会社の人の目に触れない所とは言いつつも…受け入れるような人は絶対居ないはずなんで…
そう言えば俺ってどのレベルの男だと思われてるんだろ?
真琴に関しては、そもそも真琴自体がアイドル系で自分が可愛い事を理解出来てる人なので、そこまで俺の事をすごいって感じで見て無かった気がするけど、葛西さん…喜美華さんは完全に地方テレビにでも出てる人レベルの扱い?
そこそこ自分には手が届かないレベルの人が急に自分に意識を向けてきて舞い上がってるって感じの反応だったよな。
また抱いてもいいか聞いただけで泣かれちゃったし♡
とりあえず俺が町ですれ違った女の子をどのレベルで見てたかを基準に考えてみると…
半分ぐらいの異性に見られてる女と同質の扱いのサンプルになりそうなのって…普通の人?
おんやぁ…何だ?俺って最低レベルから普通のレベルにやっと上がって来たって事なのか??
なんとなくしょんぼりなんだが…
まぁでもこうやって会社の車を使って動いてると信号とかで最前列に止まった時に今までチラッとでも見られる事の無かった俺が、目の前の横断歩道を歩いて渡ってる女にガン見されるってのはちょっといい気分だよなっ♡
そして10時過ぎてから自分の担当エリアを回ってみて、真琴が教えてくれた『男の数が減ってる』って事の本当の意味を実感できた。
全部で4社ほどが俺の担当なんだけど、(同僚の受け持ってたエリアはそのまま奴が持ってた。金曜日に確認済み♪)そのすべての場所の担当者が全員男から女に変わってた。(飯田さん含む)
そもそも30代位の男が主任とか課長レベルで実際に仕事を回してたってのもあるみたいで、真琴に見せてもらった人口推移の年代別統計から言えば、30代~40代までの比率は大体1(男):3(女)だったから、現場に男を使う位なら会社の顔とかで使ったほうがマシって感じなんだろうな。
そういう俺も営業として担当エリアを回ってるのだから似た様な考えから変わって無かったって事なのかもしれないが…それにしてもこの世界の30代の女性ってなんであんなに体がすごいんだろ?
喜美華さんは元々だったとしても、今日会った元は男だった担当者の連中は全員がすごい体の持ち主になってた。
胸とかメーター級が一人居たし…
かといって他の人が小さかった訳でもないんだよな。平均で言えば95以上って感じか?
そう言えば…飯田さんは…なんだかぎこちない反応だったな…
あれって俺が真琴に食い散らかされたって考えてるからあんな反応になったんだと思うんだけど…
すごく辛そうだったなぁ…
俺が可愛い子と同僚(同レベル仮想男)と一緒に可愛いと思ってる女の子を誘って3人で食事に行ったら、目の前で掻っ攫われてそのまま週末ずぶずぶに食い散らかされたって考えると…
おぉう…人事ながら泣いちゃいそうだよ…
これって、少しぐらいフォローしておいた方が良いかな?
さすがにこのままダウナーな状態で仕事をさせて大きなチョンボとかされる方がまずいよな…
よっし♡
…………
こんな感じで良いだろう。なんだか俺、自分がイイ女にでもなって気配りが出来てる感じがするなぁ(笑)
メッセージGO♪
飯田さんの仕事場は携帯電話が持ち込めないから、返信が来るのは夕方かな?
ピロリン♪
ん?なんで飯田さんから今返信が戻ってきた?
何何??
………
なげぇなぁ…
要約すると、「君はもう彼女の物になったはずだが私になんの用があるんだ?」みたいな事が原稿用紙3枚分位の文字数で書いてあったが…あれっ?彼女これいつ打ち込んだの?
俺がメールを送って5分ぐらいしか経ってないよな?
とりあえず電話してみるか。
「もしもし?飯田さんですか?先ほどは対応ありがとうございました」
………
「えぇ、それで?今仕事場じゃないんですか?」
……………
「あ、そう言う事ですか。残りの半休を今日取らないと有給消化が出来なくなりそうだったからなんですね。判ります、最近うるさくなってますからねぇ」
………………
「あ~一応私の方は担当エリアの挨拶は終わってるので2時間程度であれば時間が取れますが?」
……………………
「はい。ではそこに行ってみましょうか。ちょうど知り合いのインストラクターの方が居る所なんで……あぁ知り合いって言っても今日ちょっとした偶然で知っただけでまだ話もした事は無いんでアレなんですけど」
………
「えっ?私はそんなに危なっかしいですか?…あぁ…まぁそう言われればそうですけど…では、現地には私の方が先に到着すると思いますので。はい、では」
飯田さん憂さ晴らしに体を動かしてリフレッシュするって言ってたが、やっぱりインテリ男だった人は違うなぁ。
それにしてもいきなりあの名刺をくれた人の所に行く事になるとは…
ふむ…一応先に会社に連絡入れてみるか。
その後自社工場の部署に連絡を入れた所、そのまま接待して帰って良いと言う話になった。
なんだかここまで優遇されるとちょっとだけ怖いんだけど…
営業で華としての戦力を期待される女の人ってこんな感じの待遇だったのか?
まぁ飯田さんはこの地方の最大手企業のキャリア的立ち位置の人だからハニー接待みたいな事も必要なのかもしれないが…これってどう考えても体での接待を期待されてるって事だよな?
まぁこっちとしても望むところって感じだが♡
こんど二人っきりの時は名前で呼んで欲しいって言ってくれたけど…
喜美華さんの反応を基準として見れば、女性の性意識ってそんなにぶっ飛んでるレベルで変になってる訳でもないのかもしれないな。
ただ、前の世界の感覚なら俺レベルの男を会社の人の目に触れない所とは言いつつも…受け入れるような人は絶対居ないはずなんで…
そう言えば俺ってどのレベルの男だと思われてるんだろ?
真琴に関しては、そもそも真琴自体がアイドル系で自分が可愛い事を理解出来てる人なので、そこまで俺の事をすごいって感じで見て無かった気がするけど、葛西さん…喜美華さんは完全に地方テレビにでも出てる人レベルの扱い?
そこそこ自分には手が届かないレベルの人が急に自分に意識を向けてきて舞い上がってるって感じの反応だったよな。
また抱いてもいいか聞いただけで泣かれちゃったし♡
とりあえず俺が町ですれ違った女の子をどのレベルで見てたかを基準に考えてみると…
半分ぐらいの異性に見られてる女と同質の扱いのサンプルになりそうなのって…普通の人?
おんやぁ…何だ?俺って最低レベルから普通のレベルにやっと上がって来たって事なのか??
なんとなくしょんぼりなんだが…
まぁでもこうやって会社の車を使って動いてると信号とかで最前列に止まった時に今までチラッとでも見られる事の無かった俺が、目の前の横断歩道を歩いて渡ってる女にガン見されるってのはちょっといい気分だよなっ♡
そして10時過ぎてから自分の担当エリアを回ってみて、真琴が教えてくれた『男の数が減ってる』って事の本当の意味を実感できた。
全部で4社ほどが俺の担当なんだけど、(同僚の受け持ってたエリアはそのまま奴が持ってた。金曜日に確認済み♪)そのすべての場所の担当者が全員男から女に変わってた。(飯田さん含む)
そもそも30代位の男が主任とか課長レベルで実際に仕事を回してたってのもあるみたいで、真琴に見せてもらった人口推移の年代別統計から言えば、30代~40代までの比率は大体1(男):3(女)だったから、現場に男を使う位なら会社の顔とかで使ったほうがマシって感じなんだろうな。
そういう俺も営業として担当エリアを回ってるのだから似た様な考えから変わって無かったって事なのかもしれないが…それにしてもこの世界の30代の女性ってなんであんなに体がすごいんだろ?
喜美華さんは元々だったとしても、今日会った元は男だった担当者の連中は全員がすごい体の持ち主になってた。
胸とかメーター級が一人居たし…
かといって他の人が小さかった訳でもないんだよな。平均で言えば95以上って感じか?
そう言えば…飯田さんは…なんだかぎこちない反応だったな…
あれって俺が真琴に食い散らかされたって考えてるからあんな反応になったんだと思うんだけど…
すごく辛そうだったなぁ…
俺が可愛い子と同僚(同レベル仮想男)と一緒に可愛いと思ってる女の子を誘って3人で食事に行ったら、目の前で掻っ攫われてそのまま週末ずぶずぶに食い散らかされたって考えると…
おぉう…人事ながら泣いちゃいそうだよ…
これって、少しぐらいフォローしておいた方が良いかな?
さすがにこのままダウナーな状態で仕事をさせて大きなチョンボとかされる方がまずいよな…
よっし♡
…………
こんな感じで良いだろう。なんだか俺、自分がイイ女にでもなって気配りが出来てる感じがするなぁ(笑)
メッセージGO♪
飯田さんの仕事場は携帯電話が持ち込めないから、返信が来るのは夕方かな?
ピロリン♪
ん?なんで飯田さんから今返信が戻ってきた?
何何??
………
なげぇなぁ…
要約すると、「君はもう彼女の物になったはずだが私になんの用があるんだ?」みたいな事が原稿用紙3枚分位の文字数で書いてあったが…あれっ?彼女これいつ打ち込んだの?
俺がメールを送って5分ぐらいしか経ってないよな?
とりあえず電話してみるか。
「もしもし?飯田さんですか?先ほどは対応ありがとうございました」
………
「えぇ、それで?今仕事場じゃないんですか?」
……………
「あ、そう言う事ですか。残りの半休を今日取らないと有給消化が出来なくなりそうだったからなんですね。判ります、最近うるさくなってますからねぇ」
………………
「あ~一応私の方は担当エリアの挨拶は終わってるので2時間程度であれば時間が取れますが?」
……………………
「はい。ではそこに行ってみましょうか。ちょうど知り合いのインストラクターの方が居る所なんで……あぁ知り合いって言っても今日ちょっとした偶然で知っただけでまだ話もした事は無いんでアレなんですけど」
………
「えっ?私はそんなに危なっかしいですか?…あぁ…まぁそう言われればそうですけど…では、現地には私の方が先に到着すると思いますので。はい、では」
飯田さん憂さ晴らしに体を動かしてリフレッシュするって言ってたが、やっぱりインテリ男だった人は違うなぁ。
それにしてもいきなりあの名刺をくれた人の所に行く事になるとは…
ふむ…一応先に会社に連絡入れてみるか。
その後自社工場の部署に連絡を入れた所、そのまま接待して帰って良いと言う話になった。
なんだかここまで優遇されるとちょっとだけ怖いんだけど…
営業で華としての戦力を期待される女の人ってこんな感じの待遇だったのか?
まぁ飯田さんはこの地方の最大手企業のキャリア的立ち位置の人だからハニー接待みたいな事も必要なのかもしれないが…これってどう考えても体での接待を期待されてるって事だよな?
まぁこっちとしても望むところって感じだが♡
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