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第一章 青葉

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□■幸之助■□



まいったなぁ…まさか新之助が男を好きになるとは…

俺はとある男に自分のチンポをしゃぶられながらそいつの顔をアップにした動画を、今、体育館の体育用具入れの跳び箱に座ってライブで撮ってるのだが…



チンポにそこそこの気持ち良さを感じつつ、幸之助はお昼に新之助に呼ばれた時の事を思い出していた。



「どうした?何か用か?」
「あぁ、お前って確か3組の…サッカー部の奴とけっこう仲良かったよな?」
「それは新海の事だよな?…仲はいいが…あいつに何か用でもあるのか?」
新之助があいつに何の用だ?こいつがあいつに関わる様な事って…あ、もしかしたら妹の…えーっと…愛奈ちゃんって言ったか?もしかしたらあの子があいつのことが気になるとか言い出したのか?
新海は見てくれだけはいいからなぁ、顔だけ見て惚れる女がそこそこ居るから紹介してくれ系のそんな話が結構俺の所に届くが。

「あぁ、実は…」

んっ?

ちょっと言い難そうな感じだな。まぁあいつの事を少しでも調べたら妹が興味あるとか言いづらいよな。だってあいつ100%ゲイだし。しかも新之助みたいな自分より小柄な男の事が大好きだし。
まさかこいつ…妹の為に自分の体を生贄に差し出す気じゃないだろうな?あいつ男の尻をパッカーンって開きっぱなしになるまで突き回すのが大好きなナマ好き野郎だぞ?

「あーっと、その…そいつのかっこいい姿とか、あと、あまり他人に見せない様なエッチな感じの動画を少しだけ撮らせてもらいたいって思ってるんだけど、そのへんの話を一回幸之助からしてもらえないかと思って…なぁ、なんでそんな顔すんの?」

イヤイヤ、誰でも驚くって。もしそんな話が漏れたらお前のあだ名は明日からセルゲイ・シスコンスキーだぞ?

あいつの事は少し聞いて回っただけでもゲイって情報が必ず聞こえてくるはずだし…妹スキーなこいつがそんな奴を妹に宛がう様な事をするとは絶対に思えん。それにしても…あいつのカッコイイ姿とか少しエッチな姿が欲しいって…まさか新之助…ホントにそっち系に目覚めたの…か?

マジで?

「いや…お前って妹バカだと思ってたから…あいつに興味を持つとかちょっと驚いただけだ…そうか…」
天さんのおかげで俺の知り合いってゲイとかレズとかそんなんばっかりだから…新之助が居なくなったら俺、こっち側の人間で居られるとは思えないんだが。

まぁでも、新之助が男を好きになるとかさすがに杞憂だよな。あっ、もしかしたら…こいつの事だから、誰かほかの奴の為に動画が欲しいとか考えてたり…

「とりあえず妹バカってのは否定しないが、僕も妹ばかりを見てる訳じゃないんだからな。気になる人ぐらい居るし…」

おいおいおいおい!ちょっと待てってばよぉ!?

なんで恥じらう様な顔でそんな事を言った!?嘘だろ!?まさか…新之助が新海の事を好きなのか?お前って俺の性的なセーフティーラインじゃなかったの!?!?

いつのまに尻の穴を広げられたい系に変わったんだ…
新之助…お前までそっち側に行っちまったのかよ…マジカ…このままじゃ俺…こいつとはもう…


「なぁ、聞こえてるのか?」
新之助が俺の肩を軽く押した…俺は足元が崩れ落ちる様な衝撃を受けていたからちょっとふらついてしまった。

イヤ、こんな事でこいつの事を切り捨てるとかダメだ。
今までこいつが居る事でどれだけ助けてもらったと思ってるんだ。俺は新之助が居なければ今頃スプリットタンでチンポ二股野郎になっていたはずだ。

仕方ない。新之助がそれを望むって言うならば…俺は少しでも恩返しをするだけだ。



よっし。やってやる。



「あぁ…大丈夫。そうだな…ちょっとばかり時間をもらう感じになるが…んっ、そうだな。お前には天さんの件で大変な目に遭わせたもんな。少しぐらいは俺も何かしてやらないとって思ってた所だし…オーケー分かった。俺に全部任せろ。新海の動画は今日中にお前のスマホに送ってやるから楽しみにしておいてくれ」

俺は、新之助を見て安心する様に一回頷いてやって…あの男の元に己の体を代償にしたとしても、新之助の望む報酬を手に入れるべく気合を入れて歩き始めた。

なぁ~に一回掘られる程度で済むなら天さんの折檻より楽なもんだってなぁ♪

ちょっとだけ視界が揺らいでた気もするし目じりが冷たい気もしたが、俺は振り向かなかった。
ハァ…そのうち紹介する事になるのかぁ…俺が新之助と新海の仲人かぁ…ハァー…



♡♥愛奈♥♡



「はぁー…」
「なぁに?愛奈、きょうはずいぶんとため息が多いみたいだけど?」
あっ、美香ちゃん。

「んっ…そんな事は…無いよ?いつも通りだよ?」
「うーそーだー♪愛奈って嘘がヘタすぎっ♡」
あっ、美園ちゃん。

「んっ…嘘じゃ無いモン…」
「ちょっと美園、これ先生が書いてもらってくれって言って渡されたんだけどまだ出してなかったの?」
あっ、詩織ちゃん。

「えっ?それって…あれっ?出したと思ってたけど…あれぇ?」
美園ちゃんが自分の席に戻ってバッグを漁り始めた。

「それで、何があったの?お兄さんとの仲が進展したの?」
「えっ?愛奈…本当にそうなの?」
「ちょっとそんな面白い話を私抜きでしないで!」
自分の席に座ったまま美園ちゃんが怒ってる。

「そんなのいいからアナタはさっさとプリント出して来なさい」
「も~~!すぐに出してくるからちょっと待っててよ!絶対だからね!」
美園ちゃんが走って教室から出て行った。

「さぁどこまで行ったのかそろそろ白状しようか?」
「ひゃん!?ちょっ美香ちゃん…エッチ」
後ろに回って美香ちゃんがいきなり私の胸を鷲掴みにして持ち上げた。

「んっ?」
「あれっ?」
「「反応が今までとちょっと違う?」」
「これは胸を揉まれてるね」
「そうね。確実に揉まれてる。もしかしたら他にも色々やってそう」
「2人ともなんでそんなのが分かるの!?」

あたしは美香ちゃんと詩織ちゃんに根掘り葉掘り…昨日あった事を全部白状させられた。
いくらお昼の休み時間だからって、乙女の胸を揉みながら『そろそろ言わないともっと気持ちよくしちゃうぞ~♡』とか脅すのってダメじゃないかな?


ハァハァ…なんか前より声が抑えられなくなってるのなんで?
「だからもうやめてぇ~~♡そんなとこ…んあぁっ♡ちょっ、ヒャッ♡」

愛奈のちょっと気持ちよさそうな声が教室に響き渡り、少しの間男子がコソコソと顔を赤くしながら出て行く姿が見られた。



□■町医者■□



「私はあんな夢物語を信じられるほどに少年の心を持ってる訳では無いので。一応診察室の電波チェックから、使用電気容量チェックをして、赤外線で確認までしましたが、何も見つけられませんでした。とりあえず最後に強磁場を発生させる装置で、今日コハル様が来ておみ足をキレイにさせて頂いた辺りから見えそうな辺りに照射しておきましたので何かを設置していたとしてももう大丈夫だと思われます」

私は診察時間が終わり看護師の皆が帰って行った後、いつもの様に診察台にロープで固定された姿でコハル様に説明している。

「そう。あなたがそこまでしたならさすがに大丈夫とは思うけど…」
コハル様は私が仕事に使っているテーブルの上に座り神々しくも艶やかなおみ足を組んで小さくため息を吐いていらっしゃる。


なんて美しきお姿♡


中途半端にしか尻を持ち上げられない状態に調節されたベルトのおかげで私の両足は震えているが、ここで尻を落とせば太ももとアキレス腱の間に置かれたバッグ式空気入れによって尻の穴に固定されている拡張棒が私の尻穴が開く広さの限界を超えるだろう。
しかも尻を落とせば性器に仕込まれた金属棒に電撃が走るギミックまで付けて頂いている私には尻を降ろしてひと休憩など許されるわけがなく…アァ~~♡

「コハル様…私は…そろそろ限界かもしれません…」
両足の太ももの震えと全身に流れ落ちる汗がコハル様の愛を感じさせてくれ、挿入されている金属棒を押し出さんばかりに内部に精子が溜まりまくっているのが分かる…

あぁ…どこまでこの苦しみが続くのか…コハル様がお許し下さりこれを抜いていただいた時…目がくらむような快楽が自分の体を駆け巡るのが想像できる…私はまたもう一回金属棒で栓をされた性器の中に精子を溜めてしまった♡

「それにしてもあいつ…谷口って言ったかしら?」
コハル様がわざわざ下僕の私に聞いて下さった事には答えなければならない♡

「私には病院を訪れる患者さんたちの情報の開示は絶対に許されないのですが、そうです。あいつは谷口新之助。ンオォ・・・ハァハァ。両親と妹の4人家族でコハル様と同じ高校に通っている17歳です。コハル様の1学年下になり…オ゛アァァ…イダァ…アグッ…ハァハァハァ。ちなみに奴は精神的に病んでいる可能性が高く、コハル様は近づかない方が良いかと思われ」
「私に指図したいの?」
「そんな滅相も無い!」

「フフフッ♡もう少しお仕置きが必要みたいね♡」

あぁ…コハル様が今度は私の口に先月買って私の尻に何度も埋め込んだ30cmもある巨大ディルドを入れようとしてらっしゃる…息まで止められたら私はどうなってしまうのか…ンヒィ~~~♡

「あら、お尻の穴が少し裂けちゃってる…痛そう~♡ウフフフフフッ♡」

2人のプレイはまだまだ終わらない♡



♡♥南♥♡



谷口君どんなお礼を用意してるんだろ?男子に何かプレゼントされるとか初めてだからちょっとドキドキしちゃうけど…そう言えば谷口君って森岡君とも仲が良いみたいだし…もしかしたら森岡君にお願いして彼の…生良きら君の使用済みのペットボトルとか…もしかしたらパンツなんてくれたりしちゃったり…♡

って、私が彼の事秘かに思ってるのって誰も知らないはずだから、そんなのをくれるなんてありえないって分かってるの♪

フッフフフ~~ン♪

芽瑠は泡風呂に腰まで浸かりながら、オナニーで触りすぎてしまい、少しだけ他の子より大きくなってしまった自分の乳首を軽くつまんで気持ちよくなっていた♡



♡♥美香♥♡



「さすがに驚いちゃったわね。まさか愛奈がそこまでするなんて…」
「私も驚いた…挨拶がキスになるまで一気にステップが進んじゃうなんて…いいかげん早すぎだよ」
「でも愛奈ってずっとお兄様の事を慕っていたから…そのうちこうなるとは思ってましたけど…」
私たちは愛奈と別れて私の送迎の車の中で話をしていた。
愛奈が同じ方向なら送ってあげられるんだけど、愛奈だけ住んでる場所が反対側だからあの子遠慮してまだ一緒に帰った事がないのがちょっと寂しい。

「でも…美園、あなた駅弁の事を勘違いしてたの?愛奈絶対勘違いしてるよ」
「私ちゃんと説明したと思ってたんだけどなぁ…オチンチン入れて持ち上げる体位だってちゃんと言ったよ?」
「あなた達そんな話をそんな普通に…」
詩織が恥ずかしそうに上目遣いに見てる♪

「そういう詩織もカッチカチ大好きなんでしょ?ずっと前に愛奈に聞いてたの知ってるんだから♡」
「それは…そういう美園も大きいアレが好きなの知ってるんだからね!愛奈に聞いてたの私も知ってるんだから!」
「2人とも愛奈のお兄様の事が気になってるのね♪フフッ♡」
2人とも顔を真っ赤にして言い合って…♡

「そんな事言って美香も気になってるんでしょ?」
「そうよ。美園が調べさせた報告書を今持ってるの美香なんでしょ?」
「あら?何の事かしら?ふふふふ♡とりあえずそうね…愛奈とお兄様を一回うちに招待して色々確認してみたいと思わない?」
「「あらぁ~♡いいわねぇ~♡」」



♡♥小晴♥♡



時間はPM8:45
歩道に街灯が等間隔に並び、車通りもそれなりにある幹線道路を一人歩く少女が居た。

町田の病院兼自宅から歩いて自宅に帰っている小晴。
家族には病気の治療という嘘の説明をしてあるのでこんな時間に毎日帰っても心配されない。
医者の町田の知識を使い、ちょっと特殊な精神疾患って事にして、治験の対象として無料で治療する代わりに毎日検査と医療行為を行うという名目で町田の家に入り浸っていた。

ちなみに今現在町田には、遠隔でスマートフォンから拘束を解除できる機能と、タイマーで解除される機能の付いた拘束具を使って、口と尻と性器に振動するタイプのアイテムが装着されていた。

一応自宅エリアの彼がいつも寝る為に使っているベッドの上に、うつ伏せに放置してきたので、安心して色々漏らしながら気持ちよくなり続けてるんじゃないかな。
ちなみに何か緊急連絡が入ったら私の方に転送される様に町田のスマートフォンには設定がしてあるので、緊急外来とか災害なんかが発生しても対応可能になっている。


私ってなんて下僕思いのステキなご主人様なの♡


それにしても…谷口君かぁ。
町田まちだと違ってけっこう小柄で可愛い感じだったわ。
学校で見た事ある感じだと、大人しい童貞の男子って感じだったけど、町田の説明を聞いた限りではけっこうズバズバいう感じかしら?

何にしても私の事をどこかで知ったみたいなのよね。もし本当に夜な夜な町田を使って遊んでる事を知られたのであれば、なんとかして口を封じないといけないのだけど…

小晴は自分の体を見下ろしため息を吐いた。

「こんな貧相な体で篭絡とかさすがに無理だし…」
でも確か、妹が居るって話だったから、もしかしたらシスコンだったりするならワンチャン…

でも私、まだセックスとかした事無いし…って言うかキスもまだした事無いし…ハァー…
町田で初体験を済ませるとかさすがありえないし、もしそんな事をするのであれば、もう少しカッコよくて…町田みたいにドMで…なかなかそんな人って居ないのよね。

とりあえず彼を何とかする為にも何か口を封じる事の出来る様なモノが無いと腕力的にも体力的にも私にはどうにもできないわ。

小晴は町田から『いつでもどこでもどんな些細な事でもかまわないのでご連絡ください』と言われて提供されている最新式のスマートフォンでをバッグから取り出した。
ちなみにこのスマートフォンにはいくら使っても町田のカードから10万円程度になる様に毎日電子マネーがチャージされる様になっている為、ありがたくも気軽に使わせてもらっている。

『口を封じる アイテム』これで検索すれば何か出てくるかなぁ…

小晴のスマートフォンにSMグッズが多数表示された。

思ってるのとは少し違う感じのが出て来たわね…あっでも…

「あらあら~♪これとか町田に似合いそうね♡あっ♪これとかも…へ~こんな面白いアイテムがあるなんて知らなかった~ポチポチポチっと♪うふふふふふっ♡これが届いたらまた色々楽しく遊べそうだわ~♡」




色々な人達が各々勝手に判断して勝手に動き、それぞれの思う形で状況が動いていた事に、新之助と愛奈はまったく気づいていなかった。
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