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第一章 青葉
12 お礼の品と拉致
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次の日僕は、南さんに朝一で消しゴムとお礼のメモリーカードを渡した。
「長く借りっぱなしになってゴメン。一応このメモリーカードに入ってるのがお詫びと言うか、お礼の品になるので、できれば楽しんでもらったら嬉しいです」
「本当にお礼とか必要無かったんだけどなぁ。それで…このメモリーカードだけど、写真か何かが入ってるの?」
南さんは少し困った感じって言うか、どっちかって言えばちょっと嬉しいって顔かな?そんな顔で消しゴムとメモリーカードを受け取ってくれた。
「一応動画が2個ほど入ってる。あっそうだ…南さんちょっと…その動画の事で言っておくことがあるから、もしよければちょっと外に来てもらってもいいかな?」
僕は魔法で知った新海の事をこんなイッパイ人が居る場所で言わない方がいいと思ったので、ちょっと呼び出す感じに聞いてみた。
「えっ…外で話すの?」
南さんちょっと周りの人を見渡して少し考えてるけど…やっぱり僕と二人っきりでいる所を見られるのって嫌なのかな?
「その、もしあれならその動画の説明になるんで幸之助も一緒でもいいけど…」
「えっ?この中の動画って森岡君が関係してるの?」
「あぁ、幸之助の知り合いに動画を撮らせてもらう様に頼んでもらったから、撮影は幸之助がやってくれたんだ」
「あー…そうなんだ…ん、分かった。どこに行ったらいいの?」
「えっと…人があまり来ない場所ってどこかに無いかな?」
「フフッ呼び出しておいて良さそうな場所を聞くってどうなの?」
南さん口元隠して笑うんだな。なんか大人っぽい感じがちょっといいなぁ♡新海の事が好きじゃなかったら僕も彼女になって欲しいなぁなんて思ったかも♡
とりあえず南さんが知ってる人があまり来ない場所までお昼休憩に連れて行ってもらう事になった。
「こんな所があったんだ…2年通ってて全く知らなかったよ」
「でしょ~ここって知る人ぞ知るって穴場なんだからね。だから他の人に勝手にしゃべっちゃだめだからね?」
僕と南さんは専門教室棟の非常階段の一番上の所に上がってグラウンドを眺めながらしゃべっている。
「それで動画の事ってどんな話なの?」
そうだ、その話をする為にここに来たんだった。
「えっと…実はその動画なんだけどね、幸之助に頼んで新海を映したものなんだ」
「新海って生良君…えっ?」
南さんすごくびっくりしてる。バレてるなんてカケラも思って無かったはずだから、そりゃぁ驚くか。
「実は僕、南さんが新海の事を見てるのに少し前から気づいてたんだ。それでその…あいつの映像を渡したら喜んでもらえるかもしれないって思って用意したんだけど…」
「えっ?えっ??それって…えっ?なんで…私誰にも言ってない…あれもだって…家でしか見てない…」
あっ、南さんの目に涙が溢れてきてる。
「待って!違うよ。僕は本当に喜んでもらいたくて幸之助に頼んだんだ。でも南さんの事は一言も言ってない!だから新海にもまったくそんな事伝わってないはずだから安心して!」
「…本当に?…誰にも言ってない…の?」
涙を指ですくいながら南さんが僕を恐々見ながら聞いてきた。
「誰にも一言も言ってない。幸之助には新海のカッコイイ姿と…その…ちょっとエッチな感じのを撮ってくれってお願いしたけど、誰に渡すとかって話はまったくしてない」
「…そうなんだ。ハー…ビックリした…んっ?今カッコイイのとエッチなのを頼んだって言ってたけど、それって私の事を言ってないなら…もしかしたら谷口君がそんな動画を欲しがってるって森岡君思ってるんじゃない?」
んっ?そんな事になる…のかな?…あっ。
「プッ…谷口君早めに誤解を解いておかないと、谷口君が生良君のカッコイイ動画とエッチな動画をす~~~~っごく欲しがってるって勘違いされちゃうよ?」
南さんが笑顔になって、また涙を指ですくいながら、とんでもない事を言ってきた。
「今さっき泣いてたのにもう笑い過ぎて涙流してる人とか僕初めて見たよ。でも…幸之助に誤解しない様に言っておかないとマジで勘違いされてる気がする…でも、どう言い訳したらいいんだ?」
「私の事は言ったらだめだからね?」
「分かってるよ!言えないから困ってるんだろ!ねぇちょっとさぁ、笑ってないで一緒に考えてよ!僕が新海が好きなんてとんでもない噂が広がらない様なナイスな言い訳を!!」
「あははっ♡谷口君ってすっごく面白い人だったんだね。全く知らなかった。もっと早く知ってたら学校生活がもっとずっと楽しくなってた気がする♡」
南さんはすごくイイ笑顔で僕の近くに寄ってきて肩をポンポン叩きながらまた涙を拭ってる。
「すっごく楽しんでもらって僕も嬉しいけど、僕に妙な噂が立ったら南さんも道連れにするから覚悟しといてね」
「えーそんな事言われても困るなぁ~だって私はカッコイイ男子が好きな普通の女の子だもん…男の子じゃないからなぁ…アハハハハハッ」
だめだ、南さんは笑いが全く治まらないみたいで当てにならない。
その後、幸之助から届いてるメッセージを南さんに見せながら、どんな感じに勘違いしてるか話し合ったんだけど、南さん踊り場でうずくまって震えるぐらいに笑いだしてしまって何も良い案が出なかった。ヒーヒー言いながらコンクリートをグーで叩きながら泣きながら大笑いしてる姿を見て思わずカンチョーでもしてやろうかと思うぐらいにムカついた。
まったく。
「はぁ…疲れた…プッ…今谷口君の顔を見せないで。また発作が始まってしまい…ぷぷぷぷあはははは」
「こいつはもうだめだ。自分で何とかしないと…」
「あははははっ…ヒーッ…グルジイ…」
南さんが今度は仰向けに寝転びながら笑いだした。
…10分後
「はぁ…谷口君…ねぇ、私も新之助君って呼んでもいいかな?私も芽瑠って呼んでくれていいから」
目が三日月型になってすっごくスケベっぽい顔の南さんがニヤニヤしながらこんな事を言ってるけど…
「とりあえずその目をなんとかして、可愛くお願いしてくれたら考えるよ」
「プッ…お願い♡芽瑠って呼んでっ♡…ヒーアハハハ…もうダメェもうっもうっ…オシッコ漏れちゃう…」
最後は痙攣しながらうずくまって笑ってる南さんのお尻の辺りを僕は一発そこそこ強く叩いておいた。
お尻がプルン♡って震える感じに揺れたけど、これぐらいは許されてもいいと思うんだ。
だって南さん、叩かれた所を手でさすりつつ更に爆笑してたもん。
その後なんとか戻ってきてくれた南さんと僕は、彼女のお弁当と朝買って来ていたサンドイッチを2人で食べ、アドレスを交換してクラスに戻ったんだけど、僕にはまだ幸之助の誤解を解くって仕事がそのまま残っていた。おかげで午後からの授業はまったく頭に入らなかった。
「じゃぁ新之助君。また明日♪アレ、見させてもらうね。バイバーイ♪」
「へーい。目いっぱい楽しんでくれたら僕も嬉しいよ。じゃぁねー」
南さん…いや、もうあいつは芽瑠でいいや。芽瑠が僕に声をかけてカバンを持って教室を出て行く姿を少なくないクラスメイトが見送っていた。
このままだと明日辺りから僕と芽瑠は付き合ってるなんて噂が流れ始めるんじゃないか?
そうなったら僕は芽瑠の乳をがっつり揉ませてもらうからな。乳首も後ろから摘まんで引っ張ってオナニー手伝ってやる!もう遠慮なんてしないから覚悟して胸を洗って待ってろよ!芽瑠!
僕は口に出せない宣言を心の中でしておいて幸之助の席に行ったらあいつの姿もカバンも無くなっていた。
「あれっ?幸之助もう帰った?」
近くの席の奴に聞いたらどうもホームルームが終わったと同時にダッシュで教室から出て行ったらしい。
誤解を解くヒマがないんだけど…
とりあえず僕は自分のカバンを持って教室を出た。
歩いて帰りながら僕は幸之助とメッセージで話をしていた。
新『だからあれは僕が楽しむ為に幸之助に頼んだわけじゃないから勘違いしないでくれよ?』
幸『マジで?じゃぁあの動画をお前の知り合いの女が見るのか!?😲💦』
新『名前は言えないけどそういう事。お前俺の事♂が好きって本気で思ってたわけじゃないよな?😡』
幸『あたりまえだろ!…って言うか新之助片方しか動画見てないって言ってたよな?』
新『あぁ、チョイエロの新海の裸が少し映ってる奴は見たぞ?男の爽やか系とか俺が見てもしょうがないから見てない』
幸『…ナルホド?アーナルホド?マジカ。えっとじゃぁその女に新海以外の奴が出てる…ってどう言えばいいんだよ!俺は今パニックだよぉ!?💦💦💦』
新『ん?爽やか系には新海以外も出演者が居るの?』
幸『出演者…まぁ体の一部分ではあるが出てる奴がいる』
新『それって幸之助?』
幸『まぁ…俺…なぁ頼むからあれに出てるのが俺って思われない様にうまい感じに言ってもらえねぇかな?』
新『それは…まぁいいけど?まさかお前青春っぽい見てるこっちが恥ずかしい感じの動画にしたのか?』
幸『青春っぽい…青い春って言うか青臭いって言うか…イヤ、頼むから詳しくは聞かないでくれ!』
新『お前がそこまで恥ずかしがるとかちょっと新鮮だな。分かった。とりあえず見てない方のお前が恥ずかしがってる動画は見ずに消しておくよ。それと出演者の件も了解』
幸『マジ感謝❕❕❕』
とりあえずこんなものか。
それにしても幸之助が恥ずかしいって思う様な青春物の動画とか一回見たくなるじゃないか。
って、あいつがあんなに必死になって頼んでるのだから、親友の僕は見たりしないけどね。
僕は幸之助から届いていたメッセージを約束通りに動画もろとも一緒に消しておいた。
「ねぇ君って新之助君だよね?」
僕がスマートフォンを弄ってると、少し離れた所から女の人の声が聞こえてきた。
「んっ?あっ…」
あの医者とトンデモプレイを楽しんでいた女…
「やっぱり私の事をどこかで知ったのね。まったく…ねぇ、ちょっとだけお話をしたいのだけど、イイかしら?」
何か文句でもいう気なのかな?
それか魔法の事を聞きたいとか思ってたり…こいつはあの医者とあんなプレイをするぐらいだから魔法の話は聞いてると思うけど…
♡♥小晴♥♡
「話ぐらいならいいけど…でも君、あの医者から聞いてるんだよね?」
新之助君…少し警戒してる感じね。
プレイ内容を知ってるなら私が町田の体を弄り倒してる姿も見てるかもしれない…
町田のアナルとかオチンチンとか私の手が入ってる所とか見られてたりしたら恥ずかしいなぁ…
とりあえずどこまで見られてるのかまでは確認しないとどこまでやっていいか分からないから、フゥ…よっし!
「ねぇ、お願い。少しだけこんな事してもいいから、聞かせてくれないかな?」
私は恥ずかしかったけど新之助君の腕を取って胸に抱く感じにして見上げる様に見つめてみた。
秘技!お兄ちゃんお願いロリフェイスビーム!!
「うっ!そんな事されても…」
フフフッ♡女の体を使った篭絡系のスキルは私にはほとんど使えないけど、私はロリ系スキルの使用に関しては達人の域に達してるのよ♡
「お願い♡お兄ちゃんって呼んでも…さすがにお兄ちゃんって呼ぶのはダメ?…かな?」
秘技!キュルルン系ロリアイ攻撃!
「お兄ちゃんって…うん、まぁ…僕お兄ちゃんだからそう呼ばれるのは慣れてるから…」
フッ…私にも男を落とす事ぐらい出来そうジャ~ン♡
「じゃぁえっと…どこがいいかな?そうだ、まち…あのお医者さんには今日も行く事になってたんだよね?」
継続!キュルルン系ロリアイ攻撃!
「はうっ♡まぁそうだけど…一応夕方に行くって話になってたから一回僕家に戻ろうと思ってたんだけど…」
効いてるぅ~~~♪
このロリ体型とロリフェイスのおかげで何とかなりそう♡こいつ完全にロリ系シスコンだ…
ハァー…女として全く見られてないこの状況は、いったいどこに不満をぶつけたらいいのかしら…ハァーーーー…
キキィーー!
いきなり目の前にちょっと大きな車が急ブレーキをかけて止まった。
「何?危ないなぁ」
「びっくりしたぁ…ってえっ?銃?」
「動くな」
えっ?何!?いきなり車から大きな男が3人出てきた!?しかも運転席に座ったままの男が銃みたいなのこっちに向けてる!?はぁ!?ここ日本よ!?アメリカじゃないのよ!?何が起こってるの!?!?
「お前ら…谷口って奴だよな?」
「そうだけど…」
銃を突き付けている男が新之助君と話してる。
私には聞かないのかしら?私は谷口じゃないけど。
「少しの間付き合ってもらう。抵抗するなら痛い目に遭わせる。できれば抵抗するな」
私たちの周りを囲んでいる男達が胸元を少し開いて運転席の男が持ってるのと似た様な銃をチラッと見せてきた。
「返事はYESか?それともNOか?」
私と新之助君は同時に頷きながら両手を上げた。
新之助君って拉致ごっことか嗜む系の人なのかしら。そうなら私限界まで付き合うつもりがあってよ!マジ拉致じゃない事をすっごく願ってるわ!
…町田!助けてぇ!!今あなたの女王様が拉致られそうになってるわよぉ!!!
「なぁ、お嬢様の言っていたのってこいつらで合ってるよな?」
目隠しと音がうるさいぐらいに出てるヘッドホンを着けられた新之助と小晴を後部座席に座らせて男達が話していた。
「男の方は写真の通りだから間違いないだろう。女の方は中学生ぐらいって話だったから…この体だし、合ってるだろ?」
「確か女の写真は無かったよな?」
「俺は見て無い」
「俺も見て無い」
「写真は無いが、女の方は妹で兄貴が大好きって書いてあったから間違いないだろ」
「まぁ…あんなにベッタリくっ付いてたぐらいだ、大好きってのは間違いなさそうだな。とりあえず連れて行くぞ」
「後ろは頼むぞ」
「「おう」」
新之助と小晴は少しばかり勘違いされて拉致られていた。
「長く借りっぱなしになってゴメン。一応このメモリーカードに入ってるのがお詫びと言うか、お礼の品になるので、できれば楽しんでもらったら嬉しいです」
「本当にお礼とか必要無かったんだけどなぁ。それで…このメモリーカードだけど、写真か何かが入ってるの?」
南さんは少し困った感じって言うか、どっちかって言えばちょっと嬉しいって顔かな?そんな顔で消しゴムとメモリーカードを受け取ってくれた。
「一応動画が2個ほど入ってる。あっそうだ…南さんちょっと…その動画の事で言っておくことがあるから、もしよければちょっと外に来てもらってもいいかな?」
僕は魔法で知った新海の事をこんなイッパイ人が居る場所で言わない方がいいと思ったので、ちょっと呼び出す感じに聞いてみた。
「えっ…外で話すの?」
南さんちょっと周りの人を見渡して少し考えてるけど…やっぱり僕と二人っきりでいる所を見られるのって嫌なのかな?
「その、もしあれならその動画の説明になるんで幸之助も一緒でもいいけど…」
「えっ?この中の動画って森岡君が関係してるの?」
「あぁ、幸之助の知り合いに動画を撮らせてもらう様に頼んでもらったから、撮影は幸之助がやってくれたんだ」
「あー…そうなんだ…ん、分かった。どこに行ったらいいの?」
「えっと…人があまり来ない場所ってどこかに無いかな?」
「フフッ呼び出しておいて良さそうな場所を聞くってどうなの?」
南さん口元隠して笑うんだな。なんか大人っぽい感じがちょっといいなぁ♡新海の事が好きじゃなかったら僕も彼女になって欲しいなぁなんて思ったかも♡
とりあえず南さんが知ってる人があまり来ない場所までお昼休憩に連れて行ってもらう事になった。
「こんな所があったんだ…2年通ってて全く知らなかったよ」
「でしょ~ここって知る人ぞ知るって穴場なんだからね。だから他の人に勝手にしゃべっちゃだめだからね?」
僕と南さんは専門教室棟の非常階段の一番上の所に上がってグラウンドを眺めながらしゃべっている。
「それで動画の事ってどんな話なの?」
そうだ、その話をする為にここに来たんだった。
「えっと…実はその動画なんだけどね、幸之助に頼んで新海を映したものなんだ」
「新海って生良君…えっ?」
南さんすごくびっくりしてる。バレてるなんてカケラも思って無かったはずだから、そりゃぁ驚くか。
「実は僕、南さんが新海の事を見てるのに少し前から気づいてたんだ。それでその…あいつの映像を渡したら喜んでもらえるかもしれないって思って用意したんだけど…」
「えっ?えっ??それって…えっ?なんで…私誰にも言ってない…あれもだって…家でしか見てない…」
あっ、南さんの目に涙が溢れてきてる。
「待って!違うよ。僕は本当に喜んでもらいたくて幸之助に頼んだんだ。でも南さんの事は一言も言ってない!だから新海にもまったくそんな事伝わってないはずだから安心して!」
「…本当に?…誰にも言ってない…の?」
涙を指ですくいながら南さんが僕を恐々見ながら聞いてきた。
「誰にも一言も言ってない。幸之助には新海のカッコイイ姿と…その…ちょっとエッチな感じのを撮ってくれってお願いしたけど、誰に渡すとかって話はまったくしてない」
「…そうなんだ。ハー…ビックリした…んっ?今カッコイイのとエッチなのを頼んだって言ってたけど、それって私の事を言ってないなら…もしかしたら谷口君がそんな動画を欲しがってるって森岡君思ってるんじゃない?」
んっ?そんな事になる…のかな?…あっ。
「プッ…谷口君早めに誤解を解いておかないと、谷口君が生良君のカッコイイ動画とエッチな動画をす~~~~っごく欲しがってるって勘違いされちゃうよ?」
南さんが笑顔になって、また涙を指ですくいながら、とんでもない事を言ってきた。
「今さっき泣いてたのにもう笑い過ぎて涙流してる人とか僕初めて見たよ。でも…幸之助に誤解しない様に言っておかないとマジで勘違いされてる気がする…でも、どう言い訳したらいいんだ?」
「私の事は言ったらだめだからね?」
「分かってるよ!言えないから困ってるんだろ!ねぇちょっとさぁ、笑ってないで一緒に考えてよ!僕が新海が好きなんてとんでもない噂が広がらない様なナイスな言い訳を!!」
「あははっ♡谷口君ってすっごく面白い人だったんだね。全く知らなかった。もっと早く知ってたら学校生活がもっとずっと楽しくなってた気がする♡」
南さんはすごくイイ笑顔で僕の近くに寄ってきて肩をポンポン叩きながらまた涙を拭ってる。
「すっごく楽しんでもらって僕も嬉しいけど、僕に妙な噂が立ったら南さんも道連れにするから覚悟しといてね」
「えーそんな事言われても困るなぁ~だって私はカッコイイ男子が好きな普通の女の子だもん…男の子じゃないからなぁ…アハハハハハッ」
だめだ、南さんは笑いが全く治まらないみたいで当てにならない。
その後、幸之助から届いてるメッセージを南さんに見せながら、どんな感じに勘違いしてるか話し合ったんだけど、南さん踊り場でうずくまって震えるぐらいに笑いだしてしまって何も良い案が出なかった。ヒーヒー言いながらコンクリートをグーで叩きながら泣きながら大笑いしてる姿を見て思わずカンチョーでもしてやろうかと思うぐらいにムカついた。
まったく。
「はぁ…疲れた…プッ…今谷口君の顔を見せないで。また発作が始まってしまい…ぷぷぷぷあはははは」
「こいつはもうだめだ。自分で何とかしないと…」
「あははははっ…ヒーッ…グルジイ…」
南さんが今度は仰向けに寝転びながら笑いだした。
…10分後
「はぁ…谷口君…ねぇ、私も新之助君って呼んでもいいかな?私も芽瑠って呼んでくれていいから」
目が三日月型になってすっごくスケベっぽい顔の南さんがニヤニヤしながらこんな事を言ってるけど…
「とりあえずその目をなんとかして、可愛くお願いしてくれたら考えるよ」
「プッ…お願い♡芽瑠って呼んでっ♡…ヒーアハハハ…もうダメェもうっもうっ…オシッコ漏れちゃう…」
最後は痙攣しながらうずくまって笑ってる南さんのお尻の辺りを僕は一発そこそこ強く叩いておいた。
お尻がプルン♡って震える感じに揺れたけど、これぐらいは許されてもいいと思うんだ。
だって南さん、叩かれた所を手でさすりつつ更に爆笑してたもん。
その後なんとか戻ってきてくれた南さんと僕は、彼女のお弁当と朝買って来ていたサンドイッチを2人で食べ、アドレスを交換してクラスに戻ったんだけど、僕にはまだ幸之助の誤解を解くって仕事がそのまま残っていた。おかげで午後からの授業はまったく頭に入らなかった。
「じゃぁ新之助君。また明日♪アレ、見させてもらうね。バイバーイ♪」
「へーい。目いっぱい楽しんでくれたら僕も嬉しいよ。じゃぁねー」
南さん…いや、もうあいつは芽瑠でいいや。芽瑠が僕に声をかけてカバンを持って教室を出て行く姿を少なくないクラスメイトが見送っていた。
このままだと明日辺りから僕と芽瑠は付き合ってるなんて噂が流れ始めるんじゃないか?
そうなったら僕は芽瑠の乳をがっつり揉ませてもらうからな。乳首も後ろから摘まんで引っ張ってオナニー手伝ってやる!もう遠慮なんてしないから覚悟して胸を洗って待ってろよ!芽瑠!
僕は口に出せない宣言を心の中でしておいて幸之助の席に行ったらあいつの姿もカバンも無くなっていた。
「あれっ?幸之助もう帰った?」
近くの席の奴に聞いたらどうもホームルームが終わったと同時にダッシュで教室から出て行ったらしい。
誤解を解くヒマがないんだけど…
とりあえず僕は自分のカバンを持って教室を出た。
歩いて帰りながら僕は幸之助とメッセージで話をしていた。
新『だからあれは僕が楽しむ為に幸之助に頼んだわけじゃないから勘違いしないでくれよ?』
幸『マジで?じゃぁあの動画をお前の知り合いの女が見るのか!?😲💦』
新『名前は言えないけどそういう事。お前俺の事♂が好きって本気で思ってたわけじゃないよな?😡』
幸『あたりまえだろ!…って言うか新之助片方しか動画見てないって言ってたよな?』
新『あぁ、チョイエロの新海の裸が少し映ってる奴は見たぞ?男の爽やか系とか俺が見てもしょうがないから見てない』
幸『…ナルホド?アーナルホド?マジカ。えっとじゃぁその女に新海以外の奴が出てる…ってどう言えばいいんだよ!俺は今パニックだよぉ!?💦💦💦』
新『ん?爽やか系には新海以外も出演者が居るの?』
幸『出演者…まぁ体の一部分ではあるが出てる奴がいる』
新『それって幸之助?』
幸『まぁ…俺…なぁ頼むからあれに出てるのが俺って思われない様にうまい感じに言ってもらえねぇかな?』
新『それは…まぁいいけど?まさかお前青春っぽい見てるこっちが恥ずかしい感じの動画にしたのか?』
幸『青春っぽい…青い春って言うか青臭いって言うか…イヤ、頼むから詳しくは聞かないでくれ!』
新『お前がそこまで恥ずかしがるとかちょっと新鮮だな。分かった。とりあえず見てない方のお前が恥ずかしがってる動画は見ずに消しておくよ。それと出演者の件も了解』
幸『マジ感謝❕❕❕』
とりあえずこんなものか。
それにしても幸之助が恥ずかしいって思う様な青春物の動画とか一回見たくなるじゃないか。
って、あいつがあんなに必死になって頼んでるのだから、親友の僕は見たりしないけどね。
僕は幸之助から届いていたメッセージを約束通りに動画もろとも一緒に消しておいた。
「ねぇ君って新之助君だよね?」
僕がスマートフォンを弄ってると、少し離れた所から女の人の声が聞こえてきた。
「んっ?あっ…」
あの医者とトンデモプレイを楽しんでいた女…
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何か文句でもいう気なのかな?
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「話ぐらいならいいけど…でも君、あの医者から聞いてるんだよね?」
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「ねぇ、お願い。少しだけこんな事してもいいから、聞かせてくれないかな?」
私は恥ずかしかったけど新之助君の腕を取って胸に抱く感じにして見上げる様に見つめてみた。
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「うっ!そんな事されても…」
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秘技!キュルルン系ロリアイ攻撃!
「お兄ちゃんって…うん、まぁ…僕お兄ちゃんだからそう呼ばれるのは慣れてるから…」
フッ…私にも男を落とす事ぐらい出来そうジャ~ン♡
「じゃぁえっと…どこがいいかな?そうだ、まち…あのお医者さんには今日も行く事になってたんだよね?」
継続!キュルルン系ロリアイ攻撃!
「はうっ♡まぁそうだけど…一応夕方に行くって話になってたから一回僕家に戻ろうと思ってたんだけど…」
効いてるぅ~~~♪
このロリ体型とロリフェイスのおかげで何とかなりそう♡こいつ完全にロリ系シスコンだ…
ハァー…女として全く見られてないこの状況は、いったいどこに不満をぶつけたらいいのかしら…ハァーーーー…
キキィーー!
いきなり目の前にちょっと大きな車が急ブレーキをかけて止まった。
「何?危ないなぁ」
「びっくりしたぁ…ってえっ?銃?」
「動くな」
えっ?何!?いきなり車から大きな男が3人出てきた!?しかも運転席に座ったままの男が銃みたいなのこっちに向けてる!?はぁ!?ここ日本よ!?アメリカじゃないのよ!?何が起こってるの!?!?
「お前ら…谷口って奴だよな?」
「そうだけど…」
銃を突き付けている男が新之助君と話してる。
私には聞かないのかしら?私は谷口じゃないけど。
「少しの間付き合ってもらう。抵抗するなら痛い目に遭わせる。できれば抵抗するな」
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「返事はYESか?それともNOか?」
私と新之助君は同時に頷きながら両手を上げた。
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…町田!助けてぇ!!今あなたの女王様が拉致られそうになってるわよぉ!!!
「なぁ、お嬢様の言っていたのってこいつらで合ってるよな?」
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「確か女の写真は無かったよな?」
「俺は見て無い」
「俺も見て無い」
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「まぁ…あんなにベッタリくっ付いてたぐらいだ、大好きってのは間違いなさそうだな。とりあえず連れて行くぞ」
「後ろは頼むぞ」
「「おう」」
新之助と小晴は少しばかり勘違いされて拉致られていた。
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