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第二章 花芽
10 愛奈が気になる
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「ん…お兄ちゃんおはよ」
「あぁ、おはよう愛奈」
いつものように軽いキスをする僕と愛奈。
「愛奈、今日はお前どうするの?」
「ん…午前中は家に居るかな?美香ちゃん達が遊びに来るの」
「そっか。わかった」
キッチンで朝ごはんを食べようと思い、食パンを出す為に冷蔵庫のドアを開けたらついてきた愛奈が僕を見上げていたので軽くキス。
「愛奈はいつも通りトースト1枚?」
「ん…両面マーガリンで」
「お前そんなの朝から食べてよく太らないな?」
「愛奈成長期だもん」
愛奈が少し怒ってるみたいなので、宥める為にハグして、ちょっとだけ舌を唇にツンツンしたらすぐに舌を出してくれるので、それをレロレロハムハムごめんねキス。
「んっ…お兄ちゃんは最近愛奈がキスだけでなんでも許すと思ってる」
思ってるも何も蕩けそうなにやけた顔で僕の首に両腕を回して頬とか首とかにキスしまくってる愛奈を見れば誰でも許してると思うのでは?
夏休みに入る少し前から僕が愛奈にキスするって約束をして、それを愛奈が受け入れた事で、愛奈がどうしてもキスしたくなった場合に僕の口ではなく体にキスをするようになった。
ちなみに僕的には、体にキスする行為は兄と妹の関係であれば問題ない。
が、僕が事故で入院して戻ってきても、ほとんどそれまでと変わらない愛奈の態度が少し気になる。
もしかしたら…飽きられた?
いや、さすがにそれは無いか。
家に僕と愛奈が居る場合、愛奈は僕の膝の上に体のどこかを乗せているから。
スマートフォンを弄りながら膝の辺りを乗せたり頭を乗せたり、僕の膝の上に座ってテレビを見ながらスナック菓子を僕の口に運んでくれたり、飲んでる最中のジュースを口移しで飲ませてくれたり。
ちなみに固形物を口移しで受け取るのは、愛奈が小さい頃に食べたら苦かったのに気づいて涙目になりつつ、『アー;;』なんて言いながら食べてくれみたいな事を何度もしたので、僕的にはまったく違和感は無い。
飲み物程度なら愛奈がちょっとちょうだいみたいに見上げてくることもあるので、僕から愛奈に口移しで少し分けたりもする。
こんな感じに特に今までと変わらない感じなので、僕が病院から戻ったらもっと熱烈な上げ膳据え膳的な対応があるものだと思っていたから、少しばかり拍子抜けしてしまった。
…気になる。
僕が入院した時、僕は再度自分のスマートフォンを無くしていたので、ソラ先生経由で幸之助から愛奈と両親に連絡を取ってもらったのだが…
幸之助と芽瑠に大蔵ホテルに送ってもらった時、芽瑠がずっと目を覚まさなかったので、僕は手持ち無沙汰になり芽瑠の乳首を持って1人アルプス一万尺をしながら話をしていたのだが、幸之助から愛奈が泣きながら会いたいって言っていた話を聞いていたので、何なら帰ったらすぐにでも子作りしたいとか言いだすんじゃないか?なんて事まで思っていたのだが、嬉しそうな笑顔でちょっと涙を見せて出迎えてくれた程度だった。
…やっぱり気になる。
とりあえず愛奈が毎日お風呂に入る時に脱ぐ下着を使って、過去を見る魔法を使って確認はしたが、特に変な感じは無かった気がする。
って言うか僕はまだ過去を見る魔法の視点移動が出来ないので、愛奈が自分のベッドで裸になってうつ伏せになった状態で何かしてるのまでは見えるが、何かをしている間はパンツを脱いでいるみたいで終わって穿いてからまた見えるって感じなもので…実際にどんな事をしているのかが分からない。
終わってからお尻の辺りを入念に鏡を使って見ているので、おそらくお尻のシェイプアップか何かをしているのだろうと思うのだが…それ以外にも愛奈はおっぱいの周りを執拗に撫でまわす様な何かもしてるし、全身を手の平でこすって最後に胸の辺りに何かを集めるような事をして『うん!これでよし♡』みたいな頷きを毎日しているみたいなので、もしかしたら何か魔術的な事をしているのかもしれない。
体内の何かを胸の辺りに集めてオッパイビームなどをそのうち撃ってくれそうな気がする♡
そうそう、過去を見る魔法に関して僕は1つ勘違いしていた事があった。
あの魔法って別に体から離した何かを触媒に使う必要なんて全く無かったんだよね。
理彩さんと色々魔法を使いまくってセックスした時に、使える魔法を全部使ってみたら、理彩さんが見てる映像が見えたんだ。たぶんだけど、理彩さんの体に着いたままの触媒になる何かが僕の体に触れていたんだろうと思う。
その時は加藤さんと木村さんと小川さんの脱衣シーンが見れてラッキーぐらいにしか思わなかったけど、後で思い返してみたら、理彩さんってあの時カチューシャって言うのかな?髪の毛を止める様な飾りを着けていて、それに僕は触れていたかもしれない。
だから愛奈が僕に触れる距離に居る時に、愛奈の肌に触れている衣類に、僕の体の一部が触れていれば…
こんな感じに、つい先ほど愛奈がトイレでオシッコをした時に拭いたティッシュのにおいをかぐ行為をしていた姿が見れるって訳だ。
…この行為をどう言って止めさせたらいいのか…別に嗅いでる姿を誰かに見せる訳では無いので、そのまま好きなだけ嗅がせても良いっちゃぁ良いんだけど…
まぁそんな訳で、愛奈の僕に見えない部分での行動に関しては見える範囲において特に変わってない様な気がする。
…でも気になる。
これは…もしかしたら、あの魔法を試してみろって事か?
一番最近見たあの夢で知った精神を繋ぐスキル。夢魔族の種族スキルって言ってた奴。
理彩さんの時にはまだこの魔法の使い方を確認してなかったので、この魔法とあっちの僕が作ったらしい精神バリアみたいな魔法は使ってない。
ちなみに精神バリアの魔法は、使うと他の人との精神の繋がりが全部シャットアウトされるみたいな感じなので、たぶんこれを使いながら精神接続スキルは使えないはず。
そんな訳で、もしこのスキルが使えるなら、愛奈が考えている事が分かるかもしれない。
でも、このスキルの問題点は、双方向に映像が届く事。精神が繋がった相手には、僕が見てる映像が必ず届く。いや、繋がってる事に気付いて、意識を向けられたら、映像が届く感じか…確かあの時の僕には、スキルが消えた瞬間は分からなかった。ヘレンさんからの視界映像が消えたのが原因で分かった感じだった…
これはもしかしたら…目をつむって精神を繋げたらワンチャン五感の盗聴盗撮モードになるんじゃね?
やってみよう♡
精神接続スキル発動♡
ん?ソラ先生と碧と冬美さんと理彩さんと愛奈が繋げられそうな気がする…これは…
ソラ先生と碧と理彩さんはなんとなくだけど、体の素材を交換した事とセックスしまくった事が原因って気がするが、冬美さんと愛奈は…?
冬美さんは毎日セックスしてたからその回数が原因って言えそうな気もするけど、それならそれでなんで美里と阿部さんが繋げられないのかが分からない。3人ともそう大してセックスした回数は変わらないはず。
って言うか愛奈はなんで繋げられるんだろう?こうして他の子が繋げられる状態なのを知ったらもっと分からない。
もしかしたら家族だから?血が繋がってるから接続できるのか?
まぁいい。とりあえず愛奈に少しだけ接続してみよう。
『お兄ちゃん♡大好き♡たぶん好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡もっと大好き♡大好き♡大好き♡なまら大好き♡大好き♡大好き♡お兄ちゃんと結婚出来たら死んでもいい♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡一回だけでもいいからしたい♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡ちょっと好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡め~~っちゃ好き~~♡大好き♡』
僕はそっと接続を切った。
僕の頭の中に僕が250%ぐらい美化された映像が嵐の様に吹き荒れたのが見えた。
それとたぶんだけど、届いた音声は、今この瞬間に考えている訳では無く、それぞれの映像を思い出した瞬間瞬間に愛奈が呟いた音声が連続で届いていた感じがした。
愛奈ってずっとこんな感じなのかな?
僕は寝てるライオンに裸で近づいて触れる気分でそーっともう一回精神を繋げてみた。
『ハァ~~ン♡おにいちゅあぁ~~ん♡カッコいぃよぉ~♡素敵だよぉ~~♡愛奈のここにおち』
僕は圧倒的な物量で吹き荒れる僕の美化映像に耐えられず、すぐに接続を切った。
今回も、思い出した映像とその時つぶやいた声が一緒に届いていた。
愛奈は少しだけ心を病んでいるのかもしれないな。あれだ、僕がシスコンを自認している様に愛奈はブラコンを受け入れているみたいだ。
これは…とりあえず僕を心配し過ぎて心の中が少し落ち着いてないのだろう。だから外面だけは普通だけど、心の中がこんな状態になってるのではないかな?とりあえずそういう事にしておこう。
あの映像はもう恥ずかしくて見れない。なんだあの目の中がキラキラしてる僕らしき奴は。
…もしかしてヘレンさんが接続を切った理由って今の僕と同じ感覚を持ったからなのかな?あの時思い出したヘレンさんの映像と一緒に思い出された音声って『お前俺のチンポ本当に大好きだよな。先の方に『ヘレンの♡』とか書いとくか?』なんて感じの事を言ってた気がする。
まぁいい。愛奈は今のままだと危険な気がするので、少しの間キスの濃度を上げて心を落ち着かせるようにしてみよう。
目を開けたら僕の膝に頭を置いてスマートフォンを見ながら弄ってる愛奈が見えた。
「愛奈、愛してるよ」
僕は愛奈の頭を抱いて持ち上げ愛奈の口の中にたっぷりと舌を入れて早く心の病から立ち直ってくれと祈っておいた。
「んっ…おにいちゃんがデレ期です♡愛奈嬉しくて頭がパンッ♡てなりそうです♡」
愛奈が僕の膝から起きて、正面から抱き着いて来てキスしてきた。
…約束違反だが、まぁ今回ぐらいはいいか。
僕は、僕の頭を両腕で抱きながら舌を絡ませるキスを延々してくる愛奈に応えて30分ぐらいキスの相手をした。
愛奈ってもしかしてキスが上手い?
♡♥愛奈♥♡
あたまがとけそう…♡ぜんしんもとけそう…♡
美香ちゃん達の言うとおりにしてよかった♡とうとうお兄ちゃんが第二デレ期に入りました♡
第一デレ期はあたしのパンツとブラジャーを持って部屋に入って何かするようになって、今回無事あたしの唇の魅力に抗えなくなって求めて来ました♡
その証拠に頭がパンッ♡ってなってお兄ちゃんに吸い付いてしまった事を怒られる事も無くあたしが満足するまでキスしてくれました…♡
…気持ち良かったぁ…♡最近開発しているお尻の穴がパクパクするほどに気持ち良かったぁ~♡
そう言えばずいぶん前に振動機能付きの拡張ストッパーってのを着けてお兄ちゃんにキスした時に勝手に動き出してびっくりした事があったけど…毎日指で刺激し続けてきて良かったぁ~♡
たぶん今日辺りお兄ちゃんが『愛奈、僕は君のステキなお尻が気になってしまって眠りにつく事が出来ないよ。だから愛奈のアナルの中で僕のこの限界まで張り詰めたオチンチンを全部包み込んで、荒々しく慰めてくれないか?』な~~~~~~んて言ってくるはずです♡
あれからお兄ちゃんのオチンチンは何度か夜中にしゃぶりまくって確認しているけど…一応入り口は入ると思うんだよね。でも問題なのはあの長さ…あんなのアナルに全部入れられたらあたし…抜けなくなってお兄ちゃんのオシッコ袋にされてしまうかもしれない…そんな事になったらお兄ちゃんに抱っこされながら生活する事になるからもうパンツ穿けない体になっちゃう♡…それはさすがに困るなぁ♡
お兄ちゃんのオシッコ袋なあたし…なんか考えただけでドキドキする♡
「愛奈、美香さん達来たみたいだぞ」
あっ、もうそんな時間?お兄ちゃんがドアホンの所を指さしてる。…うん。誰かがチャイム押した光が点いてるね。
「ん…愛奈が出るね」
あたしはお兄ちゃんの膝の上に膝立ちになった時それに気付いた。
…お兄ちゃんの短パンの前の所…あたしのあそこらへんが当たってた辺りが濡れてる。って言うかあたしも今すぐにパンツを穿き替えないと美香ちゃん達に気付かれて脱がされて遊ばれちゃう…どっどっどど…どうしよう…
お兄ちゃんは気づいてない感じ……これは…リビングの絨毯に犠牲になってもらうしかないか。
「あっ!?」「うおっ!?」
立ち上がる時にローテーブルの上に置いていたグラスを脚で引っかけてあたしとお兄ちゃんの体に掛ける様にしたらうまく行った♡
「…ごめん…お兄ちゃん」
必殺♡お兄ちゃん許してビーム!レベルⅢ!
「あー…しょうがないなぁ愛奈は。よし、お兄ちゃんがここは何とかするからとりあえず愛奈、友達に一言伝えて先に愛奈の部屋にでも上がっていてもらいな。そして僕がここをきれいにしてる間に愛奈はシャワーを浴びて着替えて部屋に行ったらいいよ」
「…うん。わかった。ありがとうお兄ちゃん♡」
あたしは自分がすごく悪い子になった気がして、今日初めて自分からキスしてもらいたいって思いを我慢した。
「ほら愛奈、そんな顔するなって。愛奈が降りる時に僕が少し持ち上げてあげたらこうならなかったんだから、謝るのは僕なんだよ。だから今回はこれで許してね」
お兄ちゃんがそう言って、あたしの頭を押さえる様に持って軽いキスをして涙を拭ってくれた。
「うん。分かった」
はぁ~~ん♡やっぱりお兄ちゃん大好き♡もうあたしお兄ちゃんの子作りセックス以外全部コンプリートする!今日絶対にお尻でナマで繋がってみせる!!
美香ちゃん達にどんな感じにしたらいいか聞こ~~っと♡
そしてあたしはお兄ちゃんの言う様に、先に美香ちゃん達をあたしの部屋に上がっててもらって、少し待ってもらっている間にシャワーを浴びて、少しラフな姿でみんなの元に行ったら、いきなり3人に寄って集って全裸に剥かれた。
そして、『愛奈、正直に言って。あなたお兄さんと何したの?』って聞かれながら全身のちょっと恥ずかしい所を引っ張って見られた。
すっごく…恥ずかしかった。
いくら女同士だって言っても、仰向けに押し倒して両足をMの字みたいに押し上げて、2人が脚に体を乗せる感じに押さえたまま、顔を近づけて息を感じる距離で『まだここは使って無いわね』とか言ったり、お尻の穴に指を3人で何本も入れて『こっちは直径5cmぐらいまではもう入れられそうだけど…まさかもうお兄さんとしちゃったの?』とか聞くのって、いくら親友でもマナー違反じゃないかな?
でも…美香ちゃん達に正直に答えたおかげで今日の夜やる事の段取りみたいなのは完全に理解できた気がする♡
でも…詩織ちゃんとさせられた、『ついさっきしたって言うキスを再現して!』って命令はしなくても良かった気がするんだけど…詩織ちゃん顔真っ赤にして恥ずかしそうにしてたから少し悪い事しちゃった気がしたなぁ…
「それでは来月の中頃に決まった海水浴の話をしましょう♡」
美香ちゃんの言葉でまだまだみんな帰る気が無い事が分かった。それにしてもそろそろお昼だけどみんなどうするつもりなのかな?確か最初の予定では、今日は少しだけ家に居て昼前には外に遊びに行くって言ってたはずなんだけど…?
そろそろあたし…下着ぐらい着ても大丈夫かなぁ…なぜか美香ちゃんも美園ちゃんも詩織ちゃんも下着姿になってるけど、私だけ全裸なのはさすがに恥ずかしいんだけど…
「あぁ、おはよう愛奈」
いつものように軽いキスをする僕と愛奈。
「愛奈、今日はお前どうするの?」
「ん…午前中は家に居るかな?美香ちゃん達が遊びに来るの」
「そっか。わかった」
キッチンで朝ごはんを食べようと思い、食パンを出す為に冷蔵庫のドアを開けたらついてきた愛奈が僕を見上げていたので軽くキス。
「愛奈はいつも通りトースト1枚?」
「ん…両面マーガリンで」
「お前そんなの朝から食べてよく太らないな?」
「愛奈成長期だもん」
愛奈が少し怒ってるみたいなので、宥める為にハグして、ちょっとだけ舌を唇にツンツンしたらすぐに舌を出してくれるので、それをレロレロハムハムごめんねキス。
「んっ…お兄ちゃんは最近愛奈がキスだけでなんでも許すと思ってる」
思ってるも何も蕩けそうなにやけた顔で僕の首に両腕を回して頬とか首とかにキスしまくってる愛奈を見れば誰でも許してると思うのでは?
夏休みに入る少し前から僕が愛奈にキスするって約束をして、それを愛奈が受け入れた事で、愛奈がどうしてもキスしたくなった場合に僕の口ではなく体にキスをするようになった。
ちなみに僕的には、体にキスする行為は兄と妹の関係であれば問題ない。
が、僕が事故で入院して戻ってきても、ほとんどそれまでと変わらない愛奈の態度が少し気になる。
もしかしたら…飽きられた?
いや、さすがにそれは無いか。
家に僕と愛奈が居る場合、愛奈は僕の膝の上に体のどこかを乗せているから。
スマートフォンを弄りながら膝の辺りを乗せたり頭を乗せたり、僕の膝の上に座ってテレビを見ながらスナック菓子を僕の口に運んでくれたり、飲んでる最中のジュースを口移しで飲ませてくれたり。
ちなみに固形物を口移しで受け取るのは、愛奈が小さい頃に食べたら苦かったのに気づいて涙目になりつつ、『アー;;』なんて言いながら食べてくれみたいな事を何度もしたので、僕的にはまったく違和感は無い。
飲み物程度なら愛奈がちょっとちょうだいみたいに見上げてくることもあるので、僕から愛奈に口移しで少し分けたりもする。
こんな感じに特に今までと変わらない感じなので、僕が病院から戻ったらもっと熱烈な上げ膳据え膳的な対応があるものだと思っていたから、少しばかり拍子抜けしてしまった。
…気になる。
僕が入院した時、僕は再度自分のスマートフォンを無くしていたので、ソラ先生経由で幸之助から愛奈と両親に連絡を取ってもらったのだが…
幸之助と芽瑠に大蔵ホテルに送ってもらった時、芽瑠がずっと目を覚まさなかったので、僕は手持ち無沙汰になり芽瑠の乳首を持って1人アルプス一万尺をしながら話をしていたのだが、幸之助から愛奈が泣きながら会いたいって言っていた話を聞いていたので、何なら帰ったらすぐにでも子作りしたいとか言いだすんじゃないか?なんて事まで思っていたのだが、嬉しそうな笑顔でちょっと涙を見せて出迎えてくれた程度だった。
…やっぱり気になる。
とりあえず愛奈が毎日お風呂に入る時に脱ぐ下着を使って、過去を見る魔法を使って確認はしたが、特に変な感じは無かった気がする。
って言うか僕はまだ過去を見る魔法の視点移動が出来ないので、愛奈が自分のベッドで裸になってうつ伏せになった状態で何かしてるのまでは見えるが、何かをしている間はパンツを脱いでいるみたいで終わって穿いてからまた見えるって感じなもので…実際にどんな事をしているのかが分からない。
終わってからお尻の辺りを入念に鏡を使って見ているので、おそらくお尻のシェイプアップか何かをしているのだろうと思うのだが…それ以外にも愛奈はおっぱいの周りを執拗に撫でまわす様な何かもしてるし、全身を手の平でこすって最後に胸の辺りに何かを集めるような事をして『うん!これでよし♡』みたいな頷きを毎日しているみたいなので、もしかしたら何か魔術的な事をしているのかもしれない。
体内の何かを胸の辺りに集めてオッパイビームなどをそのうち撃ってくれそうな気がする♡
そうそう、過去を見る魔法に関して僕は1つ勘違いしていた事があった。
あの魔法って別に体から離した何かを触媒に使う必要なんて全く無かったんだよね。
理彩さんと色々魔法を使いまくってセックスした時に、使える魔法を全部使ってみたら、理彩さんが見てる映像が見えたんだ。たぶんだけど、理彩さんの体に着いたままの触媒になる何かが僕の体に触れていたんだろうと思う。
その時は加藤さんと木村さんと小川さんの脱衣シーンが見れてラッキーぐらいにしか思わなかったけど、後で思い返してみたら、理彩さんってあの時カチューシャって言うのかな?髪の毛を止める様な飾りを着けていて、それに僕は触れていたかもしれない。
だから愛奈が僕に触れる距離に居る時に、愛奈の肌に触れている衣類に、僕の体の一部が触れていれば…
こんな感じに、つい先ほど愛奈がトイレでオシッコをした時に拭いたティッシュのにおいをかぐ行為をしていた姿が見れるって訳だ。
…この行為をどう言って止めさせたらいいのか…別に嗅いでる姿を誰かに見せる訳では無いので、そのまま好きなだけ嗅がせても良いっちゃぁ良いんだけど…
まぁそんな訳で、愛奈の僕に見えない部分での行動に関しては見える範囲において特に変わってない様な気がする。
…でも気になる。
これは…もしかしたら、あの魔法を試してみろって事か?
一番最近見たあの夢で知った精神を繋ぐスキル。夢魔族の種族スキルって言ってた奴。
理彩さんの時にはまだこの魔法の使い方を確認してなかったので、この魔法とあっちの僕が作ったらしい精神バリアみたいな魔法は使ってない。
ちなみに精神バリアの魔法は、使うと他の人との精神の繋がりが全部シャットアウトされるみたいな感じなので、たぶんこれを使いながら精神接続スキルは使えないはず。
そんな訳で、もしこのスキルが使えるなら、愛奈が考えている事が分かるかもしれない。
でも、このスキルの問題点は、双方向に映像が届く事。精神が繋がった相手には、僕が見てる映像が必ず届く。いや、繋がってる事に気付いて、意識を向けられたら、映像が届く感じか…確かあの時の僕には、スキルが消えた瞬間は分からなかった。ヘレンさんからの視界映像が消えたのが原因で分かった感じだった…
これはもしかしたら…目をつむって精神を繋げたらワンチャン五感の盗聴盗撮モードになるんじゃね?
やってみよう♡
精神接続スキル発動♡
ん?ソラ先生と碧と冬美さんと理彩さんと愛奈が繋げられそうな気がする…これは…
ソラ先生と碧と理彩さんはなんとなくだけど、体の素材を交換した事とセックスしまくった事が原因って気がするが、冬美さんと愛奈は…?
冬美さんは毎日セックスしてたからその回数が原因って言えそうな気もするけど、それならそれでなんで美里と阿部さんが繋げられないのかが分からない。3人ともそう大してセックスした回数は変わらないはず。
って言うか愛奈はなんで繋げられるんだろう?こうして他の子が繋げられる状態なのを知ったらもっと分からない。
もしかしたら家族だから?血が繋がってるから接続できるのか?
まぁいい。とりあえず愛奈に少しだけ接続してみよう。
『お兄ちゃん♡大好き♡たぶん好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡もっと大好き♡大好き♡大好き♡なまら大好き♡大好き♡大好き♡お兄ちゃんと結婚出来たら死んでもいい♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡一回だけでもいいからしたい♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡ちょっと好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡大好き♡め~~っちゃ好き~~♡大好き♡』
僕はそっと接続を切った。
僕の頭の中に僕が250%ぐらい美化された映像が嵐の様に吹き荒れたのが見えた。
それとたぶんだけど、届いた音声は、今この瞬間に考えている訳では無く、それぞれの映像を思い出した瞬間瞬間に愛奈が呟いた音声が連続で届いていた感じがした。
愛奈ってずっとこんな感じなのかな?
僕は寝てるライオンに裸で近づいて触れる気分でそーっともう一回精神を繋げてみた。
『ハァ~~ン♡おにいちゅあぁ~~ん♡カッコいぃよぉ~♡素敵だよぉ~~♡愛奈のここにおち』
僕は圧倒的な物量で吹き荒れる僕の美化映像に耐えられず、すぐに接続を切った。
今回も、思い出した映像とその時つぶやいた声が一緒に届いていた。
愛奈は少しだけ心を病んでいるのかもしれないな。あれだ、僕がシスコンを自認している様に愛奈はブラコンを受け入れているみたいだ。
これは…とりあえず僕を心配し過ぎて心の中が少し落ち着いてないのだろう。だから外面だけは普通だけど、心の中がこんな状態になってるのではないかな?とりあえずそういう事にしておこう。
あの映像はもう恥ずかしくて見れない。なんだあの目の中がキラキラしてる僕らしき奴は。
…もしかしてヘレンさんが接続を切った理由って今の僕と同じ感覚を持ったからなのかな?あの時思い出したヘレンさんの映像と一緒に思い出された音声って『お前俺のチンポ本当に大好きだよな。先の方に『ヘレンの♡』とか書いとくか?』なんて感じの事を言ってた気がする。
まぁいい。愛奈は今のままだと危険な気がするので、少しの間キスの濃度を上げて心を落ち着かせるようにしてみよう。
目を開けたら僕の膝に頭を置いてスマートフォンを見ながら弄ってる愛奈が見えた。
「愛奈、愛してるよ」
僕は愛奈の頭を抱いて持ち上げ愛奈の口の中にたっぷりと舌を入れて早く心の病から立ち直ってくれと祈っておいた。
「んっ…おにいちゃんがデレ期です♡愛奈嬉しくて頭がパンッ♡てなりそうです♡」
愛奈が僕の膝から起きて、正面から抱き着いて来てキスしてきた。
…約束違反だが、まぁ今回ぐらいはいいか。
僕は、僕の頭を両腕で抱きながら舌を絡ませるキスを延々してくる愛奈に応えて30分ぐらいキスの相手をした。
愛奈ってもしかしてキスが上手い?
♡♥愛奈♥♡
あたまがとけそう…♡ぜんしんもとけそう…♡
美香ちゃん達の言うとおりにしてよかった♡とうとうお兄ちゃんが第二デレ期に入りました♡
第一デレ期はあたしのパンツとブラジャーを持って部屋に入って何かするようになって、今回無事あたしの唇の魅力に抗えなくなって求めて来ました♡
その証拠に頭がパンッ♡ってなってお兄ちゃんに吸い付いてしまった事を怒られる事も無くあたしが満足するまでキスしてくれました…♡
…気持ち良かったぁ…♡最近開発しているお尻の穴がパクパクするほどに気持ち良かったぁ~♡
そう言えばずいぶん前に振動機能付きの拡張ストッパーってのを着けてお兄ちゃんにキスした時に勝手に動き出してびっくりした事があったけど…毎日指で刺激し続けてきて良かったぁ~♡
たぶん今日辺りお兄ちゃんが『愛奈、僕は君のステキなお尻が気になってしまって眠りにつく事が出来ないよ。だから愛奈のアナルの中で僕のこの限界まで張り詰めたオチンチンを全部包み込んで、荒々しく慰めてくれないか?』な~~~~~~んて言ってくるはずです♡
あれからお兄ちゃんのオチンチンは何度か夜中にしゃぶりまくって確認しているけど…一応入り口は入ると思うんだよね。でも問題なのはあの長さ…あんなのアナルに全部入れられたらあたし…抜けなくなってお兄ちゃんのオシッコ袋にされてしまうかもしれない…そんな事になったらお兄ちゃんに抱っこされながら生活する事になるからもうパンツ穿けない体になっちゃう♡…それはさすがに困るなぁ♡
お兄ちゃんのオシッコ袋なあたし…なんか考えただけでドキドキする♡
「愛奈、美香さん達来たみたいだぞ」
あっ、もうそんな時間?お兄ちゃんがドアホンの所を指さしてる。…うん。誰かがチャイム押した光が点いてるね。
「ん…愛奈が出るね」
あたしはお兄ちゃんの膝の上に膝立ちになった時それに気付いた。
…お兄ちゃんの短パンの前の所…あたしのあそこらへんが当たってた辺りが濡れてる。って言うかあたしも今すぐにパンツを穿き替えないと美香ちゃん達に気付かれて脱がされて遊ばれちゃう…どっどっどど…どうしよう…
お兄ちゃんは気づいてない感じ……これは…リビングの絨毯に犠牲になってもらうしかないか。
「あっ!?」「うおっ!?」
立ち上がる時にローテーブルの上に置いていたグラスを脚で引っかけてあたしとお兄ちゃんの体に掛ける様にしたらうまく行った♡
「…ごめん…お兄ちゃん」
必殺♡お兄ちゃん許してビーム!レベルⅢ!
「あー…しょうがないなぁ愛奈は。よし、お兄ちゃんがここは何とかするからとりあえず愛奈、友達に一言伝えて先に愛奈の部屋にでも上がっていてもらいな。そして僕がここをきれいにしてる間に愛奈はシャワーを浴びて着替えて部屋に行ったらいいよ」
「…うん。わかった。ありがとうお兄ちゃん♡」
あたしは自分がすごく悪い子になった気がして、今日初めて自分からキスしてもらいたいって思いを我慢した。
「ほら愛奈、そんな顔するなって。愛奈が降りる時に僕が少し持ち上げてあげたらこうならなかったんだから、謝るのは僕なんだよ。だから今回はこれで許してね」
お兄ちゃんがそう言って、あたしの頭を押さえる様に持って軽いキスをして涙を拭ってくれた。
「うん。分かった」
はぁ~~ん♡やっぱりお兄ちゃん大好き♡もうあたしお兄ちゃんの子作りセックス以外全部コンプリートする!今日絶対にお尻でナマで繋がってみせる!!
美香ちゃん達にどんな感じにしたらいいか聞こ~~っと♡
そしてあたしはお兄ちゃんの言う様に、先に美香ちゃん達をあたしの部屋に上がっててもらって、少し待ってもらっている間にシャワーを浴びて、少しラフな姿でみんなの元に行ったら、いきなり3人に寄って集って全裸に剥かれた。
そして、『愛奈、正直に言って。あなたお兄さんと何したの?』って聞かれながら全身のちょっと恥ずかしい所を引っ張って見られた。
すっごく…恥ずかしかった。
いくら女同士だって言っても、仰向けに押し倒して両足をMの字みたいに押し上げて、2人が脚に体を乗せる感じに押さえたまま、顔を近づけて息を感じる距離で『まだここは使って無いわね』とか言ったり、お尻の穴に指を3人で何本も入れて『こっちは直径5cmぐらいまではもう入れられそうだけど…まさかもうお兄さんとしちゃったの?』とか聞くのって、いくら親友でもマナー違反じゃないかな?
でも…美香ちゃん達に正直に答えたおかげで今日の夜やる事の段取りみたいなのは完全に理解できた気がする♡
でも…詩織ちゃんとさせられた、『ついさっきしたって言うキスを再現して!』って命令はしなくても良かった気がするんだけど…詩織ちゃん顔真っ赤にして恥ずかしそうにしてたから少し悪い事しちゃった気がしたなぁ…
「それでは来月の中頃に決まった海水浴の話をしましょう♡」
美香ちゃんの言葉でまだまだみんな帰る気が無い事が分かった。それにしてもそろそろお昼だけどみんなどうするつもりなのかな?確か最初の予定では、今日は少しだけ家に居て昼前には外に遊びに行くって言ってたはずなんだけど…?
そろそろあたし…下着ぐらい着ても大丈夫かなぁ…なぜか美香ちゃんも美園ちゃんも詩織ちゃんも下着姿になってるけど、私だけ全裸なのはさすがに恥ずかしいんだけど…
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