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30 武器の補給に行こう
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俺達は最初特に目的地を決めて動いていた訳では無かったのだが、熊本市内の自衛隊の駐屯地に向かって移動を始めた。
最初は山奥の道を移動して阿蘇山を超えて大分を縦断する予定で居たが、えびの市から人吉市に入り北西方向に進路を取り八代市→宇城市→熊本市へと移動する事にした。
そして使うのは九州を縦断する九州自動車道。
「なぁアリス、このトンネルってさっき通らなかった?」
ちょっと気になった感じがしたのでアリスに聞いてみた。
「そう?私は運転するのに忙しくて景色を見てる暇がないわ。」
まぁ確かにアリスは見てる暇が無いかもしれないな。だって車のゲームみたいに色々な所に俺達と同じぐらいの大きさの石だとか乗り捨てられたトラックや燃えて元の車種が判別出来ない様な車などがたまに道の中央に現れたりするからけっこう先の方まで見てなければならないからね。
「まぁいっか。」
とりあえずそのままトンネルに入り進んで行く。
高速道路にインターチェンジだった場所から入り込み、道がそこそこ綺麗な状態だったので平均時速50km程度で進んでいると5ヶ所か6ヶ所位のトンネルを通り過ぎた辺りで少し長いトンネルに入った。
そして、そこそこ進んだと思ったら光が見えてきて外に出たんだが…なんとなくさっき見た様な…覚えのある風景が見えた気がしたんだ。
さすがに気になったので、次にトンネルの入り口が見えて来た時にその手前右側にあった朽ちて40度ぐらいまで傾いてギリギリ書いてある文字が見える状態の看板を見ると、『肥後トンネル Higo Tunnel』と書いてあるのが見えた。
そしてそのまま軽自動車みたいな車の残骸をうまく避けてオージ号が進む。
まぁ俺なんだけどね。
そしてトンネルを出てみればやっぱり記憶に有る感じの風景が見えてくる。
しばらく進むと同じ様な看板が見えてきた。
「やっぱりそうだ。アリス、ちょいそこの看板の近くに止まって。」
アリスが俺の言う通りに止まってくれて振り向いてきた。
「この看板はさっきも見たわね。何がおきてるのかしら?」
ちなみにアリスの胸元から首だけ出してよだれを垂らしてそうな感じで寝てるアスカさんが見える。
まぁ…俺はアリスを乗せてるから良いんだけどさぁ…
「オージさん、何か有ったのか?」
カーゴトレーラーの開口部から顔を出して翔太が聞いてきた。
「ちょっと問題が起きてるかもしれない。少しここで止まるぞ。」
「了解!さぁお前ら今のうちにトイレ済ませておけよ。」
翔太が2人の男の子を連れて走って林の方に向かって行き、佳奈ちゃんと星来ちゃんは男3人並んで立ちションしている後ろを通りその先の反対車線のトンネルに入って行った。
…覗かないよ?
一応サーモグラフィーモードが俺には搭載してあるみたいだけどそれで見たらしゃがんでる姿とかがうっすらと見える程度でそこまで楽しめないんだ。
音は…まぁ指向性マイクを引っ張り出して向ければ…
チッ…翔太達が並んで飛ばして遊んでる音がうるさすぎて何も聞こえない。
あいつらには少しだけ後で道徳的な説教をしておかなければならないな。
幼女と少女がお花摘みに行ってる時に俺と女の子達の間で騒ぐなって。
「…ん~~ンッ♪気持ち良かった♡…あれっ?ねぇ、なんで止まってるの?」
アリスの胸元でもぞもぞ動きながら伸びをした後でアスカさんが聞いてきた。
アリスの服の中で背中を伸ばす感じに腕を曲げてなにやら動いていたが、アスカさんの手がちょうどそこらが膨らみそうって場所で前に突き出されていたので…チョットだけイイ感じに想像できた♡
って言うかアリスの顔もまんざらでも無いわっ♡って感じの笑顔になってる。
たぶんアスカさんの幼い仕草にホッコリとした訳では無いはずだ。
擬似巨乳のイメージが一瞬ではあるけど再現された事を喜んだ顔だと思う。
アリスを見続けてそろそろ…オージ号になって1週間も経ってないのかな?
まぁでもその前からずっと一緒に居たんだ少しは気付けるってモノだよな♡
おっとアリスの顔をみてニヤニヤしているのをアリスに気付かれて睨まれた。
「さて、とりあえずこの看板を見るのが俺が3回目かな?アリスは2回目?」
「言われてからチョットだけ見たわ。2回目ね。」
「ん?ループエリアって事?」
なんとなくそんな感じかな?
「まぁ現実世界とは言いつつもここって3界が融合したトンデモ空間だから何がおきてもおかしくないんだろうとは思うが…勝手にそんな空間に引っ張り込まれたらさすがに困るなぁ…なぁアリス、何かそんな妙な奴を見つけるアイテムとかスキルって無いの?」
「…ゲームみたいな絶対に外に出る方法が存在するって場所じゃないのよ?そんなの無いわ。」
溜息を吐きつつさらりととんでもない事を言ってくるアリス。
「だとしたら…とりあえずこの先を少しゆっくり進みながら確認するしか無いかな?」
話をしてると翔太達と佳奈ちゃんと星来ちゃんが戻って来た。
「とりあえずお前らもう1回乗ってくれ。今度はゆっくりと進むから何か違和感が有ったらその場で大声で教えてくれな。」
「なぁオージさん、その違和感ってどんなのなんだ?」
それを聞かれても答えられないよなぁ…
「ん~…そうだなぁ…なんかほら、チラチラする場所とか…温度差を感じるとか?」
「はぁ…まぁ、良く判らないけど判った。」
翔太はそう言って大和と琥大をカーゴトレーラーに乗せてやり最後に星来ちゃんを抱っこして乗せた後に佳奈ちゃんと一緒に乗って前後の幌を開けたままこっちに合図を送ってきた。
「じゃぁとりあえずアスカさんもアリスも何か違和感が無いか気をつけてね。」
「「は~い。」」
そしてアリスが前を向いてゆっくりと進み始める。
時速10km程度…
トンネルの中に入ると電気が届いてないので100m程度進むと真っ暗になる。
とりあえずオージライト点灯。
周囲を見ながらゆっくりと進んでいるとアスカさんが聞いてきた。
「オージって…それで見えてるの?」
「んっ?何?」
「ちょっ!眩しいからこっち見ないでよ!まったく…」
いきなり怒られた。
でもさぁ…見えるかどうかとか今気にされてもどうにもならないし、一応見えてるから特に問題無いと思うんだけど…
ちなみにオージライト…俺の目から照射されていてそこそこ強い光を放っている。
そして光ってるのは白目の部分なので大きく目を見開いてないと光量が減ってしまうという不具合を持ち合わせている。
設計者出て来い。
まったく…
そして俺達はゆっくり進み続けて6km弱ほどの距離を進んだ辺りでトンネルを通り過ぎた。
「どこかでループしてるみたいだけど…判らなかったわね。」
トンネルを通り過ぎすぐに欄干部分が朽ちて景色がよい場所を通り過ぎ、壊れた電光掲示板と信号機の前でとりあえず止まる。
「翔太!何か感じなかった?!」
「…こっちはみんな何も感じ無かったみたいだよ!」
チラッと後ろを見てみると5人が開口部から顔を出してウンウンって頷いてる。
「アリスにも特に何も感じなかったって事だよな…どうしたものかなぁ…」
その後とりあえず反対向きに戻ってみたらどうかとアスカさんが提案してくれたので、それをしてみたんだが、これも同じ結果になり、ついでに反対車線にも歩いてなら移動出来たのでそっちにオージ号を運び行ったり来たりしてみたけどそっちでも同じ結果だった。
そして俺とアリスのセンサー群にも特に何も反応が無い。
洞窟内に原因がある訳では無いのかなぁ…
うろうろとしていたらけっこう時間が過ぎていたようで日が山に隠れ始め、空が暗くなってきた。
「とりあえず今日はここで野宿か。」
「そうね。このまま走り続けていても答えが出るとは思えないからそうしましょう。」
電光掲示板を通り過ぎ山肌が近い辺りで停まりリラックスモードから通常モードへ変形し、オージ号からオージ(人)へ。
俺達だけなら特に暖をとる必要は無いのだが、翔太達はさすがに寒いだろうと俺が1人で山に入り焚き木になりそうな木を見つけていると頭の上を電線が通ってるのが見えた。
山の頂上辺りに鉄塔があるみたいだな。
そして電線が向かってる方向を見るとだいぶ山を下った辺りに変電設備の様な建物が見えた。
そしてその建物から何か変な感覚を感じる。
ヴァンデグラフ起電機の側で帯電されてる時みたいな感覚だろうか?
もしかしたらここがループエリアの原因か?
最初は山奥の道を移動して阿蘇山を超えて大分を縦断する予定で居たが、えびの市から人吉市に入り北西方向に進路を取り八代市→宇城市→熊本市へと移動する事にした。
そして使うのは九州を縦断する九州自動車道。
「なぁアリス、このトンネルってさっき通らなかった?」
ちょっと気になった感じがしたのでアリスに聞いてみた。
「そう?私は運転するのに忙しくて景色を見てる暇がないわ。」
まぁ確かにアリスは見てる暇が無いかもしれないな。だって車のゲームみたいに色々な所に俺達と同じぐらいの大きさの石だとか乗り捨てられたトラックや燃えて元の車種が判別出来ない様な車などがたまに道の中央に現れたりするからけっこう先の方まで見てなければならないからね。
「まぁいっか。」
とりあえずそのままトンネルに入り進んで行く。
高速道路にインターチェンジだった場所から入り込み、道がそこそこ綺麗な状態だったので平均時速50km程度で進んでいると5ヶ所か6ヶ所位のトンネルを通り過ぎた辺りで少し長いトンネルに入った。
そして、そこそこ進んだと思ったら光が見えてきて外に出たんだが…なんとなくさっき見た様な…覚えのある風景が見えた気がしたんだ。
さすがに気になったので、次にトンネルの入り口が見えて来た時にその手前右側にあった朽ちて40度ぐらいまで傾いてギリギリ書いてある文字が見える状態の看板を見ると、『肥後トンネル Higo Tunnel』と書いてあるのが見えた。
そしてそのまま軽自動車みたいな車の残骸をうまく避けてオージ号が進む。
まぁ俺なんだけどね。
そしてトンネルを出てみればやっぱり記憶に有る感じの風景が見えてくる。
しばらく進むと同じ様な看板が見えてきた。
「やっぱりそうだ。アリス、ちょいそこの看板の近くに止まって。」
アリスが俺の言う通りに止まってくれて振り向いてきた。
「この看板はさっきも見たわね。何がおきてるのかしら?」
ちなみにアリスの胸元から首だけ出してよだれを垂らしてそうな感じで寝てるアスカさんが見える。
まぁ…俺はアリスを乗せてるから良いんだけどさぁ…
「オージさん、何か有ったのか?」
カーゴトレーラーの開口部から顔を出して翔太が聞いてきた。
「ちょっと問題が起きてるかもしれない。少しここで止まるぞ。」
「了解!さぁお前ら今のうちにトイレ済ませておけよ。」
翔太が2人の男の子を連れて走って林の方に向かって行き、佳奈ちゃんと星来ちゃんは男3人並んで立ちションしている後ろを通りその先の反対車線のトンネルに入って行った。
…覗かないよ?
一応サーモグラフィーモードが俺には搭載してあるみたいだけどそれで見たらしゃがんでる姿とかがうっすらと見える程度でそこまで楽しめないんだ。
音は…まぁ指向性マイクを引っ張り出して向ければ…
チッ…翔太達が並んで飛ばして遊んでる音がうるさすぎて何も聞こえない。
あいつらには少しだけ後で道徳的な説教をしておかなければならないな。
幼女と少女がお花摘みに行ってる時に俺と女の子達の間で騒ぐなって。
「…ん~~ンッ♪気持ち良かった♡…あれっ?ねぇ、なんで止まってるの?」
アリスの胸元でもぞもぞ動きながら伸びをした後でアスカさんが聞いてきた。
アリスの服の中で背中を伸ばす感じに腕を曲げてなにやら動いていたが、アスカさんの手がちょうどそこらが膨らみそうって場所で前に突き出されていたので…チョットだけイイ感じに想像できた♡
って言うかアリスの顔もまんざらでも無いわっ♡って感じの笑顔になってる。
たぶんアスカさんの幼い仕草にホッコリとした訳では無いはずだ。
擬似巨乳のイメージが一瞬ではあるけど再現された事を喜んだ顔だと思う。
アリスを見続けてそろそろ…オージ号になって1週間も経ってないのかな?
まぁでもその前からずっと一緒に居たんだ少しは気付けるってモノだよな♡
おっとアリスの顔をみてニヤニヤしているのをアリスに気付かれて睨まれた。
「さて、とりあえずこの看板を見るのが俺が3回目かな?アリスは2回目?」
「言われてからチョットだけ見たわ。2回目ね。」
「ん?ループエリアって事?」
なんとなくそんな感じかな?
「まぁ現実世界とは言いつつもここって3界が融合したトンデモ空間だから何がおきてもおかしくないんだろうとは思うが…勝手にそんな空間に引っ張り込まれたらさすがに困るなぁ…なぁアリス、何かそんな妙な奴を見つけるアイテムとかスキルって無いの?」
「…ゲームみたいな絶対に外に出る方法が存在するって場所じゃないのよ?そんなの無いわ。」
溜息を吐きつつさらりととんでもない事を言ってくるアリス。
「だとしたら…とりあえずこの先を少しゆっくり進みながら確認するしか無いかな?」
話をしてると翔太達と佳奈ちゃんと星来ちゃんが戻って来た。
「とりあえずお前らもう1回乗ってくれ。今度はゆっくりと進むから何か違和感が有ったらその場で大声で教えてくれな。」
「なぁオージさん、その違和感ってどんなのなんだ?」
それを聞かれても答えられないよなぁ…
「ん~…そうだなぁ…なんかほら、チラチラする場所とか…温度差を感じるとか?」
「はぁ…まぁ、良く判らないけど判った。」
翔太はそう言って大和と琥大をカーゴトレーラーに乗せてやり最後に星来ちゃんを抱っこして乗せた後に佳奈ちゃんと一緒に乗って前後の幌を開けたままこっちに合図を送ってきた。
「じゃぁとりあえずアスカさんもアリスも何か違和感が無いか気をつけてね。」
「「は~い。」」
そしてアリスが前を向いてゆっくりと進み始める。
時速10km程度…
トンネルの中に入ると電気が届いてないので100m程度進むと真っ暗になる。
とりあえずオージライト点灯。
周囲を見ながらゆっくりと進んでいるとアスカさんが聞いてきた。
「オージって…それで見えてるの?」
「んっ?何?」
「ちょっ!眩しいからこっち見ないでよ!まったく…」
いきなり怒られた。
でもさぁ…見えるかどうかとか今気にされてもどうにもならないし、一応見えてるから特に問題無いと思うんだけど…
ちなみにオージライト…俺の目から照射されていてそこそこ強い光を放っている。
そして光ってるのは白目の部分なので大きく目を見開いてないと光量が減ってしまうという不具合を持ち合わせている。
設計者出て来い。
まったく…
そして俺達はゆっくり進み続けて6km弱ほどの距離を進んだ辺りでトンネルを通り過ぎた。
「どこかでループしてるみたいだけど…判らなかったわね。」
トンネルを通り過ぎすぐに欄干部分が朽ちて景色がよい場所を通り過ぎ、壊れた電光掲示板と信号機の前でとりあえず止まる。
「翔太!何か感じなかった?!」
「…こっちはみんな何も感じ無かったみたいだよ!」
チラッと後ろを見てみると5人が開口部から顔を出してウンウンって頷いてる。
「アリスにも特に何も感じなかったって事だよな…どうしたものかなぁ…」
その後とりあえず反対向きに戻ってみたらどうかとアスカさんが提案してくれたので、それをしてみたんだが、これも同じ結果になり、ついでに反対車線にも歩いてなら移動出来たのでそっちにオージ号を運び行ったり来たりしてみたけどそっちでも同じ結果だった。
そして俺とアリスのセンサー群にも特に何も反応が無い。
洞窟内に原因がある訳では無いのかなぁ…
うろうろとしていたらけっこう時間が過ぎていたようで日が山に隠れ始め、空が暗くなってきた。
「とりあえず今日はここで野宿か。」
「そうね。このまま走り続けていても答えが出るとは思えないからそうしましょう。」
電光掲示板を通り過ぎ山肌が近い辺りで停まりリラックスモードから通常モードへ変形し、オージ号からオージ(人)へ。
俺達だけなら特に暖をとる必要は無いのだが、翔太達はさすがに寒いだろうと俺が1人で山に入り焚き木になりそうな木を見つけていると頭の上を電線が通ってるのが見えた。
山の頂上辺りに鉄塔があるみたいだな。
そして電線が向かってる方向を見るとだいぶ山を下った辺りに変電設備の様な建物が見えた。
そしてその建物から何か変な感覚を感じる。
ヴァンデグラフ起電機の側で帯電されてる時みたいな感覚だろうか?
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