地球の昔はちょっとファンタジーな世界だった

marks

文字の大きさ
20 / 49
最初のいっぽぉ!

19 フラグとかいらんて!

しおりを挟む
俺達は急いで救出に向かってる…

「アイ…いつもすまないねぇ…」
「おじーさん、それは言わない約束ですよっ♡さぁそろそろ目的地に到着します♡んっ♪おじーさんそれは私の梅干ですよ。ねっとりと弄り回さないでくださいな♡あん♡」
「うっひひっ♡ここかぁ~♡ここがいいんかあぁ~~♪」

今俺はアイに背負われてソーニャとアリサを救出に向かってる最中だったりする。
ただ、俺の走る速さでは簡易服の筋力強化モードでも現地まで20分程度かかってしまうと言う話だったので、とりあえずアイの背中におんぶされてモルボル繁殖地まで移動してるのだが、自分より小さな女の子に背負われているという有る意味男として若干情けない状況を5分とは言えど黙して受け入れられなかった俺は、昔幼少の頃アイが背負ってくれた時によくやってた、『昔話エロ設定集』の中の『病弱だけど娘の体の隅々まで弄り倒してるヒヒじじい』の話を久しぶりにやって見たって訳だ。
あの頃は俺よりも背が高くて尻だけ大きかったアイがこんなに魅力的な体になってるとは…人生何が起きるか判らないってもんだよなぁ♪
「ご主人様?何かしみじみと回想をしてらっしゃるようですが、私の体はあと80年位はこの状態ですからね?育つも何もご主人様の望む形で居続けるようになってますから。」
風情もへったくれも無いが、とりあえず男にしてみればとっても嬉しい状況だった。
「まぁそんな男の為の体を持ったアイにもう少しだけご褒美をあげないといけないな♪」
両腕を俺の尻を支えるように降ろしてる事から俺の両腕からまったく逃れられないアイは現地にたどり着くまでさんざん乳首をこねくりまわされ続けた。

「あんっ!あ…ふぅ♡」
とりあえずあの時アリサとソーニャを降ろした場所まで到着。
ちょうど良いタイミングでアイの体も良い感じに出来上がったみたいだった。
「とりあえずここまで来たけどこれからどうやって救出するんだ?」
「あの時と同じで良いのではありませんか?今回は迷うような女性が他に居ませんし。」
迷う女性は確かに居ないんだが…
「俺の力では一人持ち帰るのが精一杯だが?あいつ等を倒す力とかが俺の体のどこかに隠れてるのか?」
「そうではありません。ただ、今回モルボルを倒す必要が無いので何とかなると思いますよ。」
そう言って俺に一機の監視ドローンをリンクさせてくれた。

「とりあえずじっくりと見てる場合じゃないのだが…」
ソーニャの顔に5本の触手が刺さってるな…
あ、ソーニャの下半身には前に2本と後ろに2本と一番前に極細触手が1本刺さってる…

あ、これまずいかもしれない。ソーニャの体が『悪魔と踊る説話集』の中の『エクソシスト♡エクスタシーと間違わないでねっ♪』の時の少女に悪魔が降りて来た時みたいな震えが始まってる。
あ、極細触手がなんとなく液体を搬送してるようなプクプクって感じの数珠玉状になってモルボルの方に移動してる…

「あれを俺が助けるのかぁ…」
「とりあえず戦闘に関してはまったく無い状態で助けられますので、こちらを一匹に一つ投げてやってください。」
アイがそう言って両手の平にやっと乗ると言う大きさのプルプルの水風船の様な物を2個手渡してきた。

「一応これまで監視ドローンで確認している間モルボルは全部で6匹しか居ませんでした。今現在アリサさんに4匹ほど纏わり付いてますのでソーニャさんの方には2匹しか居ないはずです。それをモルボルの触手が集まってる根元の辺りに当てればそのままソーニャさんを降ろして静かになると思います。」
「よくそんな物を持ってたな?」
「ご主人様とモリーさんとミュイちゃんが毎日せいさ…え~っととりあえず皆さんの努力の成果です。」
「う○こな、了解。」

「と言うわけで、その封をしてある入れ物は強い衝撃で破裂してスライム状の液体がその場所に付着します。…一応気をつけてくださいよ?」
「…フッ…そんなフラグを立てられても俺はセオリー通りに動くような男じゃないんだぜ?」
あ、アイの目が成長途中の反抗期一歩前の男の子を温かく見守るお母さんレベルの暖かさを纏い始めた…
「まぁとりあえず行ってみるか。」

簡易服の筋力強化モードをブーストレベルに引き上げて繁殖エリアに飛び降りる。
ちなみにブーストレベルにすると5分程度でエネルギーを使い切ってしまうので、それ以内にソーニャを取り返して戻ってこないとまずい事になる。

降りた場所の正面左側にアリサが下半身が触手に絡まれて斬新なパンツを穿いてる状態になりつつまだ元気に「あん♡あん♡」言ってる。
なんか良く見たら胸の下辺りまで触手でぐるぐる巻きになってて下半身の穴からあぶれた触手が乳首に巻き付いて引っ張ってたりしてるんだが…まさかアレのせいであんなドッカンオッパイになったのか?
そしてその右奥にモルボル2匹にアリサと違って全身に触手を巻きつけられて、樹木の上で寝そべって足をだらんとたらして寝てるライオン風に上半身と下半身に触手を埋め込まれて吊られてるソーニャが居た。
顔側のモルボルが若干小さいみたいだな。
これって体液の分泌量の関係で強い奴が下半身を取れるって感じなのかもしれない。

さてと、体がガックンガックン震えてるソーニャをこのまま見てたい衝動が若干あるんだが、ここで死なれたらちょっとだけめんどくさい。

まずはアイが渡してくれたこの『うん○爆弾モルボル大喜び』を一つ地面に置いてもう一つを投げる!

薄い放物線を描いて両手に乗るサイズの球体が狙った通りにソーニャの顔の方に居たモルボルに当たる。

一応風上に居るので臭いとかは感じないんだが…入れ物が破れたそのスライム状の液体は…まぁ…そんな色をしてた。
見てるだけで臭いが感じられそうな気がする。

「おっ!アイ!!あの玉でモルボルが本当にソーニャから触手を緩めて行ってるぞ!!」
振り返ってアイの方を見ると何やら言い争いが発生してる感じだった。
「ちょっとまだ早いわよ!まだもう少し楽しむんだってばぁ!!あん♡」
「そう言われてもこっちも都合があるんですからそろそろ諦めて下さい!!」
なぜかアリサが両手で一つの『○んこ爆弾』を持ってた。
アイが無視して『うん○爆弾』を近くに居るモルボルに投げるとなぜかアリサの体がうまく動いてその玉をキャッチする。

アリサの意思で動いてないか?

まぁ…あいつらは大丈夫だな。そっとしとこう。
なんとなくモルボル4匹をアリサが操ってる感じがするが…気のせいだろう。

さてと、こっちももう一個の玉をあいつに当てて、さっさと退散するか。

パチャッ

ふっ…

「アイ!アリサぁ~!!お前らに気を取られてたら間違って『う○こ爆弾』踏んじゃっただろぉ!!!うげっ!くっさぁ~~!!」
俺が体の向きを変えた時に運悪く足元に置いてた玉を踏み抜いてしまった。
そしてソーニャの下半身をゲットしてたモルボルの動きが止まる…

あ、これやっぱりまずい状態だよね?

「やっぱりこっちキタァ~~!!」

ソーニャの下半身ゲットモルボルがソーニャをその場に降ろして触手をうにょうにょ動かしつつ近づいてきた。
とりあえず逃げるだけなら何とか成りそうな速さなんだが、俺には時間制限がある。

とりあえず今の立ち位置が俺、モルボル、ソーニャが1列に並んだ感じになってるので、少しだけ大きく回りこみソーニャを回収しないといけない。
あ、残り時間2分切った。

しょうがない。

「アーイ♪アリサ~♪あっそび~ましょ~♪」
走って近づくとアイはヤレヤレという顔、アリサはイヤンもっと増やすなんて体が持たなくなっちゃう~♡と言う顔でこっちを見た。
「アリサ!それ一個こいつに投げてくれ~~!!」
「あ、ご主人様それ以上こっちに近づいたらまずい事になります!!」

そう、俺は一つ間違った。

この俺の足から漂ってる『うんこ○弾」の臭いに引き寄せられるのは後ろから近づいてくるモルボルだけじゃなかったんだよな。

けいお前ふざけんなよ~~!!」
「圭様とお呼びください!!」
そんな声を後ろに聞きつつ俺はモルボル5匹に追いかけられる事になった。

「ぜーぜー…なんとかなったか…」
俺がもースタイルで地面と仲良くなってる姿を、下半身を緑色に染めて真っ裸の姿で見下ろすアリサ。
その近くでアイに背負われてるソーニャ。
「もう少し楽しむ予定だったってのになんであんたに全部のモルボルを取られないといけないのよ。私さっきまで私をチヤホヤしてくれてたホストの連中が金持ってるおばさんに群がって移動して行った感じを受けたわ。」
「その例えは的確でしたね。まぁでもソーニャさんにちゃんとおしゃれ防具を装着していればもっと楽しめたんですから反省してください。」
「む~~まったく。まぁしょうがないか。」
アリサはそう言って自分の体の首の辺りを触って透明にしてた簡易服を通常スキンに戻した。
「なぁアリサ…お前そこまで準備できるんならもう少しソーニャに気を配れよ。」
簡易服を胸が全部出るように捲り上げてしっかり胸でも楽しめるように準備してたようだ。
そう言えば集落の長に話をして着替えて来るまでになんだか時間がかかってたけど、こんな準備までしてたんだな。

とりあえずアリサとソーニャの体はモルボルの体液でテラテラになってるので、そのまま歩いて戻る事になった。

そして、月の光に照らされて繁殖エリアの中に居るモルボル達は一匹を除いてほとんど動く事無く佇んでいた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

【魔法少女の性事情・1】恥ずかしがり屋の魔法少女16歳が肉欲に溺れる話

TEKKON
恋愛
きっとルンルンに怒られちゃうけど、頑張って大幹部を倒したんだもん。今日は変身したままHしても、良いよね?

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

処理中です...