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春
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「またあああ!?」
今日はクラス発表の日。蒼と私は3年間同じクラスだった。
がしかし…
「ぜっっったい陰謀だよ!!3年間も同じクラスで?しかも隣の席って!!」
3年間蒼と同じクラスだったのは私だけではない。
学年1の美少女兼天才。その姿を見た者は誰であろうと惚れると言われている青山桃乃。
「おかしいよ!!桃乃さんが毎年隣なんて!!勝ち目なさすぎる!!」
「大丈夫。山原くんに振られようが男なんて何人でもいるって、次行こ次。」
こう言ってくれるのは私の大親友の莉音《りおん》。
「よし…決めた!!今年中に告白する!!」
「いや私の話聞いてた?」
「だって絶対諦めきれないと思って。」
「まあ6年間くらい好きだもんねー、なんで今まで告って来なかったん?」
「緊張した。」
「そんだけかい」
実は何回か告白しようとした。でもいつも失敗に終わるのだ。
「んーもしかしたらチャンスあるかもね」
「えほんと!?」
「山原くんに女を見る目があればね」
「あるのかなー、でもなんで?」
「だって桃乃サマじゃん、あ、ほらきたよ…」
「満奈さん!また同じクラスなのね!」
「あ!桃乃さん!びっくりだよね!今年もよろしくね!」
「今年も色々よろしくね!…そうだ!早速なんだけど今週の当番頼める?」
当番とは掃除当番のこと。私の学校では出席番号の早い順で当番が回ってくる。桃乃は1番なので初日なのだ。
「あーごめん!!今日予定あって!」
「は?」
「えっと予定が…」
「え?あのさ断るとかないから。目立たない下民のくせに」
「はあ?満奈が下民?調子乗ってんじゃねえよ」
「ちょ、莉音!…了解!掃除やっとくね!」
「は、満奈「いいの!大した予定じゃなかった!」
「だったら最初からやればいいでしょ?まあ今回は多めに見てあげる。次はないから…あ!!おはよー!蒼くん!!」
そう言って桃乃は自分の席に帰って行った。
「ねえ満奈!やられっぱなしでいいわけ!?」
掃除くらい全然いいよ!すぐ終わるし!」
「いやそういうことじゃなくて…」
「いーの!もう終わったことだから!」
「あんたってほんと…」
「なあに?」
「なんでもないですー」
「えーー気になるじゃん!」
「なんもないって、それよりほら」
「満奈、おはよ」
「蒼!おはよー!」
「なんで置いてくんだよ」
「起きないからでしょ!」
「起こせよ」
「起こしたよ!!」
「いやカップルか」
「あ、おはよう中野。」
「ついでかよ」
いつもは蒼と一緒に登校している。今日はなかなか起きなかったので、先に行くことにしたのだ。
「明日は一緒に行こう」
「起こして欲しいだけでしょ!」
「バレたか。」
「バレるよ!!」
「とりあえず明日もよろしく」
「ちょ!「席つけー」
「じゃあまたあとで」
「やられたっ」
「仲よしじゃん。これは両思いあるぞ」
「あるといいなぁ」
告白のタイムリミットまであと11ヶ月。
今日はクラス発表の日。蒼と私は3年間同じクラスだった。
がしかし…
「ぜっっったい陰謀だよ!!3年間も同じクラスで?しかも隣の席って!!」
3年間蒼と同じクラスだったのは私だけではない。
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「おかしいよ!!桃乃さんが毎年隣なんて!!勝ち目なさすぎる!!」
「大丈夫。山原くんに振られようが男なんて何人でもいるって、次行こ次。」
こう言ってくれるのは私の大親友の莉音《りおん》。
「よし…決めた!!今年中に告白する!!」
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「だって絶対諦めきれないと思って。」
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実は何回か告白しようとした。でもいつも失敗に終わるのだ。
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「えほんと!?」
「山原くんに女を見る目があればね」
「あるのかなー、でもなんで?」
「だって桃乃サマじゃん、あ、ほらきたよ…」
「満奈さん!また同じクラスなのね!」
「あ!桃乃さん!びっくりだよね!今年もよろしくね!」
「今年も色々よろしくね!…そうだ!早速なんだけど今週の当番頼める?」
当番とは掃除当番のこと。私の学校では出席番号の早い順で当番が回ってくる。桃乃は1番なので初日なのだ。
「あーごめん!!今日予定あって!」
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「え?あのさ断るとかないから。目立たない下民のくせに」
「はあ?満奈が下民?調子乗ってんじゃねえよ」
「ちょ、莉音!…了解!掃除やっとくね!」
「は、満奈「いいの!大した予定じゃなかった!」
「だったら最初からやればいいでしょ?まあ今回は多めに見てあげる。次はないから…あ!!おはよー!蒼くん!!」
そう言って桃乃は自分の席に帰って行った。
「ねえ満奈!やられっぱなしでいいわけ!?」
掃除くらい全然いいよ!すぐ終わるし!」
「いやそういうことじゃなくて…」
「いーの!もう終わったことだから!」
「あんたってほんと…」
「なあに?」
「なんでもないですー」
「えーー気になるじゃん!」
「なんもないって、それよりほら」
「満奈、おはよ」
「蒼!おはよー!」
「なんで置いてくんだよ」
「起きないからでしょ!」
「起こせよ」
「起こしたよ!!」
「いやカップルか」
「あ、おはよう中野。」
「ついでかよ」
いつもは蒼と一緒に登校している。今日はなかなか起きなかったので、先に行くことにしたのだ。
「明日は一緒に行こう」
「起こして欲しいだけでしょ!」
「バレたか。」
「バレるよ!!」
「とりあえず明日もよろしく」
「ちょ!「席つけー」
「じゃあまたあとで」
「やられたっ」
「仲よしじゃん。これは両思いあるぞ」
「あるといいなぁ」
告白のタイムリミットまであと11ヶ月。
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