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東京?に来ました!
『男子高校生』になりました
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どうも!スライムのライムです。
ここは魔王様が治める世界。
簡単に言う所のドラ○エ的な世界です。
僕は弱いので、初心者勇者さん達に殺されないよう、魔物の村で雑用してます!
どろにんぎょうさんが経営するダンススクールで音楽を流したり。
たまーにやってくる、僕の事なんて意に返さない上級冒険者さんのお世話をしたり。
中でも最近一番やっていることは、この村の村長であるワイトキング様の実験のお手伝いをすることです。
何でも、異世界?に行くための儀式の実験だそうです。しかも!もう異世界?の人と手紙の交換は出来ているらしいのです!!
そして!!僕はその実験の第一号にして貰えるのです!
だからいつもお手伝いの合間に体を変化さして、人間の形に変われるよう練習しています。
「おい!!ライム!ライムや-!」
この声帯が取れてそうな声は!!
「村長!僕はここですよー」
全身を使って跳ね上がると、村長は漸く僕に気付いてくれる。
「おぉ!こんなとこにおったんか!やっと儀式の準備が整ったんじゃ!直ぐにでも試したいから早う来い!」
そう言うと村長は儀式の間まで運んでくれました。
「そうやそうや。ライムやこの薬を飲むんじゃ」
そう言って村長は青色の液体の入った瓶を持ってきました。
「村長。これは一体どんな薬なんですか?」
「わしの計算が正しければ、この儀式は成功して異世界に行けるんじゃ。じゃがなぁ。お前さんもその変形の特技で人間に変身できるとしても、そんな小っちゃくて真っ青な人間など何所にもおらへんじゃろ?」
ニターッと笑う村長。
「そこでじゃ。この薬は『変化の薬』の失敗作なんじゃが……。成功すれば、誰でも人間に変身できる」
「シッシッパイサク……」
恐いです。アヤシイ薬の匂いしかしません。
「大丈夫じゃ。色は人間の皮膚と同じ色になるし、体積も人間の平均的な量まで上がる。ただ、形が安定せんのじゃ。じゃがお前さんなら特技を使えば、簡単に克服できるじゃろ?」
………………………………………………………
「村長凄いです!!天才です!!」
そして僕はその『変化の薬』を飲み干して、練習通り、人間に変身する……
「おお!素晴らしい!これぞまさしく『男子高校生』じゃ!」
「村長。『男子高校生』って何ですか?」
僕の質問に村長は、フフンとドヤ顔で説明してくれました。
「いいか。ライムよ。『男子高校生』とは『女子高校生』と遊ぶためだけに作られた、異世界独自の職業じゃ」
「『遊び人』の上位職なんですね!頑張ります!」
「よしよし。それではお前さんはこの服を着るのじゃ。そして異世界に行けば、この紙を見るんじゃ!お前さんの助けとなるじゃろぉ」
【ライムは村長からのアドバイス表と私服を手に入れた】
「さっ。この魔方陣の真ん中に立つのじゃ。そら!いくぞ!!」
ピュイーーーーーン
そんな音がして、全身が光に包まれました。
気がつくとそこには、見たことも無い装備ばかり着ている人間達がいっぱい居ました……
僕!あの世界では最弱だったので、この世界では上手く生きていけるように頑張りたいと思います!
ここは魔王様が治める世界。
簡単に言う所のドラ○エ的な世界です。
僕は弱いので、初心者勇者さん達に殺されないよう、魔物の村で雑用してます!
どろにんぎょうさんが経営するダンススクールで音楽を流したり。
たまーにやってくる、僕の事なんて意に返さない上級冒険者さんのお世話をしたり。
中でも最近一番やっていることは、この村の村長であるワイトキング様の実験のお手伝いをすることです。
何でも、異世界?に行くための儀式の実験だそうです。しかも!もう異世界?の人と手紙の交換は出来ているらしいのです!!
そして!!僕はその実験の第一号にして貰えるのです!
だからいつもお手伝いの合間に体を変化さして、人間の形に変われるよう練習しています。
「おい!!ライム!ライムや-!」
この声帯が取れてそうな声は!!
「村長!僕はここですよー」
全身を使って跳ね上がると、村長は漸く僕に気付いてくれる。
「おぉ!こんなとこにおったんか!やっと儀式の準備が整ったんじゃ!直ぐにでも試したいから早う来い!」
そう言うと村長は儀式の間まで運んでくれました。
「そうやそうや。ライムやこの薬を飲むんじゃ」
そう言って村長は青色の液体の入った瓶を持ってきました。
「村長。これは一体どんな薬なんですか?」
「わしの計算が正しければ、この儀式は成功して異世界に行けるんじゃ。じゃがなぁ。お前さんもその変形の特技で人間に変身できるとしても、そんな小っちゃくて真っ青な人間など何所にもおらへんじゃろ?」
ニターッと笑う村長。
「そこでじゃ。この薬は『変化の薬』の失敗作なんじゃが……。成功すれば、誰でも人間に変身できる」
「シッシッパイサク……」
恐いです。アヤシイ薬の匂いしかしません。
「大丈夫じゃ。色は人間の皮膚と同じ色になるし、体積も人間の平均的な量まで上がる。ただ、形が安定せんのじゃ。じゃがお前さんなら特技を使えば、簡単に克服できるじゃろ?」
………………………………………………………
「村長凄いです!!天才です!!」
そして僕はその『変化の薬』を飲み干して、練習通り、人間に変身する……
「おお!素晴らしい!これぞまさしく『男子高校生』じゃ!」
「村長。『男子高校生』って何ですか?」
僕の質問に村長は、フフンとドヤ顔で説明してくれました。
「いいか。ライムよ。『男子高校生』とは『女子高校生』と遊ぶためだけに作られた、異世界独自の職業じゃ」
「『遊び人』の上位職なんですね!頑張ります!」
「よしよし。それではお前さんはこの服を着るのじゃ。そして異世界に行けば、この紙を見るんじゃ!お前さんの助けとなるじゃろぉ」
【ライムは村長からのアドバイス表と私服を手に入れた】
「さっ。この魔方陣の真ん中に立つのじゃ。そら!いくぞ!!」
ピュイーーーーーン
そんな音がして、全身が光に包まれました。
気がつくとそこには、見たことも無い装備ばかり着ている人間達がいっぱい居ました……
僕!あの世界では最弱だったので、この世界では上手く生きていけるように頑張りたいと思います!
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