セイなる夢交換

笛鳴ことり

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光の雫の世界へ

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「それじゃ説明はそろそろ終わりにして、

プリンセスなる手をどうぞ。」

そう言うとウィンはなるに手を差し出してきた。

そこになるは自然とそっと手を添えた。


すると体がふわっと宙に浮くのが分かり、思わず「浮いたー!!」と普通の人が驚いた時の3分の1くらいの声を出した。


「なる!!」なるが下を向くとセイが心配そうな顔をしてなるを見上げていた。

「次はあなたの番よ。手を出して!」

ケアリーはセイの手を力強く掴んで、びっくりした顔のセイをよそに空の上へと向かって行った。


徐々にセイとなるの距離が縮まり2人は思わず顔を見合わせた。


「なる、 びびってるだろ?」


「そんなことない!」


「さぁもう着くよ!」

ウィンがそう声を掛けてきたと同時に一気に空気ががらりと変わった。



そこはキラキラとした雫がゆっくり上から降ってきたり、逆にとても早い速さで降ってきたり、その空間はまるで過去、未来とも分からないパラレルワールドのような所だった。


そして満月の光のパワーがそこら中に降り注いでいて、それはそれはとても綺麗な世界だった。




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