17 / 19
第17話 真実
しおりを挟む
「だってさ。シン。」
俺の指摘にシンは動きを止める。彼のサラダの皿は空。完食していた。しかし、緑色の着色料の影響は受けていない。たったそれだけの事実が、彼の素性を明らかにした。全員がシンの顔に注目する。さすがのエウルールも驚きを隠せないようであった。
「貴様・・・。どういうことだ?」
シンはエウルールのドスの効いた声色での質問にも動じていない。静かに目を閉じている。
「私も、気になるな。シン君。」
カールも加わり、問い詰める。シンは決心がついたように小さくため息を漏らし、遂に口を開く。
「俺は・・・、そいつと同じ異世界人だ。」
「やはりそうか!貴様!」
エウルールは机に拳を立て勢いよく身を乗り出し、それをカールとレイが制止する。
「エーベルハルト殿、落ち着いて!」
マキナの存在のカミングアウトに続き、シンが異世界人であるという事実が発覚した今、面倒ごと嫌いのエウルールの不満はその許容量を完全に越えていた。エウルール氏が落ち着きを取り戻し始めた時、シンがその素性を語り出す。
「俺は異世界人だ。当然俺も魔具は使えないし、その効果も受けない。そしてこの世界に転移してきたのは3年以上前のことだ。」
「それじゃあ、君も”マキナ”と共に行動をしているのかい?」
そうカールが問う。
「そうだ。異世界転移は”管理者”の意思を反映した”マキナ”によって行われる。転移先の世界に適用し得る特性を持つ人間を転移させるんだ。言語が通じ、能力相性も良く、英雄思考の強い者が選ばれる。そして、”管理者”は異世界人が目的を達成しようとしない時には同じ異世界人にその制裁をさせようとする。俺はデューオの制裁のために召喚されたんだ。」
「デューオって、支配者デューオのことかい?まさか、奴も異世界人だったってのか。」
カールは押し寄せる様々な新事実に整理が追いついていないようであった。だがデューオのことは今はどうでもいい。俺はこの事件とシンの関わりについて詰めを始める。
「シン、単刀直入に言うと俺は君が君のマキナを使いエドさんとヨハンさんを殺したんじゃないかと考えている。君のマキナの”斬撃による防衛システム”が凶器となっていると考えれば、犠牲者の首が綺麗に落とされていることにも納得がいく。」
全員が息を飲み、シンを見つめる。
「はは。仮にそうだとして、俺に奴らを殺すほどの動機があると思うか?」
「それは俺も推測の域を出ないけど、まずエドさんへの殺害動機は”自分が異世界人だとバレないようするため”だ。彼の提供する調味料魔具は今回の着色料と同様に君には効果がない。それを違和感に感じるものが現れると君は疑われる。つまりエドさんは君にとって邪魔な存在だったんだ。そしてヨハンさんへの殺害動機は、ヨハンさんがこの結界の外に出ようとしたからだ。結界の外に出れば麓にまで進軍してきたデューオ軍によって発見される。そのリスクを回避するために君は彼を殺害したんだ。」
「俺が”異世界人であること”を隠す理由などないだろ?」
「あるよ。”ベティーナ”だ。彼女が異世界人に因縁があり、用心棒をしている君自身が異世界人だとバレればただ事では済まないだろ?君たちが行動を共にしている経緯まではわからないが、なんというか、その、君がベティーナに特別な感情を抱いていると俺は考えている。」
俺の推理にレイが顔を赤らめる。
「だから、君は異世界人だということをバレたくなくてエドさんを殺し、彼女の身の安全のためにヨハンさんを・・・。」
シンは黙る。その黙秘をYESと捉えたエウルールが指示を出す。
「その男を拘束せよ。連れの少女も同様にだ。」
「彼のマキナちゃんのことですね。」
カールは”連れの少女”が誰のことかを確かめ、シンを麻製の縄で拘束し始める。シンは抵抗をしなかった。カールはシンを連れて彼の部屋へと移動を始める。”マキナ”の拘束に向かったのであろう。
カールがシンとマキナを拘束し終え、広間Bに戻ってきた。
「二人とも大人しく拘束されましたよ。ついでにベティーナ嬢の様子も見てきましたが、タクト君と戦闘を終えてからグッタリし続けていますね。一応朝食も運んでおいておきましたよ。」
カールはそう報告をして、自室に戻っていった。続くようにしてエウルールも疲れ果てた顔で部屋に戻っていった。
そして俺は広間Bに残り、レイと食後のコーヒーを飲んでいた。
「まさか彼が犯人だったとはな。マキナの存在や異世界人の特性等、我々の知識だけでは到底辿り着くことができなかった真実であったな。改めて君が召喚された理由が理解できたよ。」
「たしかに、管理者は俺にこの解決を望んでいたのかもしれないですね。シンが言っていたように、異世界人の--シンの制裁を俺にさせようと。」
隣ではまたマキナがウトウトとしている。コーヒーを一飲みした後に、俺は今回の事件を振り返る。
「今回の事件は、マキナの存在・能力と異世界人には魔具が効かないということがポイントになっていました。最初にエウルールさんが”嘘を見抜く魔具”を使ったのにも限らずにシンに反応しなかったのは異世界人の特性によるもので、そのせいでシンが犯人と疑われることは無かった。そしてシンが皆の前に姿を現している時にマキナがエドさんを殺害し、そのタイミングで俺が転移。焦ったマキナが窓から逃走する姿を目撃。」
「そこを君はベティーナ嬢に目撃され、容疑者になったわけだな。正直言えば最初は私含め皆君を疑っていたよ。」
「まぁ、無理はありませんよね。でも、なんだかんだで今日この瞬間を迎えられてよかったです。」
「そうだな。私もそう思う。差し支えなければ君の居た世界について聞かせて欲しいのだが、いいかな?」
「わかりました。簡単にお話いたします。」
「あれは2025年7月30日、学校からの帰り道だったんですけど、あ、2025年っていうのは俺のいた世界での・・・」
俺の指摘にシンは動きを止める。彼のサラダの皿は空。完食していた。しかし、緑色の着色料の影響は受けていない。たったそれだけの事実が、彼の素性を明らかにした。全員がシンの顔に注目する。さすがのエウルールも驚きを隠せないようであった。
「貴様・・・。どういうことだ?」
シンはエウルールのドスの効いた声色での質問にも動じていない。静かに目を閉じている。
「私も、気になるな。シン君。」
カールも加わり、問い詰める。シンは決心がついたように小さくため息を漏らし、遂に口を開く。
「俺は・・・、そいつと同じ異世界人だ。」
「やはりそうか!貴様!」
エウルールは机に拳を立て勢いよく身を乗り出し、それをカールとレイが制止する。
「エーベルハルト殿、落ち着いて!」
マキナの存在のカミングアウトに続き、シンが異世界人であるという事実が発覚した今、面倒ごと嫌いのエウルールの不満はその許容量を完全に越えていた。エウルール氏が落ち着きを取り戻し始めた時、シンがその素性を語り出す。
「俺は異世界人だ。当然俺も魔具は使えないし、その効果も受けない。そしてこの世界に転移してきたのは3年以上前のことだ。」
「それじゃあ、君も”マキナ”と共に行動をしているのかい?」
そうカールが問う。
「そうだ。異世界転移は”管理者”の意思を反映した”マキナ”によって行われる。転移先の世界に適用し得る特性を持つ人間を転移させるんだ。言語が通じ、能力相性も良く、英雄思考の強い者が選ばれる。そして、”管理者”は異世界人が目的を達成しようとしない時には同じ異世界人にその制裁をさせようとする。俺はデューオの制裁のために召喚されたんだ。」
「デューオって、支配者デューオのことかい?まさか、奴も異世界人だったってのか。」
カールは押し寄せる様々な新事実に整理が追いついていないようであった。だがデューオのことは今はどうでもいい。俺はこの事件とシンの関わりについて詰めを始める。
「シン、単刀直入に言うと俺は君が君のマキナを使いエドさんとヨハンさんを殺したんじゃないかと考えている。君のマキナの”斬撃による防衛システム”が凶器となっていると考えれば、犠牲者の首が綺麗に落とされていることにも納得がいく。」
全員が息を飲み、シンを見つめる。
「はは。仮にそうだとして、俺に奴らを殺すほどの動機があると思うか?」
「それは俺も推測の域を出ないけど、まずエドさんへの殺害動機は”自分が異世界人だとバレないようするため”だ。彼の提供する調味料魔具は今回の着色料と同様に君には効果がない。それを違和感に感じるものが現れると君は疑われる。つまりエドさんは君にとって邪魔な存在だったんだ。そしてヨハンさんへの殺害動機は、ヨハンさんがこの結界の外に出ようとしたからだ。結界の外に出れば麓にまで進軍してきたデューオ軍によって発見される。そのリスクを回避するために君は彼を殺害したんだ。」
「俺が”異世界人であること”を隠す理由などないだろ?」
「あるよ。”ベティーナ”だ。彼女が異世界人に因縁があり、用心棒をしている君自身が異世界人だとバレればただ事では済まないだろ?君たちが行動を共にしている経緯まではわからないが、なんというか、その、君がベティーナに特別な感情を抱いていると俺は考えている。」
俺の推理にレイが顔を赤らめる。
「だから、君は異世界人だということをバレたくなくてエドさんを殺し、彼女の身の安全のためにヨハンさんを・・・。」
シンは黙る。その黙秘をYESと捉えたエウルールが指示を出す。
「その男を拘束せよ。連れの少女も同様にだ。」
「彼のマキナちゃんのことですね。」
カールは”連れの少女”が誰のことかを確かめ、シンを麻製の縄で拘束し始める。シンは抵抗をしなかった。カールはシンを連れて彼の部屋へと移動を始める。”マキナ”の拘束に向かったのであろう。
カールがシンとマキナを拘束し終え、広間Bに戻ってきた。
「二人とも大人しく拘束されましたよ。ついでにベティーナ嬢の様子も見てきましたが、タクト君と戦闘を終えてからグッタリし続けていますね。一応朝食も運んでおいておきましたよ。」
カールはそう報告をして、自室に戻っていった。続くようにしてエウルールも疲れ果てた顔で部屋に戻っていった。
そして俺は広間Bに残り、レイと食後のコーヒーを飲んでいた。
「まさか彼が犯人だったとはな。マキナの存在や異世界人の特性等、我々の知識だけでは到底辿り着くことができなかった真実であったな。改めて君が召喚された理由が理解できたよ。」
「たしかに、管理者は俺にこの解決を望んでいたのかもしれないですね。シンが言っていたように、異世界人の--シンの制裁を俺にさせようと。」
隣ではまたマキナがウトウトとしている。コーヒーを一飲みした後に、俺は今回の事件を振り返る。
「今回の事件は、マキナの存在・能力と異世界人には魔具が効かないということがポイントになっていました。最初にエウルールさんが”嘘を見抜く魔具”を使ったのにも限らずにシンに反応しなかったのは異世界人の特性によるもので、そのせいでシンが犯人と疑われることは無かった。そしてシンが皆の前に姿を現している時にマキナがエドさんを殺害し、そのタイミングで俺が転移。焦ったマキナが窓から逃走する姿を目撃。」
「そこを君はベティーナ嬢に目撃され、容疑者になったわけだな。正直言えば最初は私含め皆君を疑っていたよ。」
「まぁ、無理はありませんよね。でも、なんだかんだで今日この瞬間を迎えられてよかったです。」
「そうだな。私もそう思う。差し支えなければ君の居た世界について聞かせて欲しいのだが、いいかな?」
「わかりました。簡単にお話いたします。」
「あれは2025年7月30日、学校からの帰り道だったんですけど、あ、2025年っていうのは俺のいた世界での・・・」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【完結保証】科学で興す異世界国家 ~理不尽に死んだ技術者が、「石炭」と「ジャガイモ」で最強を証明する。優秀な兄たちが膝を折るまでの建国譚~
Lihito
ファンタジー
正しいデータを揃えた。論理も完璧だった。
それでも、組織の理不尽には勝てなかった。
——そして、使い潰されて死んだ。
目を覚ますとそこは、十年後に魔王軍による滅亡が確定している異世界。
強国の第三王子として転生した彼に与えられたのは、
因果をねじ曲げる有限の力——「運命点」だけ。
武力と経済を握る兄たちの陰で、継承権最下位。後ろ盾も発言力もない。
だが、邪魔する上司も腐った組織もない。
今度こそ証明する。科学と運命点を武器に、俺のやり方が正しいことを。
石炭と化学による国力強化。
情報と大義名分を積み重ねた対外戦略。
準備を重ね、機が熟した瞬間に運命点で押し切る。
これは、理不尽に敗れた科学者が、選択と代償を重ねる中で、
「正しさ」だけでは国は守れないと知りながら、
滅びの未来を書き換えようとする建国譚。
⚖️東京湾にダンジョン都市が転移したので、転生市長は固定資産税と戦います
アリス&テレス
ファンタジー
敵は魔王でも自衛隊でもない――最強の敵は『日本の国税庁』だった。
東京湾に、突如として出現した「ダンジョン都市アヴァロン」。
島を統治するのは、元日本人ビジネスマン、ウィル。
彼は異世界に転移後、市長となり島を発展させてきた。
転移位置は、浦安沖7kmお台場からもすぐ近く――それは、首都東京の喉元。
来るのは、警察?それとも自衛隊?――違う!そこは都心近くの一等地。
「税務署がくる」ウィルは叫んだ。
港区、浦安市並み日本円評価額を適用されたら島民1万人は一瞬で破産する。
市長ウィルは決意した「島民を守るため、日本政府が相手であろうと、一歩も引かない」と。
市長ウィルを支えるのは、最強ポンコツオートマタのアリシア。島に迷い込んだ弱小YouTuberジン。猫耳少女ミィナ。大地母神の分霊体幼女キベレちゃん。
対するのは、日本政府 白石総理大臣率いる、エリート官僚たちと、国際包囲網。
法律と焦燥と国家の欲望が交差する、総理官邸地下の危機管理センター。
異世界 vs 日本 vs 外圧――
互いにすれ違い勘違いしながら、二つの文明が東京湾で衝突する。
前代未聞の『固定資産税戦争』が、幕を開ける。
※AI活用に関する詳細解説
本作『東京湾 ダンジョン都市クライシス』は、執筆の全工程において生成AI技術を積極的に活用した「AI協業作品」です。
作者が「総監督・編集長」を務め、AIを「優秀なスタッフ・シミュレーター」として壁打ちを繰り返すことで、通常の個人執筆では困難な密度とスピードでの制作を実現しています。
1. 設定・考証における本作の肝である「日本政府の反応」や「法的解釈」のリアリティを追求するため、大規模言語モデルをシミュレーターとして活用しています。
• 危機管理シミュレーション: 「もし東京湾に異世界都市が現れたら?」という問いに対し、実際の法規(関税法、入管法、固定資産税法など)に基づいた官僚機構の動きをAIにシミュレートさせ、プロットに反映しています。
• 経済考証: 異世界都市がもたらす経済効果の試算において、AIの知識ベースを活用し、細部の整合性を高めています。
2. 執筆・推敲プロセス
本文の執筆においても、AIはパートナーとして機能しています。
• ドラフト作成: 作者が詳細なプロットと指示を与え、AIがシーンの草案を作成。それを人間が読み込み、感情の機微や文体を大幅に加筆・修正して完成させています。
• 校正・ブラッシュアップ: 誤字脱字のチェックだけでなく、読みやすさの向上や、キャラクターの口調統一などの編集作業にAIツールを用いています。
3. ビジュアル制作
• 表紙・挿絵: 作品の世界観を視覚的に補完するため、画像生成AIを使用しています。キャラクターデザインや構図は作者が指定しています。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる