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生徒が追放されているらしかったので、私はすぐに教室に向かった
すると、そこでは、男の子が廊下に立たされていた。
どうしたのと聞くと、廊下に立っているのだと言う
私は頷いて教室の扉を蹴破った
みんながこちらを向く
先生も私を睨みつけて、授業中ですが何か、と聞いてきた
私は同じくらい睨み返して、ハレーすい星をやっつけたの、と答えた
すると生徒やら校長先生やらがわっと私を取り囲んで口々に褒め称え、武勇伝を聞かせてくれとせがむ
先生も赤い顔をしながら近づいてきて、握手を求めてきた
もちろん私は淑女だから握り返す
先生はその手をハンカチで丁寧に拭き取った後、水道へと向かって行った
それから私は胴上げをされた
ワッショーイワッショーイ
それが終わると、生徒達が漫画を持ってきた
先生はそれを持ってきた生徒を一人ずつ生徒表でチェックしていたが、全員だということが分かると面倒臭くなってそれを投げ捨てた。ついでに鉛筆も折ってた
私は黒板にチョークで絵を描く
綺麗な円盤の絵
これなあに?と生徒が聞く
円盤よ、と私が言うと
そっか、普通の円じゃないんだ、と誰かが言う
また別の誰かは、そりゃ、歪んでいびつな形になってる時点で、普通の円じゃないだろ、と言う
私は笑って窓枠に足をかけ、飛び降りる
ここは3階だったから、みんな私に憧れて続いた
先生一人だけはしきりにやめなさい、と言っている
でも、その時既に私たち全員は虹の橋を渡りきって海の中にいた
プクプクと蟹、クラブが泡を吐き出す
それをみんなは吸い込んで呼吸する
海底には岩があった
プシューといって金銀財宝を吐き出している
私は足を怪我しないように気をつけてね、ここ、案外鋭い岩があるから、と説明をして、金銀財宝を飲み込んだ
これで当分夏のヘチマのタネの代金には困らないだろう
遠くに見ゆるグリーンカーテンに向かって私はあくびをした
すると、ニュッとダイオウイカがお出ましだ
私達は一斉に吸盤に絡め取られ、水面から顔を出す
ピューーと水を吹き出すと、一艘の船が近づいてきた
そこには一人先生が乗っていて、必死にオールを漕いでいる
あ、先生だ、どうしたの、先生
そう生徒が聞くと、先生は汗をボトボト垂らして息をハアハアいわせながら
どうしたもこうしたもありません!帰りますよ!みなさん!保護者様方が待っています、と応える
そこで、私達は一本の紐のように手で前の人の足を掴み、ウミヘビになった
これで、先生には追いつかれまい
笑いながら、ウミヘビ一行は海を突っ切る
すると、そこでは、男の子が廊下に立たされていた。
どうしたのと聞くと、廊下に立っているのだと言う
私は頷いて教室の扉を蹴破った
みんながこちらを向く
先生も私を睨みつけて、授業中ですが何か、と聞いてきた
私は同じくらい睨み返して、ハレーすい星をやっつけたの、と答えた
すると生徒やら校長先生やらがわっと私を取り囲んで口々に褒め称え、武勇伝を聞かせてくれとせがむ
先生も赤い顔をしながら近づいてきて、握手を求めてきた
もちろん私は淑女だから握り返す
先生はその手をハンカチで丁寧に拭き取った後、水道へと向かって行った
それから私は胴上げをされた
ワッショーイワッショーイ
それが終わると、生徒達が漫画を持ってきた
先生はそれを持ってきた生徒を一人ずつ生徒表でチェックしていたが、全員だということが分かると面倒臭くなってそれを投げ捨てた。ついでに鉛筆も折ってた
私は黒板にチョークで絵を描く
綺麗な円盤の絵
これなあに?と生徒が聞く
円盤よ、と私が言うと
そっか、普通の円じゃないんだ、と誰かが言う
また別の誰かは、そりゃ、歪んでいびつな形になってる時点で、普通の円じゃないだろ、と言う
私は笑って窓枠に足をかけ、飛び降りる
ここは3階だったから、みんな私に憧れて続いた
先生一人だけはしきりにやめなさい、と言っている
でも、その時既に私たち全員は虹の橋を渡りきって海の中にいた
プクプクと蟹、クラブが泡を吐き出す
それをみんなは吸い込んで呼吸する
海底には岩があった
プシューといって金銀財宝を吐き出している
私は足を怪我しないように気をつけてね、ここ、案外鋭い岩があるから、と説明をして、金銀財宝を飲み込んだ
これで当分夏のヘチマのタネの代金には困らないだろう
遠くに見ゆるグリーンカーテンに向かって私はあくびをした
すると、ニュッとダイオウイカがお出ましだ
私達は一斉に吸盤に絡め取られ、水面から顔を出す
ピューーと水を吹き出すと、一艘の船が近づいてきた
そこには一人先生が乗っていて、必死にオールを漕いでいる
あ、先生だ、どうしたの、先生
そう生徒が聞くと、先生は汗をボトボト垂らして息をハアハアいわせながら
どうしたもこうしたもありません!帰りますよ!みなさん!保護者様方が待っています、と応える
そこで、私達は一本の紐のように手で前の人の足を掴み、ウミヘビになった
これで、先生には追いつかれまい
笑いながら、ウミヘビ一行は海を突っ切る
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