失恋の特効薬

めぐみ

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失恋の特効薬

次回作のお話(予告)

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次作に関して蛇族の獣人と女の子のお話を書いております

久々に獣人要素強めの作品になっておりますのでお楽しみに~
ちょこちょこ書き進めておりますのであらすじとちょっとだけエッチシーンを掲載いたします



あらすじ

森の中で一人のどかに暮らしていた女性、ベラは知らぬ間にある団体に捕まってしまう。それは蛇の獣人を絡めたとある実験に巻き込まれたためであった。
住民が絡んだ問題解決のため団体組織へ乗り込んだ蛇の獣人男性、ロックスに助け出されるベラだったが彼女はすでにとある呪いを受けてしまっていて寿命のカウントダウンが始まってしまう。
自分たちのトラブルに巻き込んでしまった責任を負い呪いの解決方法を一緒に模索すると言うロックスだったが果たして呪いは解決できるのか───!?

今回のお相手は蛇の獣人
蛇族の戦闘担当、蛇族の王の剣となり右腕としての戦闘力を誇っている。
昔とある出来事があって後頭部に大きな傷を負い、そのせいで髪を剃っている。
目は赤く気味悪がられるためサングラスで隠しており、これらのせいで見た目は相当ガラが悪くコワモテとして火遊びと称した女性しか寄らなくなってしまう。
本人の性癖はいたって普通どころかどちらかというと目一杯甘やかしたいタイプだが、見た目のせいで手酷く抱かれたいと言われることが多く困っている。おまけに子供が好きなのに怖がられてしまう見た目で損しているタイプ。




以下エッチなシーンです






「じゃあ…そろそろ実践といくか。」

「ぁ…んむ…っ」

ロックスさんの顔が近づいて唇を重ねながら舌が絡まる。先ほどの練習を思い出して、恐る恐るロックスさんの舌も舌先で舐めてみる。

「そう、少しずつでいい…」

ロックスさんは穏やかな声でそう言ってくれるがいつまでも彼に付き合ってもらうわけにもいかない。少しでも彼に追いつけるように、彼の舌の動きを真似るようにそのまま大胆に舌を動かしてみる。ロックスさんの舌裏をなぞると彼の顔がビクッと強張って、しかしそのまま舌を絡め取られて反撃されてしまう。ロックスさんのキスの技術に私なんて全く歯が立たなくてそのあとは一方的に絡め取られる。後頭部を引き寄せられて、何度も何度も角度を変えて互いの唾液を混ぜ合わせた。

「ん、は、む…っ、ん…」

苦しいはずなのに気持ちいい。ロックスさんの舌の感触に夢中になって舐め合うたびにもっと欲しくなる。ロックスさんの腕が後頭部だけではなく背中にも回って顔だけじゃなく体も密着すると自分以外の体温に体の芯が痺れた。重なった胸からロックスさんの鼓動が響いて彼も興奮しているんだと思うと愛しさが込み上げる。

「ぁ…っ、ふ、ん…ッ」

ロックスさんの手が不意に胸を掴んで優しく揉みほぐしていく。先端は痛いくらい硬くなって触られるのを待ち望んでいるみたいで恥ずかしい。

「ははっ…キスだけで…俺も若造みたいに興奮しちまってる。ベラの反応がいちいち可愛いからな」

「ンッ…ぁ…こう、いう…っとき、わたしって…どう、してれば…っ」

ロックスさんの唇が首筋に移動してちゅっちゅっとキスをしながら指先で乳首を弄られる。こりこりと指先でつままれるたび痺れる感覚が走って、自分で触れるのと全然違うのだとぼんやりとした頭で思った。

「女の子は何もしなくていいんだよ…ただ気持ちよければ反応してくれると嬉しい。全部隠さないで、俺に見せてくれないか?」

「でも、助けてもらってるのに…ンッ、こんな、私ばっかり…っ」

「ベラばかりじゃない…俺もこうやって…触れて反応してくれる度、すごく気持ちいい。柔らかくて、可愛くて、甘い香りに癒されてる…」

先ほどの水浴びはただ汗を流しただけで甘い香りがするようなものはつけてないのだが…自分の匂いが気になってスンスンと嗅いでしまう。

「君特有の女の子の匂いってやつなのかね、香水の不自然な香りとかじゃなくて…こうやって裸で抱きしめてると本能で好きだなって香りがすんだ…」

「香水の匂いが強い女の子とも…こういうことしたことあるんですか?」

やられっぱなしでいられず、せめて口だけは、と反撃すると痛い質問だったのか息を吐きながらポリポリと後頭部の傷を掻いた。

「そりゃ君みたいな純粋で都会に染まってない女の子は俺なんて近付かないからな。こんな機会が無けりゃ君も俺みたいな男とは縁がないだろ?」

確かに。今となっては彼がいい人だと分かるが第一印象は明らかに近づくと危なそうな人ではある。

「俺のこと悪い男だと思ってあえて火遊びしたい女の子ばっかり近寄るもんだから、セックスも刺激的で手酷い物を求められちまってな。なんだかんだ俺は奉仕体質だからそれに応えちまって…」

苦笑いをするロックスさんは、それをあまりいい思い出として捉えていないようだ。

「本当はこうやって…好きな女の子にゃ沢山甘やかして…大事に大事に抱きたいってのによ…甚振(いたぶ)ることでしか興奮できなくなる前に君と出会えて良かった」

はぁとため息をつきながら片方の乳首を舐められてそのまま舌でじっとりと転がされる。誰にも舐められたことのないそこは初めての感覚にジンジンと熱を持った。

「ん……ッ、ぁ……っ、あ……」

「ん、ちゅ…んむ…っ、ちょっとは反応してくれたか?ほら、こんなに硬くなってきた」

そう言って指先で弾かれて背中がゾクゾクと震える。少し触れ合ってキスしただけでこんなに気持ち良くなるならセックスってどれほど気持ちがいいのだろう……と想像して体の芯が痺れた。

「ロックスさんが…優しくしてくれるのが気持ちいいからです」

彼の後頭部を撫でながらそう言うと少し頬を赤らめたロックスさんと目が合った。

「じゃあ…お許しも出たことだし好きなようにやらせてもらおうかね。目一杯甘やかして…離れられなくしちまってもいいか?」

「は、はい……」

ロックスさんの舌なめずりを見てゾクッとしたものが体の芯を這う。あぁ、これからこの人に抱かれるのか……そう実感して私の下腹部がきゅんと疼くのを感じた。

「ン……ぁ……っ」

ロックスさんの舌が乳首を舐めながら優しく反対の胸を揉んでくれる。痛くない刺激で焦れったいくらいだが、この優しい手つきで触れてもらえるのが心地いい。

「ん、ふぁ……っ、あ、あっ……」

舌先で転がされるたびに下腹部がキュンキュンと反応して微弱な快感を私に与えてくる。それがたまらなく気持ち良くてゆっくりと呼吸しながらその快感に身を委ねた。

「胸、気持ちいか?」

「ンッ……気持ち、いいです……あったかくて……」

私の一言にロックスさんは優しく微笑むと再び胸元に顔を埋める。そうして、今度は唇で吸い付くように乳首を食べられてちゅぱちゅぱと音が響いた。

「あ、ん…ろっ、くす…さ…っ」

「ん、ぁむ…ッ、ンッ…んちゅっ」

そうして何度も吸い付いて、舌で転がしてを繰り返すうちに次第にそこが熱を持ってぷっくりと膨らんでくる。そうして歯で優しく噛み付くとさっきよりも強い刺激に体が震えた。

「あ、ぁ……っ!ん……っ」

「んむ……ッ、可愛い、可愛いな…ベラ。もっと可愛い声聞かせてくれよ……」

下から上に押し上げるようにして乳首を舐められて自分じゃないような甲高くて甘ったるい声が出てしまう。
それと同時に脚の付け根から恥ずかしいくらい愛液が分泌されてシーツを濡らしてしまっているのが分かるくらいだ。脚をモジモジさせてしまってそれに気づいたロックスさんは胸から唇を離して肋骨、臍の横、太腿、と口の位置を下ろして軽いキスをした。そうして私の閉じた太腿に手を添えると私の顔を見上げる。

「ここ…開けてもいいか?」

「す、すごい濡れてるから…恥ずかしい、です…」

ロックスさんにいやらしい淫らな女だと思われたらどうしようと決心がつかない。ここまできてそんなことを言い出す私にロックスさんは体の位置を向かい合うように変えて頭を撫でた。

「そっか、そりゃ恥ずかしいよな。」

「ごめんなさい…ロックスさんと…繋がりたいっていう気持ちはあるのに…色々追いついてなくて…」

「俺とは繋がりたいって思っててくれてるのか、そっか。ありがとうな、ベラ……」

抱きしめてくれる体温と筋肉質な感触に安心する。しかし、それも束の間、ロックスさんの手が再び太腿に触れてやや強い力でそこをこじ開けられてしまう。

「や、やぁ…っ!ろっ、くすさ…っ、なん、でぇ…っ」

今まで何もかも優しい手つきだったのに突然の強引さにびっくりしてロックスさんの顔を見る。

「君の気持ちを優先させたい気持ちは十分にある。だがこれ以上呪いの進行を放っておくわけにはいかないんだ。」

そうだ、今しているこの行為は呪いを食い止めるための粘膜の接触と精の受け入れ。感情なんてものは二の次なのにロックスさんは丁寧にしてくれていた方だ。それを思い出すと脚を閉じようとしていた力を抜いて、彼の行為を受け入れるように自分からもう少し脚を開いた。

「ありがとう、痛くないように優しくするから…行為自体は止められないが怖くなったらすぐ言うんだぞ?」

「は、はい……」

「いい子だ」

ロックスさんは私を褒めるように額や頬にキスをしてくれてそのまま脚の間に体を滑らせる。そうして彼の指が私の割れ目に触れたとき、初めての感触に大袈裟に反応して彼の腕をぎゅっと掴んでしまった。

「ぁっ……ん!」

「大丈夫だ、怖いことは絶対にしない。気持ち良いことだけ教えてやるからな?」

そう言って割れ目を優しくなぞっていく。自分でも見たことのない女の子の一番恥ずかしくて大事なところを見られている。それだけで体の芯が熱くなってお腹の下あたりがジンジンと痺れた。

「濡れたこと気にしてたが…これくらい女の子なら普通だ。安心していい…俺のを受け入れるための当然の反応なんだから」

「ほん、と…ですか?はしたないって思わない?」

「そんなこと気にしてたのか、本当に可愛いな。女の子が濡れて喜ぶ男は居ても…はしたないって思う男はいないよ」

私の不安を丁寧にひとつひとつ解消してくれ、あまりにも女心を分かり過ぎているんじゃないかと思うくらいロックスさんは私の気持ちを汲んでくれる。


(以下中略)



「俺の、どこにあるか分かるか?体で…っ、俺の形…覚えて…っ、俺以外で気持ちよくなれないくらい…っ、体に刻んでやるから…っ、あ、きもちぃ…ッ」

ロックスさんの恍惚とした声が響いて頭の中が蕩けそうになる。私が気持ちいいようにロックスさんも私の体で気持ちよくなってくれて幸せで胸がいっぱいだ。

「おまんこで…っ、覚える…っ、覚えるからぁ…っ、いっぱい…こすって…ロックスさんのおちんちん…ッ…ぁ…ッ♡♡♡」

自分でももはや何を言っているのか分かっていない。興奮しきって卑猥な言葉で彼を誘う。するとロックスさんのペニスがまた一段と膨らんで、私の1番奥を亀頭でこりこりと押し上げる。

「あっ…ヒ、んッ…あたっ…て…ッ、当たってるぅ…ッ」

「ン…っ、何が…っ、どこに当たってンだ?ここ?ここだよな…?君の体のこと…俺に教えてくれよ」

珍しく意地悪な声色で追い立てるように耳元で囁かれる。吐息混じりの低い声に体がビクビクと反応してしまって恥ずかしくなる。

「あっ…んうっ、ろっ、くす、さんの…っ♡おちんちんの…っ、先っぽが…っ…、わたしの…ッ、しきゅぅ…ぐりぐりってぇ…っ♡♡♡ぁあッ♡ひ、んぅ…ッ」

「あぁ…子宮…ここまで降りてきちまってんのか?俺のせいでこうなっちまってるってんなら…元に戻さないとな?」

ロックスさんは私の体を持ち上げてベッドに腰掛ける自分の上に私を座らせた。その反動でロックスさんのペニスがズブズブズブ…ッ♡と奥に押し込まれてはくはくと水を失った魚のように呼吸がうまくできない。

「ぁ…ッ、ぁああっ、は、ぁあっ♡ふかい…ッ、おなか、ふかいのぉ…ッ♡♡♡」

「は…ッ、ぁ…っ、ははっ…せっまいな…っ、キツキツ…でも、子宮口はやわくて…めちゃくちゃ密着してるから吸い付いてくる…っ、ちんこ蕩けそうだ、たまんねぇな」

そのままお尻を掴まれて持ち上げては落とすように揺すられる。ひとつきひとつきが深くて全身を串刺しにされたかのような感覚に陥る。

「もしかしてベラ…今排卵期か?」

「そ、ゆ…のっ…わかんな…っ、あんっ、あっ♡♡んうっ…は…っ♡」

「最近の生理からどれくらい経ってる?」

気持ちいいところを突かれながらぼんやりする意識で彼の問いかけに頭を働かせる。

「えと…半月…くらい…っ、あ、んうっ…たぶん…ッ」

「どうりで…っ、こんだけ子宮降りてきて子宮の入り口柔らかくしてペニス受け入れてるわけだ…っ、分かるか?ベラの身体は今俺の精子で妊娠しやすい状態になってるんだぞ?」

ロックスさんは緩んだ口元を隠さないで嬉しそうに教えてくれる。そんな時にナカでこんなに出されてしまったらどうなるのか想像に難くない。

「大丈夫だから…っ、安心して妊娠してくれよ?…とはいえ…っ、こればかりは授かりもんだからな…っ…とりあえず今のうちに…胎いっぱいになるくらい射精させてくれ…は、ぁあ…ッ、う゛…ッ」

「あっ…わ、たし…ッ、ロックスさ、の…っ、せいしで…ッ?」

「あぁ、俺と、君の子を…っ、孕んで欲しい…っ、は、あ…ッ、こんなの初めてなんだ…っ、快感に流されてとかじゃない…っ、俺の子を…こんなにも孕んで欲しいのは…ッ」

ロックスさんの手の力が強まって力強く私を抱きしめる。互いの恥骨が密着して激しいピストンから子宮口にペニスをひたすら押し付けられる動きに変わった。最初は反応が鈍かった子宮口も繰り返し亀頭で刺激されるとそれが気持ちいいものだと教え込まれる。いつしか私も恥骨が離れないように腰を彼に押し当ててしまう。

「ぁ…ッ、んぅっ…♡ろっ、くす…っ、さ…ッ♡先っぽ…っ、やさしく、ぐりぐり…ッ、あたってぇ…きもちぃの…っ♡♡♡」

「そうか、そうか…いっぱい気持ちいいところ押してやるからな?」

「あ、んぅ…っ、きも、ひ…ッ、ぁん…ッ♡しゅきぃ…っ♡」

気持ち良すぎて頭が変になりそうだ。ロックスさんの背中に腕と脚を回して腰を押し付けて膣奥への刺激を存分に貪る。






という感じになっておりますのでご覧いただける方はぜひ!
「呪いから始まる恋」というタイトルで連載中です!
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