『転生勇者の俺、家族に正体を隠さず話した結果、家族も最強になった件』

アルさんのシッポ

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第2部 第2章「改革の波」

第40話「疫病と衛生改革」

第40話「疫病と衛生改革」


 その日の夕方、グロスマンから緊急の手紙が届いた。
 手紙を開く。
「ヴェルデン王国で、疫病が発生。感染者、すでに数千人。死者も出始めている。国境近くの町にも広がりつつあり」
 僕は、すぐに行動した。
 書斎を飛び出す。
「ディートリヒさん!」
「はい!」
「今すぐ、国境を閉鎖してください。ヴェルデン王国から誰も入れないように」
「わかりました!」
 ディートリヒが駆け出す。
 次に、倉庫に向かう。
 アイテムボックスから、万能丸薬を取り出す。
 一万粒。
 小さな白い丸薬が、袋に入っている。
「コンラートさん!」
「はい!」
「この万能丸薬、今すぐ国境に届けてください。責任者に渡して、疫病患者に飲ませるよう指示を」
「わかりました。すぐに」
「そして、オスカーさんを呼んでください」
「わかりました!」
 次に、エルヴィンのもとへ向かう。
「エルヴィン様、ヴェルデン王国で疫病が発生しました」
「知っている。今、気配を感じた」
「まず、鑑定魔導具を作りたいんです。疫病患者を自動で見つけられる魔導具を」
「ノエルを呼べ。三人でやれば、早く作れる」
 ノエルと三人で、鑑定魔導具の製作を始めた。
 仕組みは、シンプルだ。
 魔導具を対象に向けると、疫病に感染しているかどうかが光の色で分かる。
 緑の光:健康。
 赤の光:疫病感染。
「魔法陣の設計は、こうです」
 エルヴィンが、図面を描く。
 ノエルが、ミスリルの板に魔法陣を刻む。
 その精度と速さに、エルヴィンも感心する。
「さすがだな、ノエル」
「ありがとうございます」
 僕も、魔力を供給する。
 二時間後、鑑定魔導具が完成した。
 試してみる。
 健康な兵士に向けると――
 緑の光。
「完璧です」
「すぐに国境へ送りましょう」
 騎兵が、鑑定魔導具を持って国境へと駆ける。
 同時に、オスカーが来た。
「アレン様、お呼びですか?」
「オスカーさん、緊急の依頼があります」
「何でしょうか?」
「国境の外、エルデンハイム王国とヴェルデン王国の中間地帯に、大きな隔離施設を建てたいんです」
「隔離施設…ですか?」
「はい。疫病患者を隔離して、治療するための施設です。入院棟が必要です。百人以上収容できる規模で」
 オスカーが、少し考える。
「中間地帯は、両国の共同管理区域ですね。建設の許可は…」
「今回は、緊急事態です。後で国王陛下に許可を取ります。まず、建てることが先決です」
「わかりました。建築ギルドの全力を尽くします。何日で必要ですか?」
「三日以内に」
 オスカーが、驚く。
「三日…かなり急ですが…わかりました。クラフト魔法と土魔法を組み合わせれば、可能です」
「僕も手伝います。クラフト魔法で」
「では、すぐに取り掛かります!」
 建設は、猛スピードで進んだ。
 建築ギルドの職人五十名が、フル稼働する。
 僕もクラフト魔法で建材を作り続ける。
 エルヴィンも、土魔法で基礎を固める。
 リトヴァル族も、細かい作業を手伝う。
 そして、二日と半日で――
 百五十人収容できる隔離施設が完成した。
「できました」
 オスカーが、疲れた表情だが、誇らしそうだ。
「三日かかると思いましたが、みんなの力で、二日半でできました」
「ありがとうございます、オスカーさん。本当に助かりました」
 施設には、個室が五十、大部屋が五つ。
 清潔な環境を保つため、簡易的な水道も引いた。
 国境の外に建てられた、この施設で、疫病患者を治療する。
 翌日、国境での検疫が始まった。
 鑑定魔導具を持った兵士が、難民一人一人を確認する。
「健康状態:良好」
「入国を許可します」
「健康状態:要注意。疫病感染あり」
「隔離施設へ案内してください」
 感染者には、万能丸薬を与える。
「これを飲めば、治ります」
「こんな小さな丸薬で…?」
「はい。信じてください」
 服用すると、数時間で症状が和らぐ。
「治った…!」
「本当に治った…!」
 感染者たちが、驚いている。
 万能丸薬は、驚異的な効果を発揮した。
 一週間後。
 エルヴィンが、深刻な表情で僕のもとに来た。
「アレン、予想通り、ヴェルデン王国での疫病が本格化している」
「どのくらいですか?」
「感染者は、すでに一万人を超えた。そして…」
 エルヴィンが、続ける。
「人だけではなく、動物にも広がり始めている。馬、牛、豚…家畜から野生動物にも」
「動物から人への感染も…」
「ああ。このままでは、国境を閉鎖しても、野生動物を通じて疫病が入ってくる可能性がある」
 僕は考える。
 この疫病を、根本から止めなければならない。
 でも、ヴェルデン王国は敵国だ。
 直接、助けに行くことは難しい。
 でも――
「エルヴィン様、万能丸薬を大量に作れますか?」
「材料があれば、できる。どのくらいだ?」
「できるだけ多く。ヴェルデン王国全体の感染者を治療できるくらい」
 エルヴィンが、驚く。
「…ヴェルデン王国を、助けるつもりか?」
「はい。疫病で苦しんでいるのは、一般の民です。新王の命令で苦しんでいる人たちに、罪はありません」
 エルヴィンが、少し考える。
「…お前らしいな。わかった。材料を調達してくれれば、作る」
「グロスマンさんに頼みます」
 グロスマンに緊急の手紙を送った。
「万能丸薬の材料を、できるだけ大量に調達してください。費用は、いくらでも構いません」
 三日後、グロスマンから返事が来た。
「材料、調達しました。五万粒分の材料です。これ以上は、世界中から集めないと難しいですが、今は何とかなりました」
 材料が届いた。
 エルヴィンと二人で、万能丸薬の製造を始めた。
 エルヴィンが薬草を調合し、僕が魔力を込める。
 効率的な作業だ。
「一日で、五千粒は作れるな」
「十日で、五万粒ですね」
 十日間、製造を続けた。
 五万粒以上の万能丸薬が完成した。
 そして、グロスマンを呼んだ。
「グロスマンさん、お願いがあります」
「何でしょうか?」
 僕は、五万粒の万能丸薬を見せる。
「これを、ヴェルデン王国の疫病が広がっている町や村に届けてほしいんです」
 グロスマンが、驚く。
「ヴェルデン王国に…? ですが、敵国に…」
「疫病で苦しんでいるのは、一般の民です。政治や戦争とは、関係ありません」
 グロスマンが、僕をしばらく見つめる。
 そして、深々と頭を下げる。
「…わかりました。私の商団を使います。ヴェルデン王国には、各地に取引先があります。その人脈を使えば、各地の町や村に届けられます」
「お願いします。費用は、全額こちらで負担します」
「いえ、これは…私も、商人として、人として、やるべきことです。費用は、半分は私が負担します」
 グロスマンが、力強く言う。
「我が商団の全力を尽くします」
 翌日から、グロスマンの大商団が動いた。
 数十の商隊が、ヴェルデン王国の各地に向かう。
 疫病が広がる町や村を回り、万能丸薬を配る。
「これを飲めば、治ります」
「タダですか…?」
「はい。エルデンハイム王国の、アレン伯爵からの贈り物です」
 ヴェルデン王国の人々が、驚く。
「エルデンハイム王国から…? 敵国から…?」
「なぜ、助けてくれるのですか?」
「人が苦しんでいれば、助けるのは当然のことだからです」
 万能丸薬を飲んだ人々が、次々と回復する。
「治った…!」
「信じられない…!」
「エルデンハイム王国の人が、助けてくれた…」
 一週間後、ヴェルデン王国全体で感染者が激減した。
 二週間後、疫病はほぼ収束した。
 ヴェルデン王国の民の間に、アレンの名前が広まった。
「神童アレン」
「敵国の民まで、救ってくれた」
「あの方は、本物の英雄だ」
 疫病が収束した後、僕はエルヴィンと話した。
「エルヴィン様、今回の疫病で、改めて気づいたことがあります」
「何だ?」
「衛生環境の問題です」
 翌朝、僕は窓を開けた。
 朝の空気が入ってくる。
 そして――
 臭いが鼻を突く。
 街の臭い。
 生ゴミ、排泄物、汚水…
 様々な臭いが混ざった、あの臭い。
 僕は、ため息をつく。
「そういえば…慣れてしまっていたな」
 この世界に転生してから、もう十年以上が経つ。
 いつの間にか、当たり前のことだと思い込んでいた。
 でも――
 これは、放置して良いことではなかった。
 疫病は、不衛生な環境から生まれる。
 汚れた水、不衛生なトイレ、ゴミの放置…
 全て、疫病の温床だ。
「エルヴィン様、前世で学んだことを話させてください」
「ああ、聞こう」
 僕は、説明を始めた。
「前世にいた世界では、上水道と下水道というシステムがありました。地下に管を通して、清潔な水を各家庭に供給する。そして、汚水を下水道で集めて、処理する」
「処理する…とは?」
 僕は、汚水処理の工程を詳しく説明した。
「まず、沈砂池で大きなゴミや土砂を取り除きます。川から流れてくる大きな異物を最初に除去するんです」
「なるほど」
「次に、最初沈殿池です。汚水をゆっくり流して、沈みやすい汚れを底に沈殿させて、水と分離します」
「重力を使うわけだな」
「その通りです。そして、次が反応タンクです。ここでは、微生物を使います」
「微生物…?」
「肉眼では見えない、小さな生き物です。この微生物が、汚水の中の汚れを食べて分解してくれるんです。そして空気を吹き込むことで、微生物が活性化して、より効率的に汚れを分解します」
 エルヴィンが、興味深そうに聞いている。
「その微生物は、どこにでもいるのか?」
「はい、自然界に広く存在しています。この世界にも、きっといます。活性汚泥といって、微生物のかたまりを育てれば使えます」
「なるほど、続けろ」
「反応タンクの後は、最終沈殿池です。微生物のかたまりを底に沈殿させて、上澄みのきれいな水だけを取り出します」
「だいぶ、きれいになるわけだな」
「はい。そして最後が消毒槽です。処理された水を塩素などで消毒して、大腸菌などの病原菌を殺菌してから、川や海に放流します。これで、川が汚染されません」
 エルヴィンが、深く頷く。
「確かに…この世界の川は、汚染されているものが多い。それが、疫病の原因になっている可能性はある」
「はい。そして、前世では、水道が整備されてから疫病が劇的に減りました」
「魔法を使えば…再現できるかもしれないな」
 エルヴィンの目が、輝き始める。
「沈砂池と沈殿池は、土魔法で作れる。反応タンクの微生物の働きは、浄化魔法陣で代替できるかもしれない。消毒は、光魔法陣でできる」
「そうです! 魔法で全工程を再現できます!」
「面白い。試してみよう」
 その日から、エルヴィンと僕は、実験を始めた。
 まず、サーチ魔法で地下の水脈を探す。
「あった。地下三十メートルに、大きな水脈がある」
「次は、土魔法で管を作ります」
 エルヴィンが土魔法を発動する。
 地面が動く。
 地下に、細い管が形成されていく。
 水脈まで、真っ直ぐに。
「繋がった」
「次は、蛇口の魔導具です」
 ノエルが参加する。
「私も手伝います。魔導具なら、任せてください」
「ノエル、助かるよ」
 ノエルが、銅で蛇口の形を作る。
 そして、水脈から水を吸い上げる魔法陣を刻む。
 管の地上部分に、蛇口を取り付ける。
 魔法陣が起動する。
 蛇口を捻る。
 水が、勢いよく出てくる。
「出た!」
「本当に…!」
 水を一口飲む。
 冷たくて、澄んでいる。
 美味しい。
「完璧です」
 次は、下水処理システムだ。
 街の外の広い土地を選ぶ。
 まず、沈砂池を作る。
「ここに、最初のため池を作ります。大きなゴミを取り除く、沈砂池です」
 エルヴィンの土魔法で、大きなため池が形成される。
 底には、土魔法で作ったフィルターが設置される。
「次は、沈殿池」
 沈砂池の隣に、さらに大きなため池を作る。
 汚水がゆっくり流れるように、形を工夫する。
「そして、浄化池です」
 ここが、最も重要な工程だ。
 ノエルとリトヴァル族の職人たちが、ミスリルの板に浄化魔法陣を刻む。
「この魔法陣が、微生物の働きを代替します」
「凄まじい精度の魔法陣ですね」
 リトヴァル族の職人が、次々と板に魔法陣を刻む。
 ノエルが感心する。
「この精度で、こんなに速く…!」
 リトアが微笑む。
「細かい作業は、我々の得意分野です」
 浄化池の底一面に、ミスリルの板が敷かれる。
 浄化魔法陣が起動する。
 淡い光が、池全体を包む。
「最後は、消毒槽です」
 浄化池の隣に、消毒槽を作る。
 底には、光魔法陣を刻んだミスリルの板を設置する。
「光魔法には、殺菌効果があります。これで、病原菌を殺菌します」
「なるほど、塩素の代わりに光魔法を使うわけだな」
「はい。そして、消毒された水が川に放流されます」
 最後に、放流路を作る。
 消毒槽が一定量を超えると、浄化された水が川に流れる仕組みだ。
 街中に下水道を整備する。
 エルヴィンと僕で、土魔法を使って地下に排水路を作る。
 全ての汚水が、下水処理場に流れるように。
 半日で、完成した。
 試験運転を行う。
 汚水が、下水道を流れる。
 沈砂池で、大きなゴミが除去される。
 沈殿池で、汚れが沈殿する。
 浄化池で、浄化魔法陣が働く。
 消毒槽で、光魔法陣が殺菌する。
 そして――
 澄んだ水が、川に流れ込む。
 エルヴィンが、確認する。
「完璧に浄化されている」
「これで、川を汚染せずに済みます」
 次は、公衆洋式トイレだ。
 街の要所要所に設置する。
 前世で見た洋式トイレを、クラフト魔法で作る。
 石造りで、頑丈だ。
 全て、下水道に繋がっている。
「これが…トイレですか?」
 住民たちが、不思議そうに見る。
「前の…穴を掘っただけのものとは、全然違う…」
「座れる…」
「清潔だ…」
 初めて洋式トイレを見た住民たちが、驚いている。
 そして、公衆浴場も設置した。
 上水道から水を引いて、大きな浴槽を作る。
 クラフト魔法で、温める仕組みも作る。
「温かいお風呂…!」
「体を洗える…!」
「こんな設備、王都にもないぞ…!」
 公衆浴場は、すぐに人気になった。
 全てのシステムが稼働し始めた後、街が変わった。
 臭いが、劇的に消えた。
「街の臭いが…なくなった…」
「空気が、こんなに清潔になるとは…」
 二週間後、病気の発生が三分の一に減った。
 母エレナが驚く。
「先月と比べて、患者が激減しました。本当に、衛生環境が改善されると、病気が減るんですね」
「前世で学んだ通りです」
 衛生改革の噂が、瞬く間に広まった。
 最初に来たのは、アルベルト子爵だ。
「アレン伯爵、噂を聞いて来ました!」
「ご覧いただけますか?」
 上水道、下水道、公衆トイレ、公衆浴場を案内する。
 アルベルト子爵が、驚愕する。
「こ、これは…!」
「水道から、清潔な水が出る…!」
「街が、臭くない…!」
「病気も減るとのこと…!」
「うちの領地にも、すぐに導入したい!」
 その後、貴族たちが殺到した。
 一週間で、二十人以上の貴族が来た。
「魔導具の蛇口、いくらですか?」
「浄化魔法陣のミスリル板は?」
「洋式トイレを、うちの城にも!」
 注文が、止まらない。
 そして、リトヴァル族が大活躍した。
 魔導具の蛇口の製作。
 リトヴァル族の職人百人が、フル稼働する。
「一日で、五十個作れます」
「素晴らしい!」
 浄化魔法陣のミスリル板も、リトヴァル族が担当する。
「このミスリル板、品質が抜群だ…」
 設置工事も、リトヴァル族が素早くこなす。
 力も強く、小柄な体を活かして、地中での作業も得意だ。
 グロスマンの商会も、大忙しだ。
「王都から、注文が百件以上来ています!」
「ミスリル板が、品切れです!」
「もっと生産を!」
 リトアが、嬉しそうだ。
「我々が、こんなに役に立てるとは…」
「リトヴァル族の皆さんがいなければ、ここまでできませんでした」
 そして、国王アルブレヒトからも、手紙が来た。
「アレン伯爵、衛生改革の件、素晴らしい取り組みだ。そして、ヴェルデン王国への支援も聞いた。敵国の民を救うとは…お前は本当に、この王国の誇りだ」
「王都にも、ぜひ導入したい。相談に来てくれるか?」
 国王からの手紙を読んで、僕は少し照れる。
「王都全体に、衛生システムを導入できれば…王国全体が変わる」
 エルヴィンが微笑む。
「お前が動けば、世界が変わる。本当に、そうなってきたな」
「エルヴィン様のおかげです」
「いや、お前の力だ。お前の前世の知識と、この世界の魔法を組み合わせた。それは、お前にしかできないことだ」
 ある夜、リトアが来た。
「アレン様、少し良いですか?」
「どうしました?」
 リトアが、嬉しそうだ。
「最近、子供が生まれるという夫婦が、増えているんです」
「本当ですか!」
「はい。安全な環境になって、清潔な水も使えて…子供を作っても大丈夫だと、思えるようになって…」
 リトアの目が、潤んでいる。
「長い間、子供を作れなかった。危険で、育てられないから。でも、ここなら…」
「それは、本当に嬉しいことです」
「アレン様のおかげです。本当に、ありがとうございます」
 僕は、リトアの手を握る。
「ここは、みなさんの故郷です。安心して、子供を育ててください」
 リトアが、深々と頭を下げる。
「ありがとうございます…アレン様…」
 その夜、僕は書斎で考えていた。
 疫病への対応は、うまくいった。
 衛生改革も、大成功だった。
 ヴェルデン王国の民も、救えた。
 でも――
 ヴェルデン王国の新王は、まだ敵意を持っている。
 疫病の工作員を送り込んできたほどだ。
 課題は、まだある。
 でも、今は一つずつ、確実に解決していく。
 窓の外を見上げる。
 星空が広がっている。
 リトヴァル族の集落から、明かりが見える。
 笑い声も聞こえる。
「子供が生まれる…か」
 この平和を、守り続けなければならない。
 そのために、戦い続ける。
 全ての人が、幸せに暮らせる世界のために。

次回:第41話「聖牛モーモーとの再会」

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