『転生勇者の俺、家族に正体を隠さず話した結果、家族も最強になった件』

アルさんのシッポ

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第2部 第3章「魔の森の封印」

第45話「魔の森へ」

第45話「魔の森へ」


 春が来た。
 雪が全て解け、草地に新しい緑が芽吹き始めている。
 ノイブルクの街は、朝から活気に満ちていた。
 今日は、魔の森の封印調査に向けて出発する日だ。
 街の広場に、探索隊が集まっている。
 僕は、屋敷の前で最終確認をしていた。
 装備品のチェック。
 魔導具の確認。
 万能丸薬、魔力回復薬、食料、水。
 全て、空間収納魔法で保管してある。
 ノエルが、新しい魔導具を渡してくれた。
「お兄ちゃん、これを」
 小さな球体の魔導具だ。
「これは?」
「念話の増幅器です。魔の森の深部でも、ここと連絡が取れるように」
「ありがとう、ノエル」
 ノエルが、少し心配そうに言う。
「…無理、しないでね」
「わかってる」
 僕は、ノエルの頭を撫でる。
「必ず帰ってくる。約束する」
 広場に向かうと、探索隊のメンバーが全員揃っていた。
 エルヴィン。
 ディートリヒ。
 コンラート。
 リトヴァル族精鋭五十名(ヴォルフが隊長)。
 人族精鋭騎士五十名。
 そして――
 モーモーたち六頭の聖牛。
 モーモーを含む、最も経験豊富な成体たちだ。
 アルフォンス(モーモーの長子)、ベアトリス(次子)、カルロス(三子)、そして他の成体三頭。
 ギュンターが、モーモーの首を撫でている。
「気をつけてくださいね、モーモー様」
「大丈夫です、ギュンター。必ず帰ってきます」
 子牛のゾルンとルナが、母親のモーモーを見上げている。
「お母さん、行っちゃうの?」
「すぐ帰ってくるから、良い子で待っていてね」
 二頭が、寂しそうに鳴く。
 ユーリ、クラウス、リーゼの三頭の少し大きめの子牛たちも、心配そうに見ている。
「モーモーお母さん、気をつけて」
「主様を守ってね」
 父グレンが、馬に乗ってやってきた。
 後ろには、グレン領の騎士団二百名が続いている。
「アレン、留守は任せろ」
「ありがとうございます、父さん」
「お前が封印の調査に行っている間、ノイブルクの防衛は俺が見る」
 父が、真剣な表情で言う。
「ヴェルデン王国が動いても、この街は絶対に守る」
「頼みます」
 母エレナも来ていた。
「アレン、これを持って行きなさい」
 母が、小さな袋を渡す。
 中には、手作りのクッキーが入っている。
「母さん…」
「森の中でも、美味しいものを食べなさい。元気が出るから」
「ありがとう」
 母が、僕を抱きしめる。
「必ず、帰ってきてね」
「うん。絶対に」
 双子が、走ってくる。
「お兄ちゃん!」
 二人が、僕に抱きつく。
「行かないで!」
「危ないよ、魔の森は!」
 双子の目が、潤んでいる。
 僕は、二人を抱きしめる。
「大丈夫だよ。すぐに帰ってくるから」
「本当?」
「本当。約束する」
 僕は、首にかけているペンダントを触る。
 双子がくれた、青い石のペンダントだ。
「これを持っていくから。二人が作ってくれたペンダント。守ってくれるから」
 双子が、少しだけ笑う。
「うん…」
「それと、レオ、リナ、留守番、頼むよ」
「留守番?」
「学校の子供たちに、魔法を教えてあげて。リトヴァル族の子供たちとも、遊んであげて」
 二人が、真剣な顔で頷く。
「わかった!」
「任せて!」
 モーモーが近づいてきて、双子の頭を舐める。
 双子が、くすぐったそうに笑う。
「モーモー、お兄ちゃんを守ってね」
「もちろんです。主様は、私が守ります」
 出発の時間が来た。
 僕は、全員の前に立つ。
「皆さん、これから魔の森の深部に向かいます。目的は、封印の状態を確認し、必要なら強化することです」
 全員が、真剣な表情で聞いている。
「魔の森は、危険です。Aランク、もしかしたらSランク相当の魔物がいるかもしれません」
 でも、誰も怯んでいない。
「でも、みなさんは、この王国で最も優秀な精鋭です。力を合わせれば、必ずやり遂げられます」
 ヴォルフが、拳を掲げる。
「アレン様とともに!」
 リトヴァル族精鋭全員が、続く。
「アレン様とともに!」
 人族騎士たちも。
「アレン様とともに!」
 その声が、広場に響き渡る。
 街の人々が、見送りに来ていた。
 リトアが前に出る。
「アレン様、族を代表して申し上げます。必ず、ご無事でお帰りください」
「ありがとうございます、リトア」
 マティアスも来ていた。
「フェルゼン領から、駆けつけました。アレン様のご武運を祈ります」
「ありがとう、マティアス」
 クララ、ハンス、イルゼ、他の領地の代官や顧問たちも、全員集まっていた。
 一人一人が、声をかけてくれる。
「必ず帰ってきてください」
「待っています」
「アレン様なら、大丈夫です」
 温かい言葉が、胸に染みる。
 僕は馬ではなく、モーモーの背中に乗せてもらうことにした。
「主様、お乗りください」
「ありがとう、モーモー」
 モーモーの背中は、温かくて柔らかい。
 安心感がある。
 他の五頭の聖牛も、それぞれ荷物を運ぶ。
 普通の馬車よりも、はるかに安定している。
 そして――
 出発の合図。
 探索隊が、ゆっくりと動き出す。
 街の人々が、手を振っている。
「行ってらっしゃい!」
「気をつけて!」
 双子が、最後まで手を振っている。
「お兄ちゃん、絶対帰ってきてね!」
「うん、絶対!」
 僕も、手を振り返す。
 街が、少しずつ遠ざかっていく。
 愛する人たちの姿が、小さくなっていく。
「必ず、帰ってくる」
 心の中で、もう一度誓う。
 三日間の行軍。
 ノイブルクから、グレン領を経由して、魔の森の入口に向かう。
 途中、グレン領で一泊した。
 父の領地の人々が、温かく迎えてくれた。
「アレン様、頑張ってください」
「魔の森の魔物が減れば、私たちも助かります」
 グレン領は、魔の森に最も近い領地だ。
 魔物の脅威と、常に戦ってきた。
 三日目の夕方。
 ついに、魔の森の入口に到着した。
 森の端が、目の前に広がっている。
 黒々とした、深い森だ。
 木々が、不自然なほど密集している。
 空気が、重い。
 エルヴィンが、馬を降りる。
「ここからが、本番だ」
 僕も、モーモーの背から降りる。
 一歩、森に近づく。
 空気が、明らかに違う。
 魔素が、濃い。
 皮膚に触れると、ひりひりとした感覚がある。
 ディートリヒが、顔をしかめる。
「これは…入口からこの濃さですか」
「ああ。深部に行けば、もっと濃くなる」
 エルヴィンが、全員を見る。
「魔素への耐性がない者は、ここで気分が悪くなるはずだ。大丈夫か?」
 リトヴァル族の精鋭たちが、顔を見合わせる。
「…少し、気持ち悪いです」
「でも、我慢できます」
 人族騎士たちも同じだ。
 コンラートが言う。
「訓練で、魔力に晒される練習をしてきました。これくらいなら、大丈夫です」
「良い。では、進もう」
 森に足を踏み入れる。
 一歩目から、世界が変わった。
 木々が、黒く変色している。
 幹が、歪んでいる。
 普通の森なら、鳥の鳴き声や虫の音がするはずだ。
 でも、ここには何もない。
 静寂だけがある。
 不気味な静けさだ。
 モーモーが言う。
「主様、魔物の気配がします。でも、近づいてきません」
「神気のおかげですか?」
「はい。私たちが放つ神気に、怯えているようです」
 確かに、周囲に魔物の気配を感じる。
 でも、距離を保っている。
 様子を伺っている。
 エルヴィンが言う。
「Cランク以下の魔物は、神牛の神気だけで逃げる。だが、Bランク以上は話が別だ」
 その言葉通り――
 突然、茂みから何かが飛び出してきた。
 魔狼だ。
 体長二メートル。
 全身が黒い毛に覆われている。
 目が、赤く光っている。
 Bランクの魔物だ。
 一頭だけではない。
 次々と現れる。
 十頭。
 群れで行動している。
 ディートリヒが剣を抜く。
「全員、戦闘態勢!」
 騎士たちが、剣と盾を構える。
 リトヴァル族の精鋭も、武器を取る。
 でも――
 魔狼たちが、モーモーたちを見た瞬間、動きが止まる。
 六頭の聖牛が、静かに前に出る。
 神気が、波のように広がる。
 白く、眩しい光。
 魔狼たちが、後ずさりする。
 耳を伏せる。
 尻尾を丸める。
 そして――
 一斉に、逃げ出す。
 茂みの中に消えていく。
 全員が、固まる。
「今の…戦わずに…」
「Bランクの魔狼が…逃げた…」
 コンラートが、驚きを隠せない。
 モーモーが、戻ってくる。
「Bランクでも、神気を見れば逃げます。本能的に、我々に勝てないとわかるのでしょう」
「頼もしいです、モーモー」
「ただ、Aランク以上は、そうはいきません。戦う可能性があります」
「わかりました」
 さらに、森の奥に進む。
 一時間ほど歩くと、景色が変わってきた。
 木が、さらに黒くなっている。
 幹が、完全に歪んでいる。
 枝が、奇妙な方向に伸びている。
 まるで、苦しんでいるかのように。
 地面も、黒ずんでいる。
 草が、枯れている。
 ヴォルフが、地面を見て眉をひそめる。
「この土…生きているものが育つとは思えません」
「魔素に侵食されているんだ」
 エルヴィンが説明する。
「魔素が濃すぎると、普通の植物は育たない。育つのは、魔素に適応した歪な植物だけだ」
 確かに、所々に奇妙な植物が生えている。
 黒い色をした、トゲだらけの草。
 紫色の、気味の悪い花。
 触れたくない。
 空気も、さらに重くなってきた。
 黒い靄が、うっすらと見える。
 これが、魔素だ。
 可視化できるほど、濃い。
 リトヴァル族の精鋭の一人が、気分が悪そうにする。
「うっ…」
「大丈夫か?」
 ヴォルフが、仲間を支える。
「少し…気持ち悪いです…」
 エルヴィンが、僕を見る。
「アレン、結界を張れるか? 魔素を遮断する結界を」
「やってみます」
 僕は、魔力を集中する。
 探索隊全体を覆う、大きな結界。
 魔素を遮断する性質を持たせる。
 前世の記憶を辿る。
 勇者時代に、同じようなことをした記憶がある。
 魔法陣を描く。
 光の壁が、探索隊を囲む。
 魔素が、結界に弾かれる。
 空気が、少し軽くなる。
「楽になりました…」
 リトヴァル族の精鋭が、安堵の表情を浮かべる。
 エルヴィンが、感心する。
「さすがだ。この規模の結界を、これほど自然に張れるとは」
「前世の記憶のおかげです」
「だが、魔力を消耗する。どのくらい持つ?」
「三日は問題なく。それ以上も、魔力を補充すれば大丈夫です」
「なら、このまま行こう」
 さらに進むと、動物の骸が見えてきた。
 魔物の死体だ。
 腐敗している。
 でも、普通の腐り方ではない。
 黒く、溶けたようになっている。
 魔素に侵食されて、死んだのだろう。
 ディートリヒが、顔をしかめる。
「これは…魔物でさえ、ここでは生きられないのか」
「深部に行けば行くほど、魔素が濃くなる。魔物でも耐えられなくなる」
 コンラートが聞く。
「では、なぜ封印の近くに魔物が集まるのですか?」
「封印の力が、魔物を引き寄せているからだ。封印の中にいる存在の力が、魔物の本能を刺激する」
 エルヴィンが、遠くを見る。
「だが、近づきすぎると、魔素で死ぬ。矛盾しているが、それが魔の森だ」
 日が暮れてきた。
 森の中は、昼間でも暗い。
 夜になれば、真っ暗だ。
 エルヴィンが、立ち止まる。
「今日は、ここで野営する」
「わかりました」
 開けた場所を見つける。
 テントを張る。
 火を焚く。
 普通の火ではなく、魔法の火だ。
 魔素が濃い場所では、普通の火は消えやすい。
 モーモーたち六頭が、周囲を歩き回る。
 神気を放出して、魔物を寄せ付けないようにする。
 さらに、僕が結界を張る。
 二重の防御だ。
 夕食は、持ってきた保存食と、母が作ってくれたクッキー。
 温かい料理ではないが、十分だ。
 リトヴァル族の精鋭たちが、少し元気を取り戻している。
「アレン様の結界のおかげで、だいぶ楽になりました」
「良かったです」
 ヴォルフが聞く。
「明日は、どのくらい進みますか?」
 エルヴィンが答える。
「あと二日で、封印の場所に着くはずだ。ただし、明日からはAランクの魔物が出る可能性が高い」
「わかりました。警戒を強めます」
 夜。
 交代で見張りをする。
 最初の見張りは、ディートリヒとコンラート。
 僕は、テントで休んでいた。
 でも、眠れない。
 森の静けさが、不気味すぎる。
 何も音がしない。
 風もない。
 まるで、時間が止まっているかのようだ。
 その時――
 遠くから、何かの声が聞こえた。
 低く、重い声。
 遠吠えのような。
 でも、狼ではない。
 もっと、深い声だ。
 テントから出ると、エルヴィンも外に出ていた。
「聞こえたか?」
「はい。あれは…」
「封印の中にいるものの声だ」
 エルヴィンが、暗い森の奥を見つめる。
「封印が弱まって、声が漏れている」
「あの声…何を言っているんですか?」
「わからない。だが…鳴いているだけではないな」
 もう一度、声が聞こえる。
 今度は、はっきりと。
 低く、暗く、でもどこか悲しい響きがある。
 まるで、何かを訴えているかのような。
 モーモーが、僕の隣に来る。
「主様、あの声を聞くと、胸が痛くなります」
「胸が痛い…?」
「悲しみを感じます。怒りや憎しみではなく…悲しみを」
 モーモーの声が、静かに震えている。
「あの存在は、何か深い悲しみを抱えているのかもしれません」
 僕は、暗い森の奥を見る。
 封印の場所は、まだ遠い。
 でも、その存在の気配が、ここまで届いている。
 圧倒的な存在感だ。
 前世の記憶を辿る。
 でも、あの声に関する記憶は、ほとんどない。
 封印した時の記憶が、曖昧だ。
 なぜだろう。
 重要な記憶のはずなのに。
 エルヴィンが言う。
「寝ておけ、アレン。明日からが本番だ」
「わかりました」
 テントに戻る。
 でも、あの声が、頭から離れない。
 悲しみ。
 モーモーが感じた、悲しみ。
 災厄の獣と呼ばれる存在が、なぜ悲しんでいるのか。
 その答えは、封印の場所で見つかるのだろうか。
 目を閉じる。
 いつの間にか、眠りに落ちていた。
 夢の中で、また、あの声が聞こえた。
 低く、重く、悲しい声。
 何かを訴えている。
 でも、言葉にはならない。
 ただ、響くだけだ。
 そして、夢の中で、僕は気づいた。
 あの声は――
 呼んでいる。
 僕を。
 前世の自分を。
 勇者ハルトを。
「待っている」
 そんな気がした。
 翌朝、早くに目が覚めた。
 テントの外では、もう全員が準備をしている。
 朝食を済ませて、再び出発する。
 二日目の行軍が始まった。
 魔の森の深部へ。
 封印の場所へ。
 そして、災厄の獣との対話へ。
 全ての答えが、そこにある。
 僕は、双子がくれたペンダントを握りしめる。
「行こう」
 モーモーの背中に乗る。
 探索隊が、動き出す。
 暗い森の奥へ。
 未知の存在が、待っている。
 悲しみを抱えた、何か。
 それが、一体何なのか。
 なぜ、千年前の七種族も、五百年前の前世の自分も、殺さずに封印したのか。
 その答えを、自分の目で確かめる。
 モーモーが、静かに言う。
「主様、私たちが側にいます。何があっても」
「ありがとう、モーモー」
 他の五頭の聖牛も、それぞれ頷く。
 アルフォンス、ベアトリス、カルロス。
 みんなが、僕を守ってくれる。
 探索隊が、森の奥へと進んでいく。
 木々が、さらに黒くなっていく。
 魔素が、さらに濃くなっていく。
 でも、僕たちは進む。
 封印を守るために。
 この世界を守るために。

次回:第46話「森の試練」

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