『転生勇者の俺、家族に正体を隠さず話した結果、家族も最強になった件』

アルさんのシッポ

文字の大きさ
52 / 65
第2部 第3章「魔の森の封印」

第52話「戦後処理と選択」

第52話「戦後処理と選択」


 戦いから三日後。
 ノイブルクの城内で、捕虜の処遇について話し合っていた。
 総勢二万五千の敵軍のうち、二万は既に逃走していた。
 残ったのは、五千名。
 職業軍人たちだ。
 貴族三十五名、騎士団二千名、傭兵団三千名。
 執務室には、父グレン、エルヴィン、ディートリヒ、コンラート、そしてエレボスが集まっていた。
 父グレンが言う。
「まず、一般兵二万を逃がしたのは正解だった」
「はい」
 僕は、頷く。
「彼らは徴集された農民や商人です。戦いたくて戦っているわけではない」
 ディートリヒが、報告書を見る。
「逃げた兵たちは、それぞれの故郷に帰っていきました。武器も捨てて」
「良かったです」
 僕は、本心からそう思う。
 無駄な血は流したくない。
 一般の人々を巻き込みたくない。
 それが、僕の願いだ。
 でも――
 残った五千名は、話が違う。
「問題は、この五千名ですね」
 コンラートが言う。
「貴族、騎士、傭兵。全員、職業軍人です」
「簡単には解放できませんね」
 エルヴィンが、腕を組む。
「特に貴族と騎士は、ヴェルデン王国の中核です」
 僕は、方針を説明する。
「まず、傭兵団三千名については、傭兵ギルドに連絡します」
「傭兵ギルド…?」
「はい。傭兵は、ギルドに所属しています。身代金の交渉は、ギルドを通して行うのが慣例です」
 僕は、前世の記憶を辿る。
 勇者時代、何度も傭兵と戦った。
 彼らには、独自のルールがある。
 ギルドを通せば、話は早い。
「一人あたり、いくらで交渉するんですか?」
 コンラートが聞く。
「相場は賠償金を含めて、一人一千万だな」
 父グレンが言う。
「一千万…三千人だと…」
「三百億です」
 全員が、息を呑む。
「三百億…」
「はい。ヴェルデン王国が支払えるかどうか、わかりませんが」
 僕は、続ける。
「でも、これは傭兵ギルドの規則です。従わないと、ギルド全体を敵に回すことになります」
「なるほど」
 エルヴィンが、納得する。
「では、ギルドに連絡しよう」
 次に、貴族と騎士について。
「貴族三十五名と騎士団二千名は…」
 僕は、少し考える。
「まず、使者を送りましょう」
「使者?」
「はい。捕虜の中から一人選んで、ヴェルデン王国に送ります」
 僕は、説明する。
「身代金の交渉をするために」
 父グレンが、頷く。
「それが、普通だな」
「では、誰を使者に?」
 ディートリヒが聞く。
「捕虜の中から、信頼できそうな騎士を一人選んでください」
「わかりました」
 その日の午後。
 ディートリヒが、一人の騎士を連れてきた。
 三十代の、真面目そうな騎士だ。
「この者、ヴェルデン騎士団のエミール・フォン・シュタインです」
 エミールが、緊張した面持ちで頭を下げる。
「アレン様…」
「エミール殿、お願いがあります」
 僕は、優しく言う。
「ヴェルデン王国に、使者として行っていただけますか?」
 エミールが、驚く。
「使者…?」
「はい。貴族と騎士団の身代金交渉のために」
 僕は、説明する。
 エミールが、しばらく考える。
 そして――
「…わかりました。行きます」
「ありがとうございます」
 僕は、親書を渡す。
「これを、ヴェルデン王国に届けてください」
「はい」
 親書には、こう書いた。
「貴族三十五名、騎士団二千名を捕虜としています。適正な身代金と引き換えに、解放する用意があります」
 丁寧な文章だ。
 脅しではなく、交渉の申し出として。
 エミールは、翌日出発した。
 一週間後――
 エミールが、帰ってきた。
 でも、その姿を見て、僕は息を呑む。
 ボロボロだ。
 服は破れ、顔には傷がある。
 明らかに、暴行を受けている。
「エミール殿! 大丈夫ですか!」
 僕は、駆け寄る。
 エミールが、膝をつく。
「アレン様…申し訳ございません…」
「何があったんですか?」
「新王…に会いました…」
 エミールが、震える声で言う。
「親書を渡しました…でも…」
「でも…?」
「新王は…こう言いました」
 エミールが、涙を流す。
「『敗者は不要だ。そんな無能な者たちに、一銭も払う気はない』と」
 僕は、愕然とする。
「そして…私を殴りました…何度も…」
 エミールが、震える。
「『二度と来るな。その捕虜たちも、好きにしろ。我が国には関係ない』と」
 全員が、沈黙する。
 これは…ひどい。
 自国の貴族と騎士を、見捨てた。
 母エレナが、すぐにエミールを治療する。
「大丈夫ですよ。すぐに治します」
「ありがとうございます…」
 エミールが、泣く。
「俺たち…捨てられたんです…国に…」
 その夜、僕は考え込んだ。
 ヴェルデン王国の新王は、狂っている。
 自国の貴族と騎士を、見捨てた。
 これは、想定外だ。
 でも――
 捕虜たちを、どうするか。
 殺すわけにはいかない。
 でも、ずっと養うわけにもいかない。
 エレボスが、部屋に入ってくる。
「アレン様、クラウス将軍が、お話があると」
「クラウス将軍が?」
「はい。謁見の間で待っています」
 謁見の間に行くと、クラウス将軍が立っていた。
 その目には、深い悲しみがある。
「アレン様…エミールから、聞きました」
「…はい」
「新王が…我々を見捨てたと」
 クラウスの声が、震える。
「信じられません…自国の騎士を…貴族を…」
 クラウスが、膝をつく。
「アレン様、お願いがあります」
「何でしょう」
「私に…全てを話させてください」
 クラウスが、顔を上げる。
「新王のこと。ヴェルデン王国の内情。全てを」
「…どうぞ」
 僕は、椅子を勧める。
 エレボスが、お茶を出す。
 クラウスが、話し始める。
 クラウス将軍の話は、長かった。
 先代王の治世。
 新王の即位。
 そして、突然の変貌。
「新王は、即位して半年後、突然変わりました」
 クラウスが言う。
「まるで、別人のように」
「別人…」
「はい。それまでは、真面目で責任感のある王でした」
 クラウスが続ける。
「でも、ある日を境に…残虐になりました」
「ある日…?」
「その頃から、黒いローブを着た男が、新王の側にいるようになりました」
 僕は、身を乗り出す。
「黒いローブ…」
「はい。顔は見えません。常にフードを被っています」
 クラウスが、眉をひそめる。
「あの男が来てから、全てがおかしくなりました」
 僕は、神眼でクラウスの記憶を読む。
 黒いローブの男。
 その姿を見た瞬間――
 ぞっとする。
 前世で、見たことがある。
 魔王軍の幹部たち。
 同じローブを着ていた。
「クラウス将軍」
「はい」
「その男は…おそらく、普通の人間ではありません」
 クラウスが、緊張する。
「普通の人間では…?」
「詳しくは言えませんが、危険な存在です」
 僕は、少し真実を話す。
「僕は、前世で勇者でした。五百年前の勇者ハルトです」
 クラウスが、目を見開く。
「勇者ハルト…!」
「魔王を倒しました。でも、魔王軍の幹部たちも、黒いローブを着ていました」
「では…あの男は…」
「わかりません。でも、可能性があります」
 クラウスが、しばらく考える。
 そして――
「アレン様、提案があります」
「何でしょう」
「クーデターを起こします」
 僕は、驚く。
「クーデター…?」
「はい。新王を退位させます」
 クラウスが、真剣に言う。
「新王は…もう王ではありません。あの黒ローブの男に操られている傀儡です」
「…」
「そして、我々を見捨てました。もう、忠誠を誓う理由はありません」
 クラウスが、拳を握る。
「私には、まだ国内に仲間がいます。軍の幹部たちも、新王に疑問を持っています」
「でも、危険では…」
「危険です。でも、やらなければなりません」
 クラウスが、僕を見る。
「アレン様、お願いがあります」
「何ですか」
「支援していただけませんか?」
 僕は、少し考える。
 クーデターへの支援。
 それは、他国の内政干渉だ。
 リスクもある。
 でも――
 新王が操られているなら。
 黒ローブの男が、魔王軍の残党なら。
 放置はできない。
「わかりました」
 僕は、決断する。
「支援します」
「それと、もう一つ」
「はい」
「黒ローブの男を、捕らえてください」
 僕は、強調する。
「殺さないでください。生け捕りにしてください」
「なぜ…?」
「正体を知りたいんです。目的も」
 クラウスが、頷く。
「わかりました。必ず」
 支援の内容を決める。
 まず、資金。
 クーデターには、金がかかる。
 軍の幹部たちを説得するための宴会費。
 情報収集のための工作資金。
 全て、僕が提供する。
 次に、情報。
 グロスマンの商人ネットワークを使って、王都の情報を集める。
 新王の動き。
 黒ローブの男の居場所。
 親衛隊の配置。
 全てを、クラウスに提供する。
 そして――
「必要なら、エレボスを派遣します」
「エレボス様を…?」
「はい。戦闘支援として」
 エレボスが、頷く。
「喜んでお手伝いします」
 一ヶ月後。
 準備が整った。
 クラウス将軍は、ノイブルクから王都に戻った。
 捕虜だった騎士たち五十名も、一緒だ。
 彼らは、クーデターに協力することを誓った。
 新王に見捨てられた彼らにとって、クラウスこそが真の指導者だった。
 さらに一週間後――
 グロスマンから、手紙が届いた。
「クーデター、決行」
 その夜、王都で何が起きたのか。
 後日、詳しい報告が来た。
 クラウス将軍が、軍の幹部たちを集めた。
 真実を語った。
 新王の暴政。
 捕虜の見捨て。
 黒ローブの男の存在。
 全てを、正直に語った。
 幹部たちが、激怒した。
「我々の仲間を見捨てただと!」
「許せない!」
 そして、クラウスが言った。
「新王を、退位させよう」
 幹部たちが、賛同した。
 全員一致で、決起を決めた。
 深夜。
 クラウス将軍と軍の幹部たちが、王宮に乗り込んだ。
 親衛隊も、彼らを止めなかった。
 親衛隊の隊長も、新王に愛想を尽かしていた。
 新王リチャードが、玉座に座っている。
 その横に、黒いローブの男。
 クラウスが、前に出る。
「リチャード王、退位していただきます」
 新王が、激怒した。
「何を言う! 反逆か!」
「反逆ではありません。国を救うための行動です」
 クラウスが、冷静に言う。
 黒ローブの男が、動く。
 魔法を唱えようとする。
 その瞬間――
 影が、動いた。
 エレボスだ。
 一瞬で、黒ローブの男の背後に回る。
 そして、首を掴む。
「動くな」
 エレボスの声が、冷たい。
 黒ローブの男が、抵抗する。
 でも、エレボスの半神級の力には敵わない。
 完全に、制圧された。
「捕らえました」
 エレボスが、報告する。
 新王が、崩れ落ちる。
「師…師が…」
 新王の目から、光が消える。
 まるで、糸が切れた人形のように。
「…わかった。退位する」
 新王が、静かに言う。
 その声には、感情がない。
 まるで、別人のように。
 こうして、血を流すことなく、クーデターは成功した。
 新王が退位した後、次の王が選ばれた。
 先代王エドワード一世の次男――エドワード。
 賢明で、民思いの貴族として評判だった。
 エドワード二世として、即位した。
 即位の演説で、エドワード二世は言った。
「私は、兄の過ちを繰り返しません。民を愛し、国を繁栄させます。そして、隣国との平和を築きます」
 民が、歓声を上げた。
 一週間後。
 ヴェルデン王国から、正式な使節団が来た。
 新王エドワード二世からの親書を持って。
 そして――
 黒いローブの男も、連行されてきた。
 厳重に拘束されている。
 謁見の間で、使節団の長――老貴族のフィリップ伯爵が深々と頭を下げた。
「アレン様、先の戦争、心より謝罪いたします」
「…」
「そして、捕虜を見捨てたこと、深くお詫び申し上げます」
 フィリップ伯爵が、続ける。
「我が王は、貴殿の支援に、深く感謝しております」
「いえ」
 僕は、微笑む。
「正しいことをしただけです」
 フィリップ伯爵が、親書を渡す。
 中には、謝罪と感謝、そして和平条約の提案が書かれていた。
「わかりました。和平条約を結びましょう」
 使節団が、安堵する。
 和平条約の交渉は、スムーズに進んだ。
 賠償金。
 不可侵条約。
 通商条約。
 全ての条項が、公平にまとまった。
 さらに――
「傭兵団三千名の身代金、三百億は、我が国が支払います」
 フィリップ伯爵が言う。
「分割になりますが、必ず支払います」
「ありがとうございます」
「それと、貴族と騎士たちも、三百億で引き取らせていただきます。合計六百億で宜しいでしょうか?」
「もちろんです」
 こうして、全ての捕虜が解放されることになった。
 調印式の後、僕は黒ローブの男と対面した。
 拘束されたまま、牢に入れられている。
 フードを取ると――
 若い男の顔が現れた。
 三十代前半。
 整った顔立ち。
 でも、その目は、異様だ。
 金色に光っている。
「お前が…勇者ハルトの転生か」
 男が、笑う。
「五百年ぶりだな」
 僕は、息を呑む。
「お前は…」
「俺の名前は、ザイン。魔王軍四天王の一人だった」
 ザインが、嘲笑する。
「魔王様は、お前に倒された。でも、俺たち四天王は生き延びた」
「四天王…」
「ああ。そして、五百年かけて力を蓄えた」
 ザインが、続ける。
「魔王様を復活させるために」
「復活…」
「そうだ。あと十年もすれば、魔王様は復活する」
 ザインが、笑う。
「その時、お前も、この世界も、全て滅ぼす」
 僕は、拳を握る。
 やはり。
 魔王の復活。
 それが、彼らの目的だ。
「なぜ、新王を操った?」
「簡単だ。七王国を混乱させるためだ」
 ザインが、続ける。
「戦争を起こし、国力を削る。そうすれば、魔王様が復活した時、抵抗できない」
「…」
「でも、お前が邪魔をした」
 ザインが、憎しみを込めて僕を見る。
「クーデターを支援し、平和を取り戻した」
「当然です」
 僕は、冷静に言う。
「あなたたちの計画は、ここで終わりです」
「終わり?」
 ザインが、笑う。
「甘いな。俺は一人ではない。他の三天王も、各地で暗躍している」
「他の三人…」
「そうだ。お前が全員を止められるか? 見ものだな」
 尋問を終えて、僕は執務室に戻る。
 エルヴィン、父グレン、エレボスが待っている。
「どうだった?」
 父が聞く。
「魔王軍の残党です。四天王の一人」
 全員が、緊張する。
「そして…魔王の復活を企んでいます」
「復活…」
「あと十年で、復活するそうです」
 僕は、深く息を吐く。
「他の三天王も、各地で暗躍しているようです」
 エルヴィンが、腕を組む。
「つまり、これは始まりに過ぎない、と」
「はい」
 僕は、窓の外を見る。
 平和な景色。
 でも、その平和は、脅かされている。
「準備しなければなりません。魔王との、再戦に」
 父が、僕の肩に手を置く。
「今度は、一人じゃないぞ」
「はい」
 僕は、微笑む。
「今度は、家族がいます。仲間がいます」
 エレボスが、頷く。
「私も、戦います」
「ありがとう、みんな」
 その夜、エレボスが報告してくれた。
「アレン様、本体から連絡がありました」
「どうしました?」
「混沌が、減っています」
 エレボスが、嬉しそうに言う。
「そして、ある一定まで減ると、バランスを保ち始めています」
「本当ですか」
「はい。世界が、浄化されています」
 少し、心が軽くなる。
 良いことも、ある。
 全てが悪いわけじゃない。
 神殿で、セレスティア様にも報告した。
 女神が、言った。
「アレン、覚悟してください。魔王との戦いが、また始まります」
「わかっています」
「でも、今度は違います。あなたには、仲間がいます」
「はい」
「信じてください。そして、戦ってください」
「ありがとうございます、セレスティア様」
 ベッドに入る前、窓の外を見る。
 ノイブルクの夜景。
 平和な景色。
 この平和を、守る。
 家族を、仲間を、民を。
 そして――
 十年後、魔王が復活する。
 その時、また戦う。
 でも、今度は一人じゃない。
 その確信を胸に、眠りに落ちる。




感想 11

あなたにおすすめの小説

【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります

すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
 《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。  なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!  冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。  ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。  そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜

深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。 処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。 なぜなら彼女は―― 前世で“トップインフルエンサー”だったから。 処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。 空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。 タイトルは―― 『断罪なう』。 王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。 すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、 国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。 そして宣言される、前代未聞のルール。 支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。 処刑台は舞台へ。 断罪はエンタメへ。 悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。 これは、 処刑されるはずだった悪役令嬢が、 “ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。 支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、 それとも――自由か。

A級パーティから追放された俺はギルド職員になって安定した生活を手に入れる

国光
ファンタジー
A級パーティの裏方として全てを支えてきたリオン・アルディス。しかし、リーダーで幼馴染のカイルに「お荷物」として追放されてしまう。失意の中で再会したギルド受付嬢・エリナ・ランフォードに導かれ、リオンはギルド職員として新たな道を歩み始める。 持ち前の数字感覚と管理能力で次々と問題を解決し、ギルド内で頭角を現していくリオン。一方、彼を失った元パーティは内部崩壊の道を辿っていく――。 これは、支えることに誇りを持った男が、自らの価値を証明し、安定した未来を掴み取る物語。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

あっ、追放されちゃった…。

satomi
恋愛
ガイダール侯爵家の長女であるパールは精霊の話を聞くことができる。がそのことは誰にも話してはいない。亡き母との約束。 母が亡くなって喪も明けないうちに義母を父は連れてきた。義妹付きで。義妹はパールのものをなんでも欲しがった。事前に精霊の話を聞いていたパールは対処なりをできていたけれど、これは…。 ついにウラルはパールの婚約者である王太子を横取りした。 そのことについては王太子は特に魅力のある人ではないし、なんにも感じなかったのですが、王宮内でも噂になり、家の恥だと、家まで追い出されてしまったのです。 精霊さんのアドバイスによりブルハング帝国へと行ったパールですが…。

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。