『転生勇者の俺、家族に正体を隠さず話した結果、家族も最強になった件』

アルさんのシッポ

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第2部 第5章「闇ギルドとの戦い」

第62話「闇ギルド本部襲撃・前編」

第62話「闇ギルド本部襲撃・前編」


 夜明け前。
 まだ暗い王都の街。
 僕は、父と一緒に屋敷を出た。
 装備を整え、武器を持つ。
 エレボスも、準備万端だ。
 そして――
 小さくなった聖牛、モーモー、ペスカ、マトリ。
 三頭も、それぞれの主の目線の高さで浮かんでいる。
「主様、準備はよろしいですか?」
 モーモーが、念話で聞く。
「うん。大丈夫」
 僕は、深呼吸する。
 今日が、決戦の日だ。
 父が、言う。
「アレン、行くぞ」
「はい」
 僕たちは、王宮の北門に向かった。
 そこで、王国騎士団と合流する。
 北門に着くと――
 すでに、多くの騎士が集まっていた。
 王国騎士団精鋭、百名。
 全員が、完全武装している。
 剣、槍、弓。
 鎧を着て、真剣な表情。
 その中央に、レオンハルト将軍がいた。
「グレン伯爵、アレン伯爵」
 レオンハルトが、敬礼する。
「お待ちしておりました」
「レオンハルト将軍」
 父が、敬礼を返す。
「準備は、整いましたか?」
「はい」
 レオンハルトが、頷く。
「精鋭百名、全員揃っております」
「よし」
 レオンハルトが、全員を集める。
「諸君!」
 レオンハルトの声が、響く。
「本日、我々は闇ギルドを討伐する!」
「この王国に巣食う悪を、根絶する!」
 騎士たちが、拳を握る。
「我々は、二手に分かれる!」
 レオンハルトが、続ける。
「第一部隊、五十名。私が指揮する。目標は、違法奴隷市場だ!」
「奴隷たちを救出し、奴隷商人を全員捕らえる!」
「はっ!」
 五十名の騎士が、声を揃える。
「第二部隊、五十名。グレン・フォン・ヴァルトハイム伯爵が指揮する。目標は、闇ギルド本部だ!」
「ヴォルフガング・フォン・シュヴァルツを捕らえ、構成員を全員捕らえる!」
「はっ!」
 残りの五十名が、声を揃える。
「両部隊、同時に突入する!」
 レオンハルトが、力強く言う。
「逃げる者は、切り倒しても良い!一人も逃がすな!」
「抵抗する者にも同様だ、容赦するな!」
「ただし、降伏した者は殺すな!速やかに拘束、その間同じ組の者は警備しながら、拘束が終わるのを待つ。判ったな!」
「我々は、王国の正義を執行する!」
「「「「「「「はっ!」」」」」」」」
 全員が、声を揃える。
 その声が、夜明け前の空気を震わせる。
 レオンハルトが、僕と父のところに来る。
「グレン伯爵、アレン伯爵」
「はい」
「作戦を確認します」
 レオンハルトが、地図を広げる。
「第一部隊は、旧市街の違法奴隷市場へ。突入時刻は、日の出と同時」
「第二部隊は、北東エリアの闇ギルド本部へ。突入時刻は、同じく日の出と同時」
「同時に動くことで、連絡を取る時間を与えない」
「わかりました」
 父が、頷く。
「それでは、出発しましょう」
 第二部隊、五十名。
 僕と父、エレボス、そして王国騎士五十名。
 僕たちは、北東エリアの闇ギルド本部に向かった。
 夜明け前の静かな街。
 足音を忍ばせて、進む。
 貴族街の外れ。
 ヴォルフガングの旧邸宅。
 三階建ての石造りの屋敷。
 その前で、僕たちは止まる。
 父が、騎士たちに命令する。
「屋敷を包囲しろ。逃げる者は、一人も逃がすな」
「はっ!」
 騎士たちが、散開する。
 屋敷の前、後ろ、左右。
 全ての方向を、封鎖する。
 父が、僕とエレボスを見る。
「アレン、エレボス。準備はいいか」
「はい」
「大丈夫です」
「では――」
 父が、空を見上げる。
 東の空が、わずかに明るくなり始めている。
 日の出が、近い。
 そして――
 太陽が、地平線から顔を出す。
 日の出だ。
「突入!」
 父が、叫ぶ。
 騎士たちが、一斉に屋敷に突入する。
 正門を破る。
 窓を破る。
 裏口から入る。
 全方向から、同時に。
 屋敷の中から、悲鳴が上がる。
「敵襲だ!」
「王国騎士団だ!」
「武器を取れ!」
 闇ギルドの構成員たちが、慌てて武器を取る。
 でも、遅い。
 騎士たちは、すでに屋敷の中に入っている。
 激しい戦闘が始まる。
 剣と剣がぶつかり合う音。
 魔法の光。
 怒号と悲鳴。
 僕と父、エレボスも、屋敷に入る。
 一階の広間。
 そこには、十数名の闇ギルド構成員がいた。
「グレン・フォン・ヴァルトハイム!」
 一人が、叫ぶ。
「貴様…!」
「闇ギルド! 投降しろ!」
 父が、剣を構える。
「抵抗すれば、容赦しない!」
「ふざけるな!」
 構成員たちが、襲いかかってくる。
 父が、剣を振るう。
 身体強化魔法。
 圧倒的な速さと力。
 一撃で、一人を倒す。
 二人目、三人目。
 次々と倒していく。
 僕も、戦う。
 神速剣。
 一瞬で、敵の背後に回る。
 剣の柄で、後頭部を打つ。
 気絶させる。
 殺さない。
 捕らえるのが、目的だから。
 エレボスも、戦っている。
 魔法で敵を拘束する。
 光の鎖。
 動きを封じる。
「くそ…!」
 構成員たちが、次々と倒れていく。
 降伏する者もいる。
「降伏する!」
「武器を捨てろ! 両手を上げろ!」
 騎士たちが、降伏した者を拘束する。
 一階の戦闘は、すぐに終わった。
 闇ギルド構成員、約二十名。
 全員、捕らえた。
 死者は、ゼロ。
 完璧だ。
 父が、二階に向かう。
「アレン、行くぞ!」
「はい!」
 僕たちは、階段を駆け上がる。
 二階。
 廊下で、さらに戦闘が起きている。
 騎士たちが、構成員たちと戦っている。
 でも、騎士たちの方が強い。
 訓練された精鋭だ。
 次々と、構成員を倒していく。
 僕たちは、ヴォルフガングの執務室に向かう。
 昨日、潜入した時に確認した部屋。
 ドアを蹴破る。
 中に入る。
 でも――
 誰もいない。
 机も、椅子も、全てそのまま。
 でも、ヴォルフガングの姿がない。
「いない…?」
 父が、顔色を変える。
「まさか…」
 エレボスが、言う。
「悪意を感じません。この部屋には、誰もいません」
「くそ!」
 父が、拳を握る。
「逃げたか!」
 僕は、神眼で周囲を確認する。
 記憶の痕跡を読む。
 そして――
 わかった。
「父さん、ヴォルフガングは昨夜、ここを出ています」
「なに!?」
「この部屋の記憶…昨夜、ヴォルフガングが何かを持って出て行った痕跡があります」
「逃げたのか…」
 父が、悔しそうに言う。
「いえ、逃げたわけではないと思います」
 僕は、続ける。
「隠れ家に移動したのかもしれません」
「隠れ家…?」
「はい。王都郊外に、ヴォルフガングの隠れ家があるはずです」
 僕は、ゲルハルトの記憶を思い出す。
「ゲルハルトの記憶にありました。王都郊外、森の中の小屋」
「そうか…」
 父が、頷く。
「では、まずここの構成員を全員捕らえよう。そして、隠れ家に向かう」
 三階でも、戦闘が続いている。
 でも、すでに形勢は決している。
 王国騎士団の圧勝だ。
 闇ギルドの構成員たちは、次々と降伏している。
 約一時間後。
 全ての戦闘が終わった。
 闇ギルド本部、完全制圧。
 構成員、約百名。
 全員、捕らえた。
 死者は、双方ともゼロ。
 負傷者は、数名。
 完璧な作戦だった。
 でも――
 ヴォルフガングは、いなかった。
 その頃。
 違法奴隷市場でも、戦闘が始まっていた。
 レオンハルト将軍率いる第一部隊、五十名。
 地下への階段を降りる。
 そして――
 違法奴隷市場に突入。
「王国騎士団だ!」
 レオンハルトが、叫ぶ。
「奴隷商人ども、投降しろ!」
「な、何だ!?」
 奴隷商人たちが、慌てる。
「王国騎士団!? なぜここに!?」
「抵抗すれば、容赦しない!」
 騎士たちが、一斉に襲いかかる。
 奴隷商人たちは、戦闘員ではない。
 すぐに降伏する。
「降伏する!」
「武器を捨てろ!」
 数分で、全ての奴隷商人を捕らえた。
 約二十名。
 全員、拘束された。
 レオンハルトが、地下空間を見回す。
 檻の中に、多くの人々が囚われている。
 リトヴァル族、獣人族、エルフ族、人族。
 様々な種族。
 全員が、首に奴隷の首輪を着けている。
「奴隷たちを解放しろ!」
 レオンハルトが、命令する。
 騎士たちが、檻の鍵を開ける。
 奴隷たちが、出てくる。
 でも――
 首輪がある。
 口封じの呪いがかかった首輪。
 これを外さないと、完全に自由にはなれない。
「首輪を外せ!」
 レオンハルトが、命令する。
 でも、騎士たちが試しても、外れない。
「将軍、これは魔法の首輪です!」
 一人の騎士が、報告する。
「普通の方法では、外れません!」
「くそ…」
 レオンハルトが、歯噛みする。
 そして――
 ある檻の前で、立ち止まる。
 そこには、二人の人族が囚われていた。
 四十代前半の男性と、三十代後半の女性。
 痩せ細っている。
 疲弊している。
 でも、まだ生きている。
「君たち、名前は?」
 レオンハルトが、聞く。
 でも、二人は答えられない。
 首輪の呪いで、話せないのだ。
「首輪が…邪魔をしているのか…」
 レオンハルトが、悔しそうに言う。
「奴隷解放魔法が使える者を呼べ!」
 レオンハルトが、叫ぶ。
「アレン・フォン・ノイシュテルン伯爵だ!」
「すぐに連絡を取れ!」
「はっ!」
 一人の騎士が、走り出す。
 闇ギルド本部。
 僕たちは、全ての構成員を拘束し終えた。
 その時――
 一人の騎士が、駆けてくる。
「グレン伯爵! アレン伯爵!」
「どうした?」
 父が、聞く。
「レオンハルト将軍からの伝令です!」
「違法奴隷市場を制圧しました!」
「そうか、成功したか!」
 父が、喜ぶ。
「でも、奴隷の首輪が外せません!」
「奴隷解放魔法が使える方を、お願いしたいとのことです!」
「わかった!」
 僕が、答える。
「すぐに向かいます!」
 僕と父、エレボスは、違法奴隷市場に向かった。
 構成員の拘束は、騎士たちに任せる。
 旧市街、地下への階段。
 僕たちは、階段を降りる。
 地下空間に着くと――
 レオンハルトが、待っていた。
「アレン伯爵!」
「レオンハルト将軍」
「お願いします。奴隷たちの首輪を外してください」
「わかりました」
 僕は、地下空間を見回す。
 檻から出された奴隷たち。
 約二百名。
 全員が、首輪を着けている。
 苦しそうだ。
 僕は、一人ずつに近づいていく。
 奴隷解放魔法を使う。
 首輪が、外れる。
 光が消える。
 呪いが、解ける。
「あ…ありがとうございます…」
 最初の一人が、涙を流す。
「やっと…話せる…」
 僕は、次々と首輪を外していく。
 一人、また一人。
 時間はかかるが、確実に。
 そして――
 ある二人の前に来た。
 四十代前半の男性。
 三十代後半の女性。
 ハンスとマリアだ。
 ノエルの両親だ。
 僕は、二人に近づく。
 奴隷解放魔法を使う。
 首輪が、外れる。
 光が消える。
 呪いが、解ける。
 二人が、初めて声を出す。
「あ…ありがとうございます…」
 ハンスが、涙を流す。
「三年…三年ぶりに…話せる…」
 マリアも、泣いている。
「ありがとうございます…」
 僕は、二人を見つめる。
 ノエルに、そっくりだ。
 特に、マリア。
 ノエルの顔立ちは、母親譲りなんだ。
 でも――
 今は、まだ何も言えない。
 全員の首輪を外さなければ。
「少し待っていてください」
 僕は、二人に言う。
「必ず、後で話します」
 そして、次の奴隷の首輪を外していく。
 約一時間後。
 全ての奴隷の首輪を外し終えた。
 約二百名。
 全員、自由になった。
 奴隷たちが、泣いている。
 喜んでいる。
 抱き合っている。
 その光景を見て、僕も胸が熱くなる。
 やった。
 救えた。
 全員を。
 レオンハルトが、僕のところに来る。
「アレン伯爵、ありがとうございました」
「いえ」
 僕は、頭を下げる。
「これが、僕たちの使命ですから」
 そして、僕はハンスとマリアのところに戻る。
 二人は、まだ涙を流している。
「あの…」
 僕が、声をかける。
 二人が、僕を見る。
 僕は、自己紹介する。
「僕は、アレン・フォン・ノイシュテルン伯爵です」
 二人が、少し戸惑った表情になる。
 ノイシュテルン伯爵…?
 聞いたことがない名前。
 でも――
 マリアが、僕の顔をじっと見る。
 そして、目を見開く。
「え!……あの………え、も、もしかして……アレンくん?」
 マリアが、震える声で言う。
「エレナ姉の息子さんの…!?」
 ハンスも、驚いて僕を見る。
「アレン…くん…?」
「はい」
 僕は、微笑む。
「お久しぶりです。マリアさん、ハンスさん」
 二人の目から、涙が溢れる。
「アレンくん…!」
 マリアが、涙を流す。
「こんなに大きくなって…!」
「四年ぶりですね」
 僕は、続ける。
「僕が六歳の時に、お二人はグランベルの町に引っ越されましたから」
「そうだった…まだ、小さかったのに…」
 ハンスが、涙を拭う。
「でも…伯爵に…?」
「ノイシュテルン伯爵って…」
 マリアが、不思議そうに言う。
「父が、爵位を取り戻しました」
 僕は、説明する。
「内戦が終わった後、父はヴァルトハイム伯爵に復帰しました」
「そして、僕も功績を認められ、新しい領地を与えられて、ノイシュテルン伯爵になりました」
「グレン様が…!」
 二人が、驚く。
「そうだったんですか…」
「はい、恥ずかしながら、今は父も僕も、貴族として暮らしています」
 そして――
 僕は、二人に言う。
「それとお二人には知らせて置かないといけない事が有ります…ノエルのことです」
 二人の表情が、一変する。
「ノエル…!?」
 マリアが、叫ぶ。
「ノエルは…!? 無事なんですか!?」
「はい。安心して下さい。元気です」
 僕は、微笑む。
「三年前、お二人が行方不明になった後、ノエルは一人で村まで歩いて来たんですよ……」
「そして、僕の母が受け入れて、今は僕たちの家族として暮らしています」
「そうだったんですか…」
 ハンスが、涙を拭う。
「ノエルは…一人で…村まで…」
「エレナ姉が…受け入れてくれたんですか…」
 マリアが、涙を流す。
「はい。母も、喜んでノエルを受け入れました」
 僕は、続ける。
「ノエルは、今、僕たちの領地で元気に暮らしています」
「魔法も使えるようになりました。土属性と、クラフト魔法です」
「槍も上手です」
「ノエルが…」
 二人が、涙を流す。
「元気に…暮らしているんですか…」
「はい」
 僕は、強く頷く。
「必ず、会わせます」
「今はまだ戦いが終わっていませんが、全てが終わったら、必ずノエルと再会出来ますから」
「ありがとうございます…」
 二人が、深々と頭を下げる。
「アレンくん…ノエルを…ありがとうございます…」
「いえ」
 僕は、微笑む。
 その時、父が僕たちのところに来た。
 父は、ハンスとマリアを見て、優しく微笑む。
「ハンス、マリア、久しぶりだな」
 二人が、驚いて父を見る。
「グレン様…!」
 マリアが、涙を流す。
「本当に…グレン様…!」
 ハンスも、深々と頭を下げる。
「グレン様…お久しぶりです…」
 父が、二人に近づく。
「三年間、辛かっただろう」
 父の声が、優しい。
「でも、もう大丈夫だ」
「グレン様…」
 二人が、涙を拭う。
「ノエルは、我が家で大切に預かっている。元気に暮らしているから、安心してくれ」
 父が、続ける。
「必ず、帰すからな」
「ありがとうございます…」
 二人が、また深々と頭を下げる。
「グレン様…エレナ姉…本当に…ありがとうございます…」
 マリアが、涙を流しながら言う。
「ノエルを…大切にしてくださって…」
「当たり前だ」
 父が、微笑む。
「ノエルは、家族だからな」
 父が、僕を見る。
「アレン、ヴォルフガングを追うぞ」
「はい」
 僕は、ハンスとマリアに言う。
「少し待っていてください」
「すぐに戻ります」
「はい…気をつけて、アレンくん…」
 マリアが、心配そうに言う。
「グレン様も…」
 ハンスが、続ける。
「ありがとうございます」
 僕たちは、地下空間を出る。
 ヴォルフガングの隠れ家へ。
 最後の戦いが、待っている。

次回:第63話「闇ギルド本部襲撃・後編」

    
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