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第5章:「子爵になって、神の使徒になって、婚約もして。あ、魔の森の開拓もありました。貴族って、こんなに忙しいものなんですか?」
第55話「ダンジョンの調査と封印」
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第55話「ダンジョンの調査と封印」
32日目の朝。
レンの屋敷。
執務室。
レンが、椅子に座っている。
机の上に、地図。
領地の中心部。
湖の位置。
そして、ダンジョンの位置。
(ダンジョン……)
レンが、考える。
(地下100メートルに、大きなダンジョン……)
(これは……しっかり調査しなければ……)
レンが、立ち上がる。
(俺……いや……)
レンが、ふと考える。
(これからは、貴族として……領主として……しっかりしなければ……)
(そろそろ「俺」から「私」に……変えていった方がいいかもしれない……)
レンが、苦笑する。
(まあ、少しずつだな……)
レンが、執務室を出る。
会議室へ。
ダンジョン調査の準備
会議
会議室。
レン、エドガー、グンター、ドワーフ4人、ライカ。
「今日、ダンジョンの調査を行います」
レンが、宣言する。
「!」
全員が、緊張する。
「ダンジョン……危険ですね」
エドガーが、心配そうに言う。
「はい。でも、調査は必要です。深さ、危険度、魔獣の種類……全て把握しなければなりません」
レンが、説明する。
「私が、単独で入ります」
レンが、言う。
(「私」……やっぱり慣れないな……でも、使っていこう)
レンが、心の中で思う。
「!」
「単独で……?」
グンターが、驚く。
「はい。ダンジョンは危険です。私一人なら、転移魔法ですぐに脱出できます」
レンが、説明する。
「でも……」
エドガーが、心配する。
「大丈夫です。エリシア様から、このダンジョンは100階層以上あると聞きました。深層部には強力な魔獣がいるでしょう。でも、私なら対応できます」
レンが、自信を持って言う。
「分かりました。気をつけてください」
エドガーが、頷く。
「携帯電話は持っていきます。何かあれば、すぐに連絡します」
レンが、言う。
ダンジョンへの移動
レンが、領地の中心部へ転移する。
「転移」
一瞬。
湖のほとりに、出現する。
円形陸地。
美しい林。
「ここだ」
レンが、呟く。
レンが、地面に手を置く。
魔力を、流す。
地下を、探る。
「地下100メートル……ダンジョンの入口……」
レンが、確認する。
「では、降りよう」
ダンジョンへの侵入
地下への降下
レンが、クラフト魔法を使う。
「クラフト:階段」
地面が、開く。
階段が、出現する。
地下へ、続く階段。
レンが、階段を降りる。
10メートル。
20メートル。
50メートル。
100メートル。
暗闇。
レンが、魔法で光を作る。
「ライト」
光の球が、出現する。
周囲を、照らす。
階段の先に――
巨大な扉。
石造りの扉。
高さ10メートル。
幅5メートル。
古代の文字が、刻まれている。
「これが、ダンジョンの入口……」
レンが、呟く。
レンが、扉に近づく。
手を触れる。
扉が、ゆっくり開く。
ギイイイ……
中から、冷たい風。
魔力を含んだ、風。
「……」
レンが、中に入る。
ダンジョン内部
広大な、空間。
天井は、高い。
20メートル以上。
壁は、石造り。
古代の、建造物。
奥へ、続く通路。
暗い。
「これは……」
レンが、感嘆する。
「本格的なダンジョンだ……」
レンが、奥へ進む。
1階層
通路を進む。
その時――
物陰から、魔獣。
ゴブリン。
Fランク魔獣。
「ギャアアア!」
ゴブリンが、襲いかかる。
レンが、手を上げる。
「バインド」
ゴブリンが、止まる。
「ファイアボール」
炎の球。
ゴブリンが、倒れる。
レンが、魔石を回収する。
Fランク魔石。
薄い灰色の小さな魔石。
無属性。
「1階層は、Fランク……初心者向けだな」
レンが、呟く。
レンが、さらに奥へ進む。
深層への探索
10階層
レンが、10階層まで到達する。
魔獣が、強くなっている。
オーク。
Dランク魔獣。
「グオオオ!」
オークが、襲いかかる。
レンが、瞬殺する。
「ライトニング」
オークが、倒れる。
レンが、魔石を回収する。
Dランク魔石。
灰色の魔石。
無属性。
拳の半分ほどのサイズ。
「10階層で、Dランク……」
レンが、分析する。
「階層が深くなるほど、魔獣が強くなる……」
30階層
レンが、30階層まで到達する。
魔獣が、さらに強くなっている。
トロール。
Bランク魔獣。
「グオオオオ!」
トロールが、襲いかかる。
レンが、半神の力を使う。
「バインド×5」
「ファイアストーム」
トロールが、倒れる。
レンが、魔石を回収する。
Bランク魔石。
濃い灰色の魔石。
無属性。
拳大。
「30階層で、Bランク……」
レンが、考える。
「このペースだと……50階層でAランク……100階層では……SSランク以上……」
50階層
レンが、50階層まで到達する。
予想通り。
グリフォン。
Aランク魔獣。
「ギャアアアア!」
グリフォンが、襲いかかる。
レンが、戦う。
「バインド×10」
「ライトニングストーム」
激しい戦闘。
レンが、勝利する。
レンが、魔石を回収する。
Aランク魔石。
鮮やかな黄色の大きな魔石。
雷属性。
「Aランク……強かった……」
レンが、息をつく。
「でも、俺なら、倒せる」
レンが、呟く。
(また「俺」が出てしまった……まあ、少しずつ慣れていこう)
レンが、苦笑する。
80階層
レンが、80階層まで到達する。
ここからは、さらに危険。
ブラッドドラゴン。
Sランク魔獣。
「ギャアアアアア!」
ブラッドドラゴンが、咆哮する。
レンが、全力で戦う。
半神の力、全開。
「バインド×30」
「ホーリーランス」
光の槍が、ブラッドドラゴンを貫く。
「ギャアアアアアア!」
ブラッドドラゴンが、倒れる。
「Sランク……さすがに、強敵だった……」
レンが、疲れた表情で言う。
レンが、魔石を回収する。
Sランク魔石。
深紅の巨大な魔石。
炎属性。
両手で抱えるほど。
「Sランク魔石……これは貴重だ……」
レンが、驚く。
「これ以上は……危険かもしれない……」
レンが、判断する。
「今日は、ここまでにしよう」
調査結果の報告
地上に戻る
レンが、転移魔法で地上に戻る。
湖のほとり。
レンが、携帯電話を取り出す。
「006」を入力。
エドガー。
『もしもし、エドガーです。レン様!大丈夫ですか!?』
エドガーが、心配そうに聞く。
「はい、大丈夫です。調査を終えて、地上に戻りました」
『良かった……どうでしたか?』
「かなり大規模なダンジョンです。80階層まで確認しました。1階層はFランク、10階層でDランク、30階層でBランク、50階層でAランク、80階層でSランクの魔獣が出現しました」
『!』
『Sランク……!』
「はい。エリシア様の情報通り、100階層以上あるようです。深層部には、SSランクやSSSランクの魔獣がいるでしょう」
『それは……非常に危険ですね……』
「はい。今は、封印します。将来、管理システムを作ってから開放します」
『分かりました。屋敷に戻ってきてください』
「はい。すぐに戻ります」
通話を切る。
レンが、転移魔法で屋敷に戻る。
会議室での報告
会議室。
レン、エドガー、グンター、ドワーフ4人、ライカ。
「調査結果を報告します」
レンが、説明する。
「このダンジョンは、100階層以上の大規模ダンジョンです。深層部には、SSランク以上の魔獣がいると予想されます」
「!」
全員が、驚く。
「これほどの規模のダンジョンは……」
ボルンが、呟く。
「国家レベルの重要資源です……」
「はい。莫大な魔石、素材、レアアイテムが採れるでしょう。そして、冒険者が集まります。ダンジョン街として発展させれば、領地の経済が大きく成長します」
レンが、説明する。
「ただし……」
レンが、続ける。
「管理が必要です。スタンピードの危険があります」
「スタンピード……」
グンターが、緊張する。
「はい。ダンジョン内の魔獣が、地上に溢れ出す現象です。大規模なスタンピードが起きれば、周辺の街が壊滅します」
「それは……」
エドガーが、心配する。
「大丈夫です。対策を取ります」
レンが、自信を持って言う。
「私は、ダンジョンの入口を封印します。そして、将来、巨大な建物を建設します。その建物で、ダンジョンを完全に管理します」
「!」
全員が、聞く。
ダンジョン・タワーの構想
建物の設計
「その建物の名前は……『ダンジョン・タワー』」
レンが、宣言する。
「ダンジョン・タワー……」
エドガーが、呟く。
「どのような建物ですか?」
「高さ100メートル、地上30階建ての巨大な建物です。地下5階まであります」
レンが、説明する。
「100メートル……!」
グンターが、驚愕する。
「地下1階に、ダンジョンの入口があります。この建物で、ダンジョンを完全に封じます」
レンが、続ける。
「建物の壁は、非常に厚く作ります。特にダンジョン入口周辺は、厚さ10メートル。魔法陣で強化します」
「10メートル……!」
ボルンが、感嘆する。
「それは……堅固ですね……」
「スタンピードが起きても、建物が防ぎます。緊急封鎖システムも設置します」
レンが、説明する。
「そして、建物内には様々なギルドが入ります。冒険者ギルド、傭兵ギルド、商業ギルド、鍛冶師ギルド……」
レンが、続ける。
「宿泊施設も作ります。高級宿から一般宿まで」
「素晴らしい計画です」
エドガーが、感心する。
「最上階、30階は……私の私邸にします」
レンが、言う。
(「私」……少し慣れてきたかな)
レンが、心の中で思う。
「レン様の私邸……」
グンターが、納得する。
「領主として、相応しいですね」
「ただ、建設は開拓完了後です。今は、簡易的な封印を行います」
レンが、説明する。
監視システムの構想
「それと……」
レンが、考える。
「ダンジョンを監視するシステムが必要です」
「監視システム……?」
エドガーが、聞く。
「魔導具で、カメラのようなものを作ります」
「かめら?」エドガーが不思議そうな顔をしている。
「はい………あ!え~とですね。その場の状況を沢山の記録画に残しておくものです」
ダンジョン内に設置して、リアルタイムで監視します」
レンが、説明する。
「!」
全員が、驚く。
「魔導具で……カメラ……そんなことが、できるんですか……?」
エドガーが、驚く。
「できます。俺……私が、作ります」
レンが、微笑む。
(また「俺」が……まあ、完全に変えるのは難しいな。少しずつだ)
レンが、心の中で思う。
「カメラで撮影した映像を、モニターに映します。監視センターを作って、24時間体制で監視します」
レンが、説明する。
「そうすれば、スタンピードの予兆も、早期に発見できます」
「素晴らしいです……」
シンリ(測量チーム長)が、感嘆する。
「そんなシステムがあれば、完璧ですね」
「はい。これから、魔導具カメラを開発します」
レンが、言う。
ダンジョンの封印
封印の準備
「では、今からダンジョンを封印します」
レンが、立ち上がる。
「私も、同行していいですか?」
エドガーが、聞く。
「もちろんです。グンター、ドワーフの皆さんも、来てください」
レンが、頷く。
領地中心部へ
レンが、転移魔法で全員を領地中心部へ移動させる。
湖のほとり。
円形陸地。
「ここです」
レンが、地面を指す。
「この下、100メートルにダンジョンの入口があります」
全員が、地面を見る。
「では、封印を始めます」
レンが、言う。
巨大な門の作成
レンが、集中する。
半神の力を、解放する。
「クラフト:封印の門」
レンが、魔法を発動する。
光が、溢れる。
金色と銀色の光。
地下100メートルに、巨大な門が出現する。
高さ10メートル。
幅5メートル。
厚さ3メートル。
アダマント合金製。
魔法で強化された、最強の金属。
門には、複雑な魔法陣。
封印の魔法陣。
「完成だ……」
レンが、満足する。
結界の展開
「次に、結界を張ります」
レンが、言う。
レンが、さらに魔力を込める。
「クラフト:封印結界」
レンが、魔法を発動する。
光が、広がる。
金色と銀色の光。
地下100メートル、ダンジョンの入口周辺に、結界が展開される。
三重の結界。
第一結界:物理的な防御。
第二結界:魔法的な防御。
第三結界:魔獣の行動を封じる結界。
「完成だ……」
レンが、息をつく。
「これで、ダンジョンは完全に封印されました」
「!」
全員が、安堵する。
「この封印は、私以外には解けません。スタンピードが起きても、魔獣は地上に出られません」
レンが、説明する。
「素晴らしいです……」
エドガーが、感嘆する。
「これで、安心ですね」
「はい。将来、ダンジョン・タワーが完成したら、封印を解除します。そして、管理システムを稼働させてから、ダンジョンを開放します」
レンが、言う。
その夜・レンの執務室
レンの執務室。
レンが、椅子に座っている。
机の上に、設計図。
ダンジョン・タワーの設計図。
レンが、ペンを持って書き込む。
(ダンジョンを発見した……これは、大きな財産だ……)
レンが、考える。
(でも、管理が必要だ……スタンピード対策……監視システム……全て、準備しなければ……)
(魔導具カメラも、開発しなければ……)
レンが、クラフト魔法を試す。
「クラフト:魔導具カメラ」
小さな水晶球が、出現する。
レンが、魔力を流す。
水晶球が、光る。
執務室の別の場所に、別の水晶球が出現する。
映像が、映る。
レンが見ている景色。
「!」
「成功だ……」
「映像が、転送されている……」
「これを、ダンジョン内に設置すれば……リアルタイムで監視できる……」
レンが、微笑む。
その時――
念話が、響く。
『レン様!』
エリシアの声。
『エリシア様』
レンが、答える。
『ダンジョンの封印、完璧でしたよ!』
エリシアが、賞賛する。
『ありがとうございます』
『魔導具カメラも、成功しましたね!素晴らしいです!』
エリシアが、喜んでいる。
『はい。これで、監視システムが作れます』
『それと……レン様、「私」って言うようになりましたね』
エリシアが、笑いながら言う。
『あ……はい……貴族として、領主として……しっかりしなければと思いまして……』
レンが、照れる。
『でも、まだ「俺」も混ざってますよ?ふふ』
エリシアが、笑う。
『はい……完全に変えるのは難しくて……少しずつ慣れていきます……』
レンが、苦笑する。
『無理しなくていいですよ。レン様らしさも大切です』
エリシアが、優しく言う。
『ありがとうございます、エリシア様』
『では、おやすみなさい!明日も、頑張ってくださいね!』
エリシアが、言う。
『はい、おやすみなさい、エリシア様』
念話が、切れる。
レンが、設計図を見る。
ダンジョン・タワー。
(壮大な計画だ……でも、実現させる……)
レンが、決意する。
(まずは、開拓を完了させる……それから、ダンジョン・タワーを建設する……)
(そして、この領地を……最高の領地にする……)
レンが、微笑む。
目を閉じる。
明日への、期待を胸に。
第55話 完
次回予告:
第56話「開拓の継続と魔導具カメラ開発」
翌日から、レンは再び開拓を続ける。
1日2.25km²のペース。
順調に、進む。
そして――
魔導具カメラの本格開発。
試作品を改良。
暗視機能、魔力検知機能を追加。
録画機能も実装。
200台のカメラを製造。
監視センターの設計。
大型魔導具モニターの開発。
スタンピード予測システムの構築。
全てが、形になっていく。
32日目の朝。
レンの屋敷。
執務室。
レンが、椅子に座っている。
机の上に、地図。
領地の中心部。
湖の位置。
そして、ダンジョンの位置。
(ダンジョン……)
レンが、考える。
(地下100メートルに、大きなダンジョン……)
(これは……しっかり調査しなければ……)
レンが、立ち上がる。
(俺……いや……)
レンが、ふと考える。
(これからは、貴族として……領主として……しっかりしなければ……)
(そろそろ「俺」から「私」に……変えていった方がいいかもしれない……)
レンが、苦笑する。
(まあ、少しずつだな……)
レンが、執務室を出る。
会議室へ。
ダンジョン調査の準備
会議
会議室。
レン、エドガー、グンター、ドワーフ4人、ライカ。
「今日、ダンジョンの調査を行います」
レンが、宣言する。
「!」
全員が、緊張する。
「ダンジョン……危険ですね」
エドガーが、心配そうに言う。
「はい。でも、調査は必要です。深さ、危険度、魔獣の種類……全て把握しなければなりません」
レンが、説明する。
「私が、単独で入ります」
レンが、言う。
(「私」……やっぱり慣れないな……でも、使っていこう)
レンが、心の中で思う。
「!」
「単独で……?」
グンターが、驚く。
「はい。ダンジョンは危険です。私一人なら、転移魔法ですぐに脱出できます」
レンが、説明する。
「でも……」
エドガーが、心配する。
「大丈夫です。エリシア様から、このダンジョンは100階層以上あると聞きました。深層部には強力な魔獣がいるでしょう。でも、私なら対応できます」
レンが、自信を持って言う。
「分かりました。気をつけてください」
エドガーが、頷く。
「携帯電話は持っていきます。何かあれば、すぐに連絡します」
レンが、言う。
ダンジョンへの移動
レンが、領地の中心部へ転移する。
「転移」
一瞬。
湖のほとりに、出現する。
円形陸地。
美しい林。
「ここだ」
レンが、呟く。
レンが、地面に手を置く。
魔力を、流す。
地下を、探る。
「地下100メートル……ダンジョンの入口……」
レンが、確認する。
「では、降りよう」
ダンジョンへの侵入
地下への降下
レンが、クラフト魔法を使う。
「クラフト:階段」
地面が、開く。
階段が、出現する。
地下へ、続く階段。
レンが、階段を降りる。
10メートル。
20メートル。
50メートル。
100メートル。
暗闇。
レンが、魔法で光を作る。
「ライト」
光の球が、出現する。
周囲を、照らす。
階段の先に――
巨大な扉。
石造りの扉。
高さ10メートル。
幅5メートル。
古代の文字が、刻まれている。
「これが、ダンジョンの入口……」
レンが、呟く。
レンが、扉に近づく。
手を触れる。
扉が、ゆっくり開く。
ギイイイ……
中から、冷たい風。
魔力を含んだ、風。
「……」
レンが、中に入る。
ダンジョン内部
広大な、空間。
天井は、高い。
20メートル以上。
壁は、石造り。
古代の、建造物。
奥へ、続く通路。
暗い。
「これは……」
レンが、感嘆する。
「本格的なダンジョンだ……」
レンが、奥へ進む。
1階層
通路を進む。
その時――
物陰から、魔獣。
ゴブリン。
Fランク魔獣。
「ギャアアア!」
ゴブリンが、襲いかかる。
レンが、手を上げる。
「バインド」
ゴブリンが、止まる。
「ファイアボール」
炎の球。
ゴブリンが、倒れる。
レンが、魔石を回収する。
Fランク魔石。
薄い灰色の小さな魔石。
無属性。
「1階層は、Fランク……初心者向けだな」
レンが、呟く。
レンが、さらに奥へ進む。
深層への探索
10階層
レンが、10階層まで到達する。
魔獣が、強くなっている。
オーク。
Dランク魔獣。
「グオオオ!」
オークが、襲いかかる。
レンが、瞬殺する。
「ライトニング」
オークが、倒れる。
レンが、魔石を回収する。
Dランク魔石。
灰色の魔石。
無属性。
拳の半分ほどのサイズ。
「10階層で、Dランク……」
レンが、分析する。
「階層が深くなるほど、魔獣が強くなる……」
30階層
レンが、30階層まで到達する。
魔獣が、さらに強くなっている。
トロール。
Bランク魔獣。
「グオオオオ!」
トロールが、襲いかかる。
レンが、半神の力を使う。
「バインド×5」
「ファイアストーム」
トロールが、倒れる。
レンが、魔石を回収する。
Bランク魔石。
濃い灰色の魔石。
無属性。
拳大。
「30階層で、Bランク……」
レンが、考える。
「このペースだと……50階層でAランク……100階層では……SSランク以上……」
50階層
レンが、50階層まで到達する。
予想通り。
グリフォン。
Aランク魔獣。
「ギャアアアア!」
グリフォンが、襲いかかる。
レンが、戦う。
「バインド×10」
「ライトニングストーム」
激しい戦闘。
レンが、勝利する。
レンが、魔石を回収する。
Aランク魔石。
鮮やかな黄色の大きな魔石。
雷属性。
「Aランク……強かった……」
レンが、息をつく。
「でも、俺なら、倒せる」
レンが、呟く。
(また「俺」が出てしまった……まあ、少しずつ慣れていこう)
レンが、苦笑する。
80階層
レンが、80階層まで到達する。
ここからは、さらに危険。
ブラッドドラゴン。
Sランク魔獣。
「ギャアアアアア!」
ブラッドドラゴンが、咆哮する。
レンが、全力で戦う。
半神の力、全開。
「バインド×30」
「ホーリーランス」
光の槍が、ブラッドドラゴンを貫く。
「ギャアアアアアア!」
ブラッドドラゴンが、倒れる。
「Sランク……さすがに、強敵だった……」
レンが、疲れた表情で言う。
レンが、魔石を回収する。
Sランク魔石。
深紅の巨大な魔石。
炎属性。
両手で抱えるほど。
「Sランク魔石……これは貴重だ……」
レンが、驚く。
「これ以上は……危険かもしれない……」
レンが、判断する。
「今日は、ここまでにしよう」
調査結果の報告
地上に戻る
レンが、転移魔法で地上に戻る。
湖のほとり。
レンが、携帯電話を取り出す。
「006」を入力。
エドガー。
『もしもし、エドガーです。レン様!大丈夫ですか!?』
エドガーが、心配そうに聞く。
「はい、大丈夫です。調査を終えて、地上に戻りました」
『良かった……どうでしたか?』
「かなり大規模なダンジョンです。80階層まで確認しました。1階層はFランク、10階層でDランク、30階層でBランク、50階層でAランク、80階層でSランクの魔獣が出現しました」
『!』
『Sランク……!』
「はい。エリシア様の情報通り、100階層以上あるようです。深層部には、SSランクやSSSランクの魔獣がいるでしょう」
『それは……非常に危険ですね……』
「はい。今は、封印します。将来、管理システムを作ってから開放します」
『分かりました。屋敷に戻ってきてください』
「はい。すぐに戻ります」
通話を切る。
レンが、転移魔法で屋敷に戻る。
会議室での報告
会議室。
レン、エドガー、グンター、ドワーフ4人、ライカ。
「調査結果を報告します」
レンが、説明する。
「このダンジョンは、100階層以上の大規模ダンジョンです。深層部には、SSランク以上の魔獣がいると予想されます」
「!」
全員が、驚く。
「これほどの規模のダンジョンは……」
ボルンが、呟く。
「国家レベルの重要資源です……」
「はい。莫大な魔石、素材、レアアイテムが採れるでしょう。そして、冒険者が集まります。ダンジョン街として発展させれば、領地の経済が大きく成長します」
レンが、説明する。
「ただし……」
レンが、続ける。
「管理が必要です。スタンピードの危険があります」
「スタンピード……」
グンターが、緊張する。
「はい。ダンジョン内の魔獣が、地上に溢れ出す現象です。大規模なスタンピードが起きれば、周辺の街が壊滅します」
「それは……」
エドガーが、心配する。
「大丈夫です。対策を取ります」
レンが、自信を持って言う。
「私は、ダンジョンの入口を封印します。そして、将来、巨大な建物を建設します。その建物で、ダンジョンを完全に管理します」
「!」
全員が、聞く。
ダンジョン・タワーの構想
建物の設計
「その建物の名前は……『ダンジョン・タワー』」
レンが、宣言する。
「ダンジョン・タワー……」
エドガーが、呟く。
「どのような建物ですか?」
「高さ100メートル、地上30階建ての巨大な建物です。地下5階まであります」
レンが、説明する。
「100メートル……!」
グンターが、驚愕する。
「地下1階に、ダンジョンの入口があります。この建物で、ダンジョンを完全に封じます」
レンが、続ける。
「建物の壁は、非常に厚く作ります。特にダンジョン入口周辺は、厚さ10メートル。魔法陣で強化します」
「10メートル……!」
ボルンが、感嘆する。
「それは……堅固ですね……」
「スタンピードが起きても、建物が防ぎます。緊急封鎖システムも設置します」
レンが、説明する。
「そして、建物内には様々なギルドが入ります。冒険者ギルド、傭兵ギルド、商業ギルド、鍛冶師ギルド……」
レンが、続ける。
「宿泊施設も作ります。高級宿から一般宿まで」
「素晴らしい計画です」
エドガーが、感心する。
「最上階、30階は……私の私邸にします」
レンが、言う。
(「私」……少し慣れてきたかな)
レンが、心の中で思う。
「レン様の私邸……」
グンターが、納得する。
「領主として、相応しいですね」
「ただ、建設は開拓完了後です。今は、簡易的な封印を行います」
レンが、説明する。
監視システムの構想
「それと……」
レンが、考える。
「ダンジョンを監視するシステムが必要です」
「監視システム……?」
エドガーが、聞く。
「魔導具で、カメラのようなものを作ります」
「かめら?」エドガーが不思議そうな顔をしている。
「はい………あ!え~とですね。その場の状況を沢山の記録画に残しておくものです」
ダンジョン内に設置して、リアルタイムで監視します」
レンが、説明する。
「!」
全員が、驚く。
「魔導具で……カメラ……そんなことが、できるんですか……?」
エドガーが、驚く。
「できます。俺……私が、作ります」
レンが、微笑む。
(また「俺」が……まあ、完全に変えるのは難しいな。少しずつだ)
レンが、心の中で思う。
「カメラで撮影した映像を、モニターに映します。監視センターを作って、24時間体制で監視します」
レンが、説明する。
「そうすれば、スタンピードの予兆も、早期に発見できます」
「素晴らしいです……」
シンリ(測量チーム長)が、感嘆する。
「そんなシステムがあれば、完璧ですね」
「はい。これから、魔導具カメラを開発します」
レンが、言う。
ダンジョンの封印
封印の準備
「では、今からダンジョンを封印します」
レンが、立ち上がる。
「私も、同行していいですか?」
エドガーが、聞く。
「もちろんです。グンター、ドワーフの皆さんも、来てください」
レンが、頷く。
領地中心部へ
レンが、転移魔法で全員を領地中心部へ移動させる。
湖のほとり。
円形陸地。
「ここです」
レンが、地面を指す。
「この下、100メートルにダンジョンの入口があります」
全員が、地面を見る。
「では、封印を始めます」
レンが、言う。
巨大な門の作成
レンが、集中する。
半神の力を、解放する。
「クラフト:封印の門」
レンが、魔法を発動する。
光が、溢れる。
金色と銀色の光。
地下100メートルに、巨大な門が出現する。
高さ10メートル。
幅5メートル。
厚さ3メートル。
アダマント合金製。
魔法で強化された、最強の金属。
門には、複雑な魔法陣。
封印の魔法陣。
「完成だ……」
レンが、満足する。
結界の展開
「次に、結界を張ります」
レンが、言う。
レンが、さらに魔力を込める。
「クラフト:封印結界」
レンが、魔法を発動する。
光が、広がる。
金色と銀色の光。
地下100メートル、ダンジョンの入口周辺に、結界が展開される。
三重の結界。
第一結界:物理的な防御。
第二結界:魔法的な防御。
第三結界:魔獣の行動を封じる結界。
「完成だ……」
レンが、息をつく。
「これで、ダンジョンは完全に封印されました」
「!」
全員が、安堵する。
「この封印は、私以外には解けません。スタンピードが起きても、魔獣は地上に出られません」
レンが、説明する。
「素晴らしいです……」
エドガーが、感嘆する。
「これで、安心ですね」
「はい。将来、ダンジョン・タワーが完成したら、封印を解除します。そして、管理システムを稼働させてから、ダンジョンを開放します」
レンが、言う。
その夜・レンの執務室
レンの執務室。
レンが、椅子に座っている。
机の上に、設計図。
ダンジョン・タワーの設計図。
レンが、ペンを持って書き込む。
(ダンジョンを発見した……これは、大きな財産だ……)
レンが、考える。
(でも、管理が必要だ……スタンピード対策……監視システム……全て、準備しなければ……)
(魔導具カメラも、開発しなければ……)
レンが、クラフト魔法を試す。
「クラフト:魔導具カメラ」
小さな水晶球が、出現する。
レンが、魔力を流す。
水晶球が、光る。
執務室の別の場所に、別の水晶球が出現する。
映像が、映る。
レンが見ている景色。
「!」
「成功だ……」
「映像が、転送されている……」
「これを、ダンジョン内に設置すれば……リアルタイムで監視できる……」
レンが、微笑む。
その時――
念話が、響く。
『レン様!』
エリシアの声。
『エリシア様』
レンが、答える。
『ダンジョンの封印、完璧でしたよ!』
エリシアが、賞賛する。
『ありがとうございます』
『魔導具カメラも、成功しましたね!素晴らしいです!』
エリシアが、喜んでいる。
『はい。これで、監視システムが作れます』
『それと……レン様、「私」って言うようになりましたね』
エリシアが、笑いながら言う。
『あ……はい……貴族として、領主として……しっかりしなければと思いまして……』
レンが、照れる。
『でも、まだ「俺」も混ざってますよ?ふふ』
エリシアが、笑う。
『はい……完全に変えるのは難しくて……少しずつ慣れていきます……』
レンが、苦笑する。
『無理しなくていいですよ。レン様らしさも大切です』
エリシアが、優しく言う。
『ありがとうございます、エリシア様』
『では、おやすみなさい!明日も、頑張ってくださいね!』
エリシアが、言う。
『はい、おやすみなさい、エリシア様』
念話が、切れる。
レンが、設計図を見る。
ダンジョン・タワー。
(壮大な計画だ……でも、実現させる……)
レンが、決意する。
(まずは、開拓を完了させる……それから、ダンジョン・タワーを建設する……)
(そして、この領地を……最高の領地にする……)
レンが、微笑む。
目を閉じる。
明日への、期待を胸に。
第55話 完
次回予告:
第56話「開拓の継続と魔導具カメラ開発」
翌日から、レンは再び開拓を続ける。
1日2.25km²のペース。
順調に、進む。
そして――
魔導具カメラの本格開発。
試作品を改良。
暗視機能、魔力検知機能を追加。
録画機能も実装。
200台のカメラを製造。
監視センターの設計。
大型魔導具モニターの開発。
スタンピード予測システムの構築。
全てが、形になっていく。
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