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244話 私が清楚ってどう言う意味ですか?
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「依頼、完了したことをご報告致します」
「はい、報酬もきちんと届いてますよ」
街に戻った私達はすぐに、ギルドへ行って報酬金を受け取った。ケル君が実質全部一人で済ませたから、私達は何もしてないんだけど……一応、これは私達とガーベラさんで山分けね。
それにしてもAランクの報酬ってかなり貰えるわね。もし四等分したとしても、かなりの金額になる。
「あ、俺はいらないよアイリス」
「え? 何を言うんですか」
「だってほとんど何もしてないし」
馬車の中でもいらないって言ってたけど、やっぱりその決意は固いみたい。本人は何故か満満ち足りた表情をしてるし、気を使ってるんじゃなくて本当に要らないのかも。
でもそれじゃあ良くないわよ。
「いいえ、これはしっかり分けるべきです」
「そんなに言うなら、2日半の間付き合った日当として2万5000ストンもらえればいいよ。それなら妥当だろ?」
【ガーベラが言うならオイラはそれでいいと思うんだゾ、アイリス】
なんか今朝からやけにガーベラさんの肩を持つケル君。でもケル君がそう言うなら……。
一応ロモンちゃんとリンネちゃんにも相談してみよう。
「お二人はどうします?」
「ぼく達もちゃんと分けたいけど、一番頑張ったケルもガーベラさんの言う通りだって言ってるし」
「いいんじゃないかな?」
「そぅ……ですか」
みんながそう言うなら仕方ない。私は給金袋の中から2万5000ストンを取り出してガーベラさんに渡した。本当にこれだけでいいのかしら。
でもガーベラさんからしたら大して働いてない自分が貰うのも……と言う感じだろうし……。そんなこと言ったら本当はケル君以外誰も何もしてないんだけど。
「それはともかく、どうでした?」
「どうだったって、なにが?」
受付のお姉さんにガーベラさんはニヤニヤとした顔を向けられている。
「だってその魔物君以外はみんな女の子じゃないですか。それも3人ともこのギルドでトップクラスの可愛さの。ほら、独り占め……的な?」
「いや別に、二部屋に分かれてるので……」
「なーんだ、つまんない」
ロモンちゃんとリンネちゃんは一番可愛いと思うけど、私はそうでもないと思う。それにしてもつまんない……って。浮気は許しませんからね私は。例え相手がうちの双子でも。
「でもガーベラさん、アイリスちゃんと一緒の部屋で寝たよね」
「そうそう!」
うちの可愛い二人がそう言った。多分、ほとんど無意識に。やめてよ、そんなの周りにバレたら恥ずかしいじゃない……! ただ単に同じ部屋で寝ただけなのに。
「ちょ……二人とも……!?」
【あーあ、なんだゾ】
ガーベラさんも恥ずかしいのか顔を青ざめさせて慌ててる。受付のお姉さんの顔はニヤニヤを通り越して口を塞いで頬を少し赤らめるまで。
そしてなぜかギルドの4割くらいの男女が立ち上がり、こちらに向かってきているの。
「あれ? ぼく達何か変なこと言ったみたいだね?」
「付き合ってるんだし別にいいとは思うんだけど」
【そう言う問題どころじゃないんだゾ】
「「うーん?」」
「みんな、違うんだ……くるな、こっち来ないでくれ! そ、そんな鬼気迫った表情で……! うわああああああ!!」
集まってきた集団にガーベラさんは手を掴まれ、吸い込まれていった。そしてギルドの角まで運ばれ……そこから先はよくわからない。
「えーっと……思ったより二人の仲が進んでんようで良かったです!」
「い、いえ、本当に一緒の部屋で寝ただけで………」
「どんなことされました?」
「ほ、本当に部屋で寝ただけで、何にもなかったですよ。皆さん何を期待してるか私にはわかりませんが……」
ギルドの部屋の角から、「てめぇ! アイリスちゃんの純潔と清楚を!」だとか「ぶった切ってやる!」とか「みたのか、みたのかぁぁ!? 当たり前だよな、男なら見るよな! シネェェェェ!」とかよくわかんない声が聞こえる。
「うわぁ、たいへんそう」
「アイリスちゃん人気あるみたいだから……あっ、だから言っちゃダメだったんだ。ごめんなさいガーベラさん」
そんな二人の声はガーベラさんに届くはずもなく、彼の悲鳴もだんだんと弱くなっていった。
◆◆◆
「じゃあ本当になにもしてないんだな」
「だからそうだってさっきから言ってるじゃないか!」
散々な目にあった。
本当に手なんか出してないのに皆んなから組み伏せられてしまった。ほんとに、湯上りと寝顔を見れたぐらいなんだ。俺だって何かできるならしたかったけど、アイリスは嫌がるから……。
「お前本当に付いてる?」
「ああ、でもアイリスが嫌がるからな」
「……そうか。アイリスちゃん思いのいい彼氏だな。いや、なんにせよ同じ部屋で寝たことには変わりないじゃねーかよ」
「そうじゃん! 床でソファでも別の場所で寝りゃ良かったのさ!」
それに関しても、アイリスには心配させたくないし、床やソファに寝るくらいなら信用してるから一緒の部屋で寝ていいと言われたから出会って……。
「それはアイリスが……」
「さっきからアイリスちゃんのせいにしてんじゃねぇ!」
「グフゥ……!」
理不尽だ……。
お、俺は一体どうすればよかったん……だ。
◆◆◆
「大丈夫ですか?」
「うん、だ、大丈夫だよ……」
1時間後、やっとガーベラさんは解放された。すごくボロボロ。私の回復魔法で一瞬で全快したけど。でもなんか変な疑いは晴れたみたいで良かった。なにを疑われていたのかしらね?
「奥手」
「うるさい!」
「……ガーベラさんが奥手とは?」
私に拳と拳で語り合う(私が出した条件だけど)熱烈な告白してきたし、奥手なんかじゃないと思うけどなぁ。
「え、ほらせっかく同じ部屋なのになにもして来なかったんだろ?」
「それはそう言う約束ですから。寝ている間にキスされたり体を触ってきたりするのは嫌だって……」
「なんと、ガーベラが奥手なわけじゃなくて、アイリスちゃんが清楚を極めてただけか」
「ん???」
今日、一番ガーベラさんを責めてた人がみんなに何か報告しに行った。そしたら皆んな、私に向かって「清楚の塊」「純潔の乙女」だとか言い始めた。わけがわからない。
ガーベラさんきは胸などを触らないようにと言っただけなのに、その時点で何か考えが甘いのかしらね?
あ、近くに私より大人ないつもお世話になってるお姉さんがちょうどよく居る。何か聞いてみよう。
「あの」
「なーに? ところでアイリスちゃんって可愛いわよね?」
「え、あ……ありがとうございます! そうですかね。ところでなんで皆さん私を清楚だの純潔だのと……」
「普通、付き合ってる20歳近い男女が一つの部屋で一緒に寝泊まりしたらなにが起こると思う? 馬車の部屋なんて狭いのわかりきってるし、尚更」
なにが起こるって言われても。普通にいちゃつくんじゃないかしらね。
「抱きついたりキスしたりですか? まだ私たちはその段階じゃないので………」
「ふぅ……いい?」
お姉さんは私の耳元でこしょこしょと話を始めた。その内容は………。
「え、ああ、あああ、ま、まだそれは私達には速いです! 速いですよ、ええ! い、いえ、付き合ってる男女がそう言うのをするのは分かってます、生き物ですし! しかしまだ付き合って1年も経ってないのに……」
「なんだ、分かってはいたんだ」
「み、みなさんまさか、私とガーベラさんがそれをするとでも?」
「普通の人は思うよ」
そんなの、むしろ結婚してからか結婚する約束が確定してからでいいじゃない! でもよく聞いてみるとその考えも普通じゃないみたい。
……し、小説の中でも付き合って間も無く始めちゃうカップルは確かに居た。でもそんなの作り話だからだと思ってたのに。
「可愛いなぁ、アイリスちゃん」
「う、うるさいですよ!」
#####
次の投稿は7/9です!
先週の連絡の通り、次話より週に一度の更新となります。
ちなみに作品を放棄する準備などでは全くないのでご安心ください。きちんと終わるまで毎週投稿し続けます。
本当に忙しくなるので、4日に一度の投稿に戻すことはおそらくないでしょうが、何卒これからもよろしくお願いします。
ちなみにもう一方の作品、レベルメーカーも7/1より毎日投稿から隔日投稿へと変わっております。
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街に戻った私達はすぐに、ギルドへ行って報酬金を受け取った。ケル君が実質全部一人で済ませたから、私達は何もしてないんだけど……一応、これは私達とガーベラさんで山分けね。
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「え? 何を言うんですか」
「だってほとんど何もしてないし」
馬車の中でもいらないって言ってたけど、やっぱりその決意は固いみたい。本人は何故か満満ち足りた表情をしてるし、気を使ってるんじゃなくて本当に要らないのかも。
でもそれじゃあ良くないわよ。
「いいえ、これはしっかり分けるべきです」
「そんなに言うなら、2日半の間付き合った日当として2万5000ストンもらえればいいよ。それなら妥当だろ?」
【ガーベラが言うならオイラはそれでいいと思うんだゾ、アイリス】
なんか今朝からやけにガーベラさんの肩を持つケル君。でもケル君がそう言うなら……。
一応ロモンちゃんとリンネちゃんにも相談してみよう。
「お二人はどうします?」
「ぼく達もちゃんと分けたいけど、一番頑張ったケルもガーベラさんの言う通りだって言ってるし」
「いいんじゃないかな?」
「そぅ……ですか」
みんながそう言うなら仕方ない。私は給金袋の中から2万5000ストンを取り出してガーベラさんに渡した。本当にこれだけでいいのかしら。
でもガーベラさんからしたら大して働いてない自分が貰うのも……と言う感じだろうし……。そんなこと言ったら本当はケル君以外誰も何もしてないんだけど。
「それはともかく、どうでした?」
「どうだったって、なにが?」
受付のお姉さんにガーベラさんはニヤニヤとした顔を向けられている。
「だってその魔物君以外はみんな女の子じゃないですか。それも3人ともこのギルドでトップクラスの可愛さの。ほら、独り占め……的な?」
「いや別に、二部屋に分かれてるので……」
「なーんだ、つまんない」
ロモンちゃんとリンネちゃんは一番可愛いと思うけど、私はそうでもないと思う。それにしてもつまんない……って。浮気は許しませんからね私は。例え相手がうちの双子でも。
「でもガーベラさん、アイリスちゃんと一緒の部屋で寝たよね」
「そうそう!」
うちの可愛い二人がそう言った。多分、ほとんど無意識に。やめてよ、そんなの周りにバレたら恥ずかしいじゃない……! ただ単に同じ部屋で寝ただけなのに。
「ちょ……二人とも……!?」
【あーあ、なんだゾ】
ガーベラさんも恥ずかしいのか顔を青ざめさせて慌ててる。受付のお姉さんの顔はニヤニヤを通り越して口を塞いで頬を少し赤らめるまで。
そしてなぜかギルドの4割くらいの男女が立ち上がり、こちらに向かってきているの。
「あれ? ぼく達何か変なこと言ったみたいだね?」
「付き合ってるんだし別にいいとは思うんだけど」
【そう言う問題どころじゃないんだゾ】
「「うーん?」」
「みんな、違うんだ……くるな、こっち来ないでくれ! そ、そんな鬼気迫った表情で……! うわああああああ!!」
集まってきた集団にガーベラさんは手を掴まれ、吸い込まれていった。そしてギルドの角まで運ばれ……そこから先はよくわからない。
「えーっと……思ったより二人の仲が進んでんようで良かったです!」
「い、いえ、本当に一緒の部屋で寝ただけで………」
「どんなことされました?」
「ほ、本当に部屋で寝ただけで、何にもなかったですよ。皆さん何を期待してるか私にはわかりませんが……」
ギルドの部屋の角から、「てめぇ! アイリスちゃんの純潔と清楚を!」だとか「ぶった切ってやる!」とか「みたのか、みたのかぁぁ!? 当たり前だよな、男なら見るよな! シネェェェェ!」とかよくわかんない声が聞こえる。
「うわぁ、たいへんそう」
「アイリスちゃん人気あるみたいだから……あっ、だから言っちゃダメだったんだ。ごめんなさいガーベラさん」
そんな二人の声はガーベラさんに届くはずもなく、彼の悲鳴もだんだんと弱くなっていった。
◆◆◆
「じゃあ本当になにもしてないんだな」
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「お前本当に付いてる?」
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「……そうか。アイリスちゃん思いのいい彼氏だな。いや、なんにせよ同じ部屋で寝たことには変わりないじゃねーかよ」
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「それはアイリスが……」
「さっきからアイリスちゃんのせいにしてんじゃねぇ!」
「グフゥ……!」
理不尽だ……。
お、俺は一体どうすればよかったん……だ。
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「うん、だ、大丈夫だよ……」
1時間後、やっとガーベラさんは解放された。すごくボロボロ。私の回復魔法で一瞬で全快したけど。でもなんか変な疑いは晴れたみたいで良かった。なにを疑われていたのかしらね?
「奥手」
「うるさい!」
「……ガーベラさんが奥手とは?」
私に拳と拳で語り合う(私が出した条件だけど)熱烈な告白してきたし、奥手なんかじゃないと思うけどなぁ。
「え、ほらせっかく同じ部屋なのになにもして来なかったんだろ?」
「それはそう言う約束ですから。寝ている間にキスされたり体を触ってきたりするのは嫌だって……」
「なんと、ガーベラが奥手なわけじゃなくて、アイリスちゃんが清楚を極めてただけか」
「ん???」
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ガーベラさんきは胸などを触らないようにと言っただけなのに、その時点で何か考えが甘いのかしらね?
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「あの」
「なーに? ところでアイリスちゃんって可愛いわよね?」
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なにが起こるって言われても。普通にいちゃつくんじゃないかしらね。
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「ふぅ……いい?」
お姉さんは私の耳元でこしょこしょと話を始めた。その内容は………。
「え、ああ、あああ、ま、まだそれは私達には速いです! 速いですよ、ええ! い、いえ、付き合ってる男女がそう言うのをするのは分かってます、生き物ですし! しかしまだ付き合って1年も経ってないのに……」
「なんだ、分かってはいたんだ」
「み、みなさんまさか、私とガーベラさんがそれをするとでも?」
「普通の人は思うよ」
そんなの、むしろ結婚してからか結婚する約束が確定してからでいいじゃない! でもよく聞いてみるとその考えも普通じゃないみたい。
……し、小説の中でも付き合って間も無く始めちゃうカップルは確かに居た。でもそんなの作り話だからだと思ってたのに。
「可愛いなぁ、アイリスちゃん」
「う、うるさいですよ!」
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ちなみに作品を放棄する準備などでは全くないのでご安心ください。きちんと終わるまで毎週投稿し続けます。
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