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67話 剣の大会3戦目でございます!
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「お姉ちゃん…頑張ってほしい…」
【そうですね。緊張などしてないと良いのですが…】
今日は剣の大会3日目。準々決勝の日。
リンネちゃんはいきなり1回戦目からの試合になる。
《さあて今日も始まりました! 第___回剣闘大会、3日目、準々決勝戦! 昨日に続き司会は私、カルサイト・スピーチャーが! 解説はこの方、グライド・ターコイズさんでおおくり致します!》
《今日もよろしくな》
《さてグライドさん、今回の注目するべき選手はやっぱり_____?》
《娘のリンネだ。なんと言っても_____》
昨日に引き続き、お父さんはまた親バカなコメントをしてる。
でも親バカ発言以外は的確にちゃんとした解説らしいコメントをしてるのは流石と言ったところかな。
《それでは早速、そのリンネ選手に登場して貰いましょう! 本日1回戦目、こちら側から…リンネっーーー!》
司会者の声と共にリンネちゃんはちょっと顔を赤らめながら出てきた。
どうやらお父さんが長々とリンネちゃん自慢をし他のに加え、一回戦目という事だから、流石に恥ずかしくなっちゃったみたい。
お父さんはリンネちゃんに向かって大きく手を振った。
リンネちゃんは昨日より小さめに振り返した。
《そして、こちらからは…カタイズ_____っ!》
見るからに近くに居ればガチャリガチャリと大きな音が聞こえてきそうな重装備をした男の人が入ってきた。
全身、鎧・甲冑に身を包み、皮膚が露出してるところは無い。
左手には片手剣を持ち、右手には大きな盾を持っていた。
カタイズと言う名のこの人、昨日の試合ではリンネちゃんと同じような、手数で攻めるタイプの片手剣のみの人が相手だったんだけど、その人の攻撃を全て盾で受け切っていた。
そして盾と鎧を着込んだその防御力にものを言わせて、ジリジリと近づいて追い詰めて、ヒットアンドアウェイかできない……逃げ場を無くさせた状態で場外に出させて勝ったんだ。
さて、リンネちゃんはどうなるやら。
二人は中央に行き、一礼。
カタイズとかいう人はやけに紳士的な頭の下げ方をする。そのまんま、きっと、紳士なんだろう。
そして握手をしてから定位置へ着いた。
《それでは3日目1回戦…はじめっ!!》
その声と共に試合は始まる。
リンネちゃんは一切様子を見たりせず、すぐさま攻めに向かった。…いつもより遅く走ってるように見えるよ…。今回はどんな風に攻めるんだろう?
リンネちゃんが攻撃しにくると思ったであろう相手は、大きな盾を構え、攻撃に備える。
リンネちゃんの盾への攻撃。
やはり相手にはなんのダメージの無い。
その隙を見ての相手は片手剣での横撃ちをしてくる。
まるで慣れてるかのように、次の行動がわかっているかのような軌道を描いて。
どうせ回避するのだろう、わかっている、そう言いたげな攻撃の仕方だった。
だけどリンネちゃんにそれは、悪手なんだよね。
リンネちゃんはその攻撃が全力の攻撃では無い事が分かっているんだろう。
さっきまでいつもより遅めにしていたスピード戻して、片方の剣を地面にワザと落とし、相手の甲冑に包まれた腕を掴むと、相手はクルリと半回転した。
カタイズという人は、何が起きたかわからないのか、されるがまま。漫画だったら頭にはハテナマークが浮かんでるに違い無い。
リンネちゃんは私が前に教えた柔術をそのまんまやってしまった、それも剣の大会で。
そしてリンネちゃんは手に残っている方の剣で相手の肩に向かって刃を下ろした。
それはカタイズとかいう人が盾を持っていた方の肩。
大きなその盾はその人の手から解放される。
きっと断裂斬を使ったに違いない。
軽々と鎧を貫通して見せた。
そして落とした方の剣を拾いつつ、落とされた盾まで転がって移動し、横に辿り着くと、その盾をカタイズという人から遠くになるように離れた場所へ弾き飛ばした。
今まで若干の間、ポカンとしていた相手は正気を取り戻したのか、盾を弾き飛ばしたばかりのリンネちゃんに向かって剣を振り下ろした。
しかし、リンネちゃんは普通にそれを回避する。
肩の痛みによって攻撃が鈍っているというのもあるね。
それにしても肩…痛そうだなぁ…。
よく考えたらこの試合、殺す以外は有りなんだもんね、回復魔法使いが治しちゃうらしいから。
でも…ああいう大きな痛手で、生々しい傷と血が流れ始めるリンネちゃんを一時も見たく無いな……。
そうなったとしても私が一瞬で完治させちゃうけどね。
《おおっと! カタイズ、リンネに深手を負わされ、盾も落としてしまったぁぁぁっ!》
会場にそんな司会が響く。
もうそろそろ、リンネちゃんが勝っちゃいそうだね!
カタイズとかいう人は肩の傷を気にしている様子を見せながらも盾を持っている時とは構えを変えた。
えーっと、確かあれは一般的な攻撃特化の構えだったはず。
ずっと守りだった人が攻撃に転じる…。
つまり、もう一発もらってしまうかもしれない前に、勝負に出てしまおうという事なのかしらん?
そう考えていた矢先、動き出した。リンネちゃんに向かって小走り出したんだ。
それと同時にリンネちゃんも迎え撃つように走る。
カタイズとかいう人の方が、腕が長い。
射程距離に入った瞬間、リンネちゃんに向かって剣を振るもそれは回避され、そのままの勢いでリンネちゃんはもう片方の肩に、断裂斬を浴びせた。
無論、その痛みと衝撃で剣は落ちる。
ここで審判のストップが入った。
《か…勝ったぁぁぁっ!! 勝者リンネ! 弱冠14歳の少女が、準決勝進出だぁっ!》
会場がドット湧き上がる。
……そうだよね、これって蓋を開けてみればリンネちゃんの圧勝なんだもんね。1回戦からこんな良い試合を見せられたらコロシアム全体も盛り上がるよね。
2戦目を見ている最中に、リンネちゃんは私たちの元にやってきた。
「お姉ちゃんっ!! おめでとぉぉぉっ!」
そう言いながらロモンちゃんはリンネちゃんに抱きつく。
「えへへ、また勝てちゃった。これも全部、ロモン…アイリスちゃん、お父さんお母さん、みーんな応援してくれてるからだよーっ!」
ロモンちゃんに抱きつかれたまま、リンネちゃんは私の元までやってきて、ロモンちゃんごと抱きしめた。
……本当、リンネちゃん見てると私は少し恥ずかしくなっちゃうなぁ…お金のために手を抜いたり、面倒だからって大型魔法で済ませちゃったり……。
リンネちゃんが眩しく見えるよ…。
【本当におめでとうございます!】
「ありがとね、本当に。ここまできたんだもん。全力で優勝目指しちゃうよ!」
「頑張ってね、お姉ちゃん!」
リンネちゃんならきっと優勝できる。
……ちなみに前回の優勝者であるアパタさんは、順調に勝ち進んでるみたい。
初めてあの人を見た時はハードネスレディバにたおされてたんだけどなぁ…やっぱり、相当強いって事なんだよね。
でも本当に、きっとリンネちゃんならやってくれるはず!
その時は精一杯、ロモンちゃんとリンネちゃんの優勝をダブルでお祝いするからね。
【そうですね。緊張などしてないと良いのですが…】
今日は剣の大会3日目。準々決勝の日。
リンネちゃんはいきなり1回戦目からの試合になる。
《さあて今日も始まりました! 第___回剣闘大会、3日目、準々決勝戦! 昨日に続き司会は私、カルサイト・スピーチャーが! 解説はこの方、グライド・ターコイズさんでおおくり致します!》
《今日もよろしくな》
《さてグライドさん、今回の注目するべき選手はやっぱり_____?》
《娘のリンネだ。なんと言っても_____》
昨日に引き続き、お父さんはまた親バカなコメントをしてる。
でも親バカ発言以外は的確にちゃんとした解説らしいコメントをしてるのは流石と言ったところかな。
《それでは早速、そのリンネ選手に登場して貰いましょう! 本日1回戦目、こちら側から…リンネっーーー!》
司会者の声と共にリンネちゃんはちょっと顔を赤らめながら出てきた。
どうやらお父さんが長々とリンネちゃん自慢をし他のに加え、一回戦目という事だから、流石に恥ずかしくなっちゃったみたい。
お父さんはリンネちゃんに向かって大きく手を振った。
リンネちゃんは昨日より小さめに振り返した。
《そして、こちらからは…カタイズ_____っ!》
見るからに近くに居ればガチャリガチャリと大きな音が聞こえてきそうな重装備をした男の人が入ってきた。
全身、鎧・甲冑に身を包み、皮膚が露出してるところは無い。
左手には片手剣を持ち、右手には大きな盾を持っていた。
カタイズと言う名のこの人、昨日の試合ではリンネちゃんと同じような、手数で攻めるタイプの片手剣のみの人が相手だったんだけど、その人の攻撃を全て盾で受け切っていた。
そして盾と鎧を着込んだその防御力にものを言わせて、ジリジリと近づいて追い詰めて、ヒットアンドアウェイかできない……逃げ場を無くさせた状態で場外に出させて勝ったんだ。
さて、リンネちゃんはどうなるやら。
二人は中央に行き、一礼。
カタイズとかいう人はやけに紳士的な頭の下げ方をする。そのまんま、きっと、紳士なんだろう。
そして握手をしてから定位置へ着いた。
《それでは3日目1回戦…はじめっ!!》
その声と共に試合は始まる。
リンネちゃんは一切様子を見たりせず、すぐさま攻めに向かった。…いつもより遅く走ってるように見えるよ…。今回はどんな風に攻めるんだろう?
リンネちゃんが攻撃しにくると思ったであろう相手は、大きな盾を構え、攻撃に備える。
リンネちゃんの盾への攻撃。
やはり相手にはなんのダメージの無い。
その隙を見ての相手は片手剣での横撃ちをしてくる。
まるで慣れてるかのように、次の行動がわかっているかのような軌道を描いて。
どうせ回避するのだろう、わかっている、そう言いたげな攻撃の仕方だった。
だけどリンネちゃんにそれは、悪手なんだよね。
リンネちゃんはその攻撃が全力の攻撃では無い事が分かっているんだろう。
さっきまでいつもより遅めにしていたスピード戻して、片方の剣を地面にワザと落とし、相手の甲冑に包まれた腕を掴むと、相手はクルリと半回転した。
カタイズという人は、何が起きたかわからないのか、されるがまま。漫画だったら頭にはハテナマークが浮かんでるに違い無い。
リンネちゃんは私が前に教えた柔術をそのまんまやってしまった、それも剣の大会で。
そしてリンネちゃんは手に残っている方の剣で相手の肩に向かって刃を下ろした。
それはカタイズとかいう人が盾を持っていた方の肩。
大きなその盾はその人の手から解放される。
きっと断裂斬を使ったに違いない。
軽々と鎧を貫通して見せた。
そして落とした方の剣を拾いつつ、落とされた盾まで転がって移動し、横に辿り着くと、その盾をカタイズという人から遠くになるように離れた場所へ弾き飛ばした。
今まで若干の間、ポカンとしていた相手は正気を取り戻したのか、盾を弾き飛ばしたばかりのリンネちゃんに向かって剣を振り下ろした。
しかし、リンネちゃんは普通にそれを回避する。
肩の痛みによって攻撃が鈍っているというのもあるね。
それにしても肩…痛そうだなぁ…。
よく考えたらこの試合、殺す以外は有りなんだもんね、回復魔法使いが治しちゃうらしいから。
でも…ああいう大きな痛手で、生々しい傷と血が流れ始めるリンネちゃんを一時も見たく無いな……。
そうなったとしても私が一瞬で完治させちゃうけどね。
《おおっと! カタイズ、リンネに深手を負わされ、盾も落としてしまったぁぁぁっ!》
会場にそんな司会が響く。
もうそろそろ、リンネちゃんが勝っちゃいそうだね!
カタイズとかいう人は肩の傷を気にしている様子を見せながらも盾を持っている時とは構えを変えた。
えーっと、確かあれは一般的な攻撃特化の構えだったはず。
ずっと守りだった人が攻撃に転じる…。
つまり、もう一発もらってしまうかもしれない前に、勝負に出てしまおうという事なのかしらん?
そう考えていた矢先、動き出した。リンネちゃんに向かって小走り出したんだ。
それと同時にリンネちゃんも迎え撃つように走る。
カタイズとかいう人の方が、腕が長い。
射程距離に入った瞬間、リンネちゃんに向かって剣を振るもそれは回避され、そのままの勢いでリンネちゃんはもう片方の肩に、断裂斬を浴びせた。
無論、その痛みと衝撃で剣は落ちる。
ここで審判のストップが入った。
《か…勝ったぁぁぁっ!! 勝者リンネ! 弱冠14歳の少女が、準決勝進出だぁっ!》
会場がドット湧き上がる。
……そうだよね、これって蓋を開けてみればリンネちゃんの圧勝なんだもんね。1回戦からこんな良い試合を見せられたらコロシアム全体も盛り上がるよね。
2戦目を見ている最中に、リンネちゃんは私たちの元にやってきた。
「お姉ちゃんっ!! おめでとぉぉぉっ!」
そう言いながらロモンちゃんはリンネちゃんに抱きつく。
「えへへ、また勝てちゃった。これも全部、ロモン…アイリスちゃん、お父さんお母さん、みーんな応援してくれてるからだよーっ!」
ロモンちゃんに抱きつかれたまま、リンネちゃんは私の元までやってきて、ロモンちゃんごと抱きしめた。
……本当、リンネちゃん見てると私は少し恥ずかしくなっちゃうなぁ…お金のために手を抜いたり、面倒だからって大型魔法で済ませちゃったり……。
リンネちゃんが眩しく見えるよ…。
【本当におめでとうございます!】
「ありがとね、本当に。ここまできたんだもん。全力で優勝目指しちゃうよ!」
「頑張ってね、お姉ちゃん!」
リンネちゃんならきっと優勝できる。
……ちなみに前回の優勝者であるアパタさんは、順調に勝ち進んでるみたい。
初めてあの人を見た時はハードネスレディバにたおされてたんだけどなぁ…やっぱり、相当強いって事なんだよね。
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