290 / 378
285話 武器の名称判明でございます!
しおりを挟む
「と、ところでガーベラさん!」
「な、なに?」
「実は見ていただきたいものがまだあるのですが」
「ん? なんだろう」
私はメタモルアームを取り出して机の上に乗せた。なんとなくだけど私が昼間にロモンちゃん達に披露した、片刃の剣とダンビラのような刃物がついた槍、ガーベラさんなら何か知ってるような気がするの。
「このあいだダンジョンで見つけたやつだね」
「私、本日進化した後にロモンちゃん達と一緒に色々これで試してまして」
「自分の武器の効果を把握しておくのは大事だもんね」
「ええ。それで実はこの武器、なんと『私の一番得意な武器になって』や『二番目に得意な武器になって』という指定をしたところ見事にそれが反映されたのです」
「へー、そりゃ便利だ」
もしガーベラさんがこのメタモルアームの所有者で同じ指定をしたならどういった武器が出来上がったのかしら。やっぱり槍かな? それはさておき本題に入ろう。気にはなるけど。
「それでですね、実は私の記憶にない武器になりまして」
「一番目と二番目どっちも?」
「はい、どっちもです。前にお話ししたことありましたっけ、私が前世の記憶が若干あるということ」
「あったような、なかったような」
「ともかく私の武術の腕前などなそれに由来しているのですが、どうにもそれがこの武器にも反映されたみたいで……手合わせした時、私と同じ武術の挙動をしたガーベラさんなら何か知ってるんじゃないかと思って相談してみたいのです」
「ああ、じゃあ早速見せてよ」
そう、優しい顔でガーベラさんはそういった。頼もしいけど……なんかいつもと違う。上手くは説明できないけど、私に親切にしている裏になにか隠し事してる感じ。気になるわね。このまま両方の武器を見せれば分かることかしら。
「まずはこれです」
鞘に入った剣に変化させて、それを見せた。一瞬ガーベラさんの目が丸くなってかと思えば、すぐに何かを悟ったというかわかってたというか、理解したというかそんな表情になった。そしてしみじみと私の剣を優しく撫で始めた。
「その反応……やはりわかるのですか」
「うん。これはカタナだよ」
「カタナですか」
「普通の剣との違いは……」
「あ、いえ、それはなんとなくわかります」
「そうか……」
カタナ、カタナねぇ……。なんかいい感じの響き。これぞ正式名称って感じがするわ。しっくりくるとはこのことね。ともかく私は今後このカタナモードをメインに使っていけばいいわけだ。
にしても、みんなが知らなかった武器をガーベラさんが知ってるとは……。なんとなく勘で聞いてみたものの、やっぱりガーベラさんも記憶があるってことよね。多分私と同じ場所の。
「あの、ガーベラさんももしかして私と同じ場所の記憶が?」
「あ、ああ。多少ね。アイリスよりは覚えてるかなって感じ」
「そうでしたか、偶然ですね! それとも、私が記憶あること知ってました?」
「実はなんとなく」
私を好きになってくれた理由の一つにそれもあるのかしら。どちらにせよ共通の話題が増えたのは嬉しいわ。今度ご飯を作りに行く時、その共通の記憶から料理を選んでなんとなくおかしな懐かしさに二人で包まれるのもいいかもしれない。
「一緒にお話しできることが増えましたね!」
「そうだね、そうなるね」
「ふふふ、じゃあもう一方も見てもらいましょうか」
「いいよ」
私はメタモルアームをカタナから槍みたいな剣みたいなのに変化させた。ガーベラさんは一回頷いてからすぐにその答えを出してくれる。
「それはナギナタだね」
「ナギナタですか。薙ぎ払う鉈だから……?」
「由来は知らないけどそういう名前。それが二番目に得意な武器として出てきたの」
「ええ。ですから今後はこれとカタナ、状況に合わせて使っていこうと思って」
「いいんじゃないかな」
ナギナタとカタナ……『な』が多いわね。なんてね。
ガーベラさんの得意な武器って槍なわけだけど、このナギナタを扱えたりするのかしら。でも形状は近くとも扱い方は全然違うような気がするのよね。ちょっと聞いてみようかしら。
「ガーベラさん、槍使いなのでこれの扱いうまそうですね」
「実は俺が得物として槍を選んだのは……前世でこれが得意だった記憶があるからなんだ。この世界で一番近い武器はなにかって考えた時に槍だったんだよ。基本は違うけど、色々と似通ってるところはあるし」
「そうなのですか!」
じゃあガーベラさんがこんなにスイスイと冒険者としての出世街道を歩んでるのもナギナタ使いとしての記憶があるからなのね。武術とそのほか勉強、家事の記憶があるから進化先が増えた私みたい。あれ、私とガーベラさんってかなり共通点あるわね。夫婦って似るって言うから……あ、でもまだ夫婦じゃ……。いや、でもそのうち……。
「アイリス、大丈夫?」
「はっ! ええ、大丈夫ですよ」
「ところで、なんとなくだけどさ、アイリス」
「はい?」
「カタナと武術有りのアイリスとナギナタと武術有りの俺で、告白した時みたいに試合をしたら多分アイリスが勝つと思うんだ」
「そうなのですか? あまりピンときませんが」
「これは前世からの勘ってやつだけどね、どうする、もう一回試合してみる? 多分それが本当の結果になると思う」
「私の勝ちが本当の結果ですか? でも武術のみで負けたのは私ですから。……なんでそんなこと言いだすんです?」
カタナを最初に見せた時からなんかガーベラさんに違和感あったけど、まさかそんなこと言い出すなんて。おかしいわね。ガーベラさんのことだから私を裏切るような内容ではないと思うけど、何か隠し事をしているような気がしてならない。
ガーベラさんは後頭部を掻きながら話を続けた。
「……いや、だってアイリスが勝ってたら俺とアイリスはこういう関係じゃなかったわけだろ? 条件付きだったってことは、本当は俺とは……。だ、だからやり直したいなら……」
「そんなこと言い出すなんて、まさか他に好きな人が……?」
「まさか! ただ、俺は少し後悔してたんだ、本当は俺と付き合うつもりなかったんじゃないのかって」
……そんなこと考えさせていたとは。条件なんか出さずに普通に告白受けてればよかったわ。そもそもあの時点で結構この人に気持ち偏ってたわけだし。でも、今はもう偏ってるっていうレベルじゃなくて……。
「ガーベラさん」
「う、うん」
「そんな気弱なこと言うなんて珍しいですね。私は強い男性が好きなのですが」
「……ごめん」
「謝らないでください。むしろ悩ませてしまって申し訳ありませんでした」
「いや、そんなことは」
おかしいわね、やっぱり。今日はガーベラさんがガーベラさんじゃ……いや、ガーベラさんっぽいのかしら、むしろ。うーん……うーーん……。私はどうしたら。い今はただ言えることを言わなきゃ。
「でも私、好意を元から持ってなかったらあの時点で条件つけることなくキッパリと断ってますので。ガーベラさんだからこそ条件を出したのです」
「そ、そうなんだ」
「それより、不安に思わないでください。私がガーベラさんのこと好きかどうかに関して。……あの、あの……み、耳貸してください」
今思いついた言葉、たぶんガーベラさんを安心させらる言葉。でもなんか私とガーベラさんの会話に聞き耳を立ててる友人達に聞かれたらすごく恥ずかしい言葉。耳元でこっそりと私は言うことにする。ガーベラさんはいつのまにか赤みを帯びている耳を私に差し出した。私は口に手を当て、囁く。
「……大好きですから。け、結婚、そしてその後まで本気で考えてるくらいには……」
「……!」
ガーベラさんの顔が真っ赤になった。多分、私も赤い。
あーあ、言っちゃった。心臓だけゴーレムに戻すこととかできないかしら、早すぎて呼吸がきついわ。
#####
次の投稿は5/6か5/7です!
もう令和になってますね!
「な、なに?」
「実は見ていただきたいものがまだあるのですが」
「ん? なんだろう」
私はメタモルアームを取り出して机の上に乗せた。なんとなくだけど私が昼間にロモンちゃん達に披露した、片刃の剣とダンビラのような刃物がついた槍、ガーベラさんなら何か知ってるような気がするの。
「このあいだダンジョンで見つけたやつだね」
「私、本日進化した後にロモンちゃん達と一緒に色々これで試してまして」
「自分の武器の効果を把握しておくのは大事だもんね」
「ええ。それで実はこの武器、なんと『私の一番得意な武器になって』や『二番目に得意な武器になって』という指定をしたところ見事にそれが反映されたのです」
「へー、そりゃ便利だ」
もしガーベラさんがこのメタモルアームの所有者で同じ指定をしたならどういった武器が出来上がったのかしら。やっぱり槍かな? それはさておき本題に入ろう。気にはなるけど。
「それでですね、実は私の記憶にない武器になりまして」
「一番目と二番目どっちも?」
「はい、どっちもです。前にお話ししたことありましたっけ、私が前世の記憶が若干あるということ」
「あったような、なかったような」
「ともかく私の武術の腕前などなそれに由来しているのですが、どうにもそれがこの武器にも反映されたみたいで……手合わせした時、私と同じ武術の挙動をしたガーベラさんなら何か知ってるんじゃないかと思って相談してみたいのです」
「ああ、じゃあ早速見せてよ」
そう、優しい顔でガーベラさんはそういった。頼もしいけど……なんかいつもと違う。上手くは説明できないけど、私に親切にしている裏になにか隠し事してる感じ。気になるわね。このまま両方の武器を見せれば分かることかしら。
「まずはこれです」
鞘に入った剣に変化させて、それを見せた。一瞬ガーベラさんの目が丸くなってかと思えば、すぐに何かを悟ったというかわかってたというか、理解したというかそんな表情になった。そしてしみじみと私の剣を優しく撫で始めた。
「その反応……やはりわかるのですか」
「うん。これはカタナだよ」
「カタナですか」
「普通の剣との違いは……」
「あ、いえ、それはなんとなくわかります」
「そうか……」
カタナ、カタナねぇ……。なんかいい感じの響き。これぞ正式名称って感じがするわ。しっくりくるとはこのことね。ともかく私は今後このカタナモードをメインに使っていけばいいわけだ。
にしても、みんなが知らなかった武器をガーベラさんが知ってるとは……。なんとなく勘で聞いてみたものの、やっぱりガーベラさんも記憶があるってことよね。多分私と同じ場所の。
「あの、ガーベラさんももしかして私と同じ場所の記憶が?」
「あ、ああ。多少ね。アイリスよりは覚えてるかなって感じ」
「そうでしたか、偶然ですね! それとも、私が記憶あること知ってました?」
「実はなんとなく」
私を好きになってくれた理由の一つにそれもあるのかしら。どちらにせよ共通の話題が増えたのは嬉しいわ。今度ご飯を作りに行く時、その共通の記憶から料理を選んでなんとなくおかしな懐かしさに二人で包まれるのもいいかもしれない。
「一緒にお話しできることが増えましたね!」
「そうだね、そうなるね」
「ふふふ、じゃあもう一方も見てもらいましょうか」
「いいよ」
私はメタモルアームをカタナから槍みたいな剣みたいなのに変化させた。ガーベラさんは一回頷いてからすぐにその答えを出してくれる。
「それはナギナタだね」
「ナギナタですか。薙ぎ払う鉈だから……?」
「由来は知らないけどそういう名前。それが二番目に得意な武器として出てきたの」
「ええ。ですから今後はこれとカタナ、状況に合わせて使っていこうと思って」
「いいんじゃないかな」
ナギナタとカタナ……『な』が多いわね。なんてね。
ガーベラさんの得意な武器って槍なわけだけど、このナギナタを扱えたりするのかしら。でも形状は近くとも扱い方は全然違うような気がするのよね。ちょっと聞いてみようかしら。
「ガーベラさん、槍使いなのでこれの扱いうまそうですね」
「実は俺が得物として槍を選んだのは……前世でこれが得意だった記憶があるからなんだ。この世界で一番近い武器はなにかって考えた時に槍だったんだよ。基本は違うけど、色々と似通ってるところはあるし」
「そうなのですか!」
じゃあガーベラさんがこんなにスイスイと冒険者としての出世街道を歩んでるのもナギナタ使いとしての記憶があるからなのね。武術とそのほか勉強、家事の記憶があるから進化先が増えた私みたい。あれ、私とガーベラさんってかなり共通点あるわね。夫婦って似るって言うから……あ、でもまだ夫婦じゃ……。いや、でもそのうち……。
「アイリス、大丈夫?」
「はっ! ええ、大丈夫ですよ」
「ところで、なんとなくだけどさ、アイリス」
「はい?」
「カタナと武術有りのアイリスとナギナタと武術有りの俺で、告白した時みたいに試合をしたら多分アイリスが勝つと思うんだ」
「そうなのですか? あまりピンときませんが」
「これは前世からの勘ってやつだけどね、どうする、もう一回試合してみる? 多分それが本当の結果になると思う」
「私の勝ちが本当の結果ですか? でも武術のみで負けたのは私ですから。……なんでそんなこと言いだすんです?」
カタナを最初に見せた時からなんかガーベラさんに違和感あったけど、まさかそんなこと言い出すなんて。おかしいわね。ガーベラさんのことだから私を裏切るような内容ではないと思うけど、何か隠し事をしているような気がしてならない。
ガーベラさんは後頭部を掻きながら話を続けた。
「……いや、だってアイリスが勝ってたら俺とアイリスはこういう関係じゃなかったわけだろ? 条件付きだったってことは、本当は俺とは……。だ、だからやり直したいなら……」
「そんなこと言い出すなんて、まさか他に好きな人が……?」
「まさか! ただ、俺は少し後悔してたんだ、本当は俺と付き合うつもりなかったんじゃないのかって」
……そんなこと考えさせていたとは。条件なんか出さずに普通に告白受けてればよかったわ。そもそもあの時点で結構この人に気持ち偏ってたわけだし。でも、今はもう偏ってるっていうレベルじゃなくて……。
「ガーベラさん」
「う、うん」
「そんな気弱なこと言うなんて珍しいですね。私は強い男性が好きなのですが」
「……ごめん」
「謝らないでください。むしろ悩ませてしまって申し訳ありませんでした」
「いや、そんなことは」
おかしいわね、やっぱり。今日はガーベラさんがガーベラさんじゃ……いや、ガーベラさんっぽいのかしら、むしろ。うーん……うーーん……。私はどうしたら。い今はただ言えることを言わなきゃ。
「でも私、好意を元から持ってなかったらあの時点で条件つけることなくキッパリと断ってますので。ガーベラさんだからこそ条件を出したのです」
「そ、そうなんだ」
「それより、不安に思わないでください。私がガーベラさんのこと好きかどうかに関して。……あの、あの……み、耳貸してください」
今思いついた言葉、たぶんガーベラさんを安心させらる言葉。でもなんか私とガーベラさんの会話に聞き耳を立ててる友人達に聞かれたらすごく恥ずかしい言葉。耳元でこっそりと私は言うことにする。ガーベラさんはいつのまにか赤みを帯びている耳を私に差し出した。私は口に手を当て、囁く。
「……大好きですから。け、結婚、そしてその後まで本気で考えてるくらいには……」
「……!」
ガーベラさんの顔が真っ赤になった。多分、私も赤い。
あーあ、言っちゃった。心臓だけゴーレムに戻すこととかできないかしら、早すぎて呼吸がきついわ。
#####
次の投稿は5/6か5/7です!
もう令和になってますね!
0
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡
サクラ近衛将監
ファンタジー
女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。
シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。
シルヴィの将来や如何に?
毎週木曜日午後10時に投稿予定です。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる