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316話 ガーベラさんの新装備でございます!
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「ごちそうさまでした、とても美味しかったです」
「お粗末さま」
とても豪勢なお食事だった。特にデザートに出てきたアイスクリームなんて、自分の氷魔法で冷凍庫を作って冷やし固めたっていうんだから手間暇かかってるわよね。
お酒も料理に合ってたし……あ、でも少し酔ってしまったかもしれない。まあ、それはあんまり問題じゃないかしら。
「……食器洗いをしたいところですが、調理器具などの洗い方に拘りがありそうですよね」
「あー、まあね」
「では、私、お先にお風呂に入らせていただきます」
「一緒に入る?」
「……も、もうそれは冗談だと判明したではありませんか!」
「俺のも冗談だよ」
ぐぬぬ……。先に仕掛けたのは私だから文句が言えないのがなんとも。
ターコイズ家のお屋敷と同じ構造してるだけあって、脱衣所と浴室も同じ場所にあった。一応ガーベラさんが案内してくれたけど。ガーベラさんは私に入浴剤を渡すと、ゆっくりしてねと言ってくれた。
何気にお風呂に一人で入るのはとても久しぶりだったりする。いつもロモンちゃんかリンネちゃん、ケルくんのうち誰かが一緒だから。ちなみにお母さんもよく双子のどちらかと一緒に入ってる。お父さんは倫理観を重んじて我慢してるわ。おじいさんはそもそもお城で済ませてきてるみたい。
男性のお宅で裸になるのはこれで人生二回目。やっぱりガーベラさんのことだから覗いたりはしてないはずだけど、ドキドキはする。浴室へ入るとやはりここもあのお屋敷とあまり変わりがないようだった。ガーベラさんにもらった入浴剤を入れ、体を念のため……そう、念のためにより丁寧に洗い、それから湯船に浸かる。
この広いお風呂に一人で入るのって、なかなか寂しいわね。あの二人がいつも誰かと入りたがるのがよくわかるわ。私もガーベラさんとの間に子供ができたら、ここで大きくなるまで一緒に入るのかしらね。そのまえにガーベラさんとも一緒に入ることになるかしら。……茹だっちゃいそうだから、このことを深く考えるのはやめておきましょう。
お風呂から上がると、ガーベラさんが武器や防具のメンテナンスをしているところだった。今日、王様からもらったもので全身アーティファクト装備が実現可能になったし、アーティファクトはだいたい手入れしなくても完璧な状態を保つ効果がついてるのでする必要はあまりないんだけど、まあ、道具を大事にするのはガーベラさんの性格らしい行動ね。それにしても、ガーベラさんの鎧や籠手ってあんな色だったかしら。カラーリングがなんだか変わっているような……。
「ああ、アイリス。上がったんだね」
「ええ、お先にいただきました」
「俺が今日、王様から頂いたアーティファクト二つ、見る?」
「ぜひ」
ガーベラさんは盾と足具を見せてくれた。どちらもゴツゴツとした強そうな見た目をしている。特に盾なんて、私達が見つけたてんとう虫の盾とはだいぶ違う。ガーベラさんの方のが、いかにもお宝って感じがする。まあ、てんとう虫のはあれはあれで女子が持つのにふさわしいデザインなので不満はないのだけれど。
「簡単に説明すると、まずこの盾の効果が相手の魔法や攻撃を和らげた上で、その和らげた分だけ自分の魔力に変換できるようになるっていう代物で、足具の方がすべての身体能力が上がるというものだよ」
「盾はすでに所持している鎧の魔力を保存できる効果と相性良さそうですね。足具の方の身体能力上昇とは、貴方の籠手やリンネちゃんのイダテンの腕輪のような速さ、力など一部の強化でなく、言葉そのままに、身体能力全体ということですか?」
「そうみたい。この足具は力も速さもそれぞれ1四分の一増しくらいにしてくれるらしいね」
「なるほど、強化の幅が広い代わりに倍率は低いのですね」
足具は籠手と効果が重複するそうなので、十分強いでしょうね。全身の装備がそれぞれ無駄なく相関し合っている。とてもいいと思うわ。……でもやっぱり何度見ても、いくつか色が変わってるのよね。そもそも籠手と鎧なんて全然違う色合いだったのに統一されてるし。もしかしてアレを頼んだのかしら。
「あの、もしかしてガーベラさん、道具の色の変更を行いましたか?」
「ああ、さすがにわかるよね。うん、王様がね『うーん、全身アーティファクトになったのは勇者らしくていいけど、色合いがダサいね! すぐに色変え屋さんに色の変更を頼もうね!』と仰ってね。全部の装備の色を統一させたんだ」
「やはりそうでしたか」
色変え屋さんというのはこの世界に存在する、アイテムの色を変えるという仕事をしている人。アーティファクトでも、普通のお洋服でも、色を変えてしまうことができるアイテムがあって、それを使っていい感じに仕上げてくれる。
今回のガーベラさんのようにアーティファクトの色を自分の他の装備品に合わせたいだとか、お家の屋根の色を変えたいだとかという依頼が来るらしい。色やデザインを重んじる人は少なくないため結構儲かってる職業なのだとか。画家と兼業でやってる人が多い。
「ガーベラさんの髪と目の色にあってて良い色合いですね」
「そうかな? 色変え屋さんのセンスが良かったんだよ。専門家なだけはあるね。……ちなみに前の装備品達も予定通りこれからも使って行くつもりだよ」
「もう十分な装備があるのに、ですか? 私の身体を使っているからって気を遣わなくていいんですよ?」
「まあ、それもなくはないけど、やっぱり装備品は2セットあった方がいいし」
たしかにガーベラさんは愛用のフライパンも二つ用意してるし、それでいいかも。装備品の場合は練習で使う用だとかに分けるのかしらね。やっぱり、まだ大切にしてくれると宣言してもらえるのは何度聞いても嬉しい。
「じゃあ、次俺お風呂はいってくるから、アイリスは先に寝ててよ」
「そうですね、寝室はどこですか?」
「こっちだよ」
ガーベラさんは装備品の手入れの手を止め、私に後をついてこさせた。屋敷の二階に登るとお部屋がたくさんあった。どうやらここの一室を寝室ということにしてるらしい。お父さん達もそうやってここら辺の部屋を使ってた。
「えっと、こっちが俺の部屋だから……」
「では私もここに?」
「いや、違うんだ。その隣」
そう言ってガーベラさんは左から二番目の部屋の戸を開けた。その部屋にはベッドのみがポツンと一つ置いてあった。
「ごめん、あまり時間なかったからベッドしか用意できなかったけど。ここがアイリスの部屋だよ」
「……なるほど、別室ですか」
「ん? まあ、そうなるね。一緒の部屋が良かった?」
「ええ」
ガーベラさんったら、ついこないだ私、あれほど一緒の部屋で寝たがったのに忘れたのかしら。というより、よっぽど私が男性と一緒にあまりいたくないというイメージの方が強いみたいね。今までの私を見てきたならそう思われるのも仕方ないけれど、でもガーベラさんに対してはもう違うもの。
「このベッド、ガーベラさんのお部屋まで移動させて良いですか?」
「ま、まあ、いいけど……」
「では失礼して」
私はゴーレムになって、ベッドを持ち上げ、スペーカウの袋に放り込んだ。そしてそのまま部屋を出て、ガーベラさんのお部屋に行き、スペーカウの袋からベッドを取り出して彼のベッドの隣に置いた。ガーベラの部屋もベッドともともと自宅にあった本棚以外何もない。
「ふう、これで良いでしょう」
「いやぁ、ごめん、気がつかなくて」
「いいのです。良かれと思ってやってくれたことなのでしょうから。お気遣いありがとうございます。……あの」
「な、なに?」
「……夫婦になったら、いえ、これからでも構いません。二人用のベッドを買って一緒に横になりたいです。……その、誰にも話したことないのですが、結婚したらその相手と一緒のベッドで寝るというの、憧れでして」
「そ、そうだったんだ!?」
いつもよりガーベラさんは驚いてる。そんなに意外だったかしら。私、男性とは距離感を置きたい主義だし、周りもそう認識してくれてるけれど、家族となった方とはむしろグッと距離を近づけたいの。
「もちろん、ガーベラさんがよろしければ、ですが」
「う、うん、いいよ」
「ではそのうち時間があったら、一緒に家具屋さんまで見に行きましょうね」
「……わかった」
「では、お先に。おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
私はガーベラさんがこの部屋を去ったことを確認すると、ガーベラさんのベッドまで限りなく自分のベッドを近づけた。これで代わりにならないかしらね。
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次の投稿は12/16です!
「お粗末さま」
とても豪勢なお食事だった。特にデザートに出てきたアイスクリームなんて、自分の氷魔法で冷凍庫を作って冷やし固めたっていうんだから手間暇かかってるわよね。
お酒も料理に合ってたし……あ、でも少し酔ってしまったかもしれない。まあ、それはあんまり問題じゃないかしら。
「……食器洗いをしたいところですが、調理器具などの洗い方に拘りがありそうですよね」
「あー、まあね」
「では、私、お先にお風呂に入らせていただきます」
「一緒に入る?」
「……も、もうそれは冗談だと判明したではありませんか!」
「俺のも冗談だよ」
ぐぬぬ……。先に仕掛けたのは私だから文句が言えないのがなんとも。
ターコイズ家のお屋敷と同じ構造してるだけあって、脱衣所と浴室も同じ場所にあった。一応ガーベラさんが案内してくれたけど。ガーベラさんは私に入浴剤を渡すと、ゆっくりしてねと言ってくれた。
何気にお風呂に一人で入るのはとても久しぶりだったりする。いつもロモンちゃんかリンネちゃん、ケルくんのうち誰かが一緒だから。ちなみにお母さんもよく双子のどちらかと一緒に入ってる。お父さんは倫理観を重んじて我慢してるわ。おじいさんはそもそもお城で済ませてきてるみたい。
男性のお宅で裸になるのはこれで人生二回目。やっぱりガーベラさんのことだから覗いたりはしてないはずだけど、ドキドキはする。浴室へ入るとやはりここもあのお屋敷とあまり変わりがないようだった。ガーベラさんにもらった入浴剤を入れ、体を念のため……そう、念のためにより丁寧に洗い、それから湯船に浸かる。
この広いお風呂に一人で入るのって、なかなか寂しいわね。あの二人がいつも誰かと入りたがるのがよくわかるわ。私もガーベラさんとの間に子供ができたら、ここで大きくなるまで一緒に入るのかしらね。そのまえにガーベラさんとも一緒に入ることになるかしら。……茹だっちゃいそうだから、このことを深く考えるのはやめておきましょう。
お風呂から上がると、ガーベラさんが武器や防具のメンテナンスをしているところだった。今日、王様からもらったもので全身アーティファクト装備が実現可能になったし、アーティファクトはだいたい手入れしなくても完璧な状態を保つ効果がついてるのでする必要はあまりないんだけど、まあ、道具を大事にするのはガーベラさんの性格らしい行動ね。それにしても、ガーベラさんの鎧や籠手ってあんな色だったかしら。カラーリングがなんだか変わっているような……。
「ああ、アイリス。上がったんだね」
「ええ、お先にいただきました」
「俺が今日、王様から頂いたアーティファクト二つ、見る?」
「ぜひ」
ガーベラさんは盾と足具を見せてくれた。どちらもゴツゴツとした強そうな見た目をしている。特に盾なんて、私達が見つけたてんとう虫の盾とはだいぶ違う。ガーベラさんの方のが、いかにもお宝って感じがする。まあ、てんとう虫のはあれはあれで女子が持つのにふさわしいデザインなので不満はないのだけれど。
「簡単に説明すると、まずこの盾の効果が相手の魔法や攻撃を和らげた上で、その和らげた分だけ自分の魔力に変換できるようになるっていう代物で、足具の方がすべての身体能力が上がるというものだよ」
「盾はすでに所持している鎧の魔力を保存できる効果と相性良さそうですね。足具の方の身体能力上昇とは、貴方の籠手やリンネちゃんのイダテンの腕輪のような速さ、力など一部の強化でなく、言葉そのままに、身体能力全体ということですか?」
「そうみたい。この足具は力も速さもそれぞれ1四分の一増しくらいにしてくれるらしいね」
「なるほど、強化の幅が広い代わりに倍率は低いのですね」
足具は籠手と効果が重複するそうなので、十分強いでしょうね。全身の装備がそれぞれ無駄なく相関し合っている。とてもいいと思うわ。……でもやっぱり何度見ても、いくつか色が変わってるのよね。そもそも籠手と鎧なんて全然違う色合いだったのに統一されてるし。もしかしてアレを頼んだのかしら。
「あの、もしかしてガーベラさん、道具の色の変更を行いましたか?」
「ああ、さすがにわかるよね。うん、王様がね『うーん、全身アーティファクトになったのは勇者らしくていいけど、色合いがダサいね! すぐに色変え屋さんに色の変更を頼もうね!』と仰ってね。全部の装備の色を統一させたんだ」
「やはりそうでしたか」
色変え屋さんというのはこの世界に存在する、アイテムの色を変えるという仕事をしている人。アーティファクトでも、普通のお洋服でも、色を変えてしまうことができるアイテムがあって、それを使っていい感じに仕上げてくれる。
今回のガーベラさんのようにアーティファクトの色を自分の他の装備品に合わせたいだとか、お家の屋根の色を変えたいだとかという依頼が来るらしい。色やデザインを重んじる人は少なくないため結構儲かってる職業なのだとか。画家と兼業でやってる人が多い。
「ガーベラさんの髪と目の色にあってて良い色合いですね」
「そうかな? 色変え屋さんのセンスが良かったんだよ。専門家なだけはあるね。……ちなみに前の装備品達も予定通りこれからも使って行くつもりだよ」
「もう十分な装備があるのに、ですか? 私の身体を使っているからって気を遣わなくていいんですよ?」
「まあ、それもなくはないけど、やっぱり装備品は2セットあった方がいいし」
たしかにガーベラさんは愛用のフライパンも二つ用意してるし、それでいいかも。装備品の場合は練習で使う用だとかに分けるのかしらね。やっぱり、まだ大切にしてくれると宣言してもらえるのは何度聞いても嬉しい。
「じゃあ、次俺お風呂はいってくるから、アイリスは先に寝ててよ」
「そうですね、寝室はどこですか?」
「こっちだよ」
ガーベラさんは装備品の手入れの手を止め、私に後をついてこさせた。屋敷の二階に登るとお部屋がたくさんあった。どうやらここの一室を寝室ということにしてるらしい。お父さん達もそうやってここら辺の部屋を使ってた。
「えっと、こっちが俺の部屋だから……」
「では私もここに?」
「いや、違うんだ。その隣」
そう言ってガーベラさんは左から二番目の部屋の戸を開けた。その部屋にはベッドのみがポツンと一つ置いてあった。
「ごめん、あまり時間なかったからベッドしか用意できなかったけど。ここがアイリスの部屋だよ」
「……なるほど、別室ですか」
「ん? まあ、そうなるね。一緒の部屋が良かった?」
「ええ」
ガーベラさんったら、ついこないだ私、あれほど一緒の部屋で寝たがったのに忘れたのかしら。というより、よっぽど私が男性と一緒にあまりいたくないというイメージの方が強いみたいね。今までの私を見てきたならそう思われるのも仕方ないけれど、でもガーベラさんに対してはもう違うもの。
「このベッド、ガーベラさんのお部屋まで移動させて良いですか?」
「ま、まあ、いいけど……」
「では失礼して」
私はゴーレムになって、ベッドを持ち上げ、スペーカウの袋に放り込んだ。そしてそのまま部屋を出て、ガーベラさんのお部屋に行き、スペーカウの袋からベッドを取り出して彼のベッドの隣に置いた。ガーベラの部屋もベッドともともと自宅にあった本棚以外何もない。
「ふう、これで良いでしょう」
「いやぁ、ごめん、気がつかなくて」
「いいのです。良かれと思ってやってくれたことなのでしょうから。お気遣いありがとうございます。……あの」
「な、なに?」
「……夫婦になったら、いえ、これからでも構いません。二人用のベッドを買って一緒に横になりたいです。……その、誰にも話したことないのですが、結婚したらその相手と一緒のベッドで寝るというの、憧れでして」
「そ、そうだったんだ!?」
いつもよりガーベラさんは驚いてる。そんなに意外だったかしら。私、男性とは距離感を置きたい主義だし、周りもそう認識してくれてるけれど、家族となった方とはむしろグッと距離を近づけたいの。
「もちろん、ガーベラさんがよろしければ、ですが」
「う、うん、いいよ」
「ではそのうち時間があったら、一緒に家具屋さんまで見に行きましょうね」
「……わかった」
「では、お先に。おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
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