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318話 任命式と就任式の本番でございます!
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「どーかなぁ?」
「変なとこない?」
「お二人とも、とても美しいですよ」
ロモンちゃんとリンネちゃんが、お父さんがこの日のためにオーダーメイドでこの街で一番の仕立て屋さんに作ってもらったという豪華で絢爛なドレスを身に纏って私に見せてきた。この二人の可愛さを最高に引き立たせているわ。
もちろん私もお父さんからドレスを受け取り、それを身につけている。みんな似合うっていってくれてるけど、私が一番気になるのはあの人の反応……あ、やっとやってきたわね。
「ガーベラさん!」
「おお……アイリス……! すごく綺麗だ」
「ありがとうございます!」
私も、自分がまるでお嬢様みたいになっていると思う。まあ、正式にターコイズ家の娘になったのだから本当にお嬢様なのだけれど。そう考えるのはなんだか抵抗があるのよね。やっぱり私は使用人の方が性分に合っているというか。
「アイリスちゃんずっと待ってたんだよー」
「ずっとソワソワしてたんだよー」
「ガーベラさんも紳士的で良いですね」
そう、ガーベラさんのタキシード姿もかなりカッコいい。綺麗な金髪とタキシードがうまくマッチしてるわ。
……今日はSランクになったという世間への報告と勇者を発表する、就任式と任命式を行う日。そうであるにも関わらず私たちみんな、戦うための格好をしていない。
本当はいつも戦闘などの時に着る服を身につけるべきであり、ガーベラさんなんか全身鎧で包んでなきゃいけない。でも王様は私達は苗字だけでどんな出身かわかり、その血筋自体が強者の証みたいなだから着飾った方が得だって言ったの。そして私達が着飾ってるのにガーベラさんが鎧姿だと浮くからという理由で、彼はタキシードになった。
【本番まであとどのくらいだゾ?】
「あと二時間かな」
ケルくんは今日のための台本を一度目を通しただけですっかり覚えてしまっていた。ちなみに今、この子はオルトロスの姿でいる。仲魔がいる場合、強そうな見た目の方がウケがいいらしいから。一人だけおしゃれできていないことは気にしておらず、むしろかっこいい姿で人前に出られることに喜びを感じているみたい。
【そういえば二人とも緊張はしていないのかゾ? リンネもロモンも、緊張しぃなんだゾ】
「やめてー、言わないで!」
「こ、これでも結構我慢してるんだよ……」
【まあ、なんかあったらオイラがカバーするゾ】
「「お願いね、ケル!」」
それからきっちり二時間。人前に出た時のイメージトレーニングや与えられたセリフの暗記のし直しなどをしていたらあっという間に過ぎてしまった。そして今回のイベントを取り仕きっている方に呼ばれ、私達は控え室にしていた部屋を出た。
今回のイベントはこのお城の敷地の目の前で行われる。今はこの国の大臣さんが進行をしているので、呼ばれたらこの玄関から大衆の面前に出ていかなければならない。お城の外から拡声するアイテムを使って話している大臣さんの声が聞こえる。四人同時にSランクに任命するなんて二十年ぶりくらいだって言ってるし、そろそろかしらね。
『それでは今回、新たにSランクとなった冒険者四人に出てきて貰いましょう!』
「では、参りましょう」
「あ、アイリスちゃん、先頭、やっぱり緊張しない?」
「まあ多少は。でもなんとかやりますよ」
本当はロモンちゃんがリンネちゃんが先頭に立つ予定だったのだけれど、それは厳しそうなので準備段階で私に決まった。私、リンネちゃん、ロモンちゃん(ケルくん)、ガーベラさんの順番で進み、玄関から城の外へ出て行く。
「わーわー!」
「あの四人が今回の……!」
「真ん中の二人は双子か!?」
「……どっかで見たことあるぞ?」
……す、すごく人がたくさん。Sランク任命式はあんまり重要な行事じゃないって王様は言ってたけど、それは王様達だけの認識であって、普通の人にとっては非常に興味があることなのかもしれない。そうじゃなきゃこの人数は無理よね。闘技場に収まりきるかどうかも怪しいわ。
大臣さんの近くまで来ると、私達はそれぞれステージの上へ登らせられる手筈。ゆっくりと登り、下を向くとそこには見渡す限りの人の頭。この中に私たちの知り合いは何人いるのかしら。
『では左から、アイリス・ターコイズ! 役職は魔道士!』
「わぁ……肌真っ白!」
「美人だなぁ……でも初めて聞く名前だぞ?」
「ターコイズだと!? まさかあの血筋か!」
えへへ、美人だなんてそんな。
人間として冒険者となったからにはとりあえず役職を決めなければならず、私はどんな役割でもよかったのだけど、回復魔法が一番強力だし、この一ヶ月半もの間、ガーネットさんと共に魔法の研究をしていたので魔道士ってことにしておいた。それが一番しっくりくるもの。
『続いてリンネ・ターコイズ! 役職は剣士!』
「また可愛い子だ!」
「見たことあるぞ、剣の大会で無双してた子じゃないか!」
「あの子もターコイズ家? でもあの子の方が髪色はグライド団長様と同じだし、顔はノア団長様に似てるし……」
『その隣、ロモン・ターコイズ 役職は魔物使い! この二人は双子となっています!』
「あの子も魔物の大会で見たぞ!」
「可愛い子しかいないのか?」
「あのオルトロス、ノア団長様のケルベロスとよく似ている」
私たちは一回しか大会に参加していない上に、それも結構前のことなのにだいぶ覚えてる人はいるものなのね。圧勝し続けたのが大きかったのかしら。二人とも緊張してる様子なんて見せずにしゃんとしてる。本番になったら大丈夫なのよね、その直前まで弱いけど。大会の時から変わってないわ。
『そして最後が、ガーベラ! 役職は槍使いの戦士!』
「わぁ……かっこいい……!」
「あの人は見覚えないな……」
「なんか実績あるのか?」
一通り紹介が終わったわ。……別に力を披露するわけでもなく、私達は本来ならこれで役目が終わりなのよね。実際、私もロモンちゃんとリンネちゃん、ケルくんはこのステージから降りたの。
みんな、なぜガーベラさんだけがステージの上に取り残されたのか疑問に思っているみたいでざわざわし始める。大臣さんが再び司会を始めた。
『……ここで皆様にお伝えしなければならないことがあります。先々月の半ば、急に空気が重くなり、日常生活も困難となった日にちがあったことは記憶に新しいでしょう。あれは、魔王が復活した証なのです』
その瞬間、ざわめいていた民衆がより大騒ぎの事態になった。元々あの重圧が異常だったため魔王が現れたのではと国内全域で噂になってはいたらしいのだけれど、こうやって国の代表の一人が正式に発表し、それが真実になったのだから……今まで気持ちの準備をしてこなかった人たちにとってこれがどれほど恐怖を煽られることか計り知れない。
『以降はルビィ王によって進行させていただきます。では、王様。どうぞ』
『ありがと。……うん、ちゃんと響くね』
実はステージの後ろで王様はずっとスタンバイしてたの。大臣さんから拡声器を受け取り、ステージの上に登って行く。あの可愛いらしさは人気なようで、こんな状況にも関わらず一部黄色い歓声が聞こえてきた。
『えー、僕は知っての通り王様だよ! みんなに言わなきゃいけないことがあるんだ。そう、今大臣が言ってくれた魔王種の魔物が現れたことに関してだよ! ……魔王種が現れたってことはみんなが知っての通り___』
王様は長々と魔王についての歴史やこれから何が起こるとよそうされるかなど、大事な大事なことを話して行く。内容が内容なので騒いでる人は誰一人としていない。
そして魔王に対抗するための勇者の説明となった。王様は感情を込めて必要なものやそれを集める大変さなどを熱弁している。そして、やがて一通り話し終えた。
『……ふぅ、こんなところだよ。でもみんな聞いてね。実はもう、勇者は見つかってるし、魔王と十分戦えそうなくらい強くなってるんだ! もう察してる人もいるんじゃないかな。……ガーベラくん、彼が今代の勇者さ!』
王様がここまで盛り上がるように話してきたからか、それとも勇者がすでにいるという安堵からか、人々は熱狂した。
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次の投稿は12/30です!
「変なとこない?」
「お二人とも、とても美しいですよ」
ロモンちゃんとリンネちゃんが、お父さんがこの日のためにオーダーメイドでこの街で一番の仕立て屋さんに作ってもらったという豪華で絢爛なドレスを身に纏って私に見せてきた。この二人の可愛さを最高に引き立たせているわ。
もちろん私もお父さんからドレスを受け取り、それを身につけている。みんな似合うっていってくれてるけど、私が一番気になるのはあの人の反応……あ、やっとやってきたわね。
「ガーベラさん!」
「おお……アイリス……! すごく綺麗だ」
「ありがとうございます!」
私も、自分がまるでお嬢様みたいになっていると思う。まあ、正式にターコイズ家の娘になったのだから本当にお嬢様なのだけれど。そう考えるのはなんだか抵抗があるのよね。やっぱり私は使用人の方が性分に合っているというか。
「アイリスちゃんずっと待ってたんだよー」
「ずっとソワソワしてたんだよー」
「ガーベラさんも紳士的で良いですね」
そう、ガーベラさんのタキシード姿もかなりカッコいい。綺麗な金髪とタキシードがうまくマッチしてるわ。
……今日はSランクになったという世間への報告と勇者を発表する、就任式と任命式を行う日。そうであるにも関わらず私たちみんな、戦うための格好をしていない。
本当はいつも戦闘などの時に着る服を身につけるべきであり、ガーベラさんなんか全身鎧で包んでなきゃいけない。でも王様は私達は苗字だけでどんな出身かわかり、その血筋自体が強者の証みたいなだから着飾った方が得だって言ったの。そして私達が着飾ってるのにガーベラさんが鎧姿だと浮くからという理由で、彼はタキシードになった。
【本番まであとどのくらいだゾ?】
「あと二時間かな」
ケルくんは今日のための台本を一度目を通しただけですっかり覚えてしまっていた。ちなみに今、この子はオルトロスの姿でいる。仲魔がいる場合、強そうな見た目の方がウケがいいらしいから。一人だけおしゃれできていないことは気にしておらず、むしろかっこいい姿で人前に出られることに喜びを感じているみたい。
【そういえば二人とも緊張はしていないのかゾ? リンネもロモンも、緊張しぃなんだゾ】
「やめてー、言わないで!」
「こ、これでも結構我慢してるんだよ……」
【まあ、なんかあったらオイラがカバーするゾ】
「「お願いね、ケル!」」
それからきっちり二時間。人前に出た時のイメージトレーニングや与えられたセリフの暗記のし直しなどをしていたらあっという間に過ぎてしまった。そして今回のイベントを取り仕きっている方に呼ばれ、私達は控え室にしていた部屋を出た。
今回のイベントはこのお城の敷地の目の前で行われる。今はこの国の大臣さんが進行をしているので、呼ばれたらこの玄関から大衆の面前に出ていかなければならない。お城の外から拡声するアイテムを使って話している大臣さんの声が聞こえる。四人同時にSランクに任命するなんて二十年ぶりくらいだって言ってるし、そろそろかしらね。
『それでは今回、新たにSランクとなった冒険者四人に出てきて貰いましょう!』
「では、参りましょう」
「あ、アイリスちゃん、先頭、やっぱり緊張しない?」
「まあ多少は。でもなんとかやりますよ」
本当はロモンちゃんがリンネちゃんが先頭に立つ予定だったのだけれど、それは厳しそうなので準備段階で私に決まった。私、リンネちゃん、ロモンちゃん(ケルくん)、ガーベラさんの順番で進み、玄関から城の外へ出て行く。
「わーわー!」
「あの四人が今回の……!」
「真ん中の二人は双子か!?」
「……どっかで見たことあるぞ?」
……す、すごく人がたくさん。Sランク任命式はあんまり重要な行事じゃないって王様は言ってたけど、それは王様達だけの認識であって、普通の人にとっては非常に興味があることなのかもしれない。そうじゃなきゃこの人数は無理よね。闘技場に収まりきるかどうかも怪しいわ。
大臣さんの近くまで来ると、私達はそれぞれステージの上へ登らせられる手筈。ゆっくりと登り、下を向くとそこには見渡す限りの人の頭。この中に私たちの知り合いは何人いるのかしら。
『では左から、アイリス・ターコイズ! 役職は魔道士!』
「わぁ……肌真っ白!」
「美人だなぁ……でも初めて聞く名前だぞ?」
「ターコイズだと!? まさかあの血筋か!」
えへへ、美人だなんてそんな。
人間として冒険者となったからにはとりあえず役職を決めなければならず、私はどんな役割でもよかったのだけど、回復魔法が一番強力だし、この一ヶ月半もの間、ガーネットさんと共に魔法の研究をしていたので魔道士ってことにしておいた。それが一番しっくりくるもの。
『続いてリンネ・ターコイズ! 役職は剣士!』
「また可愛い子だ!」
「見たことあるぞ、剣の大会で無双してた子じゃないか!」
「あの子もターコイズ家? でもあの子の方が髪色はグライド団長様と同じだし、顔はノア団長様に似てるし……」
『その隣、ロモン・ターコイズ 役職は魔物使い! この二人は双子となっています!』
「あの子も魔物の大会で見たぞ!」
「可愛い子しかいないのか?」
「あのオルトロス、ノア団長様のケルベロスとよく似ている」
私たちは一回しか大会に参加していない上に、それも結構前のことなのにだいぶ覚えてる人はいるものなのね。圧勝し続けたのが大きかったのかしら。二人とも緊張してる様子なんて見せずにしゃんとしてる。本番になったら大丈夫なのよね、その直前まで弱いけど。大会の時から変わってないわ。
『そして最後が、ガーベラ! 役職は槍使いの戦士!』
「わぁ……かっこいい……!」
「あの人は見覚えないな……」
「なんか実績あるのか?」
一通り紹介が終わったわ。……別に力を披露するわけでもなく、私達は本来ならこれで役目が終わりなのよね。実際、私もロモンちゃんとリンネちゃん、ケルくんはこのステージから降りたの。
みんな、なぜガーベラさんだけがステージの上に取り残されたのか疑問に思っているみたいでざわざわし始める。大臣さんが再び司会を始めた。
『……ここで皆様にお伝えしなければならないことがあります。先々月の半ば、急に空気が重くなり、日常生活も困難となった日にちがあったことは記憶に新しいでしょう。あれは、魔王が復活した証なのです』
その瞬間、ざわめいていた民衆がより大騒ぎの事態になった。元々あの重圧が異常だったため魔王が現れたのではと国内全域で噂になってはいたらしいのだけれど、こうやって国の代表の一人が正式に発表し、それが真実になったのだから……今まで気持ちの準備をしてこなかった人たちにとってこれがどれほど恐怖を煽られることか計り知れない。
『以降はルビィ王によって進行させていただきます。では、王様。どうぞ』
『ありがと。……うん、ちゃんと響くね』
実はステージの後ろで王様はずっとスタンバイしてたの。大臣さんから拡声器を受け取り、ステージの上に登って行く。あの可愛いらしさは人気なようで、こんな状況にも関わらず一部黄色い歓声が聞こえてきた。
『えー、僕は知っての通り王様だよ! みんなに言わなきゃいけないことがあるんだ。そう、今大臣が言ってくれた魔王種の魔物が現れたことに関してだよ! ……魔王種が現れたってことはみんなが知っての通り___』
王様は長々と魔王についての歴史やこれから何が起こるとよそうされるかなど、大事な大事なことを話して行く。内容が内容なので騒いでる人は誰一人としていない。
そして魔王に対抗するための勇者の説明となった。王様は感情を込めて必要なものやそれを集める大変さなどを熱弁している。そして、やがて一通り話し終えた。
『……ふぅ、こんなところだよ。でもみんな聞いてね。実はもう、勇者は見つかってるし、魔王と十分戦えそうなくらい強くなってるんだ! もう察してる人もいるんじゃないかな。……ガーベラくん、彼が今代の勇者さ!』
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