116 / 378
115話 お仕事からの帰還後でございます!
しおりを挟む
「「たっだいまーーっ!」」
ロモンちゃんとリンネちゃんが、誰もいない宿屋の部屋に向かって他の人の迷惑にならない程度にそう叫んだ。
オークションが終わって無事にいいものを買うことができた私は、グラブアとかいう人のナンパを拒否。
それから街に滞在していた3日間は特に大きなこともなく、湖周りを中心に観光していたの。
グラブアとかいう人にも会う事はなかったしね。
帰りの馬車の中は、同業者達とチェスの再戦やカードゲームを楽しんで終わった。
だからと言って仕事をサボってたわけじゃなく、きちんと魔物も討伐したし。
そして勿論、報酬もたーっぷり!
こんな美味しい仕事はない。
ロモンちゃんとリンネちゃんもまたやりたいって言ってるし。あの二人の場合は味覚的な意味もあるかもだけど。
「帰ってきたねぇ…。そんなに疲れる仕事じゃなかったけど、明日くらい休もうよ」
「あ、すいません二人とも。私、明後日用事あるんですけど…」
「そうなの?」
同時に顔を上げてこちらを見てくる二人。
「ん、じゃあ明後日もやすもー」
「そだね、ゆっくりしよ」
何があるかとは一切訊かずに、ロモンちゃんとリンネちゃんはベッドの上に転がった。
助かる…ありがたい。
「……あっ」
ガバッと、何かを思い出したようにリンネちゃんが起き上がる。
「どしたの、お姉ちゃん」
「ギルドマスターからね、ランクが上がるから、一旦帰ったらすぐに来てくれって言われてたの、忘れてた」
「本当っ?」
「うん、本当っ!」
ロモンちゃんもベッドから勢いよく起き上がる。
急いで二人とも身だしなみを整え直し始めた。
ちなみに私は上着をほっぽってベッドに転がったりしてないから、そんなの必要ない。
それにしてもランクが…あがるんだね、また…というかついに。
「「よし、いこーっ」」
二人は迅速で準備を終え、私の手を引いて玄関から出る。
迅速で終わるほど、その分いい見た目なんだよ。
可愛いって本当に良いわぁ…なんて。
でも、私もナンパされたし捨てたもんじゃないのかもしれない。やっぱり。
◆◆◆
「おめでとさん!」
「「わぁーい、やったあ!」」
ギルドに着くなりすぐに受付へ。
ついにCランクへ。実力はBランクでもおかしくないかもしれないけど、それでもこれは異例の速さだからよろこぶべきだよね。
「いやー。まさかこんなに早く…いや、早いってレベルじゃないな。瞬足と言って良いかもしれない。これにて騎士団長二人の二人娘はCランクだ! Bランクの依頼も受けることができるぜ!」
Bランクの依頼かぁ…。
ダンジョンで助けたヘリオトロープの人達も個人ランクDランク、4人でBランクだっけ。
ランク-1の魔物がちょうど適正だから、あの人達もCランクの魔物を倒したりしてるのかしらん。
「しかしよぉ…ここだけの話だが、アイリスちゃんがBランクの魔物だろ? それも極至種の。チームランク、本気出せばAランクにもすぐなれるんじゃないか?」
ギルドマスターはグビリとビールを豪快にあおる。
「はい、そのうちなるつもりです!」
「ぼく達、これ以上に頑張ります!」
眉毛をキリッと吊り上げて二人はそう言った。
「ところで、仲間を増やすつもりはないのか?」
「仲間…?」
「まあ、仲間だけじゃなく仲魔もなんだがな」
うーん、うーーん。
攻撃役…いわゆる前衛がリンネちゃん。
物理攻撃兼壁役前衛が私。
回復・補助がロモンちゃん。
長距離攻撃も私で良いし、スピード役もリンネちゃん。魔物使いは勿論ロモンちゃん。
魔法攻撃は私を筆頭に、ロモンちゃんもリンネちゃんもできてしまう。
これで完璧なんだよ。
ならあと残ってるジャンルとして空飛べる魔物を仲魔にすれば良いかもしれないけど、それは……私ができてしまう。簡単にとはいかないけど。
「仲魔は…私が仲魔にしたいなって子がいれば、いつか。それで仲間は…」
「仲間は増やすつもりないかなぁ…というのが今の考えです」
はっきりと自分達の意見を述べたリンネちゃんとロモンちゃん。
「んー、まあ、そう考えるよな。俺も今はそれで問題ないと思うぜ」
「ですよねっ」
それに私達のパーティに入る第一条件として、女性じゃなきゃいけないというのがある。
いや、明確にそう決めたわけしわけじゃないけど。
どんなに良い人だったとしても、このパーティに男を入れるのはちょっとねぇ。
イケメンなら許しちゃうかもだけど。
「んま、とにかく頑張れや! 今は個人ランクは…」
「私達二人ともDです」
「です!」
「いつか二人とも個人ランクS。これを目指せよ、な!」
グーと親指を立てるギルドマスター。
続けてロモンちゃんとアイリスちゃんもグー。
慌てて私もグー。
そんなやりとり後に一杯、飲み物と小さめのケーキを頼んで食べてからギルドを出た私達はすぐに部屋に戻ったの。
「ところで、私以外の仲魔がどうだとか」
そう、少し意地悪っぽく言ってみる。
そりゃあ勿論、魔物使いなのだから1匹では足りないだろうけど、その時が来たらヤキモチ妬いちゃうかも。
「ん。いつかの話だよ、いーつーか。今後もエースはアイリスちゃんだし…一番可愛がるのもアイリスちゃんだよ」
「ぼくは魔物使いじゃないけど、それでも一番可愛がるのはアイリスちゃん! …かな」
ちょっとうるってくるっ。
完全にペット心みたいなものなんだけど…とても嬉しい。
一度、私はトゥーンゴーレムの姿に戻り、二人に抱きついた。
「よしよし」
「やっぱりアイリスちゃんはかわいいねー!」
なんて言いながら、二人は抱きしめ返すなり、頭を撫でてくるなりしてくれる。
すぐさま10歳の頃である人間に戻り、抱きつき直した。
◆◆◆
〈……あ○○…ってさ、可愛いよな。え? や、からかったわけじゃない…〉
〈仕事頑張ってるか? 職場でいじめられたりは? してないのか…。は? お嬢様が居るから毎日満足? このロリコンめ!〉
〈だめだ…行くな、行くな、あ○○!!〉
〈あ○○っ…死ぬなよっ……絶対死ぬんじゃないぞ!〉
〈あ…あの…俺、実は________〉
ちょっと久々に見た前世の夢。
死ぬなって…やっぱり私は死んでこの世界に来てるのかな? うーん。
それにしても、あの最後の、赤面しながらあのセリフって、やっぱり…そういうこと?
ま、でもやっぱり死んじゃってるもんなー。
仮にあれが告白だったとして、結果も覚えてないし。
もうどうでもいいや!
ふへへ…こっちの世界ではやっぱりイケメンでお金持ちと結婚したいし。
ついでに可愛い女の子なんて産んじゃって…。
あれ?
半間半人って人の子産めたっけ?
ああ、産めるわね。うん。
そんなこんなで私は目が覚めてしまい、起き上がる。
もう二人とも起きていた。
「あー今日はアイリスちゃん起きるの一番遅かったね!」
「何日かに一回あるよね。…えっと、今日は用事あるんだっけ」
そっか。
もう帰って来て二日たったのね。
武器を取りに行かなきゃ。
「はい、申し訳ございません」
「えー、謝ることなんてないよっ! でもどんな用事なの? ちょっと気になる」
「えっと…秘密です」
そう言うと、一瞬にやけた二人は何やらコショコショと互いに耳打ちを始めた。
む、私には良聴があるんだぞ!
「(アイリスちゃん、彼氏かな…?)」
「(そうかもよ。でもアイリスちゃんって男嫌いだと思ってた)」
「(うんうん、私も)」
いや…男嫌いってわけじゃなく、あまり信用してないってだけなんですけど…。
######
次の投稿は1/29です!
ロモンちゃんとリンネちゃんが、誰もいない宿屋の部屋に向かって他の人の迷惑にならない程度にそう叫んだ。
オークションが終わって無事にいいものを買うことができた私は、グラブアとかいう人のナンパを拒否。
それから街に滞在していた3日間は特に大きなこともなく、湖周りを中心に観光していたの。
グラブアとかいう人にも会う事はなかったしね。
帰りの馬車の中は、同業者達とチェスの再戦やカードゲームを楽しんで終わった。
だからと言って仕事をサボってたわけじゃなく、きちんと魔物も討伐したし。
そして勿論、報酬もたーっぷり!
こんな美味しい仕事はない。
ロモンちゃんとリンネちゃんもまたやりたいって言ってるし。あの二人の場合は味覚的な意味もあるかもだけど。
「帰ってきたねぇ…。そんなに疲れる仕事じゃなかったけど、明日くらい休もうよ」
「あ、すいません二人とも。私、明後日用事あるんですけど…」
「そうなの?」
同時に顔を上げてこちらを見てくる二人。
「ん、じゃあ明後日もやすもー」
「そだね、ゆっくりしよ」
何があるかとは一切訊かずに、ロモンちゃんとリンネちゃんはベッドの上に転がった。
助かる…ありがたい。
「……あっ」
ガバッと、何かを思い出したようにリンネちゃんが起き上がる。
「どしたの、お姉ちゃん」
「ギルドマスターからね、ランクが上がるから、一旦帰ったらすぐに来てくれって言われてたの、忘れてた」
「本当っ?」
「うん、本当っ!」
ロモンちゃんもベッドから勢いよく起き上がる。
急いで二人とも身だしなみを整え直し始めた。
ちなみに私は上着をほっぽってベッドに転がったりしてないから、そんなの必要ない。
それにしてもランクが…あがるんだね、また…というかついに。
「「よし、いこーっ」」
二人は迅速で準備を終え、私の手を引いて玄関から出る。
迅速で終わるほど、その分いい見た目なんだよ。
可愛いって本当に良いわぁ…なんて。
でも、私もナンパされたし捨てたもんじゃないのかもしれない。やっぱり。
◆◆◆
「おめでとさん!」
「「わぁーい、やったあ!」」
ギルドに着くなりすぐに受付へ。
ついにCランクへ。実力はBランクでもおかしくないかもしれないけど、それでもこれは異例の速さだからよろこぶべきだよね。
「いやー。まさかこんなに早く…いや、早いってレベルじゃないな。瞬足と言って良いかもしれない。これにて騎士団長二人の二人娘はCランクだ! Bランクの依頼も受けることができるぜ!」
Bランクの依頼かぁ…。
ダンジョンで助けたヘリオトロープの人達も個人ランクDランク、4人でBランクだっけ。
ランク-1の魔物がちょうど適正だから、あの人達もCランクの魔物を倒したりしてるのかしらん。
「しかしよぉ…ここだけの話だが、アイリスちゃんがBランクの魔物だろ? それも極至種の。チームランク、本気出せばAランクにもすぐなれるんじゃないか?」
ギルドマスターはグビリとビールを豪快にあおる。
「はい、そのうちなるつもりです!」
「ぼく達、これ以上に頑張ります!」
眉毛をキリッと吊り上げて二人はそう言った。
「ところで、仲間を増やすつもりはないのか?」
「仲間…?」
「まあ、仲間だけじゃなく仲魔もなんだがな」
うーん、うーーん。
攻撃役…いわゆる前衛がリンネちゃん。
物理攻撃兼壁役前衛が私。
回復・補助がロモンちゃん。
長距離攻撃も私で良いし、スピード役もリンネちゃん。魔物使いは勿論ロモンちゃん。
魔法攻撃は私を筆頭に、ロモンちゃんもリンネちゃんもできてしまう。
これで完璧なんだよ。
ならあと残ってるジャンルとして空飛べる魔物を仲魔にすれば良いかもしれないけど、それは……私ができてしまう。簡単にとはいかないけど。
「仲魔は…私が仲魔にしたいなって子がいれば、いつか。それで仲間は…」
「仲間は増やすつもりないかなぁ…というのが今の考えです」
はっきりと自分達の意見を述べたリンネちゃんとロモンちゃん。
「んー、まあ、そう考えるよな。俺も今はそれで問題ないと思うぜ」
「ですよねっ」
それに私達のパーティに入る第一条件として、女性じゃなきゃいけないというのがある。
いや、明確にそう決めたわけしわけじゃないけど。
どんなに良い人だったとしても、このパーティに男を入れるのはちょっとねぇ。
イケメンなら許しちゃうかもだけど。
「んま、とにかく頑張れや! 今は個人ランクは…」
「私達二人ともDです」
「です!」
「いつか二人とも個人ランクS。これを目指せよ、な!」
グーと親指を立てるギルドマスター。
続けてロモンちゃんとアイリスちゃんもグー。
慌てて私もグー。
そんなやりとり後に一杯、飲み物と小さめのケーキを頼んで食べてからギルドを出た私達はすぐに部屋に戻ったの。
「ところで、私以外の仲魔がどうだとか」
そう、少し意地悪っぽく言ってみる。
そりゃあ勿論、魔物使いなのだから1匹では足りないだろうけど、その時が来たらヤキモチ妬いちゃうかも。
「ん。いつかの話だよ、いーつーか。今後もエースはアイリスちゃんだし…一番可愛がるのもアイリスちゃんだよ」
「ぼくは魔物使いじゃないけど、それでも一番可愛がるのはアイリスちゃん! …かな」
ちょっとうるってくるっ。
完全にペット心みたいなものなんだけど…とても嬉しい。
一度、私はトゥーンゴーレムの姿に戻り、二人に抱きついた。
「よしよし」
「やっぱりアイリスちゃんはかわいいねー!」
なんて言いながら、二人は抱きしめ返すなり、頭を撫でてくるなりしてくれる。
すぐさま10歳の頃である人間に戻り、抱きつき直した。
◆◆◆
〈……あ○○…ってさ、可愛いよな。え? や、からかったわけじゃない…〉
〈仕事頑張ってるか? 職場でいじめられたりは? してないのか…。は? お嬢様が居るから毎日満足? このロリコンめ!〉
〈だめだ…行くな、行くな、あ○○!!〉
〈あ○○っ…死ぬなよっ……絶対死ぬんじゃないぞ!〉
〈あ…あの…俺、実は________〉
ちょっと久々に見た前世の夢。
死ぬなって…やっぱり私は死んでこの世界に来てるのかな? うーん。
それにしても、あの最後の、赤面しながらあのセリフって、やっぱり…そういうこと?
ま、でもやっぱり死んじゃってるもんなー。
仮にあれが告白だったとして、結果も覚えてないし。
もうどうでもいいや!
ふへへ…こっちの世界ではやっぱりイケメンでお金持ちと結婚したいし。
ついでに可愛い女の子なんて産んじゃって…。
あれ?
半間半人って人の子産めたっけ?
ああ、産めるわね。うん。
そんなこんなで私は目が覚めてしまい、起き上がる。
もう二人とも起きていた。
「あー今日はアイリスちゃん起きるの一番遅かったね!」
「何日かに一回あるよね。…えっと、今日は用事あるんだっけ」
そっか。
もう帰って来て二日たったのね。
武器を取りに行かなきゃ。
「はい、申し訳ございません」
「えー、謝ることなんてないよっ! でもどんな用事なの? ちょっと気になる」
「えっと…秘密です」
そう言うと、一瞬にやけた二人は何やらコショコショと互いに耳打ちを始めた。
む、私には良聴があるんだぞ!
「(アイリスちゃん、彼氏かな…?)」
「(そうかもよ。でもアイリスちゃんって男嫌いだと思ってた)」
「(うんうん、私も)」
いや…男嫌いってわけじゃなく、あまり信用してないってだけなんですけど…。
######
次の投稿は1/29です!
0
あなたにおすすめの小説
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡
サクラ近衛将監
ファンタジー
女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。
シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。
シルヴィの将来や如何に?
毎週木曜日午後10時に投稿予定です。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる